TITLE LIST
BlogTitle

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


[CSI:ニューヨーク] シーズン4第11話。Boom! 超ネタバレ!!


男が行列で賑わうバーに一人でやってきた。顔パスで入るところを見ると、ここのVIP会員だろうか。別の男が彼を追って入ろうとしたが、バウンサーに追い返された。先に入った男はカウンターに座り、女性のバーテンダーと話をする。彼の名前はエセックス(Essex)。自分の飲み物を頼むと、少し離れた席に女性の二人組が目に留まった。そのうちの一人を気に入った彼は、マルガリータのロックを彼女におごることにした。グラスに酒を注ぎ、バーテンダーが氷を取ろうと後ろを向いた隙に彼は何かを入れた。彼女は氷を入れ、先の女性に持って行く。彼女は視線でお礼を言う。エセックスの方は、葉巻を吸い始めた。彼女がグラスを覗いた瞬間悲鳴を上げる。だが、死んだのは彼の方だった。

NYPDが到着。彼のフルネームは、エセックス・パーマー(Palmer)。29歳でインターネット事業のアントレプレナである。葉巻が爆発し、口の周りの皮膚が完全に無くなってしまっていた。彼はもともといたずら(practical joke)が好きで、いつもこういったことをやっては人を脅かしていたらしい。

Stella: He's a young guy, suffering a painful death in a public place – I don't think he was in on this joke.
Don: No. Talk about going out with a bang.


CSI:NY
(♪"Baba O'Riley" by The Who♪)



パーマーは、高価格の漫画本をオンラインで売買することで、一財産築いた。今度はそのお金で、実際の店舗をいくつか経営するようになった。この店で起きた混乱の最中、誰かが彼の財布を奪いその後に店の外に捨てた。一見してスリに思えるが、現金もカードも抜き取られていない。指紋を調べてみれば、何か分かるだろう。

目撃者の証言は皆一致している。

Don: Everybody reports the same loud explosion and then after that, it was panic at the disco.

(Panic at the Discoはバンドの名前。"I write sins not tragedies"は歌詞も映像もcrazyで最高ですね)

彼は一人で店に来たわけだが、相手はここで選ぶつもりだったようだ。グラスに入れていたのはルーフィ(roofie)なのか。彼のジョークでは、ハエがガラスに入れられている。

Lindsay: Well, it sure ain't a Spanish Fly.

(リンクは貼りません。モンタナのセリフにピンと来ない方は"Spanish Fly"でググってください。理由が分かるはず...トラックバックがやや心配だ)

ルーベン(Ruben)という少年がダニーの部屋をノックする。彼と約束があったらしい。

Ruben: Today's the day for the Blessing of the Bikes. We have to be there. You promised.

彼は近くの部屋に住んでいて、ダニーは彼の母親とも知り合いのようだ。少年は朝の5時半に起きて楽しみにしていた。

二人が来たのは教会。ルーベンの名前が入った自転車に、神父が言葉と聖水をかける。洗礼の儀式は無事に終了し、彼はワクワクしながら自転車に乗って歩道をゆっくり走る。ダニーの携帯電話が鳴った。彼が電話に気を取られていると、ルーベンはどんどん進んで先の角を曲がっていってしまった。

銃声が鳴る。ダニーが慌てて走っていくと銃を持った男が通りを逃走。ルーベンの無事を確認し、急いで家へ帰るように指示。犯人を追いかけると、助けを呼ぶ声がする。彼は追跡を諦めて、救急車とバックアップを要請。食料品店では男が血を流して倒れていた。

すぐに救急車とNYPDが到着。撃たれたのはジャスティン・スコット(Justin Scott)。シェルダンはパラメディックに、1時間以内に病院に行って、縫合処置をする前に傷口の写真とDNAを取る旨を伝えておいた。一方、ダニーはジャスティンの話をマックに報告。犯人は一人で店内に入り、銃を向けてレジの中を全部よこすように言ってきた。ジッとしている彼の顔を3回殴った。犯人の袖には何か重く硬い物が入っていたようだった。

