TITLE LIST
BlogTitle

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


[プリズンブレイク] シーズン3第9話。プレイバックパート9。


マイケルは連行された。さすがのレチェロもこればかりは見守ることしか出来ない。ウィスラー、T-Bag、ベリックも固唾を呑んで様子を見ている。

彼はオフィスに連れて来られた。前任のカーネルは役に立たないと言うことで、ヘネラル・サヴァーラ(General Zavala:スペイン語読み)というさらに上の人間が管轄することになった。襲撃による脱獄は関係ないとマイケルは言うのだが、サヴァーラも彼を有罪と決めているわけではない。調査をして疑問点を全て解決するのがここに呼ばれた理由だった。

最初の質問はヘリコプターについて。さすがにマイケルがこんなものを呼べるはずはないと、誰が送り込んだのかを聞かれた。知らないと答えると、同じ質問が来る。誰がやったか知っているか。ノー。

Zavala: Let's go for a walk.

外に連れ出されて、また同じ質問。

McGrady: This isn't good. They're putting him in the hot box.

ビニールを張った檻、ホットボックスに入れられた。パナマの灼熱の太陽による拷問である。こんな光景を幾度となく見てきたのか、レチェロは諦めの表情をした。

Lechero: He's done. He's finished.


Prison Break



リンクとソフィア。彼女が新聞で死亡記事を確認したところ、マイケルやウィスラーの名前はなかった。彼はSONAに行くからついてくるか聞いたのだが、彼女の頭はパニックになっていた。ジェイムズが話してくれたことが信用できなくなった。だけど彼を愛している彼女は彼をあそこから出したい。でもどうしていいか分からない。リンクだって息子のことがあるから二人を助けなければならない。いちいち考えている暇などないから、やらなければならないことをやるだけ。

彼女はついていくのを止めるつもりだったのか、今までしてくれたこと、助けてくれたことに感謝すると言った。そこに「スーザン」がやってきた。リンクに車に乗れと二人の手下が腕を掴もうとしたが、振り払って自ら乗った。裏切られたのはこちらの方。聞きたいことがあるという意思表示だろう。ソフィアを残して一人で乗り込んだ。

ラングはマホーンをSONAまで連れて来た。このまま別の場所へ行きたいというのが心のどこかにあると彼女は言った。

Lang: You don't deserve to be here.
Mahone: Actually, if you take all things into consideration... I do. Thank you.

彼が車を降りようとすると、彼女はバッグから何かを取り出した。アレックスはドラッグだと思ったようだが、手にしたのは1枚のコイン。鉱山で30年働いていた父親が、退職するその日まで毎日肌身離さず持っていた品。そんな大切なものは受け取れないと言うアレックスだったが、出て来た時に返して欲しいとの彼女のを思いを受け取った。

Lang: Take care of yourself, Alex.
Mahone: Yeah.

心配そうに見つめる彼女を尻目に、元の場所へ帰っていく。横目にはホットボックスのマイケルがいる。お互い視線を合わせたが、一言も言葉を交わさなかった。

目隠しをされたリンクは廃墟の前に連れてこられた。

Linc: What? You ain't got the guts to do it yourself?

「スーザン」も約束を遂行できないと思われたのでは、これからに影響が出ると1分だけ時間をやった。中にはもちろんLJがいる。すぐに周囲を確認して救出作戦を考えようとしたが、無理だというLJ。目をつぶってはいたものの、すぐ傍でサラの首を切断したような人間達に抵抗できるわけがない。だからといって諦めるわけにはいかない。

Linc: Me and your uncle, we know what we're doing. We're gonna get you out of this. I love you.
LJ: I love you, dad.

