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[Private Practice] シーズン1第8話。フリードマン先生、超ネタバレです。


前回のあれやこれやでOWGは大変な事になっている。お互いに顔を合わさないように周りを確認しながら部屋に入っていく。

Dell: What's up with everybody? Was there, like, a car accident on the way to work or something?

ミーティング前に女性陣は会議室に入ってドアを締め切っている。男達はキッチンに入った。

Sam: If they're gonna talk about us, we should talk about them.

アディソンさんとヴァイオレットさんは、ネイオミさんに相談に来ました。ところが、ネイオミさんは二人がget laidしたと思ったようでしたが、実際は違いました。それを知ったネイオミさん。

Naomi: Neither one of you? Really? I didn't. I didn't know. That's all I'm saying.

勝者の余裕が垣間見えます。アディソンは自分がすっぽかされたという人生初の経験に頭に来ている。しかし、ヴァイの方はそんなもんじゃない。

Violet: Were you completely naked? Did you stand in front of him like a peeled banana while he looked over your best parts? Because I have good parts, and cooper passed on them. I have good parts.

負け犬同士が傷の舐めあい。

Violet: I like your breasts.
Addison: You have a good ass.

ネイさんも一言。

Naomi: The point is we should not be having sex in the office.

発言には十分気をつけましょう。「誰がオフィスでしたの?」って聞かれたので、声が上ずりつつ否定しておいた。

盛り上がっている様子に男性陣も気が気ではない。

Pete: You know what? Who cares?

と言いつつ、やっぱり気になる。

今日のミーティングは中止。この事が問題だからではなく、シャーロットが来るからだ。彼女はセーフ・サレンダー・プログラム(the safe surrender program: 妊婦が子供を捨てる代わりに、法的に許可された施設に預ける事ができるプログラム)の説明をしに来る予定になっている。

キッチンが占領されているので、アディソンは仕方なく下の階にコーヒーを買いに行った。列に並ぶものの中々進まないでいると、前の男性が声をかけてきた。急いでないからお先にどうぞ、なんてナイスなガイとお会いした。お名前はカール(Carl)。彼女はご満悦である。

彼女が戻ってくると受付にピートがいた。当然彼に言い訳させてくれるはずもなく、一方的に話をされた。「あなたと一緒に働けるけど、個人的にあなたはただの知り合いに降格よ。昨日の事はこれでオシマイ」「それでいいよ」

さて、シャーロットがやって来た。2週ぶりの姿にちょっと喜んだりしている私。予定では、アディソンとピートが現場チームになっている。先週そうするって二人で決めていたのでしょうがない。

Cooper: Good times. Happier times.

残った4人が居るオフィスには電話がかかってくる。次の48時間の間は、赤ん坊と別れを告げたいという女性の電話を転送される事になっているのだ。中にはすでに産んでしまった人もいるらしく、学校のトイレや友人の家などかけてくる場所も様々だ。病院という選択肢もあるが、それだと自分の名前を知られてしまうことになり、非常に行きづらい。

このプログラムでは、病院側の人間と母親が指定された場所で会うことになる。その後ははOWGに連れられ、クーパーが健康状態を確認する。健康であると分かれば、ソーシャルサーヴィスに電話する。そこで大事になるのは母親と赤ん坊の両方にブレスレットを付けておく事。万が一、彼女の気が変われば、2週間のうちなら赤ん坊を取り戻す事も可能だからだ。もしそうならなくても、赤ん坊を本当に育てたい思う人に預ける事ができたら、このプログラムは成功ということになる。それが元の母親なら言う事はない。

会議終了。本日のヴァイオレットの患者は、カールである。彼女の出した課題をクリアしてきた事で不安症は快方に向かっているらしい。そこで次の課題を出してみた。何か過去に自分にとっていいきっかけとなったような出来事。またそれをやってみたいなー、と思うような事。「今日ある女性と出会って、名刺を交換したんです。また女性とお付き合いしたいです」 名刺を見てなぜかヴァイオレットは困惑した。一体なぜ。

サムがネイオミのオフィスに来たら、異様なくらい笑顔で迎えられた。用件は簡単である。一度の過ち(a slip-up)なのか。もう1回やりたいのか。どっちやねん。訳あって離婚したわけだし、それをマヤにも理解してもらっているわけだから、彼女に隠れてこんなことしているのはよくないと言うことで、過ちに「決定」した。部屋を出ると、デルから伝言。プリーストが電話をしてきているらしい。緊急の用事で、二人に出来るだけ会いたいと言っている。

Dell: What'd you do, commit a mortal sin?

