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[CSI] シーズン8第2話。超ネタバレ。


静かにに皆が作業に没頭するクライムラボ。そこへ彼女が帰ってきた。たくましくも痛々しい姿に視線を送る面々。

コンラッドの部屋にやってきたのは、彼女一人。もう一人の方は、居場所がつかめない。呼び出された理由は、ラボの規約違反。もちろん、彼との「関係」によるものである。

Ecklie: Okay then, uh, this is an administrative inquiry. You and your supervisor were in direct violation of lab policy...
Sidle: "Are."
Ecklie: "Are" in direct violationof Lab policy which states that members of the same forensic team may not engagein a romantic relationship. So when did you and Supervisor Grissom begin your relationship?
Sidle: We've always had a relationship.
Ecklie: I mean when did you become intimate?
Sidle: Two years ago. I think it was a Sunday.

月夜。ネヴァダの砂漠に通る1本の道。大きく波打つその道を、一つの物体が転がっていく。どうやらヘルメットのようだ。訪れる車といえば大きなトレーラーくらいしかない。道に転がるヘルメットなど意図も簡単に弾き飛ばしている。

やがて朝を迎えた。ラボの面々がそこにはいる。グリッソムとニックは、そこに転がる異様な物体を見つけた。ヘルメットではない。ヘルメットをかぶった死体の首だった。

ヘルメットにはSVHSの文字とコブラで作られたロゴ。セージブラッシュ・バレイ高校(Sagebrush Valley High School)。首があるとすれば、胴体の部分は一体どこに。もちろん、なぜこの砂漠のど真ん中に、フットボールのフィールドなどない。ヘルメットをかぶったままの頭。

Grissom: Ichabod was horror-struck on perceiving that he was headless.

"The Legend of Sleepy Hollow"から引用したグリッソムのこのセリフで、今週はオープニング。


CSI
(♪"Who Are You" by The Who♪)



血痕と道路に付着したタイヤの跡から、頭は道をしばらく転がっていたと推定できる。まずは交通事故の線。こちらは一切報告が入っていない。ホルスティーンは、高校の欠席者リストから探す方向。グリッソムは、道路に残る血痕をたどり、胴体を捜しに行った。

彼が去った後、グレグとニックは、彼からサラとのことについてどうなっているか、一切知らされていないことを話している。もちろん、サラからの報告も全くなし。だが、グレグは二人の関係の事は知っていたらしい。"マジかよ~"ポーズのニック。意外に彼はこういうことに疎いようだ。

現場からしばらく歩いた場所に、一際大きな血の跡がある。そこから道路わきの茂みを少し行くと、真っ赤に染まった無残な姿の胴体が捨てられていた。不可解である。頭はヘルメットをかぶっていたが、体はユニフォームを着ていない。さらに悲惨な事が分かる。この遺体には腕がない。どうやらバラバラに切断されて、別の場所に捨てられているようだ。

モルグ。ニックは遺体の指紋を取っている。あれから2時間してようやく腕を発見した。それは20ヤード(約20m)離れた場所にあった。ロビンスは頭の方を検査。ヘルメットを外してみると、顔は傷だらけ。髪をとかしていると、デイヴィッドは、そこに付着する黒い粉が服にも付いていたと言う。ニックは、マンディの下へ遺体の指紋とホルスティーンが持ってきたセーフキット(指紋リストになっている)を持っていって照合。マッチあり。ヴィンセント・バートリー。他の検査も必要なため100%ではないものの、被害者の名前は判明。

ウォリックは別の現場。キャサリンも一緒である。レストラン。現場は物々しい雰囲気に包まれている。二人は離婚に付いて少し語る。

Willows: Divorces should be like Band-Aids, one quick yank and done.
Brown: You think?
Willows: Oh, what do I know? Eddie and I stayed together way too long.
Every decision was an act of Congress.

"Blind"というロゴの奥に進んでいけば、そこにはブラス。被害者はハンプトン・ハックスリー。雑誌ハックスマガジンの編集長。少年が大人に、大人の男はもっと男らしく、なるための雑誌だったらしい、ブラス曰く。デイヴが「これじゃあ俺の息子はクロスワードでもやるしかないんだなあ」と言ったりして、いかにこの雑誌の影響力が強いかが伺える。

遺体はというと、何かが貫通した傷がある。しかし、円形のものではない事から、銃弾によるものではない。コメカミから脳に直通。刺殺の可能性。疑問が1つ。これだけ大勢の客がいるレストランで、目撃者がいないはずはない。からくりは、レストランの性質。食事中は店内が真っ暗になり、ウェイター達はロゴにあったように視覚障害者。これで誰にも見られることなく、犯行が行えるというわけだ。