彼の妹ルーシー(Lucy)は騒ぎを聞きつけて中から出てきた。その時には犯人が逃げるところで、振り返った男は彼女に向けて発砲したが、彼女は無事だった。男は店の前の通りを横断し、地下鉄の方へ逃走。ダニーは彼の背中しか見えず、顔は分からない。ただ、兄妹によれば、白目の部分が青かったとのことである。

一通り犯行現場の調べを終えた。弾丸も銃弾による傷跡(impact mark)もなし。弾丸が通過したと思われるオレンジが落ちていた。店の外からルーシーを撃った時に、店先に置かれていたそれに当たったのだろう。

財布からパーマーではない人間の指紋が出てきた。CODISにヒットがある。マリオ・ガランティ(Mario Galanti)。パーマーの葉巻に火をつけた男だ。ダン達が彼の部屋に突入すると、彼は椅子に座ってテレビをじっと見ている。ダンの声に全く反応がないので、彼の背中に触れると飛び上がって起きた。彼は耳が聞こえない。止む無くダンは、手錠を見せて後ろを向くようジェスチャーで指示して彼を逮捕した。

しかし結局彼はただのスリだと判る。彼はエセックスの葉巻に火をつけた男。耳が聞こえないのも爆発音を間近で聞いたからで、爆発の衝撃で財布を落としたというのが事の真相だった。だとすれば、一体誰がやったのか。リンジーとステラはシドのところに来た。

Sid: Well, I can't tell you who, but I can tell you what.

気管から取り出した葉巻を調べたら、メーカーはグラン・カヒール(Gran Cahill)だと判明。具体的な死因は爆破の衝撃によって引き起こされた大量失血。この葉巻は同位体分析してもらうことにした。シドは大学時代に葉巻を吸っていたので経験があるが(とは言ってもstogy^^; )、誰かが手で巻いていて、煙草以外のものを加えたと思われる。

XRF(蛍光X線分析)でパーマーの服についていた物を調べたところ、それは無煙火薬だった。それは通常、高性能の爆弾に使用されているものだ。ネクタイのシミからはミネラルウォーターが検出された。そこに含まれていた唾液からDNAを取り出し、検索するとローレンス・ゲラクタ(Lawrence Gelachter)という男だと判った。当然CODISに登録されていたからだが、前科は脱税だった。ネクタイに付着していた大きさからすると、この男がパーマーに唾を吐きかけたと考えられる。彼とはフラックと後に彼の家で落ち合うことになっている。

それともう1つ。Mucuna pruriens(和名: 八升豆)。インドではvelvet beanやcowitchと呼ばれているらしい。そしてここアメリカでは、itching powder。その名の通り、激しいかゆみを引き起こすその粉はいたずらアイテムとして売られている。そのシリーズは、"Laughing Larry"。そこに描かれている顔は、あれれ(もうこれ自体がジョーク)。これはパーマーのポケットに入っていて、爆発の時に破れて中身が飛び出していた。しかし、ステラは平気...??

Stella: The long-sleeved lab coat. Both stylish and functional.

とここでその袋を見たリンジーが気づいた(我々はとっくに知っている)。

Sid: What kind of a clown are we after?
Lindsay: No way! Lawrence Gelachter is Laughing Larry!

いたずらっ子モンタナの心が疼いているのが表情に出ている。

シェルダンは病院に行って一通りの作業終え、ラボに戻ってきた。まず、殴られた痕から犯人の銃がリヴォルヴァーだと判る。頭の傷から採取したGSRは、データベースにヒットなし。頬の傷口に付いていたファイバグラス(fiberglass: 繊維状の硝子)がレジスタにもあったところから、1つの推論が立てられる。なぜ、犯人の白目(sclera: 強膜)が青くなっていたのか。骨形成不全症(osteogenesis imperfecta, OI)の人間は骨が壊れやすくなっている。そこで、自分の体を守るためにファイバグラスのギプスを巻いていたというわけだ。それは強固なものであるので、人を殴れば頬の骨だって折れるし、ジャスティンが言っていたように袖に硬い物が入っていたというのも説明が付く。

Danny: This osteo... thing can, uh, we track it?

彼が医者に診てもらってこれを付けていたのなら、そちらの方面から調べることは可能だ。おそらく患者の写真も手に入るだろう。

Danny: Boom. So we show these photos to Justin and Lucy, they I.D. our guy, and we are...

