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[グレイズアナトミー] シーズン4第11話(シーズンフィナーレ←のはずだった)。SGHのみなさん!超ネタバレです。


Bailey (V.O.): In the beginning, God created the heaven and the earth. At least, that's what they say. He created the birds of the air and the beasts of the field, and He looked at His creation and He saw that it was good. And then God created man, and it's been downhill ever since.

マークとデリクは山道を登っている。

Mark: The woman loves me.
Derek: Erica Hahn?
Mark: I'm telling you. We went out last night, had a couple drinks.
Derek: You and Erica?
Mark: Just me and Hahn. And Callie.

ということで当然デートではない。好かれる事に慣れすぎて、この状況がどうしても受け入れられないようだ。一方、メレディスに他の女とデートするなと言われたデリク。もちろんローズが原因ではないのだが、それが知れたらどうなるだろう。単なるキスだと言う彼だが、マークと違って手術室でナースとキスするタイプではないだけにその重みも違っている。

Derek: What do you think?
Mark: I think it was more than just a kiss.

って違うよ。この景色だよ。街を一望できる頂上。そこはデリクの新しい家が建つ場所だった!

Bailey (V.O.): The story goes on to say that God created man in His own image, but there's not much proof of that. After all, God made the sun and the moon and the stars, and all man makes is trouble...

メレディスの家。デリクはこの家の話を彼女にした。オープンフロアでヴィクトリア朝のデザイン。「あら、素敵。一緒に住みたいわ。」とはならず、必死にオムレツを作っている彼女はまるで他人事のように返事をする。

Derek: Well, if you don't like, you know, you can tell me. It's your house, too.

卵をポトッと落とした。ちなみに彼女がこれを作っているのは、レキシーのためである。ちょっとは半姉らしいことをしたいようだ。しかし、そのニオイが家中に充満している。

ベッドから出てこないイジー。クリスティーナやエリカと一緒に仕事するのが嫌になってきた。それにしてもこのニオイ...

一方、ジョージとレキシー。

George: That smells like sulfur.

というわけで、彼はイジーと同じ部屋で寝ていない。部屋を出たレキシーはアレックスと話をする。なんでもないフリしてエイヴァの事を聞いてみた。旦那の所に帰ったという推測を立てるだけで、どこに行ったか分からない。謹慎中に追っかけていく、ような男ではないですから。

キッチンでは家の話の続き。例の場所はあくまで予定地で、家の計画を今のうちに立てておきたいらしい。そこへレキシー。自分のためにメレディスが朝食を作ってくれるなんて、という表情で感動している。はずだったが、中身はアヴォカドに冷蔵庫に残っていた適当なチーズ。そしてこのニオイ。アレックスはニヤニヤしている。デリクはニオイをかぐだけでレキシー待ち。恐る恐る食べてみた。一応おいしいと答えておいた。どう見ても息をしていないけど。メルが去るのを見て、デリクにこっそり首を振った。もちろん、彼は食べるのを止めた。結婚したら朝食は外で買った方が良さそうだ。

ベイリーはパイプ修理をビルの管理人に頼んでおくようタッカーに話すが、彼は黙ったまま。相変わらず険悪な二人。彼女が家を出る寸前に彼は重い口を開いた。

Tucker: No, are you interested in being a part of this family or not?

彼女は今はその話が出来ないと、忙しそうに出て行った。

SGHのエレベーター。この二人は意気投合した。

Erica: Oh, Dr. Torres.
Callie: Dr. Hahn, anyone who can outdrink me and still kick my ass at the dartboard gets to call me Callie.

みんなでワイワイというのが好きではない二人は、昨晩の出来事が相当楽しかったようだ。というより、そもそもあまり人間が好きではないと言う二人。ドアが開くと出てきたのは、マークだった。

Mark: Morning, ladies.
Erica: Case in point.
Mark: What's so funny?

次回からは女二人で飲みに行くことだろう。多分。

Bailey (V.O.): And when man finds himself in trouble, which is most of the time, he turns to something bigger than himself to love or fate or religion to make sense of it all.

さてさて、こちらは渦中の二人。あくまで視聴者的に、だけど。

Rose: Sweet tart?
Derek: Do you ever eat anything that even remotely resembles real food?
Rose: You'll have to take me to dinner to find out.

