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[クリミナルマインド] シーズン3第10話。超ネタバレ。


LA。一人のコミックアーティスト。モノクロの絵柄はSin Cityを彷彿とさせる。2本の刀を持って人を殺していく。それは夢か幻か。

クワンティコ。JJによるブリーフィング。被害者は7人。たった2週間の間に起こった。いずれも刃物で殺されていた。だがその殺し方は回を追うごとに激しさを増している。最初の5人はいずれも単独の殺害だったが、6人目と7人目は同時に殺されていた。

Derek: He's getting bolder.
Spencer: And more vicious.


Criminal Minds



ガルシアは無事に復帰。だがあまりの部屋の変わりように驚いている。しばらくの間ケヴィンが使っていたからだ。

Derek: Changed everything? What are you talking about?

一般の人間には特に変わったようには見えないが、彼女にはこだわりのセッティングがあるらしい。デリクがLA行きを断って残ると言ったら、ガルシアは行って来いと逆に断った。

Garcia: Honey, I know you love me, but the prospect of you whirling around here trying to fix this is actually more frightening than getting shot.

というわけで、デリクはLAへ。彼女は残ってまずは部屋の整理から。

Garcia: Kevin Lynch, you may be cute... but if you ever mess with my stuff again...

いつものように、全員でジェットに乗って現地へ向かう。

Spencer (V.O.): "Superman is, after all, life form. He is simply the acceptable face of invading realities." Author Clive Barker.

ジョニー(Jonny)は夢を見ていた。そこにいるのは一人の女性。ガールフレンドか、ただの友達か、それとも妹なのか。ドアをノックする音で目が覚めた。来たのは彼のエージェント。今回出版する本のサイン会を開く事になっていた。だがジョニーの方は全く乗り気な様子ではなく、追い返そうとさえしていた。必死に説得して中に入れてもらうと、彼の机には別の作品がある。"Blue 6"という今手がけている作品とは別に、新たなものを作っていると言う。彼は作品を掲載する契約を出版社と交わしていて、次回の締め切りまであと2週間しかないというのに違うものを描いている。しかも、絵の内容は血を流したものや首を切ったものばかり。Blueのアイディアが浮かばず、その作品の事がずっと頭をもたげているようだ。

ようやく家を出て車に乗った。頭痛がすると言うジョニー。彼の別作品の主人公はナイト(Night)。フードをかぶり素顔が見えない彼は人を斬って殺していく。白と黒のみで描かれているが、血の色だけは赤く塗られている。ジョニーはその名前にこだわりがあるのか、エージェントがTrue KnightとKを入れてみたらどうかと提案したら、凄い形相でKは要らないと否定された。彼に何が起きているのか。車の中でもまた彼女との夢を見ていた。どうやら彼のガールフレンドのようだ。するとサイレンの音が聞こえる。車は事件の現場近くを通り過ぎていた。

そこにいたのはデリクとスペンサー。LAPDからの出迎えは、ブレイディ(Brady)という刑事。残りのメンバーは交通渋滞に巻き込まれて遅れているらしい。現場は、先の6,7人目の被害者の遺体が発見された場所。午前3時半頃、清掃業者がビルの掃除を終え、建物を出たところの小さな通りで見つけた。被害者の身元の確認はまだ取れていないので他の被害者に共通点があるかははっきりしないが、少なくとも服が今までと似ているらしい。全く同じ場所で大量殺人があった場合、犯人が異なるというケースは極めて可能性が低い。同一犯による犯行だと考えて間違いない。

ジョニーは予定より10分ほど遅れて到着した。すでに客が行列を作って待っている。彼が姿を現すと、一斉にフラッシュがたかれた。あまりの激しい興奮度合いに彼は戸惑いを隠しきれず、走って奥へ逃げて行ってしまった。エージェントが後を追いかけたが裏口から抜けた後、姿を見失った。人ごみに出たからという感じではない。何かに追い立てられるような焦燥感と恐怖感に駆られているような様子だ。一度立ち止まり、先の彼女ヴィッキー(Vickie)に電話をかけた。留守電。かけなおすようにメッセージを入れると、彼は再び走り出した。人を突き飛ばしながら通りを駆け抜け、車道に飛び出したところで車に轢かれた。彼の息はある。ドライバーが様子を確認しに行くと、ジョニーはいきなり首を掴んで殺そうとした。まるで何かに取り付かれたように。すんでのところで自分を取り戻すと、何も言わずまたどこかへ走り去っていった。

デリク達の検分で、被害者の特徴は今までと同じ。ということは犯人も同一の人間だ。だがその残虐性はさらに増している。

Spencer: Do you know that a domestic cat loose in a normal neighborhood is the equivalent of a small-scale ecological disaster?
Grady: Excuse me?
Spencer: They'll kill anything they can – bugs, rodents, birds, other cats, small dogs if possible. Anything.
Grady: That got something to do with this?
Spencer: An unsub in a violent psychotic break is worse.

