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[LOST] シーズン4第2話。新メンバーが3人増えた。Full Recapでおさらい。


 遠隔操作探査機(ROV: remotely operated vehicle)を2台使って5000m下の海底探査が行われている。磁気探知器を使って地図の場所を調べていくと、機体の一部が見つかった。オーシャニック航空815便。

 この様はニュースで報道された。場所はインド洋。救助船クリスティアンI(Christiane)。彼らはバリ島沖のスンダ海溝付近を2ヶ月以上かけて、沈んだ交易船を探していた。それをテレビで見ているダン(Dan)という男は体を震わせて泣いている。一緒に住んでいる女性に泣いている理由を聞かれた。

Dan: I don't know.

 その男はヘリコプターに乗っていた。故障発生。同乗していたクルーに突き落とされるように、制御不能になったヘリからパラシュートで飛び降りた。たどり着いたのはどこかの島。そこに男と女がやってくる。

Jack: Hey there.
Dan: Are you Jack?
Jack: Yeah, I'm Jack. Who are you?
Dan: I'm Daniel Faraday. I'm here to rescue you.

 ダニエル・ファラデイ。彼は確かに言った。君達を助けるために来たんだと。


Lost



 一緒に乗ってきたのは彼を含めて4人。彼は一人で降りてきたから、他の人達がどうなったか知らない。彼は電話機を入れていたカバンを無くしたと言うので、ネイオミのを貸してあげた。もちろん使い方は知っている。ミンカウスキにつながった。

 彼に生存者を見つけたことを報告した。しかしスピーカーで話しているのかと、実に警戒したような声で聞かれた。ダニエルはジャック達から離れ、通常モードで話を始めた。ケイトはネイオミがうまく話してくれていたから彼女の件については大丈夫だと考えている。だが、ジャックは違う。ダニエルの腰のベルトには銃がある。配備された物ではなさそうだ。彼はただのレスキューではないと思っている。

 電話を終えてダンが戻ってきた。船の人間は他のメンバーからの連絡を受けていない。しかし彼らの体には赤く点滅するGPSトランスポンダが付いている。これで船に場所を知らせると、その場所を電話に送り返してくれる仕組みらしい。電話機には、彼らの居場所が赤い点で表示された。彼の要請で、一緒に他のクルーを探しに行くことにした。

Dan: Hey, where are the rest of your people?
Kate: Most of them are back at the beach.
Dan: Most of them?

 ロックは雨を顔に受けていた。 雷が落ちるかもしれないと心配してハーリーが来た。ヴィンセントも一緒だ。彼の心配をよそに、すぐに嵐は去っていくとロックは言う。少しして雨は止み、日が差してきた。ビックリしたが、足を止めていた一団は再び出発。

 ソーヤーは尋ねた。

ソーヤー 「なんで東の方へ行くんだ?宿舎は南の方だって言ってたじゃないか」
ロック 「それはな。ちょっと寄り道しなきゃならんからだよ」
ソーヤー 「どこに?」
ロック 「行かなきゃならない小屋(cabin)があるんだ」
ハーリー 「キャビンって逆の方じゃなかったっけ?」

 彼は別の方角を指差した。ロックは足を止める。少し怖い顔つきで何と言ったか聞き返した。

ハーリー 「ほら。あの飛行機の方のキャビンじゃないかって思っただけだよ。」

 彼の表情は曇る。その方角に行きたくないかのようである。ベンは少し異変に気づいた様子だ。

ソーヤー 「時間を無駄にしてまで小屋に行く理由なんかあるのかい?」
ロック 「行かなきゃならんから行くんだ」
ソーヤー 「そうそう。あのネイオミって女にナイフ投げなきゃいけなかったのと同じってとこか」
ロック 「ああ」

 険悪な雰囲気に包まれる。

Sawyer: You mind telling us who you're getting your orders from, Colonel Kurtz?
Locke: I got them from Walt.