そこに運ばれてきたのは胸を撃たれて死んだルーベンだった。ショックのあまりに声を失ったダニー。彼を一人家に帰らせた結末は、あまりにも悲しいものとなってしまった。

Danny: No, No, I watched him take the shortcut home.

彼は警官としての職務を果たしている最中だった。それでも彼の後悔の念は消えない。

Danny: Why did I stop?! I should have made sure the kid got home safe.

リンジーが彼の下に来ると、彼はそのまま去っていった。

Lindsay: Oh, I'm not very good at this kind of thing. What should I say to him?
Mac: Just tell him you're not very good at this kind of thing.

ダニーはルーベンの母親のところに来た。

Danny: I can't tell you that he's okay. I can't tell you that he's okay.

二人はそのまま廊下に座り込んで泣き崩れていた。

翌朝。ダニーの仕事をアダムに割り振り、捜査を続けていく。シドが取り出した銃弾をマックが調べると、クエン酸が検出された。あのオレンジを通った弾丸は、ルーベンの脇の下から体内に入り込んでいた。自転車に乗っていた彼は銃声を聞き、恐怖のせいでアドレナリンが大量に分泌された。彼はそのせいで撃たれた痛みを感じず、犯人に気を取られてばかりいた人々はその事に誰も気づかなかった。

弾はIBISにヒットしなかった。加えてリヴォルヴァー用のものでもない。だとすると発砲者が二人いたことになるが、ダニーは発砲音を1回しか聞いていない。犯人追跡の途中で、疑問が1つ増えてしまったようだ。

リンジーとステラはダンと共に「ラフィング・ラリー」の下へ行く。

Don: Laughing Larry? You got to be kidding me! You have any idea how much of my childhood was cruelly destroyed by this moron?

フラックJr.の少年時代はコミックにハマっていた。

Don: And this guy had a full-page ad in the back of each and every one of 'em selling things like dribble glasses, onion gum, hypnocoins, whoopee cushions.
Lindsay: Plastic vomit, rubber dog doo.

(Dribble Glass。飲んだ瞬間にコップから中身が全部こぼれる。whoopee cushionは日本語だとブーブークッションですね。リンジーのは...オェ。名前から予想されるとおりです。汚いので書きたくない)

ところで、なぜダン少年はこんなにも怒っているのだろう。彼はその広告を見て必死になりました。お小遣いを節約し、近所中の芝刈りをしてお金を貯めました。そしてようやく商品が手元に届きました。sneezing saltと100隻の艦隊...のはずが箱を開けてガッカリ。

その頃、モンタナでも同じことが起きていました。一夏分のお小遣いを貯めて友達も乗れるホヴァークラフトを買ったはずが...

Lindsay: Hovercrap.

そして、ダンを最もガッカリさせたのはX-Rayメガネ。

Don:I bought in middle school to see through girls' clothes? Yeah. The
only thing I ever saw through those was a nun coming at me with a yardstick.

ああ可笑しい。この場にはもう一人いたはずじゃ...

Stella: I bought Sea Monkeys.

(このサイトが分かりやすそう)

それでは先を急ぎましょう。中から出てきたラリーが、いきなりカメラを取り出しダンに向けてシャッターを切ると、レンズから水が飛び出てきた。パーマーのネクタイに付いたのはこれだ。

Don: Laugh it up, Lar. You pull another gag like that, and I'm gonna add
assaulting an officer to your murder charge.

話を聞いてみると、いたずら好きのエセックスは彼の商品のファンで、この店の在庫全部と10年分の買取の契約をしたいと言ってきた。コミック同様、彼の商品をオンラインで販売しようとしていた。お調子者のラリーは、握手だけでOKし、書面などには記していない。

だがパーマーが加えていたのは彼の葉巻。

Larry: I've been selling exploding cigars and cigarettes for 35 years, and the only thing they ever hurt was people's pride.
Lindsay: Tell that to Essex Palmer.