おお。積極的な感じで。これをやんわり拒否するデリク。やんわり過ぎて若干イライラする。

Derek: That, uh, kiss was... unexpected. I like kissing you. I enjoyed kissing you, but, uh, I'm seeing somebody.
Rose: Meredith Grey. Everybody knows about you and Meredith Grey.
Derek: I have to see it through. I'm sorry.
Rose: Don't be. It was just a kiss. See you in surgery, Dr. Shepherd.

最高。望んでた展開になってる。余裕のある女性って魅力的。って思ったかどうか知らないけど、これを聞いたデリクは笑顔ではない。気にせずメレディスと付き合えるはずなのにね。

Bailey (V.O.): But for a surgeon, the only thing that makes any kind of sense is... medicine.

イジーは戦線離脱した。エリザベス・アーチャー(Elizabeth Archer)という患者の手術があるのだが、もう心臓の手術は一切やらないと宣言。逆に不安になったクリスティーナ。

Cristina: Uh, why? What do you have?

手術より楽しいことがあるはずない...という彼女らしい考えである。イジーは彼女にカルテを渡して去っていった。そこへエリカ。

Cristina: She's not a cardiothoracic surgeon, but I could've told you that. I am the rock star.

こういう余計なことを積極的に言ってしまうと、エリカは機嫌を損ねてしまう。

Erica: Karev, are you a rock star?
Alex: Always.

じゃあそのロックスターを使いましょう。今回の手術は彼を助手にすることに決定。おそるべし。万全の準備を整えて手術に向かおうとしていたクリスティーナの出鼻をくじかれた。左前下行枝(L.A.D., left anterior descending: 冠状動脈の一部)の3分の2が解離して...ドアを開けると患者はいなかった。本当に患者のこと知ってるんですか、と言いたいらしい

キャリーが楽しそうに白衣をまとっているとジョージママがやってきた。彼はキャリーとのことを伝えていなかったばかりか、とんでもない話をしていた。彼女はベビー用の服を編んで来ていた...

レキシーはベイリーのところにエピネフリンを取りに来た。なにかあまり様子が芳しくない。忙しそうにしているベイリーにタッカーから電話がかかってくる。レキシーにカートの場所を教えて、彼の話の対応をしようと思ったらベルが鳴る。部屋に行ってみるとそこにいたのはエリザベス。彼女はベッドに横たわる男性に手をかざしていた。離れるように言うベイリー。その患者は上室性頻拍(v-tach: 心拍数が急激に上がる症状)を抱えている。はずだった。心電図の映像が落ち着いていく。

Elizabeth: I– I healed him. I'm a healer.

彼女はそう言って気を失った。


Grey's Anatomy



エリカがこれを聞きつけてやってきた。一体何が起きたのか。エリカは2時間前に投与したアミオダロンが効いたのだろうとごまかしたが、薬が効くのにそんなに時間はかからないとエリザベス。ともかく彼女はすぐに手術を受けなければならないほど、危険な状態なのである。拒否する彼女にその必要性を説くと、今度は手術のプロセスが視覚化できるくらい丁寧に説明してほしいと言う。呆れたエリカはアレックスを残して去っていった。

レキシーがエピネフリンを探していたのには理由があった。彼女の顔には真っ赤な蕁麻疹が出来ている。卵アレルギーだったのだが、優しくしてくれたメレディスの好意をむげに出来ず無理して食べたためにこうなってしまった。ジョージが彼女に注射した。

そこに血相を変えてキャリーが来た。彼女が渡されたのは赤ん坊が大きくなってからの分までの服である。放っておくと収拾が付かなくなりそうだ。ジョージママはロビーで待っている。彼はちゃんと話を出来るだろうか。

デリクとメレディス。彼女はこの家計画を昨日思いついたのだと思っているが、そうではない。彼は家を建てる計画は何ヶ月もかけて練っていて、昨日彼女と一緒に住もうと思い立ったのだ。しかしあまり良い反応が得られなくて彼は戸惑っている。今の二人の関係と家を建てるという状態になるまでは、まだまだ多くの段階があると彼女は言うのだ。

Meredith: And they'll be fun steps and sexy steps, and we'll try not to fall down them together. Okay?