クリティカルヒットした。すぐに教会に向かう。それにしても大変だ。セックスした次の日にプリーストに呼ばれるなんて、神の御心やいかに状態である。さらに面倒なのは二人が離婚した事を彼に言っていないのだ。とにかく余計な事は言わずに、クールに振舞おうと誓った。

プリーストが暖かく出迎えてくれた。誓いから3秒後。

Naomi: We had sex, and. and we're divorced.
Sam: Oh, Naomi.

この際それは水に流しましょう。彼が二人を呼んだのは、86歳になる修道女シスター・ヘレン(Helen)が病気になったからだった。どんな病なのかは分からないが、彼女は病院には行きたがらない性格である。ともかく中に入って様子を見ることにした。

彼女が風邪を引いたみたいだ、と言っていたのが1週間前。ネイオミが彼女の腹部を調べて、気づいた。真っ赤な斑点が無数に出来ている。

Sam: It's definitely not the flu.


Private Practice



クーパーがキッチンに来ると、ヴァイオレットがいた。依然、険悪なムードである。もちろん、彼女の方だけだけど。

Violet: Well, there'a world wide web out there waiting for you. I'm sure you can find someone who will listen.

彼の気持ちを考えると結構ひどいセリフだ。しどい。本っ当にただただセックスがしたかっただけらしい。しょんぼりとクーパーが出て行ったのと入れ替わりに、アディソンが入ってくる。ヴァイが愚痴っていると、アディソンに電話。カールだ。なになに。コーヒーでも飲みませんか。いえいえ。大事なお仕事があるんです。ほうほう。行きます行きます。でわでわ。さようなら。

Addison: I have a date tonight.

やりました。1日で復活できそうだ。ところがヴァイオレットはそれを止めようとする。全く知らない男といきなりデートなんて。だからデートするんじゃないのか??とか思ったりする。ともかく、彼女は今晩彼とデートすることになった。

修道院。てっきり夫婦間のことについての話だと思っていたので、一切医療道具を持ってきていない。当然、皮膚学の図鑑も持ち合わせていない。そこで写メールをデルに送って、分かる人に聞いてもらうことにした。何か病気が判明しないので今のところ応急処置も出来ない。分かり次第病院に連れて行かなければならないが、別のシスターに伝染しているかも同時に調べてもらう必要があるかもしれない。

オフィス。ニコニコとしているアディソンを見て、ピートはピンと来た。ありゃあ、今晩デートだな。しかし彼が約束をすっぽかしたのには、大きな理由があるので特に気にする様子もない。クーパーの方は、ネットで相手探しをしていた。早くも今晩デートすることになりそうだ。またこの生活に逆戻りしていくのかな。

デルの連絡があるまで別の部屋でシスター達と待っていると、シスター・ヴァージニア(Virgnina)が咳き込み出した。ウガンダで救済活動をしていたらしく、その時に何かうつされたかもしれないと言う。デルからの報告はまだないが、ヘレンの熱は39度を越えてしまっている。救急車を呼んで、病院に連れて行くことにした。

アディソンとカール。彼女は自分がLAに来た経緯を10分ほど話して、カールにバトン。11分くらい話していいわよ、だって。

Carl: Don't need it. Here goes. Uh, never been married. Never had kids. Want to get married. Want to have kids.

いい男というのは大抵バツイチだったり、子持ちだったりする。

Addsion: A man without baggage.That is rare.

ただ1点だけ、問題がある。正直にヴァイオレットにかかっていると話した。なるほど。それで彼女があのリアクションを取ったわけだとアディソン納得。そこに電話。ピートから、プログラムに連絡があったと報告を受けた。

二人は指定された場所へ行く。彼女の名前はダーシー(Darcy)。彼女は女の子を抱いて家から出てきた。産んだばかりなのに泣かなかったらしい。彼女も一緒にクリニックへ行く事を提案するが、赤ん坊だけ連れて行ってくれと彼女は言う。なぜなら母親が上で寝ているからだ。ステレオを大音量で流して、音をカバーしこの家で出産したのだ。アディソンが5分でベイビーの健康状態を調べようとしたら、中から母親の声が聞こえてくる。ダーシーはブレスレットも受け取らず、中に入って鍵をかけてしまった。

救急車が到着。だがヴァージニアの首には同じ斑点が出ている。意識を今にも失いそうだ。彼女だけではない。ここにいる全員が感染している恐れがある。入ってきたパラメディックも含め、中に残って建物を閉鎖した。

聖アンブローズ病院がC.D.C.(Centers for Disease Control and Prevention: 疾病予防管理センター)に連絡した。病院が隔離ユニットを用意してくれるまで、建物の中で待機する。時間にして6時間ほど。12人いるシスターのうち8人が発熱。他のシスターたちも時間の問題だろう。サムはネイオミが、朝セックスしちゃったからこのような事態に巻き込まれたと考えてはしないか、気にしていた。

Sam: Well, if we are sick, I'm glad we got some.
Naomi: How sentimental.
Sam: That was a joke. I was joking.