面会終了。彼は再び立ち上がる。

SONAの扉が開いた。ウィスラーの視線の先には、スーツに身を包んだマホーンがいる。ウィスラーは、マイケルに悪いが彼抜きで脱獄計画を考えていると話した。だからその時まで体を休めておけ、などと言う。お前抜きでは行かない。約束だ。そう言ってレチェロの方を見たが、彼はそこに含まれているのだろうか。

ベリックがT-Bagにマイケルの脱走計画について聞きに来ると、近くで嘔吐をしている男がいる。そこにクリストバルの仲間がやってきて、ベリックに今すぐ掃除しろと命令した。断るどころか俺の仕事じゃないから他のヤツにからめよと突き飛ばししたら、男はゲロに足を突っ込んだ。

マイケルは外から観察できるチャンスと周りを見渡してみたが、だんだん意識が朦朧としてきた。箱は簡素な造りになっているが、どうにか出来そうな感じではない。思考を巡らせる前に座り込んでしまった。

SONA近く。スークレはアウグストに会いに来ていた。新たな配達の仕事だと小包を持っている。前回支払った1万ドルにこれも含まれているというのだが、話が違う。やらないとあくまで断ったら銃を見せてきた。泥沼にはまりつつあるようだ。

サヴァーラはマイケルを完全に敵対視しているわけではない。兵士の一人にコップに入れた水を持って行くように言った。彼がその必要はないのでは、とやんわり否定するとスークレがやらせてくれと顔を出した。墓堀人として知られているので、簡単に事が運び、ようやくマイケルと直接話す機会を得た。

ところが彼はますます絶望感にさいなまれていた。とりあえず水を飲んだが、LJの事を頼むと半ば諦めているかのようである。サラの事で悲しみを表したスークレは、次に来た時は刑務所の中をもっと調べてみるとあくまで協力する姿勢を見せる。それも断った。

Michael: We all have to quit sometime.
Sucre: No, Michael. You're here in a chicken coop – you need all the help you can get.
Michael: Don't need your help. Just go, and don't look back.

彼はもう誰も関わらせたくないと思っているのか。それほどまでにあの軍による救出作戦は人の心を変えていた。それでも今までマイケルがしてくれたことを思うと止めるわけにはいかないと言ったのだが、マイケルは帰ってくれとそっぽを向いてしまった。

ウィスラーはレチェロと共に地下トンネルの掘り起こし作業を再開した。彼を助けに来たとか、レチェロがここのボスだとか、そんなことはもう言っていられない。二人で力を合わせてここから脱出することが先決だ。とは言うものの今のところ、マイケルがいないので簡単に事が進められない。サミーが戻ってくる前に戻ることにした。クリストバル達と話していて気づいていないが、T-Bagだけはレチェロと共に上がってきたウィスラーを見て何か感づいていた。また舌を出して唇をなめている。

サヴァーラはマイケルのところに来た。このままいけば明後日にも死んでしまうことだろう。それでも頑なに話そうとはしない。サヴァーラは自らの影響力を持ってすれば彼を救えると言うのだが、相手の勢力が大きすぎて手に負えないとマイケル。そこで将軍はある話を始めた。

かつてパナマに最も力を持ったといわれたドラッグディーラのキングピン(kingpin: ボウリングの10本のピンが並ぶ三角形の中心にあるピンから中心人物の意味がある)がいた。ギャングどもを率いて盗みや殺しをやっていた。ついには判事や警官を殺害。誰の手にも負えないと思われていた。ところが今やどうだろう。SONAに閉じ込められたまま。彼こそがレチェロを刑務所に入れた張本人だった。

Zavala: I decide whose life is at stake, and right now, it is yours.
Michael: From the moment I got here... I've been planning my escape.

彼は箱から出て話をすることになった。その様子を見ていたマグレイディ。彼も同じ光景を見たことがあるのだろう。マイケルが話を始めたようだとウィスラーに言った。彼は明らかに焦った様子である。

マイケルは、ヘリの送り主が自分の兄をはめた上に自分をここに送り込んで一人の男を脱獄させるように仕向けた人間だと話した。甥を捕らえられたために、こういった話をしているだけでも彼を危険にさらしてしまう。それを聞いたサヴァーラは、その話が本当なら軍を派遣して捜索をしてやろうと言ってくれたのだが、この話自体を信用していない。甥の名前はLJ。16歳。マイケルは彼に賭けてみることにした。

スークレがホテルの部屋にいると、リンクが帰ってきた。中には葉巻の香りが充満している。高級な物をいきなり手に入れてきたので、彼はいぶかしがった。スークレが刑務所に物を運び入れてお金をもらっていると知って、リンクは怒り出した。挙句にマイケルに会って、箱に入れられていたと言うのでもう何をどうしていいか分からない。

Linc: Everything's just fallen apart.