うまい事言ってもダメ。葉巻はもらったもので、仕掛けだけが彼のものらしい。その相手というのが、通りで会った全く知らない男。娘が生まれると言うので、気前良く人に葉巻を渡していたようだった。中肉中背、髪の色は薄めで、ダンと同じくらいの年齢。

Larry: Only a lot better-looking.

彼はその男からもらった葉巻を、エセックスに渡した。タダだからという理由だが、代償はあまりにも高くついた。

Lindsay: Well, it cost him plenty.

ラフィング・ラリーの爆発煙草(exploding cigar)に入っている成分で、実際に爆発するのはアジ化亜鉛(lead azide)のみ。無煙火薬とは全く違う。つまり、彼の製品で死んだのではないということだ。パーマーが持っていたものと比較しても、小さい葉や紙が入っているし、保存料も使われている。葉巻として味わえるような代物ではない。何より、ラリーの話に嘘はなかった。

ただ、それは葉巻に関するものだけで、彼は問題を抱えていた。キム・ウェイ・インポーツ(Kim Wey Imports)というチャイナタウンにあるノヴェルティグッズを卸している会社が、彼に対して7件の先取特権(lien: 担保保有権の一つ)について訴訟を起こしていた。あの葉巻で彼を殺そうとしていたと考えられる。

彼が支払いを滞らせていたのは、C級花火のもの。パーティポパー(party popper: 日本だとパーティ用クラッカー)や雷管、そして爆発煙草。お金を支払わせるために、あの煙草をメッセージ代わりに渡したと言うことだろう。

金威貿易の倉庫にやってきた。火薬の入った木箱が山のように積まれている。そもそも、一般人が花火をすることは違法である(ニューヨーク州じゃ喫煙も禁止ですが)。奥へ進むと密輸している男たちがいる。ダンが声をかけると爆竹を投げて逃走。倉庫の花火がどんどん打ち上がる中、3人を取り押さえた。

Don: Stop, drop and roll, you son of a bitch.

ウェイは、ラリーに取引を持ちかけられてこの密輸を始めた。彼はラリーに対する殺意は認めたが、彼のところには借用書のサインをさせに行っていた。しかし、彼は消えるインクを使うという馬鹿な機転を利かせたために、逆に彼らを怒らせてしまっていた。殺人を犯していないにしろ、ウェイは中国に強制送還されることになる。

クライムライトを当てると、彼のサインは確かにそこに書かれていた。ラリーにはエセックスを殺す理由がないし、ウェイにもラリーを殺す理由がない。必要なのはお金で彼の命ではないからだ。犯人もこのインク同様に消えてしまったのか。

Stella: Means that our real killer is still invisible.

アダムはシドに質問をしにきた。彼の骨形成不全症理論と別の推論を立てたらしい。シェルダンは病院から受け取った写真をジャスティンとルーシーに見せたが、いずれも違っていた。その間に、アダムはファイバグラスを調べ、カフェインとアスパルテイム(aspartame: 人工甘味料)を発見した。これはダイエットソーダの原料で、当然二酸化炭素が入っている。OIの患者なら、医者から骨のカルシウムを溶かしてしまうソーダを禁止されているはずだ。全ての患者が医者の言うとおりにするわけではないが、疑問ではある。

そこで彼の推論だが、ファイバグラスをしていたのは、単純に腕を骨折していたからかもしれない。つまり犯人はOIではなく、白目が青いのは別に理由があるというわけだ。

Adam: Eyeball tattooing.

これをマックとシェルダンに報告するとさすがにいぶかしがられた。ダニーは他にも犬の毛を現場で採取していた。そこから染料が検出され、タトゥに使われるものだと判明。獣医によっては鼻にタトゥをすることがあるらしい。インクが皮膚ガンから守ってくれる仕組みである。また、他の犬との識別のために耳にもタトゥを入れる場合があり、いずれにしても毛を抜いてからそれを行う。

実際は、獣医本人がやるわけではなく、特定のタトゥアーティストの所に行って、入れてもらうことになる。アダムがいくつか目星を付けて連絡をしたところ、1箇所だけ眼球にタトゥを入れてくれるところがあった。

シェルダンはその店に来た。目の最上層部分の下に顔料を注入するという、いたって初歩的な方法でこれを行っている。

Sadie: Your brown eyes would really pop with a little bit of green. I can give you a discount.