 意外な名前が出てきた。ちなみに、Colonel Kurtzは映画「地獄の黙示録」(原題: "Apocalypse Now")でマーロン・ブランドが演じた役である。

 ビーチ。ジュリエットはジャックが戻ってこないので、心配になってサイードと話しに来た。彼はレスキューが正反対の側に来ているかもしれないからと、特に気にする様子はない。それより彼女に聞きたい事があった。アザーズの元メンバーとして、ベンの言葉の真意を尋ねた。

サイード 「なんでベンはここに来る人達が俺達を攻撃するって言ったんだ?」
ジュリエット 「彼は嘘つきだからよ。そうやって私たちを怖がらせるの。それがベンのやり方。じゃなかったら、本当に攻撃するために来ているのかもしれない。銃は後何丁残ってるの?」

 すぐに答えなかった。彼女に何か策があるのか。

 ジャングル。仲間の捜索は続いている。箱が落ちているのが見つかった。コントロールを失ったヘリを軽くするために捨てたものらしい。中から出てきたのは、ガスマスク。ダンに尋ねたが自分が入れたわけじゃないからと、答えをはぐらかす。ケイトも怪訝そうな表情で見ている。

 ジャックは銃を持っていた理由も尋ねた。念のため、という彼の答えだが、何に対して警戒する必要があると思ったのか。二人にジッと見られて戸惑いを隠せない。

ダン 「うーん。そうだね。何て言ったらいいか。うん。君達を救うことが、その、第一目標じゃないんだ」
ジャック 「じゃあ、何が目的なんだ?」

 彼はまた答えるのをためらった。すると電話が鳴る。GPSシステムに緑色の点が現れた。

Dan: It's Miles! It's Miles, come on.

 彼は一人でその方向へ走っていった。

 移動グループ。ソーヤーは早速ウォルトについて聞いてみた。夢うつつ、というわけではなく本物だったらしい。でも身長は実物より高かったというから、ますますソーヤーは信じられない。ウォルトはロックにネイオミが仲間を連れてくるのを止めろと言った。しかしそれ以上質問することはかなわなかった。とはいえ信じた理由はある。

ロック 「ベンは俺を撃った後、死んだと思って俺を捨てて行った。そこを救ってくれたのがウォルトだった。だから彼を信じる気になったんだ」

 そんな話信じられないが、彼は服をめくって銃弾の傷を見せた。丸い穴が開き、傷口の周囲は赤いまま。背中を見ると貫通した後がある。ソーヤーは言葉を失った。ベンを含めた他の面々も同様。彼が助かった理由は、その場所に腎臓が無かったからだった。ロックは先に進んでいく。ソーヤー達は何も言わずについていった。

 マイルズは崖の下にいた。パラシュートが見える。ジャックが先に下りて確かめた。かぶっていたヘルメットを外す。死んだかに見えた彼はいきなり銃を構えた。ダンは助けに来てくれたことを説明したが、ケイトはその隙に銃を取ろうとする。マイルズは彼から下がって両手を見せるように命令する。銃を向けられたジャックは彼女に大丈夫だから従うように言った。しかしここで困った状況が起きた。

マイルズ 「あんたがケイトだな。ネイオミがどこにいるか教えろ。」
ケイト 「え?」
マイルズ 「ネイオミだよ。あんたが殺した女だ。彼女はどこにいる?」

 カリフォルニア州イングルウッド(Inglewood, CA)。住宅街にマイルズは車を止めた。ラジオからは815便の乗客324人全員が死んだ事を確認している最中であることが報じられている。彼はエンジンを切って、トランクからスーツケースを取り出した。

 尋ねたのは、ガードナー(Gardner)という黒人女性が住む家。事前に電話で連絡していたらしく、すぐに入れてもらった。彼はどの部屋か訪ねた。部屋に行く前に200ドルを現金で払って欲しいと言う。100ドルだったはずじゃないかと言う彼女に、「100ドルは友人の警官があなたの孫が殺害された、って話してくれる前の話ですよ。ここからは200ドルになります」と答えた。