LJが人質となっている、という事実だけが残されていた。

T-Bagはウィスラーに直接聞きに来た。最近、レチェロが白人と仲良くしているので、サミーが気にしているらしい。彼の存在が邪魔なのはT-Bagも同じ。ヤツさえいなければ楽になるのだが、彼に勝てる人間なんてそうそういるもんじゃない。しかしそこは天下のテオドア・バグウェル。自分に借りのある人間を利用して何か考えがあるらしい。ウィスラーは笑いながら話半分に聞いていたが、右手を差し出して同意した。

Whistler: Agreed.
T-Bag: Right. Well. Thank you, sir.

リンクはスークレと人前で大声でけんかをする。産まれてくる子供のためにこの危険な仕事を止めるわけにはいかない。好きなようにすればいいと言うリンクに、金をよこせと言い出した。金は持ってないからやれない。助けて欲しいなら金をよこせ。

Linc: You're gonna start charging me now for your friendship?
Sucre: I got a kid on the way!
Linc: And I got a kid I may never see again.

二人は物別れに終わった。話を内容を見ればこれがフェイクだというのは明白だ。しかし、二人を見張っているカンパニーの人間を騙すには十分だったようだ。男はグレッツェンを出すように電話した。

サヴァーラは調査資料を持ってマイケルのところに戻ってきた。どうやら本当の事を言っているようだが、これだけでは100%信じることが出来ない。そこで彼が脱獄させようとしている男に話を聞きたいと言う。二人の間に信頼関係があるわけでもないし、彼はことさら人を信用しない人間である。期待は出来ない。それに名前を言って甥にもしものことがあってはいけないから、必ず見つけ出すと約束してくれるなら名前を教えると答えた。

ソフィアはウィスラーに面会に来た。涙を流してアパートでの出来事を話した。彼は何も詳しいことは話さず、全てはフランスへ一緒に逃げるためにやっているのだと言った。しかしヘリが襲撃して救出するなんてことがあった後に、どうやってそれを信じろというのだろう。

Whistler: Just know that I love you.

そう残して中に連れ戻された。今度は中でサヴァーラによる尋問である。

彼を脱獄させるためにマイケルを送り込んだ人間がいる。ウィスラーは何のことだか分からないと白を切った。マイケルのひどい思い込みで、嘘をついているとまで言った。ヘネラルは全ての情報を聞いているとした上で、外で誰がこれを行っているのか聞いた。何のことを言っているのか。拷問セットが運び込まれた。

Zavala: Now, start over.

T-Bagはその自分に借りのある男を捜していた。マホーンである。帰ってくるなりサミーとファイトしろと言うのだ。その代わりに薬代は全部自分が持つ。それを聞いている彼はもう汗をかいている。全身から来る欲望に勝てるのか。

T-Bag: You're the best cock in the fight, Alex. Please don't let me down.

彼はそそくさと仕事用のバッグを取りに行った。

ウィスラーは両手を縛り付けられ、椅子に座らされた。サヴァーラも調査させていたので、ある程度確信を持ってやっているのだろう。改めてスコーフィールドと結託しているか尋ねた。震えながらも黙っているので、強引に椅子を倒してもう一度尋ねた。イエス。しかし他の人間は関わっていないとカンパニーの存在を否定した。

外に連れ出されマイケルと引き合わせた。そこでマイケルはウィスラーが会っている女に聞けと言った。あの女がカンパニーなのは分かっている。彼は全てを話せばソフィアもLJも殺されると名前を明かさないが、万策尽きた彼らにとって唯一の希望がサヴァーラの率いる軍なのだ。マイケルの叫びがこだました。名前を言え!沈黙を続けるウィスラー。

Michael: James... wWe don't have a choice. It's over.
Whistler: Gretchen Morgan.