苦笑いしつつ、彼女がアイタトゥを入れた人間を聞くと4人しかいないことが分かった。各人の名前を教えてもらって、該当する人間を呼び出した。

オリー(Ollie)というその男、確かに白目の部分が青い。右手にギプス(原語: cast)もしている。彼はジャスティンの店に強盗に入ったことは認めたが、発砲はしていないと言う。ダニーも銃声を聞いただけで、銃を撃ったと言っていたのはルーシーだけ。オリーは、地下鉄の壁沿いに並んだ3番目のキャニスタに銃を捨てたと言っている。シェルダンは彼の指を調べる。また、別メンバーがオリーの言っていた場所を調べると銃が発見された。

ダニーは捜査に復帰した。家に帰るということは、ルーベンがいるアパートに帰ることと同じであるからだ。

Danny: I'm not going to hear the kid laughing on the other side of the walls, you know? Crying when he doesn't want to go to bed. I'm just afraid I'm gonna miss him.

オリーの指からはGSRは検出されなかった。押収された銃も最近発砲された様子はない。銃はリヴォルヴァー。ルーベンを撃った弾は9ミリ口径のものだから、その銃でないことは明らかである。オリーはジャスティンがやったとしか思えないと言っていたが、それが真実なのか。

犯行現場の3Dイメージで証言を検証することにした。ルーシーは、シュータは通りの方から撃ってきたと言っていた。彼女は店の奥からジャスティンの傍へ駆け寄ったので、犯人からすると彼の陰に隠れていたことになる。オリーの身長は180cm(6フィート)以上。犯人の目の高さと彼女を結ぶ線より30センチも下にあるオレンジを打ち抜いていた。大きく外してしまったか、別の人間が撃ったかのどちらかだ。

オリーの言っていたように、彼の方が撃たれた理論を検証する。オレンジが置かれていた場所と、弾の軌道を変える。オレンジは通り沿いのスタンドに置かれたいたのではなく、ドアのそばに置かれていた箱から飛び出してきたと考える。オレンジを貫通した弾はルーベンに直撃。しかし撃たれたのは右の脇腹。シュータ側から見て右から来た少年の右を撃つのは不可能だ。

そこで考えられるのは、ルーベンはルーシーの声を聞いて、後ろを振り向いた。そして自らに受けた銃声を聞いたのだ。

Mac: And there's only one person who could have been in the exact position to shoot both the orange and Ruben Sandoval.

チームは現場に戻って実際に検証、そして証拠を探した。そして、マックが言う唯一の人間を呼び出した。

Mac: That's the young kid you shot and killed. His name is Ruben Sandoval.

ルーシーは全く覚えがない。彼女は強盗にあったパニックで、店の銃を取り出した。彼女は叫び声を上げ、丁度通りかかっていたルーベンは店の前でその声を聞き、振り返った状態で立ち止まった。彼女は店の中から中腰の状態で通りへ向けて発砲したため、オレンジの箱に隠れた彼の姿は全く見えていなかった。ダニーが声をかけた時、彼はすでに撃たれた状態だった。興奮状態の彼はすぐに痛みを感じず、彼の言うとおりに家の方に向かった。しかし、角を曲がったところで激痛が走り、そのまま帰らぬ人になった。

もう一つの事件。リンジーの下に同位体分析の結果が来た。"Pre-Embargo tobacco"というレアかつ高級なキューバ産の煙草(アメリカはキューバと通商していないため、希少価値が高い)。ラッパー(煙草を包む葉。詳しくはwikiまで)はカメルーン産。シガーラベルは"It's A Girl"。これを付けて売っているのは、NYCでは1軒のみ。Haynes House of Fine Tobaccoというその店は、ネットから店内の監視カメラにアクセスできるシステムを持っている。

それを調べると、先週この葉巻を買った人間は1人だけ。しかしこの映像はあまりにも荒いため、あれこれ画像をいじってみたがどれも失敗。

Lindsay: I was thinking it's time for Plan B.
Stella: Biometrics?
Lindsay: Bingo.