アディソンは検査を終え、赤ちゃんにミルクを与えている。どうやら無事健康に産まれていた様だ。肺も丈夫だし、心拍もしっかりしている。とても少女が一人家で産んだとは思えないくらいである。クーパーは現在デート中なので、明日彼に見てもらってからソーシャルサーヴィスの方に連絡する。アディソンはベイビーを独り占めできるのが相当嬉しいらしく、一晩オフィスに泊まることにした。ピートは彼女がヴァイオレットの患者とデートしていると聞いて一言。

Pete: So you're dating one of Violet's patients? A psych patient?
Addison: Oh, please. This is L.A. You're weird if you're not seeing a shrink.

精神科医にかかるくらい忙しく働いている人は、大都会には沢山いるんです。まめに精神状態を診てもらわないとね。

さてさて、クーパーの相手とはまさか...? まさか...!?シャーロット...!!?

Cooper: Big date?
Charlotte: Not a date. Far from it. I'm just meeting someone. Scoot. I don't want him to see you and think you're here with me.

とか言いつつ、ガッツリ背中開いたドレスを着てたりする。そうそう、約束の時間は?9時。おんなじだ。ブロンドで、小柄で、って言ってたっけ。

Cooper: We met on the internet.
Charlotte: What? No. Oh, God.

5秒でフラれた。

いよいよヴァージニアの状態が危険なので、無理に病院に連れて行くとサムが言い出した。事態はそれくらい差し迫っている。そこにデルから連絡。腸チフス(typhoid: チフスはドイツ語)だった。

なんとか病院の準備が整い、彼女を搬送した。反応はないものの、血圧は安定している。腸チフスは無くなった病気ではない。シスター達が訪れるようなサードワールドでは、まだまだこういった病気が蔓延している。ましてチフスは肌が触れ合ったり、食べ物を食べるだけで容易に感染する。ここで奇妙なのは、チフスの潜伏期間が約2週間なのに対し、彼女達が帰国してから3週間経っている事。

サムが保健所に聞いたところ、このエリアで他に発症したという報告はない。修道院内の食べ物も全く異常なし。食べ物でないなら、誰かが外部の人間と接触した事になる。しかし、シスターたちの話では帰国して3週間、外出は禁止されていた。彼女達が知る限り、誰も出入りしていない。ということは、彼女達のうち誰かが嘘をついていると考えざるを得ない。

カールがアディソンに花を持ってきた。彼女は睡眠中なので、代わりにヴァイオレットが受け取る。その様子を見ていたピート。こいつがうちのアディソンをー、とかなったりはしないがハンサムガイなのでちょっと気になったりする。そこにクーパー。ピートに話を聞いて、なんでヴァイが心配そうな顔をしているか聞いてみた。

Violet: He calls himself "trunk."

それ以上ヒントはもらえなかった。trunkというニックネーム。どんな想像をされますか?
ピートはヴァイオレットから預かった花をアディソンに届けた。彼女はヒールの片方がないとか言いつつ、ベイビーを自分の娘であるかのように抱いて幸せそうである。そんな彼女を見て若干感傷的な気分になりつつも、カールのニックネームがtrunkだということを教えた。

Addison: I don't know what that means.
Pete: I think it means he's not Addison Montgomery material. That's all.
Addison: No. You don't know what my material is. You've never even seen
my material, remember?

ヴァージニアの容態は良くなる様子はない。他のシスター達はまだそこまでではないので、抗生物質を投与すれば治る確率は非常に高い。サムは神父のマークに聞いてみた。シスターの中で、隠れて誰かと会っているような人間はいるか。もちろんすぐにそれを信じる事はできないが、病気がそう示しているのは間違いない。

ヴァイオレットはアンブローズのERから呼び出された。患者はもちろん「トランク」である。カーテンを開けたらお尻を突き出した姿勢でじっとしている。

Doctor: Uh, we were able to remove the foreign body nonsurgically. He's on pain meds now. Seems to be resting comfortably.

というわけで、その異物を取り除く事になる。the foreign bodyって何だと思います??

Doctor: Just one question for you. You got any idea whose shoe this is?