家を建ててから登る階段の方が長い気がするが... 彼の表情は曇ったままだった。

エリザベスの噂はリチャードの耳にも入っていた。彼女がどうやってそれをしているかと言うことよりも、患者の間で話題に上っていることが問題なのである。彼女をめぐってトラブルが起きることは容易に予想される。彼はベイリーにしっかり管理して置くように釘を刺した。その話を聞いている間にもタッカーから電話がかかってきていたが、またも話すことが出来なかった。

ところが、マークはエリザベスを車椅子に乗せ、巡回していた。これを注意するエリカ。

Erica: Don't worry your pretty little head about it, Sloan. Karev!
Mark: Have you noticed that even when you're insulting me, you manage to tell me how pretty I am?

相変わらずのマークに、相変わらずのエリカ。彼女ははっきり好きじゃないと言っているが、結構波長が合い始めている。

Mark: You want to heal someone? Heal her.

横でアレックスも笑っている。するとエリザベスが妙なことを言い出した。ここは毒素であふれているから部屋に連れ戻して欲しい。私のヒーリングチームがもうすぐやってくるから。一体彼女は何者なのか。

ルイーズはジョージと会う前にイジーと会ってしまった。イジーは喜び勇んで彼女の下に行く。そして、すれ違いの話がうまく辻褄が合ってしまう。キャリーをかわいそうだと言うルイーズ。それは子供が中々出来ないという意味だったのだが、イジーは当然離婚のことだと思っていた。ル「人間って完璧じゃないから。でも結局誰のせいでもないのよね」イ「それを聞いて安心しました。ひどい事したなぁって思ってましたから」とここまでは良かった。おしゃべりイジーは、酔っ払って寝ちゃって離婚に追い込んじゃってと全部話してしまった。ジョージより先に。さらに彼がインターンテストに落ちたことも話した。もちろん、この事も初耳だった。ベビー服を作ってきたルイーズは激しいショックを受けた。そこにやっとジョージが来た。

Izzie: I'm sorry. I'm so sorry. I'm sorry, I'm sorry, I'm sorry.

逃げていった。

ベイリーの下にタッカーから再び電話。ERに呼び出されている途中で、話が出来ないという彼女。しかし、運ばれてきたのはタックだった。

Tucker: There was an accident.

肋骨は全て動いている。瞳孔も反応し、収縮している。神経システムにダメージはない。打撲傷と腫れがあるのみ。後はレントゲンで骨を調べる必要がある。彼が本棚の下にいると、中身が全て落ちてきた。分厚い医学書が並んでいるところに登って取り出そうとしたのが原因だった。リビングにはゲートがあって、外には出られないはずだったがその時は開いていた。開けっ放しにしていたのではないと言うが、実際は分からない。

本棚をボルトで固定していなかった彼を責めるベイリー。四六時中赤ん坊を見張っていられないとタッカー。言い争いをしている暇はない。感情的になっているベイリーに代わってタックを調べるリチャード。左肺からの呼吸音が小さい。加えて腹筋部分が硬くなっている。内部損傷の恐れがある。CTと超音波で体全体を調べる必要が出てきた。

ルイーズは激高していた。イジーと結婚するかと言えばそのつもりもない。キャリーとの結婚式にも呼ばれなかった。挙句に不倫して離婚である。カトリックである彼女にはそれが受け入れられない。結婚式は神への誓いでもあるからだ。

Louise: You just don't walk away from that. This is your soul we're talking about.

ジョージはベイリーに呼び出され、何も語らず行ってしまった。

メレディス達の下に来たジョージは状況説明を受けた。そこにリチャードからの指示。クリスティーナとイジーは頭と胸、腹のCTで調べる。ジョージは結果を早く出すようラボに頼みに行く。アレックスは待機。メレディスはベイリーの監視。

エリザベスに手を当てている女性。傍らにはもう一人の女性がいる。ダン(Don)とマイ(Mai)。やってきたアレックスを見て明らかに敵意を示している。どうやら3人とも医学を信用していないようだ。そこはアレックス。

Alex: This... this, it's – it's crap.

手術は肉を裂いたり、血が流れたりと野蛮な方法である。だから手術ではなく、自分達のやり方を優先したいのだ。しかし問題がある。治すことが出来ても自分の体に何が起きているのか分からないらしい。

タックの検査を待っているメレディス、クリスティーナ、イジー。

Crisitna: This is why people should not have kids.

かく言う彼女も誰かの子供なのだがそんなことはお構いなし。彼女にとってベイリーの子供であっても、一人の患者、ひいては治療対象にすぎないのだ。そんな彼女を軽蔑するイジー。なぜエリカの下を去ったのか聞くメレディスに、プレッシャーに耐えられなくなったからだとクリスティーナ。

Izzie: You're right, Cristina. In the contest to see who can be the best robot, you win.