 彼女がキッチンにお金を取りに行くと、彼はケースを開けて準備に取り掛かる。掃除機のようなものを組み立て始めた。20ドル札が10枚あるのを確認し、いよいよ作業に取り掛かる。

マイルズ 「何を聞いても絶対に上がって来ないで下さいよ」

 階段を上がり、部屋に入った。フットボールのポスターには"15"という番号が書かれている。機械のコードをコンセントに挿すと、先端についた円盤のような物がキュルキュル音を立てて回り始めた。部屋の様子を神妙な面持ちで伺う。ベッドに座って待っていると、彼は何かを感じ取った。霊に話しかけているようだ。

マイルズ 「君がここにいてもお婆さんにとって何もいいことはない。彼女を苦しめているだけだ。階段の下にいる彼女に君がいなくなったことを報告したいんだが、それの居場所が分からないとそう出来ない。どこにあるんだ?」

 本棚の方で音がした。動かしてみると通気孔がある。蓋を外して中を調べた。出てきた紙袋には札束とクスリが入った袋が入っていた。嗅いでみたが本物らしい。彼はドラッグだけを袋に戻し、元の場所にしまった。本棚を戻して、機械を止めた。「もう行ってもいいよ」と残して部屋を出た。

 彼が戻ってくるとガードナーはうまく行ったか聞いた。彼はもう平穏な場所にいる、と答えて壁に飾られた孫の写真を見た。何を思ったのかポケットからお金を取り出し、半額の100ドルを返金した。彼女は全てがうまく行ってホッとしたのか、彼を抱きしめる。マイルズは終始、目が泳いだままだった。

 崖。ダンが止めに入るが、マイルズは興奮したままである。ネイオミは電話で「妹に愛していると伝えて欲しい('Tell my sister I love her')と言っていた。彼女に妹はいない。これは捕らえられて銃を頭に突きつけられたことを伝えるためのコードだったのだ。ケイトは呆然としている。

Miles: Like right now, Jack, here, would say, 'Tell my sister I love her.' You get it?

 ジャックは自分達が彼女を殺したのではないと主張した。だったら死体の場所まで連れて行けと言うのだが、ダンは「シャーロット(Charlotte)やフランク(Frank)はどうするんだ」と仲間の救助を優先したがっている。それでもネイオミのところへ連れて行けと銃を突き出すので、ケイトはロックのことを教えた。彼と一緒には行動していない、というとまた怒り出した。死体を見てもどうにもならないと説得してみたが、見たら分かるからとにかく連れて行けと言うマイルズだった。死んだ人間と話でもするのだろうか。

 ジャングルの一行。小川で休憩をしているとベンがアレックスに話しかける。何か伝えたいことがあるらしい。何回か声をかけて彼女が反応したが、カールが銃を手にして「黙っててくれ。ライナスさん」と言った。「カール。私の娘と寝るつもりだったら、ベンと呼んでくれたまえ」と返したから、カールもカッとなる。そこにソーヤーが割って入った。こうやって人をイライラさせたりして、感情を揺さぶるのがベンのやり口なのだ。カールに水を渡して二人を行かせた。

 二人きりになったソーヤーとベン。ベンは彼がケイトを置いていった理由を尋ねた。

Sawyer: You're wasting your time, Yoda.