このレストランの売りは、味覚に全神経を集中できる事にあった。食べ物を手で取り、その感覚を確かめる。そして、舌に入れ、辛さ、甘さ、酸っぱさ、苦さ、この4つの感覚が直接脳に伝わるのを感じるのだ。それはドラッグをやっているかのような、甘美なもの。というのが店側の説明。オーナーシェフと思しき女性は、3時間で延べ25のテーブルにサービスするのに忙しく、また、事件発生のときはキッチンにいたということで、何も目撃していないとのことだった。

ウォリックとキャサリンは現場を再現して検証。ハックスリーを刺した凶器から滴る血はシャスタという女性のところで途切れていた。シャスタ・マクラウド。彼女は同席していたエイプリルという女性と共にブラスが聴取。エイプリルという女性の服に血が付着していたのは、彼が寝ているのだと思って介抱したつもりだったということだ。慌ててコードレッド。詳しく調べるため、彼女が着ていたセーターを回収。ブラス、その場で脱ごうとする彼女を見て少し戸惑うの図。下着の上に直接来ていたので、後に回収します。

ニックはバートリーに聞き込み。車椅子に乗った青年は、マット・バークリー。彼の兄である。両親のいない兄弟。彼は唯一の家族を失った。調べでは、ヴィンセントはフットボールチームの所属ではなかった。あのヘルメットは、マットの昔のものである。車椅子は、フットボールではなく、自分の酔っ払い運転による事故が原因だった。ヘルメットと亡くなった父親が持つドラゴンベルトは弟にとっての憧れ。彼は毎日のように身につけていた、との事である。

ハックスリーの殺人現場。凶器と考えられるものはあるし、血液以外のものが床に落ちているが、どれも決定的なものではない。しかし1つだけ、犯行に使われたと思われるものがある。暗視カメラ。

ニヴンス。ウォリックの質問に、はぐらかすように首をひねるだけ。暗視カメラは彼の持ち物であるらしい。しかし殺人は犯していないという主張。軍レベルの暗視カメラを持ってきたのは、何か予感がしていたからだと言う。奥さんが別のカップルと一緒に暗闇の中でご飯を食べたいという奇妙な事を言うので、暗視カメラで見てみたら相手の男とブチューってやっていた。40、50のオバサンが全く困ったもんだ!というワイドショーでも扱わないようなヒドイ理由だった。

ホッジス。黒い粉の分析の結果をニックに話す。これはタイヤの摩擦によって出来た粉塵であるのだが、どうも一般道路で見かけるようなものではないようだ。27%のイソプレンと14%のネオプレンが含まれていたわけだが、一般車両にはここまでの割合は含まれていない。では一体どういった車か。分析を進めると、シリコンを含んでいることが判る。燃費と濡れた路面対策である。そこで、浮かび上がったのがゴーカートかスリックカート(ゴーカートに似ているが免許不要)用のタイヤ。カーボンブラックとオイルの量から、ハイトラクション用であると断定。つまり、ゴーカート用のタイヤというわけだ。これだけあっさり結果が出たのも、彼がゴーカートが大好きだからである事は言うまでもない。

そこで、グレグとニックがゴーカート場で写真を持って聞き込み。彼は毎日のように来ていたらしい。来るたびに記録をつけているというので、それをプリントアウト。一番最後の記録によれば、彼は3回走って3勝。相手は、「ホットロッド("Hot Rod")」という名前で登録している男だ。

彼は勝った後で相当相手を挑発していたようだ。受付の女性曰く、"A-ROD"が"No-Rod"になったというくらい、権威は失墜(A-Rodは大リーグ・ニューヨークヤンキースの4番アレックス・ロドリゲスのニックネーム)してしまった。と話していたら、ホットロッドがレースを終えた。ニックが呼びかけると、ダッシュで逃走。もちろん車ではなく、自分の足で。となれば、どうしようもない。自分の車に乗り込んだところでニックに銃を構えられ、お手上げ。ホットロッド確保。

男の名は、ロドニー・バンクス。乗っていた車を調べてみると、ドラゴンベルトが出てきた。ロドニーはどこで手に入れたか知らないと否定するが、スプレーをかけてみたら血液の反応。

Sanders: Looks like things just got a lot hotter for you, Rod.