どこに住んでいるか、どうやったら見つけられるかは分からない。ただ、名前だけは知っている。グレッチェン・モーガン。

スークレがホテルのバーで飲んでいると、グレッチェンが来た。作戦は成功したようだ。フェルナンドという彼の名前も知っている。リンクは言うことを聞かないタイプの人間だと、向こうのイメージどおりに演じたのも功を奏している。今日のところは彼のところに行って謝る。数日間はタダ働きすることを誓う。そして明日か明後日に、彼女が電話してバーで会う。そうすれば5万ドルを払うと持ちかけてきた。彼を一人にさせるのを手伝ってくれと言うわけだ。頭を抱えて困ったフリをするスークレ。

Sucre: I don't know.
Gretchen: I think you do.

サヴァーラも動きたいのは山々だが、名前だけではさすがに探すことが出来ない。それに今日の経緯から隠している可能性もある。ウィスラーはあくまで分からないというので、マイケルは電話を貸してくれたらなんとかなると言った。リンクに電話して次に「スーザンB」に会う時間を聞いた。1時間後、ダウンタウンにあるガーフィールド・プライス・ビルディング。しっかりとサヴァーラにも伝えた。誰の電話からかけているのか、何が起きているのかさっぱり分からないリンクだが、マイケルは全ては計画通りに行っていると彼女に伝えてくれと言って電話を切った。

SONAに配給物が届いた。果物が入った籠に歩み寄り、サミーは靴紐を結ぶフリをする。そして気づかれないように小包を抜き取って、ズボンのポケットにしまった。アウグストがスークレに運ばせた例の物。サミーへの贈り物の様である。

ベリックが自分の部屋に戻るとチキンフットが置かれていた。もちろん、先の一件の復讐である。

Man: You should have mopped.

サミーが昼食を取っているところへ、T-Bagが来た。皿のものを取ろうとしたら順番を待てと、手を振って追い返された。ますます彼への殺意が沸いていることだろう。じっと我慢して身を引くと、ベリックがやってきた。理由なくファイトを申し込まれたからレチェロに話をさせてくれと言うのだが、相手はサミーが子分に雇った男である。サミーはレチェロの許可なく、ランチ終了後に執り行うと勝手に申し渡した。すごすごと帰っていくベリックは相当焦った表情をしている。

それを見ていたレチェロは、お前にそんな権利はないとサミーを諌めた。しかし何か問題でもあるのかと当然の様に振舞っている。

Lechero: It's not your right. It's not your place.
Sammy: Well, maybe it should be.

内部分裂の時間も早まって来ているようだ。

サヴァーラの下に連絡が入る。女が到着した。すぐに出発の準備に入る。マイケルは目を閉じて、祈るようにしている。

スークレはリンクのところに報告に来た。予定通り事が運び笑顔になる二人だが、リンクが彼女に会いに行くと部屋を後にすると、スークレは複雑な表情を浮かべていた。やはり5万ドルが気になっているのかもしれない。

マホーンが全身を震わせているとT-Bagが薬を持ってやってきた。これで無慈悲な殺人者の姿に戻れば、サミーといえど互角以上に戦えると見ているわけだ。ニエヴェスを殺したのはこのためだったのかもしれない。

T-Bag: You can't deprive yourself like this.
Mahone: Get – get out of here.
T-Bag: You don't mean that.
Mahone: Yeah... yeah, I do. I do.

悪魔のささやきに抵抗するアレックス。まともに話してみろ。お前は話すことすらまともに出来ないだろう!このまま何もしないで死んでいく。震えて汗だくになって、消滅していくんだよ。地獄への長い茨の道を通ってな。

T-Bag: Is that what you want, Alex? Or do you wanna live?
Mahone: See you on the other side.

T-Bagも焦っていた。逆に言えばサミーに対抗できるのは彼しかいないのだ。アレックスを突き飛ばし、足蹴にして夜中に這いつくばって戻ってきても助けてやらんと吐き捨てて去っていった。その顔には怒りと不安と絶望がにじみ出ている。床に転がって震えているアレックスの目の前には、ラングがくれたコインがあった。それを握り締めて、痛々しい姿で耐えに耐えるのだった。

「スーザン」に会いに来たリンクは、まずマイケルからのメッセージを伝えた。昨日の今日であまり信用していないが、ともかく予定通り明日ウィスラーは脱出すると伝えた。そこにサヴァーラが来た。パナマ国家警察によって連行。この件について関係ないと訴えるリンクだが、LJが救われればそれもどうでもいい話だろう。

彼女をウィスラーを尋問した場所に連れてきた。あくまでも無実の一般人を装っている。James Wilsonと完璧な名前の間違え方をするなど、ますます怪しい点がある。

Zavala: You're a tourist here?
Gretchen: No, not a tourist, sir. I like to think of myself as "a student of life."