 彼の矛先はソーヤーに向いた。

ベン 「嫌なのは分かるけどさ。ちゃんと向き合えよ。お前には勝ち目が無いってことにさ」
ソーヤー 「何の話だ?」

 彼はベンを縛るロープを引っ張り上げた。

ベン 「ジェイムズよ。自分を見てみろよ。この島じゃ勇敢でハンサムで怖い物知らず、ってことで通ってる。ここじゃスゲエ男だよな。でも彼らと一緒に行ってしまうと、現実世界に帰ることになる。しょうもない詐欺師って最低な人生が待ってる。絶対に一流外科医って人にはかないっこないわな。俺達と一緒に来てケイトは怒ってるだろうね。」

 ソーヤーはロープをさらに強く引っ張った。

ベン 「かわいそうに。彼女にはジャックっていう慰めてくれる人がいるもんな!」

 皆が見てるのに構わず殴る蹴るした。止めに入るロックに今一度尋ねた。何でこいつを生かしておくのか。ロックはこの島に誰よりも長くいるから自分達が必要な情報を持っているんだと答えた。とはいえ、彼の口は凶器にもなる。心にナイフを突き立てる。

Sawyer: His mouth put that hole in your gut?

 怒りは収まらない。だったら娘の前で殺したらどうだと言い出した。アレックスの方を見た。ハーリーは首を横に振っている。グッとこらえた。

ソーヤー 「こいつが反撃に出るのは時間の問題だぞ。もうそのやり方を思いついてるかもな。お前が管理しとけよ」

 彼はロープをロックに渡した。ロックは何も言わずに受け取る。当のベンはまた血まみれになって、助けを請うような表情をしていた。

 マイルズ。目を閉じ、ネイオミの死体に向かって何かを唱えている。ジャックとケイトは遠くから見ている。何をしているのかは分かるはずも無い。ジャックは周囲を見て何かに感づいた様子を見せる。一方のダニエルは一人で話し始めた。

ダン 「ここの光はなんかおかしいなぁ。うまく散乱していない感じだ」

 彼の方も意味が分からない。ずっと銃を手にしているので、ケイトはしまってくれと頼んだ。しかしマイルズが撃ってくるかもしれないからと断った。すると儀式を終えてマイルズが戻ってきた。彼らが殺したんじゃないと納得したらしい。

 電話に反応がある。シャーロットがここから3キロの地点にいる。助けに行こうとするマイルズだが、ジャックはケイトの手を掴んで待機させる。銃を持ったままついてくるように指示する彼にしまってくれと言った。このジャングルにいる他の仲間がお前達を狙っている。馬鹿にしてるのかと言った瞬間、銃が2発撃ち込まれた。サイードとジュリエット。ジャックは彼らの存在に気づいていたのだ。

Jack: How stupid are you?

 チュニジア共和国メドニン(Medenine)。砂漠を走るトラックから二人の女性が降りてきた。テントが張られキャンプ地のようである。そこに落ちていたフランス語の新聞には、815便の機体が発見されたことが1面に書かれている。それを確認した女性に、「一体いくつの言語で確認したら気が済むの?」ともう一人の女性が聞いた。

 男が近づいてくる。フランス語で何か聞いた。彼女についてきた女性は通訳と分かる。彼は迷ったのかと聞きに来たらしい。彼女はここの発掘作業を知っていると答えた。しかし現場は閉鎖されているらしい。それならばとユーロの札束を渡して開けさせることにした。

 現場には恐竜の骨が散乱している。ホッキョクグマ(Ursus maritimus)の物らしい。砂漠のど真ん中からホッキョクグマの骨が発掘されたわけである。さすがに通訳も不思議がっている。砂利を掘り起こしてみると、ダーマのハイドラエンブレムがついた首輪のような物が出てきた。彼女はえもいわれぬ笑みを浮かべている。

 その彼女も生きたまま着陸できた。とはいえ、状況は崖に生えた木の枝に引っかかっているという絶望的なものである。彼女はもがいた。下は水だから大丈夫とみて、パラシュートから切り離した。水にまっさかさまに落ちたが大丈夫。喜んでいたのも束の間、彼らの存在を恐れる一行がたどり着いた。

Charlotte: Hi.
Locke: Hi, yourself.

 ジャングル。ジュリエットは心配になって、コクピットの方から足取りをたどってきたのだった。

Kate: Somebody could have told me that the Calvary were here.