検査室のベイリーとタッカー。リビングのゲートは開いていた。それは、彼女が朝、急いで出勤した際に確認していなかったからだと言う。彼との話から逃げるように出て行った彼女は、閉める作業を怠っていたのか。息子はいつも母親の姿を探している。彼が行ったのは医学書があった本棚。いつも彼女がいる場所だ。そしてその部屋に入る人間は彼女しかいない。

Bailey: Guess you made a bad choice, huh, Tucker? You picked a bad wife, she made a bad mother, she made you stay home, raise your son, and then she almost killed him. Poor you, huh?

タックの件を聞きつけ、デリクの下に来たローズ。もちろん、それが本題ではない。ああやってクールに振舞っていたが、本心は違っていた...という話をジョージは傍で聞いている。彼女が気にしていたのは、アイコンタクトをしてくれなかったということだ。彼女は目と目を合わせ、物事をはっきりさせておきたかった。

Rose: Now it was one kiss, okay? It was a good kiss, maybe even a great one, but are we going to let one maybe-great kiss get in the way of what, up until now, has been a really great professional relationship even though you didn't know my name until recently? No, we are not. So... friends?
Derek: Friends.
Rose: Good.

二人は握手した。この竹を割ったようなさっぱりした性格。去っていく彼女の後姿をチラッと見たデリクは「ただの友達」と思っているのだろうか。

X線検査の結果は悲惨なものだった。胃が胸までずり上がり、心臓が見えなくなっている。内臓がヘルニアを起こしていて、collar sign(日本語不明。横隔膜に出る症状)から横隔膜に問題があると思われる。しかし、横隔膜の断裂より、胸大動脈(thoracic aorta)の損傷が問題である。結腸に穴が開き、液体があふれている。そこには便が浮いていて、感染してしまう恐れがある。自分でそれを診断したベイリーは手術の準備をするよう指示するが、明らかに動揺していた。

彼女は手術室に入って来てしまう。あろうことか自分の息子が手術される様子を見に来たのだ。エリカは母親の見ている前では手術は出来ないと、メレディスに連れ出すように言った。邪魔はしないから傍にいさせてくれと言うが、部屋を出るまで手術を再開しないとこちらも頑固なエリカ。クリスティーナがタックの手を握り、メレディスが開創器(retractor: 切開部分を広げておく器械)を持っているからと安心させて、彼女を退出させた。

キャリーがロビーに来るとルイーズはまだ病院にいた。夫が入院していた頃、よくしてもらったベイリーの息子が大変だと聞いて心配して残っている。もちろん、自分の息子もトラブルを抱えているからでもあった。敬虔なクリスチャンである彼女にとって、離婚しても神の目には結婚は永遠のもの(Private Practiceのサムとネイオミが友人の神父に同じことを言われていた)。

Callie: I used to believe in god... and marriage... and heaven and hell.
Louise: But you don't anymore?
Callie: I believe in love... and second chances... and that even though George wasn't the one for me, it was okay that I believed that he was because...
well, for a little while, at least... I got to be an O'malley. And I really loved being an O'malley.

経過がよくないエリザベスに手術を受けさせるべく、アレックスはまたやってきた。目をつぶっていたマイは、すぐに彼が来たと分かる。彼女によると、彼の心臓は美しいのだが、そこに至る内臓と喉が閉鎖されていると言うのだ。特に喉のチャクラ(chakra: 英語ではシャクラが近い)が問題らしい。

声を司る喉に問題があるのは、過去に何か大変なことがあったにも拘らず、長い間誰にも言えなかったからだとマイ。そしてひどく傷ついた彼は、それを発散するために他の人間を傷つけている。素直で良い少年だった彼は、大人になってそうではなくなってしまった。彼女が知るはずのない彼の性格を、ズバリと言い当てた。完全に動揺したアレックス。エリザベスに手術を受けないと死んでしまうという事実を告げるのが精一杯だった。

デリクはベイリーの様子を見に来た。彼女は朝の自分の行動を一つ一つ確認していた。彼女は泣いていた。ゲートを閉めたというはっきりした記憶がない。他の事は全て覚えているのに、その記憶だけはないのだ。なだめる彼を制止し、自分を責め続ける彼女。誰かのせいにしないと壊れてしまいそうになるベイリーをデリクは抱きしめた。

Derek: Just...just stop it. You're a good mother. Tucker is a good father. You love your baby. People make mistakes. You didn't do this to your son, and neither did your husband.