レントゲンにはハイヒールが映っている。。。

クーパーの検査が終わり、ベイビーは非常に健康な状態であると分かった。彼女はソーシャルサーヴィスに預けられた後、養子として引き取ってくれる育て親を探す事になる。シャーロットも様子を見に来た。っっっと、アディソン達が部屋を出て行ってしまった。ということは... クープとシャーロットは二人きりになった。気まずすぎる空気に耐えられなくなり、彼女の方が部屋を出た。

Charlotte: Good-bye, Dr. Freedman.
Cooper: Good-bye, "can u handle me".

彼女のスクリーンネームは、"canuhandleme441"です☆

カールはいつもこんな事をやってしまうらしい。意味不明だ。彼はヴァイオレットの治療を継続する事にし、アディソンとも会わないことに決めた。

Violet: She's great. She's perfect.
Carl: But I don't trust myself around her shoes.

何がどうなっているかサッパリである。

ネイオミは病院からアディソンに状況を連絡。そのアディソンの方は、案の定ソーシャルサーヴィスに渡すのをためらっているようだ。

Addison: I named her. Batgirl.
Naomi: Okay. You just can't have kids.

なんでそんな名前を付けたかですって?彼女は光が全く入らない真っ暗な部屋じゃないと寝ないからだそうです^^;

ヴァイオレットはアディソンに先の事を伝えに来た。馬鹿馬鹿しいとは思いつつも、トランクの説明をした。

Violet: Uh, a trunk is a place where you might put all sorts of things, things you might have, uh, taken, or borrowed from another person in an anatomical sense.
Addison: Oh, God.

気づいた。

Addison: Where is my shoe?

ショックすぎる。

Addison: I am going to get up, and I'm gonna walk out of this room, and you and I are never, ever, going to speak of this again.
Violet: I would like that very much.

ヴァージニアの容体に変化はない。心配になったマークは、彼女にsacrament(of the sick, 聖なる儀式みたいなの??)をすると言い、サム達を外に出して二人きりになった。左様である。彼と彼女、だった。

アディソンがソーシャルサーヴィスに連絡してないと知って、代わりにデルが電話していた。彼女がBatgirlの出発準備をしていると、次の電話がかかってきた。ピートと共に彼女が指定した場所へ行く。

彼女が言っていたのは、マリンパーク。二人がそこに行ってみると、木の下に赤ん坊が置き去りにされていた。息をしていない。脈もない。すぐにアンブローズへ移送し、アディソン自らが処置を施す。

ベイビーの体温は35度。何とか暖かい酸素を送り込み、温かい生理食塩水の袋で体を温める。状況は変わらない。そして心臓停止。急いでマッサージをする。約1時間。

Addison: Okay. I'm gonna call it. Time of death. 10:42 P.M.

ダメだった。彼女は救えなかった自分に怒りを感じていた。やれるだけの事はやったとピートが慰めても、赤ちゃんが死んだ事実は変わらない。

シャーロットはこういった状況を何度も経験して行く度に、少しずつ感情を乗り越えられるようになったと言うが、アディソンは違った。

Addison: It's days like these where I slip and make mistakes. Bad mistakes. These long. Crappy days just. I just need something, someone, and I end up...
Charlotte: Falling off your wagon. Whoever your wagon may be.

クーパーはヴァイオレットに話をしたいとやって来た。これでダメならもう自分からは話しかけない。そう決めていたのだが、彼女の方も話したくないと言うわけではなかった。二人はいつも他の誰かの事について話してた。アランやクーパーが出会った女の子達。そうするのは当たり前のようだったが、いざクーパーの事、自分達二人の事となるとそれができない。彼女の理由はそんなだった。

それならと他の事から話すことにした。彼女はカールに起きた事を話した。クーパーは、そんな彼の行動を好きになるような女性がいるかもしれないと言う。それを聞いたヴァイオレット。

Violet: Freaks should just be with other freaks?
Cooper: Are you talking about us? About me?
Violet: No. No.

彼女自身が「ネットで相手でも探せば?」と言ったのだ。彼はそれを気にしていた。

マークが祈りを終えて部屋から出てきたのを見計らい、サムとネイオミは検査の必要性を話した。彼はいたって元気だが、単なる保菌者は症状が出ないことも多い。自分では気づかない間に人にうつしている事もよくある話だ(インフルエンザが最たる例)。彼が救済活動をしていたのは数年前だと言うが、期間もそれほど問題ではない。エイズのように何年も潜伏するウィルスも沢山ある。彼はよなよな忍び込んでいた...のだが二人が期待、いや予想していたような事ではなく、ヴァージニアと料理をしていたらしい。

Father Mark: I couldn't boil water before she arrived. Never had to. But then I would see her, and she was just so graceful and smart. When no one else was around, I would ask her for pointers. It's been years now. And we have never touched. I know it was forbidden. She'd be away on missions, and I'd just. Part of me was always waiting.