鼻の長さと、目の感覚、口の広さからPIMSで調べると6人の候補者が出た。あとはラリーに直接確認してもらうことになる。

ベンジャミン・スーター(Benjamin Sutor)。彼は弾薬の製造会社に勤め、前妻からの訴訟による禁止命令を破った罪で、PIMSに情報を加えられたばかりだった。彼の息子は、少し歩けるくらいの年齢で、ラリーに話していたような娘でもなければ生まれたばかりでもなかった。

彼は、小さかった頃、ダンやリンジーのようにラリーの商品をコミックの広告で見た。彼のベストフレンドであるサムと目に付いたのは、The Narwhal Nuclear Submarine。7つの海を航海する最強の潜水艦。二人は海の底に眠る財宝を夢見て、お金を貯めてこれを買った。それはカードボード(段ボール)で出来ていて少し疑っては見たものの、それは二人で買った夢。一緒に組み立てて、サムはそれに乗り込んだ。川を進んで行くとそれは静かに沈んでいった。だが彼女は泳ぎ方を知らなかった。それを聞いたラリーの笑みが消えた。

彼はベストフレンドを失った。以来、自分も自分の息子にも漫画を読ませない、おもちゃで遊ばせない、他の子供と遊ばせないとまで誓った。息子が外に出て同じ目に遭ってしまうんじゃないか、そう思った彼は息子を一日中家に閉じ込めていた。それで前妻が彼を訴えて、養育権を持っていった。やりすぎていると知りつつも、そうせずにはいられなかった。

Sutor: It broke my heart when they went away. But I couldn't blame them, so I blamed him.

彼に葉巻を渡した後、ラリーがエセックスに渡すのを見た。焦ったベンは彼をバーまで追いかけた。冒頭で中に入れなかった男。それがベンだった。だが時すでに遅し。爆発を止めることは出来なかった。

Sutor: But I swear, for the rest of my life, I will pray for one thing, and that is that you... that you never laugh again.

広告の中のラリーも実際のラリーもいつも笑っていた。しかしその男が自分の最愛の友達の笑顔を奪い去った。

事件は解決した。ダニーが向かったのは、教会だった。そこにはルーベンの母親がいる。天国の彼は笑っているのだろうか。

[END]

[感想]

ルーベンが運ばれて来た時は、ゾッとしました。ルーシーの行動を一方的に責めるわけにも行かず、怒りのやり場がなくて悲しみにくれるダニーが印象的なエピソードでした。いつもの"Boom!"が出た直後だけに、ショックだったなぁ。

ああいう子供の玩具って、今にして思うと大した事ないものなんですが、当時は結構本気だったりするんですよね。ダンのX-Rayはウケた。いかにも彼らしくって。

あとはタトゥですね。目に注射とかありえん。それに犬にもやるんですね。でもファッションじゃなくて実用的なところがなんとも言えませんね。アメリカ人の犬好きもすごいなぁ。カラーにGPSとかもありましたし。食べ物や服だけじゃないんだ。

次回は、1月9日です。お楽しみに。

---
Director: Jeffrey G. Hunt
Writer: Trey Callaway, Pam Veasey

Star:
Anna Belknap as Lindsay Monroe
Carmine Giovinazzo as Danny Messer
Gary Sinise as Detective Mack "Mac" Taylor
Melina Kanakaredes as Detective Stella Bonasera
Eddie Cahill as Detective Donald "Don" Flack, Jr.
Hill Harper as Dr. Sheldon Hawkes

Robert Joy as Sid
A.J. Buckley as Adam Ross

Guest Star:
Richard V. Licata as Laughing Larry
Mark Simich as Essex Palmer
Brad Rowe as Benjamin
Nicole Pulliam as Bartender
Nathanael Theisen as Mario Galanti
Anthony Tavera as Ruben Sandoval
Jacqueline Pinõl as Rikki Sandoval
Al Santos as Ollie Barnes
Suzie Pollard as Lucy Burke
Matt Wood as Justin Burke
Alice Rietveld as Sadie Kevitch
Matthew Yang King as Kim Wey
Bryan Okes Fuller as Reverand John McKlowski

©MMVII, CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.
スポンサーサイト


home

Design by mi104c.
Copyright © 2017 アメリカドラマ 411, 2007- All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。