間違いを犯したとしても、二人が息子を愛していることに変わりはない。

その様子を遠くで見ているジョージとメレディス。デリクが二人の家を建てようとすることが怖いという彼女。ローズとの事を気にしているのだと早合点したジョージは、うっかりキスのことをしゃべってしまった。イジーと似た者同士である。

「そうよ。たかが1回のキスじゃない」ってなるわけもなく、もう一度聞き返した。彼がいる前でローズとデリクが堂々としゃべっていたので、ジョージは秘密じゃないなと思っていたらしい。

Meredith: Derek kissed Rose?
George: Yeah, but you knew that... That I'm an idiot.

タックの手術は順調にいっている。胃の修復は終わり、脾臓の傷もなくなった。あとは、胸にチューブを入れるだけ。最後の仕上げを任せると言ったエリカに、クリスティーナはノーと答えた。単なる手術の対象、だったはずが彼女は小さな手をそっと握ったままでいた。

手術が無事に終了したことを、ベイリーとタッカーに告げた。ホッと胸をなでおろす彼女。まだ自分で呼吸できないため小児用ICUに移送される。タッカーは息子の顔を見に行った。ベイリーの方は、エリカに一言言っておいた。

Bailey: Uh, you're new here. You don't know me. And if what you did today ends up saving my son's life, I'll thank you for it. But if I never have to look at you again after that, that'll be all right with me.

タックの様子を見守る二人。まだ洗礼の儀式すらも受けさせていなかった。何とか時間を作って洗礼を施してもらおうと言いながらタッカーの手を握ろうとするベイリーだったが、彼はそれを振り払った。やはり心は通わないままなのか。

アレックスはイジーにタックの様子を聞きに来た。彼女は自分には何も出来ることがないが、クリスティーナにはそれが出来ると嘆いていた。と言うより、彼女に嫉妬していた。彼女は自分の欲しいものが分かっている。自分の才能を信じ、自分自身を信じ、心臓外科で働く自分の将来を信じている。その強い意志。自分がどういう人間かをきちんと把握しているクリスティーナ。その事に妬いていた。心臓外科に行けば、彼女みたいになれると思っていた。強い信心が湧いてくると思っていた。でも、誰かの後を追いかけるだけじゃその誰かになれないと彼女は気づいたのだろう。

ベイリーはエリザベスが治した二人の患者のことを考えていた。きっと何か科学的な理由がある。しかしエリザベスは信じる心、faithが人を治すと言っている。

Bailey: But faith isn't medicine. Faith... can't heal you.
Richard: Well, that may be so. But then again... it can't hurt.

ローズのことを尋ねるメレディス。その様子を見たデリクはピンと来て、キスしたことを自分から認めた。しかしそれが昨日だと知って、家を建てる話をしたのはそのせいだと思った。彼が求めているのはメレディスではなく、何かを共有できる誰か。

Meredith: You want someone. You want someone who wants the same things that you want.
Derek: I knew the minute I showed you those plans that you'd find some reason to walk away.
Meredith: So what, you called my bluff?
Derek: I did because I can't do this anymore. I can't do the fighting, the back and forth. I can't. Are we together or are we not?
Meredith: We were together. I was in love with you. You didn't tell me you were married. Okay, so now we're gonna have that fight again. You didn't tell me about your nurse. You want to know why I'm not ready to build a house with you? This is why. Because I cannot trust you.
Derek: You can't trust anybody. And no matter what I do... you're always gonna look for reasons not to trust me. I can't do it anymore. I c– I can't.
Meredith: Well, neither can I.

愛した相手を信じることが出来ない。根本的な部分で対立してしまった。喧嘩をするのにうんざりするほどデリクの心は離れていた。

ベイリーの決断。エリザベスをタックのところに連れてきた。彼女はタックの手をベイリー、タッカーの手につないだ。医学なんかじゃなくてもいい。科学的な説明なんてなくてもいい。愛する息子を助けることが出来ればそれでいい。

ジョージは母親に話をしに来た。母親をこれ以上悲しませたくないと思っての行動だと話した。言い訳しなくても、彼の心はすでに傷ついている。

George: I don't even recognize myself anymore. This isn't the guy that I wanted to be.
Louise: Who do you want to be?
George: The guy Bailey named her baby after. I want to be that guy again.