こんなハッタリは簡単には通用しない。レチェロを刑務所に入れた男である。

Zavala: Abre la manguera!

兵士達が物々しく動き出した。

Whistler: What did he say?
Michael: "Turn on the hose."

中庭ではファイトが始まるというので、囚人たちは盛り上がっている。いつもの様に賭けも盛大に行われていることだろう。当のベリックは何かを探していた。目当ての物を発見し、布を手に巻いた。鼻栓までしている。泣き出しそうな顔で決意を固め、リングに飛び出して行った。

グレッチェンへの拷問が始まった。ラップを顔にかぶせ、上からホースで水をかける。その様は外の二人の耳にも入っている。SONA脱獄の指示を出したか。彼女の答えはノーだった。手を合わせて心配そうにしているウィスラー。自分の将来が彼女の手に委ねられているからと言うのだが、真相は分からない。拷問に耐える彼女にサヴァーラは言った。

Zavala: You've proven one thing. This is not your first time.

兵士としてのトレーニングを受けていた彼女は、実際に同じ目に何度も遭っていたことだろう。ただの一般人が水責めを受けてすぐに"No"と声を発するなど出来る筈もない。サヴァーラは外の二人を中に入れた。

彼女は二人を知らないと言うが、マイケルは面会に来ていたとウィスラーに同意を求めた。将軍はウィスラーに問う。この女の下で動いていたのか。この女が脱獄を命令したのか。銃を取り出した彼に、黙り込んでいたウィスラーは答える。

Whistler: Yes.

彼女は彼と関わっていたことは認めたが、脱獄について知らないし、ただ少年の世話をしていただけだと嘘をついた。少なくともマイケルの言っていたことは真実だと証明された。パロマ(Paloma)の近く。ハイウェイ2。サヴァーラはその場所へ彼女と向かうことになった。

マイケルはじっとグレッチェンの顔を睨みつけていた。

Michael: Was it you? Did you kill Sara?
Gretchen: I have no idea who you're talking about.
Michael: I'm coming for you.

ファイトは一方的にベリックが劣勢だった。しかし拳に巻いた布キレを嗅がせてから、状況は一変する。男は視界がぼやけ始めた。隙を見たベリックが急所を蹴り、殴打を繰り返した。最後のアッパーが入った後、男は血を流して死んだ。彼は勝利の雄たけびを上げる。その様子を見てニヤリとしたT-Bag。彼が捨てた布を拾い上げた。

T-Bag: Congratulations. You're a regular "Buster" Douglas, aren't you?

(日本での方が意外に有名かも。東京ドームでマイク・タイソンに始めて土をつけたボクサー。)

ベリックが使ったのはアセトン(Acetonaと書いた缶)だった。布一杯に染み込ませれば、意識は飛ばすことなど用意である。T-Bagは自分でニオイを嗅いで確認した。

T-Bag: Mm-hmm.

不正を働いたことがバレてしまった彼は、また利用されるに違いない。

LJがいるという場所に来た。しかし中を開けるとそこはもぬけの殻。隙を見たグレッチェンは兵士の一人を隠し持っていたナイフで刺し殺し、サヴァーラは奪い取った銃で射殺した。たった一人のガードで来たのは油断だった。彼女はすぐに応援を要請。続いてもう1回電話をかけた。

"Susan": Hi, Lincoln.

サミーに面会人という珍しいシチュエイション。来たのは当然、アウグストである。小包を開けたか確認しに来たらしい。それほど大切な物が入っていたのか。

Augusto: You need to make a choice. Lechero's days are numbered. You agree? Then you know what you need to do. You've done a good job far. Now is the time to make a move. Prove yourself. Go back in and open the package.