 とケイトは教えてくれなかったことに不満顔であるが、「ウィンクしたじゃない」とジャックは笑った。それを聞いて一緒にジュリエットが笑ったから、またまた不満である。

 後ろからサイードがダニエルとマイルズに銃を突きつけ進んでいる。ダンはフルネームで自己紹介したが、マイルズの苗字を教えようとすると「教えるな!」とさえぎった。彼はガードナーにはストローム(Straum)だと名乗っていたのだが、何か理由があるのだろうか。

 ダニエルは自然科学者である。光がどうこう言っていたのはそのためか。ペラペラしゃべる彼を邪魔するマイルズ。彼は土壌サンプルを集める仕事をしていると嘘を言った。しかし簡単に騙されるサイードではない。世界中が死んだと思っている815便の乗客が生きているのを目の当たりにして、一切の驚きを示していないのはなぜかと聞いた。マイルズはあの乗客かとわざと驚いて見せたが、やはり別の理由でここに来ていると思われる。

 シャーロットはロック達に何人の生存者がいるのか尋ねた。どうして知りたいんだと言うハーリー。単なる好奇心なのか、そうではないのか。少ししてハーリーが後部の人を抜いて48人だと答えたが、ロックが制止。彼にとって彼女はあくまで危険な存在である。

 彼女は彼らが子供を産んだりして、この島でちゃんと生活していることに驚いていた。だからまだまだ聞きたい事があるようだが、それは船に戻ってからにしようと言う。彼女も例のトランスポンダを持っている。これがあれば向こうに居場所が分かると言うのは、今までと同じ説明だ。しかし、この話をしている間にベンはカールの銃を狙っているようだ。

 ロックは逆に彼女の仲間が何人いるか聞いた。彼女を入れて4人。ヘリがどうなったのか聞いたが、状況はよく分からないらしい。自分がどこを飛んでいたのかも分からない、というのだが、いささか疑問である。全員が不審の眼差しを向けた。

 彼は出発を促した。ここにいて発見してもらうのを待とうと言う彼女だが、それは目的に反する。

Locke: See, there's your problem. We don't want to be found.

 サイード達。彼は電話で別の人間に連絡を試みる。すると逆に情報が入ってきた。黄色で表されたシャーロットが動き出して、こちらに向かっている。その速度からして相当な速度で走っていると思われる。彼女は、何かから逃げ出しているのか。ジャック達も走り出した。

 しかし彼女がいるはずの場所には誰もいなかった。ダニエルが声を上げて見たが反応なし。少ししてジャングルから何かが向かってくる音がする。銃を構えて待ち受けると、クビにトランスポンダをつけられたヴィンセントだった。すぐにジャックは理解した。シャーロットはロックの下にいる。

 バハマ国エルーセラ(Eleuthera)。部屋の中の水槽を墜落する飛行機の模型を眺める男がいる。そばにあるテレビでは815便のニュースが流れている。NTSB(The National Transportation Safety Board)が、犠牲者の家族へのホットラインを開設し、身元の確認を開始した。

 そこに映し出された写真。パイロットで、名はセス・ノリス(Seth Norris)と言う。それを見て悲しげな表情を浮かべる男。ニュースでは、彼の遺体を引き上げるのはほぼ不可能であると言っている。身元確認のため、彼の遺体写真が映し出された。番号は888-548-0034。彼の腕を見て、何かに気づいた。すぐに電話をかける。

 オペレイタの女性に情報があるから責任者を出してくれと言った。とりあえず内容を教えて欲しいという彼女に、画面の男がノリスではないと伝える。彼女は電話を代わった。

「この男は、高校の時の彼女と19歳で結婚し、それ以来ずっと結婚指輪をしていたんだ。でもこの遺体にはその指輪がない」

 落ちただけじゃないかと言う責任者に、彼ではないと訴え続ける。そしてその情報がどれだけ正確か尋ねられたこの男は興味深い答えをした。「俺があの日、815便を操縦する予定だったんだ」