彼女はジョージに家に戻って来いと言った。ハロルドを亡くした彼女の心にはポッカリ穴が開いたままだった。

タックが窒息し始めた。3人の心を一つにしたおかげなのだろうか。窒息するということは、自ら息をしているということ。その様子を見ていたアレックスはイジーをエリザベスのところに連れ出した。彼女はこの手術を経験したことがあるし、心に闇がある彼よりも明るい彼女の方が最適だろうと思ったからだ。彼女が手術の説明をする。

Alex: Yang's got nothing on you.

この一瞬だけは、昔のアレックスに戻っていた。

Bailey (V.O.): As doctors, we know more about the human body now than at any other point in our history.

タックからチューブを外す作業に入った。下がっていた血圧も戻り始めている。その様子を見ているジョージとレキシー。彼はタックのミドルネームがジョージだという事を話した。そして、新しいアパートとのパートナーを探していることも話した。
 
Bailey (V.O.): But the miracle of life itself – why people live and die, why they hurt or get hurt – is still a mystery.

マークの勘は当たっていた。エリカは彼がprettyだと認めた。しかし、同じ職場で働くことがネックとなっている。

Erica: And in order for me to do my job, I need to leave who I am outside the doors of this hospital. So...

彼女はキャリーと一緒に今日もジョーズへ。マクスティーミーは満足げに二人を見送った。ただし、

Mark: I'll come meet you.

果たして二人の恋の行方は...!?

Bailey (V.O.): We want to know the reason, the secret, the answer at the back of the book...

デリクの求める誰か。

Derek: Do you want to go to dinner with me tonight?
Rose: I thought you weren't free.
Derek: Turns out I am. And I'd like to go out with you tonight. Do you want to go out with me?
Rose: That'd be nice.

彼女は笑顔になった。それを見たデリクも笑顔で返した。

Bailey (V.O.): Because the thought of our being all alone down here is just too much for us to bear.

タックは順調に回復している。しかし、タッカーは今晩、ホテルで泊まることにした。

Bailey (V.O.): For some reason, life just seems to make a lot more sense when you're looking at a baby. But at the end of the day... the fact that we show up for each other, in spite of our differences, no matter what we believe, is reason enough... to keep believing.


[END]

[感想]

今週のvoice overはベイリーでした。正直言うと、そっちの方にばかり気が行って、メレディスの話が希薄な感じになった。アディソンのことを持ち出した時は、もうあかん!って思ったよ。そこありきの今の付き合いですからねー。根本から崩壊した感じがした。でも歪んだ積み木は崩して作り直した方がいいのかもしれない。

手をかざして直すという非科学的な事柄も、「信じる」というテーマを描くには効果的でした。それだけに信じられなくなったということの意味はドラマにおいて大きな意味があるんでしょう。個人的にローズみたいな女性には惹かれるなぁ。笑顔が素敵すぎる。クリスティーナとはまた違った感じで、芯が通っている雰囲気がいいという感想。

アレックスもマークもジョージも一杯動きがあって、次のシーズンが楽しみになりました。今回はフィナーレということで、全体的にセリフを多めに残しました。訳さない方がいいかなぁ、と思ったものが多いです。

それではまたいつか。暇になったら1から見直そうかなぁ。

※ アレックスって謹慎処分受けたんじゃなかったっけ??
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Director: John Terlesky
Writer: Allan Heinberg

Star:
Ellen Pompeo as Meredith Grey
Sandra Oh as Cristina Yang
Katherine Heigl as Isobel "Izzie" Stevens
Justin Chambers as Alex Karev
T.R. Knight as George O'Malley
Chandra Wilson as Miranda Bailey
James Pickens Jr. as Richard Webber
Sara Ramirez as Calliope "Callie" Torres
Eric Dane as Mark Sloan
Patrick Dempsey as Derek Sheperd
Brooke Smith as Erica Hahn
Chyler Leigh as Lexie Grey

Debra Monk as Louise O'Malley
Cress Williams as Tucker Jones

Guest Star:
Glenne Headly as Elizabeth
Lauren Stamile as Rose
Carol Locatell as Mai

Music:
"Sweeter Than This" by Katie Herzig
"Up To The Mountain" by Patty Griffin
"Broken" by Lifehouse
"God Only Knows" by Joe Henry
"10,000 Angels" by Caedmon's Call

This episode title is referred to a song by Bon Jovi.

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