精神崩壊を起こした犯人の連続殺人事件。彼らはまだ、一切の手がかりを掴んでいない。
ジョニーは殺人現場まで逃げてきた。車に轢かれた体でわき目もふらず走った。作業が行われているのを食い入るように見て、そこにいたデイヴに声をかけた。彼らは死んでしまったのかと。そのようだと答えたら、もう一度確認した。そうする必要がなぜあったのか。するとエージェントが追いついてきた。とりあえず彼を車に乗せて連れ帰ることにした。デイヴはいぶかしそうに見ていたが、名前を交わす以外特に話を聞いたりはしなかった。

車に乗ったジョニーだが、相変わらず様子がおかしい。彼の心配事はヴィッキーが電話をかけ返してこないことなのだが、エージェントはそれを聞いて悲しい表情をした。結局そのままに部屋まで連れて行ったが、終始イライラしているジョニー。セラピストを勧めるエージェントだったが、逆上して彼をクビにすると宣告。家から出て行けと怒鳴りつけた。残されたジョニーの脳裏には、ヴィッキーとフードの男が交互に甦る。また彼女に電話した。同じ留守電の応答メッセージ。鉄アレイを拾い上げてテレビに投げつけた。彼の精神は完全に壊れているようだ。

BAUは、殺人現場を結ぶ中心地から四方3ブロックずつを監視区域に置く事にした。そこにはジョニーが住むアパートもある。ガルシアの話では、3000人の住人が住んでいる。多くのビルはシングルルームであることから、住人の入れ替わりも激しい。短期滞在の人間も多いだろう。記録もあまりないはずだ。JJがメディアを通じて呼びかけたので、しばらくすればこの辺りの人間からの情報が入ってくる。まずは犯人の候補を少しでも絞り込まなくてはならない。

ジョニーのフラストレーションは最高潮に達した。彼はそれを絵に描いていく。満月の夜。ナイトは塀を越えて忍び込み、獣のように人間の首を切り落とした。翌朝、新たな死体が発見された。一方、目を覚ましたジョニー。またヴィッキーとの夢を見ていた。彼女に妊娠している事を告げられた。すぐに彼女にプロポーズしたが、彼女は彼の後ろを指差した。何が起きたのかは分からない。目覚める直前に残されたのは、彼女の悲鳴だけだった。だが、まだ彼女の声が聞こえる。声のする方へ行き、カーテンを開けたが彼女の姿はない。幻覚を見ているのか。洗面所の鏡に映る自分のシャツには、血が付いている。近くではパトカーのサイレンが鳴っている。無意識に部屋を抜け出し、殺人でも犯したのか。まるで狼男のように。

被害者の特徴はまた同じギャングバンガ(gangbanger: 暴力団員に相当)。死んでいたのは、ギャングのリーダー、グレン・ヒル(Glen Hill)の自宅。被害にあったのは6人。全員死亡していた。今までの被害者は、通りや隅の暗いところで殺されていた。だが、今回は違う。犯人がわざわざこの家を襲撃したのか。

ジョニーにはヴィッキーの声が聞こえていた。非常階段を下り、知り合いの女性の家に入った。彼女はヴィッキーの姿どころか、その存在すら知らなかった。何も知らないと言うその女性に、彼はヴィッキーの居場所を怒鳴り声で聞いていた。

BAUのメンバーがヒルの家に到着。TSKとあるのは、Twenty-Third Street Killersという意味らしい。別のギャングの報復の可能性を考えたくなるほど、一人でやったにしてはあまりの凄惨な光景だ。だが学校での銃の乱射のように、一人で大量に殺す例は沢山ある。犯人の精神崩壊は極限まで来ている。ここまで異常な人間だと、その存在は目に付きやすいだろう。メディアを通じて流した情報が功を奏するか。するとエミリーが家の奥で何かを見つけた。

オフィスには次々と電話がかかってきているが、有力な情報はまだない。そこにJJに直接話したいという人たちが来ていた。FBIは一気にジョニーの部屋に押し入り、彼を逮捕。果たして彼が真犯人なのか。JJに情報を持ってきたのは、エージェントのボビー(Bobby)だった。ナイトの絵を彼女に見せに来ていた。犯行を否定するジョニー。彼の家から大量の絵が押収された。それを見たリード。