とうまいこと言ったところで、連行。

ウォリック達は現場に残ってさらに調査中。凶器は見つからず。有名人が16人の客と3人の盲目ウェイターと密室で食事し、殺害された。だが、現場には何も残っていない。いや、一つ見つかった。バンドエイド、ではなく、ニップルフラワー。バストトップに付けるアレである。

ブラスは居合わせた客とウェイターであるマイケルに聞き込み。酔っ払い男が別の女性客にちょっかい出したという事で、マイケルが元の席まで連れて行った。彼は目が見えなくともそれができるらしい。殺人の聞き込みであるが、マイケルは彼女がかわいかったと聞いた。なぜなら叫び声がかわいかったからだと言う。ブラスが認めると、彼は薄ら笑いを浮かべた。ブラスは何かを感じ取り、彼の衣服を凝視した。何かが付着しているようだ。

ホルスティーンがロドニーを尋問。彼は殺害および遺体の切断を否定。彼はカート場での敗戦後、ヴィンセントに公道でのリマッチを申し出たらしい。もちろんそこには一般車両も通っている。レース自体は彼が勝って先にゴールし、遅れてヴィンセントが来た時には、もう首はなかったらしい。前を走っていた彼は見ていないということになる。気づいた彼は死体を別の場所へ運んだ。なぜか。受付にいた女性クリスティンのお陰で、カートの持ち出しが出来た。しかし結果はご覧のとおり。彼女を巻き込むわけにはいかないということでカートだけは回収したのだ。

自分のデスクに戻ったグリッソム。そこへコンラッドが登場。もう逃がしはせんぞ、と来た。「サラの監督評価はキャサリンに任せる事だって出来たのに、どうして言ってくれなかったのか」と彼は問う。「知られたくなかったから。」という答。

Ecklie: Okay, so, when did you two, you know?
Grissom: Nine years ago.

どうも話が食い違っている。そう言われてギルは眉をひそめた。どちらかが誤った解釈をしているのだろう。

2台のうちからヴィンセントが乗っていた方のゴーカートを特定するグレグとニック。1台の前のバンパーと、もう1台の後ろのバンパーに同じ付着物があることから、決定。2台をつないでいたのは、あのドラゴンベルト。血しぶきの飛散状況から見ても、首が飛んだときに車は動いていたのは間違いない。

ロビンスはハックスリーの頭部を切開した。銀色の金属製チューブ。

Robbins: And in this case, David, the pen may be mightierthan the sword.

凶器はボールペンである。

財布にインクが飛び散っていた状況から、ブラスは持ち主候補を呼び出した。シャスタとエイプリル。「デザイナー財布をインクまみれにしたりしないし、私にはインクなんかついてないわ!」などギャーギャーと文句をたれ、挙句にペンは彼女達のものではないようだ。彼女達は怪しいのは、あのシェフの方よと切り出した。1995年Winter Issue。

オーナーシェフの名はピッパ・サンチェス。かつてハックスリーとやり合っていたらしい。12年前に食を控えるように言われた彼女は、今やメインストリートに人気レストランを構え、ロスとシカゴにも店舗を出すまでになった。本を出せばベストセラー。すでに彼を見返したというわけだ。事件の夜も彼はペンネームで予約していたため、来ていた事を知らなかったらしい。

Sanchez: Mr. Brass, do you know whyI started my restaurant?
Brass: No. Tell me.
Sanchez: Because I fell in lovewith a blind man. He would turn off the lights and feed me. When you deprive one sense, other senses are heightened. My only focus was on my tongue. It was brilliant. And then he died. And this restaurantis an homage to him. To our love affair.

かつての恋人に捧げるレストラン。今更、負けに追い込んだ人間を殺して、フイにするようなことはしないというのがサンチェスの主張である。

では一体誰が犯人なのか。キャサリンは情報を整理。ハックスリーについていた蜂蜜。これが付いていたのはあの二人組とマイケル。血液が体についていたのは、エイプリルとマイケル。部屋の中を移動していたのは、酔っ払い男であるマドゥッチ兄弟とマイケル。となれば、最も怪しいのはマイケルである。彼は店で働いているのだから理由としては最も正当なものである。いや、そうでもない。マイケルはインクつきの指紋をナプキンに付けていた。考えられる理由は?マイケルが指紋を付けた物がもう1つある。彼の古いワークカード。彼はかつてシェフだったのだ。そんな彼が、数年前、目が見えなくなったという。

とくれば、もちろん決まっている。サンチェスが死んだと言っていたシェフはマイケルだった。彼女の話と全くかけ離れている。彼女は彼のレシピやアイディアを盗んだ上に、今度はウェイターとして雇い入れたのだ。しかも、前述のようないかにもお涙頂戴の話まで作り上げている。

[フラッシュバック]

Bowie: I deserve a piece of the action.
Sanchez: At $200 a head, you're clearing at least$1,000 in tips at night. That's a lot of actionfor a blind man.
Bowie: I made you.
Sanchez: You're fired. We're done.