結局最初に懸念していたように、食べ物が原因だった。彼女のような素敵な女性に出会って、アドバイスを求めるうちに一緒にご飯を作ったりする仲になった。手と手が触れ合う事すらなかったが、心は触れ合っていた。だから自分が原因だったとは、夢にも思わなかったのだろう。

最後にマークは1つだけ、二人に教えを説いた。人はどこかで決断を下す時が来る。それは彼だってそうだ。しかし忘れてはならないことがある。

Father Mark: I just want you to know that as far as, uh, we're concerned, you will always be married.

アディソン達がオフィスに来ると、ダーシーが母親と来ていた。彼女がプログラムに電話したとも知らず、母親は孫娘を連れて行かれたと泣き喚いている。ダーシーは、改めて自分の娘をその胸に抱いた。そして彼女をメラニー(Melanie)と名付けた。シャーロットが言っていたように、本当の母親が考え直して連れ戻しに来るという、最良の結果に終わった。

サムは考えていた。書類上は離婚していても、神の目には二人はまだ結婚していると映っている。もしそうならあの夜の出来事は罪と呼べるようなものではない。

Sam: Which means if we were to do it again.

彼はそっとネイオミの手を握った。

シャーロットがエレベーターを待っていると、クーパーが声をかけた。家で一緒に飲まないかと。

Cooper: A drink. Not sex. Absolutely no sex.

二人は家にいった。結果はAbsolutely sexだった!

Cooper: I could get you that drink now.
Charlotte: Not yet. Ask me again in two hours.
Cooper: Ahh, yes, ma'am.

Ms."Can-U-Handle-Me"は名前のごとく激しかった。

メラニーにとっては望ましい結果に終わったものの、救えなかった命が1つあった。アディソンは疲れた様子で帰路に着く。

Pete: You shouldn't be alone tonight.
Addsion: I won't be.

彼女はお隣さんの家に来ていた。ネイオミに電話したが、彼女は家にいなかったので、少しだけ話を聞いてもらおうと思った。

Addison: It was, um... a night, you know? Just a night. And, uh... then I– called Naomi, and she wasn't home, and I–I just couldn't go home yet.

彼女は泣いていた。そんな彼女の肩をそっと抱いたのは、他でもないベストフレンドのネイオミだった。

Naomi: Hey.

[END]

[感想]

その手があったか!クーパーとシャーロットか。やられた。というわけで、このエピソードタイトルになりました。さすがShonda。ドンドン私のツボをついてますなぁ。

気が強い→男を寄せ付けない→出会いがますますない→でも意外に寂しかったりする→遊びのつもりでネットで相手探し、というドラマ/映画的オーソッドクスなパターン(ほんまか!?)を忘れていた。得てしてこういうのは恋愛につながらない、というジンクスを破って付き合ったりせんかな。ダメですか、ライターさん。

アフリカの方からアメリカに戻ってきたら、免疫検査とかされると思うんですけど、腸チフスはパスできるのかな。そんなことより、サムとネイが命の修羅場をくぐってまたヨリを戻しそうで良かったですね。ありがちな展開を普通にやってくれるのが好きです。

日本では赤ちゃんポストと呼ばれるのがあるそうですが、あれは母親はもう連れ戻したり出来ないんでしょうか。アメリカは子供の立場に立ったシステムが色々ありますけど、日本はどうなんでしょうね。大人の事情が最優先なのかな。

このドラマはすごく気に入っていて、今シーズン始まりのドラマでは1,2を争うくらいなんですが、もうちょっとシーンの継ぎ目をうまくしてほしいなぁ、という希望があります。面白パートと真剣パートが交互に境目なくやってくるのは、どうかと思います。唐突すぎて、戸惑ったりします。ワンクッション欲しいなと。

次回は1週飛んで12月5日放送。アディソンがあんなに泣いてるのは初めて見た。どうなるんだ、と思いつつまた次回。

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Director: Mark Tinker
Writer: Lauren Schmidt, Shonda Rhimes

Star:
Taye Diggs as Sam Bennett
Audra McDonald as Naomi Bennett
Kate Walsh as Addison Montgomery
Timothy Daly as Pete Wilder
Amy Brenneman as Violet Turner
Paul Adelstein as Cooper Freedman
Chris Lowell as William "Dell" Parker
Kadee Strickland as Charlotte King

Guest Star:
Joy Lauren
Josh Randall
Keiko Agena
Tom Irwin

Thanks to TV.com

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