Spencer: This is exactly –

ハッチはヒルの写真を用意し、ジョニーに見せた。彼は半年前、他のメンバーと共にジョニーとヴィッキーを襲ったからだ。彼は退院した後も、犯人の顔を全く覚えていないと言っていた。それを聞いて戸惑っている。彼はその後、精神的外傷による障害を発症した。自身はそれと気づいていない。さらに、彼が描いた絵と2日前の殺人現場の光景が一致している。もちろん、ロッシも彼と現場で話したことを覚えていた。ヒルの家。これもまた、ジョニーは絵にしていた。彼の家では、裏口の方へ血の痕があった。しかし彼の死体は無い。ジョニーが家を出る際にどこかへ連れて行ったと考えられる。

スペンサーは彼の部屋から押収された携帯電話を調べた。同じ番号に何回もかけた履歴がある。全てここ2日間以内にかけられていた。その番号にかけてみると、もう1台の電話につながる。聞こえてくるのは、ヴィッキーの声で録音された応答メッセージ。彼は彼女の声を留守電で聞くためにずっと持っていた。

ジョニーはあの時撃たれ、救急車で運ばれた。その後病院にいたことも全く覚えていない。医療記録と合致するように、彼のお腹には切開した痕がある。彼の描いた絵は全ての犯行現場を表していた。ただ、1枚そうでないものがある。男が血を流し、椅子に倒れこんでいる。おそらくヒルだろう。そこまで聞くと彼は壊れて暴れ出した。彼は全てを覚えていた。あの夜目の前で彼女が殺された。それから彼はナイトとなって復讐していた。残された1枚の絵。彼が言った場所で、ヒルは殺されていた。

帰りの飛行機。エミリーは自分が扱った最初の事件を思い出していた。犯人は悪い人間ではなかった。今回のジョニーだって同じ。半年前まで、彼は普通の人間だった。アーティストとして成功した地位から、あれほどまでの残酷な殺人犯に変えた悲劇。

Emily: It just makes me wonder... are we all capable of becoming something like that?
Dave: Life is a hell of a thing to happen to a person.

デリクはオフィスに戻ると、ガルシアのところにいた。事件以来、何かと気遣っているようだ。「私のヒーローね」と言う彼女に、それを否定するデリク。それを見て"300"や"Sin City"を描いたフランク・ミラー(Frank Miller)の言葉を思い出した。

"The noir hero is a knight in blood-caked armor. He's dirty, and he does his best to deny the fact that he's a hero the whole time."

ジョニーは精神病棟の部屋にいた。壁には自分で描いたヴィッキーの絵がびっしりと貼られている。彼が中で持つことを許可されたものがある。

"Hey, this is Vickie. I can't come to the phone right now 'cause I'm out living my life. Leave it at the beep."

彼が考え、彼女が録音したメッセージ。彼女との想い出はいつまでも2台の電話の中で生きている。

[END]

[感想]
最初から犯人を見せる形式で、特に面白い点はなかった。最後にボビーが意味ありげな表情をしてたけど、事件と何の関係もなし。心が壊れて復讐鬼と化したというお話でした。

ジョニー役はFrankie Munizがやっていたので、色々期待したのですが普通だった。スペンサーとの知恵比べみたいなのを予想していたけど、違ってた。昨シーズンのJames Van Der Beek(Dawson's Creek)が出てきた回(シーズン2の第13,14話)の方が迫力ありました。IMDBを見ると、ヴィッキー役のEllen Hollmanは一度Malcom in the Middleで共演しているんですね。見て分かったよ!っていう方、いらっしゃいます!?

あと今回もケヴィンが登場するのを楽しみにしていたのですが、1秒たりともなかった。いい感じだったのに。どうして??

あまり当てになるか分からないですが、TV.comでの評価を見たら、今シーズン1番低かった。CSI同様、先週が先週だけに期待が高かったんでしょうね。

また次回♪
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Director: Charles Haid, Richard Shepard
Writer: Edward Allen Bernero

Star:
Shemar Moore as Derek Morgan
Joe Mantegna as David Rossi
Thomas Gibson as Aaron Hotchner
Matthew Gray Gubler as Spencer Reid
Paget Brewster as Emily Prentiss
A.J. Cook as Jennifer 'JJ' Jareau
Kirsten Vangsness as Penelope Garcia

Guest Star:
Edward Flores as Gus
John Walcutt as Det. Brady
Parry Shen as Bobby Kim
Ellen Hollman as Vickie
Sara Van Horn as Helen Trestle
Frankie Muniz as Jonny McHale
Craig Gellis as Glen Hill
Steve Richard Harris as Jasper
Johanna Parker as Jean
Marc D. Wilson as Benson
Matt Micucci as Milo
David Lengel as Brian
Tom Ohmer as Benson
J. Richey Nash as Uniformed Cop
Sherri Howard as ND Detective #1
Eric Tiede as ND Detective #2
Sarah Beth Bassak as Mail Carrier

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