視力を失っただけでなく、彼女のせいで全てを失う結果となった。彼のアイディアで富を得た彼女は、彼を見下すような態度をとる。彼はプライドも傷つけられた。

[フラッシュバック終]

しかし、なぜ彼女ではなくハックスリーを殺したのか。暗闇で彼を殺せば、過去の話から彼女が疑われる。牡蠣の料理が出るのを待ち、みんなが音を立てて食べる間にペンで耳から一刺しして殺した。では、なぜシャスタの財布にペンを入れたのか。サンチェスが若さに嫉妬して、ハメたという筋書きなら完璧だろう。

一方、ヴィンセント事件。彼らが100キロを超える速度で走っていた事が、血液の飛散パターンでわかった。状況から考えて、ロドニーがやった可能性は薄い。かといって、路上にワイヤーなどが張ってあった形跡もない。首と腕の切り口に、タイヤのゴムが付着しているが、服の方には付いていないという奇妙な現象が起きている。一体何が起きたのか。

実験から原因が明確になった。100キロで走っていたヴィンセント。前にはトレイラーが走っていた。そのトレイラーが反射板の上を走り、タイヤがはがれてしまった。剥がれてひも状になった断片は、全く同じ速度で逆方向に飛ぶ。ヴィンセントの速度とあわせて約200キロ。運動量にして、約130kg/mである。たとえゴムの断片であったとしても、頭部を切断することは十分に可能である。もちろん、他の部位についても同様である。

グリッソムとサラ。2年と9年の差は一体なんなのか。

Sidle: The Forensic Academy Conference?
Grissom: Yeah. You, uh, had too many questions about anthropology for some reason.
Sidle: Well, I was stalling. I was trying to get the nerve to ask you to dinner.
Grissom: You had a ponytail.

彼女は当時を思い出して、そして彼の言葉に、大きな笑みを浮かべている。

Sidle: I'm going to move to swing.
Grissom: We talked about this.
Sidle: I know that you said that you would do it, but I don't want to do that to the team. Besides... I am sure that I could use more daylight in my life. We should go.
Grissom: Yeah.

サラはグリッソムの代わりに、夜のシフトから、スウィングシフト(昼過ぎから夜中まで)の方へ移ることにした。同じLVPDであるから、二人の関係に問題はないだろう。

ラストシーン。ニックとグレグ、キャサリンは、ゴーカートでレース中。

Stokes: What about you, Ricky Bobby?
Grissom: No, thanks, I like to watch.

映画"Ricky Bobby"はNASCARのスターの物語。遠慮する彼だったがサラに薦められてチャレンジ。チームの仲間を見る彼女の目は潤んでいた。まるで、サヨナラを言うかのように。

== END ==

[感想]

というわけでドラマ上は円満に、サラは別のシフトでの仕事をすることになるようです。最後のシーンがよかったです。グリッソムは、彼女が最初にデートに誘おうとしていた瞬間が二人の始まりだったという事を覚えていたんですね。それを知ったサラが満面の笑みを浮かべていました。愛のために選んだ道、という感じでいいんじゃないかな。

彼女に代わる役、と言ってももう8シーズンもやっているもんで簡単にはいかないでしょうけど、メンバーに誰か一人加えて欲しいなと思います。

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Director: Richard J. Lewis
Writer: Sarah Goldfinger, Richard Catalani

Guest Stars:
Brando Eaton as Rodney Banks
Nathan Halliday as Vincent Bartley
Danneel Harris as Shasta McCloud
Heidi Lynne Herschbach as April Kissimee
Neil Jackson as Michael Bowie
Tyler Kain as Christin Gillis
Ken Lerner as Jerry Nivens
Karina Lombard as Pippa Sanchez
Darris Love as Det. Ezekiel Holstein
Jack McLaughlin as Matt Bartley
Mary Gordon Murray as Mona Nivens
Michael Olifiers as Frankie Manducci
Albert Pugliese as Benny Manduccit
William Wellman, Jr. as Hampton Huxley

Songs:
"Dance of the Sugar Plum Fairies" by Tchaikovsky
"The Blue Danube" by Johann Strauss
"Running Up That Hill" by Placebo

©MMVII, CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.
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