レチェロが消される運命にあると判明した。だとすれば包みの中身が何か、想像に易い。今までの贈り物はすべてこれが目的だったのだ。

マイケルとウィスラーの下に来たのは、別の軍人だった。彼らはサヴァーラが殺されたことを知らされた。最後の策が尽きたばかりか、LJやソフィアの身が危なくなってしまった。

Michael: I'm sorry to hear that. He seemed like a nice man.

出所までの道のりは途絶え、再びSONAに戻される運びとなった。それを見ていたレチェロをジッと見ているサミー。戻ってきたマイケルはレチェロに電話を借りてリンクに連絡する。心配されたLJは無事との知らせを受けていたようだ。それを聞いて一安心だが、何も告げず行動に出てあやうくLJを失うところだっただけに、リンクもお怒りである。マイケルはウィスラーが自分たちの手にある限り、大丈夫と踏んでのことだった。

軍に呼ばれて何事もなく堂々と帰ってきた事に、クリストバルは気に食わない。サミーに直談判に来てどうにかしてくれと頼んだ。レチェロも中々思い腰を上げないので、サミー自身に何とかして欲しいというのだ。彼の心はほぼ決まっている。近日中にレチェロをどうにかする手段に打って出ることだろう。

マイケルは部屋でジッとしているウィスラーのところに来た。振り出しに戻ってしまったが、それこそが彼の望みだと問い詰める。彼女の名前を出したのは、自分を救ってくれると思っていたからではないか。マイケルがそうしろと言ったからだと答えるが、少なからず疑問が残る。一介の漁師がカンパニーの事を良く知っている理由は何か。マイケルはこの際だから言った。

Whistler: You gonna do this or not?
Michael: You can tell her the answer is yes. But once we're out, I consider you collateral... nothing more.

あくまで無事に脱獄しLJを助けるための保険に過ぎないのだ。

サミーは部屋に戻って小包を開けた。中に入っていたのは銃だった。アウグストからのメッセージ。レチェロに取って代わる決心が出来るのか。

[END]

[感想]

LJを殺せないというカンパニーの弱さが露呈してしまったような。あんだけ怒って電話したのに、無事だよなんて言ったんだろうか。

アレックスは大丈夫なんかな。あの苦しみを乗り越えるとまともな状態に戻るの?ラングがあこがれたマホーンは、シェイルズを殺してからのドラッグ中毒の彼なのか。それともその前の彼なら、一体どんなだったんでしょう。

特に本線と関係ないんですが、グレッチェンがガードを刺し殺した時に隠し持っていたナイフは、ウィスラーが地下道で隠したナイフと同じだった気がする。あのナイフ、まだ置いたままじゃない??

今回はマイケル君のグレッチェンに"I'm coming for you."って言った時の表情が素晴らしかった。怨念だぁ。いろんな意味に使えますが、この4語の重みがズシーンと来ました。字幕付ける方はこういうのうまく訳すんでしょうなぁ。

また次回。
---
Director: Craig Ross Jr.
Writer: Karyn Usher

Star:
Danay Garcia as Sofia Lugo
Robert Wisdom as Lechero
Robert Knepper as Theodore "T-Bag" Bagwell
Dominic Purcell as Lincoln Burrows
Wade Williams as Captain Brad Bellick
William Fichtner as Special Agent Alexander Mahone
Amaury Nolasco as Fernando Sucre
Jodi Lyn O'Keefe as Susan B. Anthony
Chris Vance as James Whistler
Wentworth Miller as Michael Scofield

Barbara Eve Harris as FBI Agent Lang
Carlo Alban as McGrady
Marshall Allman as LJ Burrows
Laurence Mason as Sammy

Guest Star:
Rey Gallegos as Cristobal
Michael Seal as Octavio
F.J. Rio as Augusto
Julio Cesar Cedillo as General Mestas
Castulo Guerra as General Zavala

™FOX.com and ©FOX and its related entities. All Rights Reserved.
スポンサーサイト


home

Design by mi104c.
Copyright © 2017 アメリカドラマ 411, 2007- All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。