 フランクもまた、生きていた。血を流しているが、歩くことが出来る。斜面を登りたどり着いたその場所に、姿を現したのは...牛だった。ホッとしてポケットから電話機を取り出したが、破壊されてしまっている。仕方なく別のポケットからフレアガンを取り出し、救助信号を空に打ち上げた。

 すぐにシャーロットが気づいた。仲間が来たのだと喜ぶ彼女だが、一行は全く笑っていない。あくまで救出に来たことを主張するも、ロックは相手にしない。ハーリーやクレアは誰がやったか確認ぐらいしに行ったらどうかと提案したが、仲間がやったということすらうそかも知れないと却下した。彼は彼女達が救出に来たのではないというウォルトの言葉を信じている。

 好きにすればいいと勝手に動き出すシャーロット。ロックが止めるが、許可をもらう必要なんてないと言い返した。そして彼女が動こうとした瞬間、彼女は撃たれた。やったのはもちろんベンである。カールの銃を盗み取っていた。

 怒りに任せてソーヤーがベンに殴りかかる。ロックは彼女の生死を確認する。首に手を当てて脈を調べたら彼女は息を吹き返した。彼女は「ヴェスト」と言った。シャツを広げてみると、防弾チョッキを着ていた。ベンはこれを知った上で撃ったのか、それとも殺すつもりだったのか。ロックは彼を睨みつけていた。

 フランクのところに実際にやって来たのは、ジャック達の方だった。倒れていたが彼はまだ生きている。シャーロットは彼より先に下りたから場所は分からない。ヘリコプターの方はと言えば、彼は自分で着陸させたそうである。

 彼が言う場所にヘリコプターはあった。安全な場所に見事なまでに着陸させてある。ロスティーズに希望の光が差し込んできた。ジャック達に思わず笑みがこぼれた。

 ダニエル、シャーロット、そしてフランクの写真が並べられた。それを見たネイオミは、経験や軍のトレイニングを積んでいない彼らにこのミッションは向いていないと言う。相手はハーリーに弁護士と名乗っていたアバドンだった。彼らを保護なしに島に落とすのは危険だと言う彼女だが、その彼女自身も同行することが伝えられる。

 彼の口ぶりから彼女は相当な強さを持っているのが分かる。アバドンは生存者がいないから危険ではないという確信を持って送り込むつもりだった。

アバドン 「オーシャニック815便に生存者はいないんですよ。あれこれ聞かないで、しっかり仕事をしてください。このチームの各人が選ばれたのには、それぞれに特別な目的があるからです。全てはあなたが彼らを連れて行って帰ってくる、誰も死なないようにする、それにかかっているのです。あなたは出来ると思いますか?」

 彼女はちょっと考えて承諾した。

 結果は今のところ、彼女一人が死んでしまった。サイードがヘリを調べたところ、大きなダメージは無く、この分なら飛べそうとのことである。それを見てマイルズが電話を返してくれとジャックに頼んだ。彼はここで何をしているかを教えろ、という条件を出す。電話を返したら教える、と逆に条件を出してきた。サイードに目で確認し、彼に手渡した。

Jack: Don't say anything about your sister.

 彼が電話するとレジーナ(Regina)という女性が出た。ミンカウスキは現在電話に出られないらしい。仕方なく、彼が出られる状態になったらかけさせてくれと電話を切った。

 その頃、ケイトとダニエルはネイオミの死体を担架で運んでいた。それを見て単なる肉にしか過ぎないと言うマイルズの発言は、あれほど彼女に固執していた彼のものとは思えない。誰が殺したのかを知るためだけだったのか。ダニエルは彼女をここには置いていけないと言った。

 マイルズに同調したのがフランクである。嵐でほとんどの燃料を使い切ったので、船に戻るまでは余計な重量は課したくないというのだ。その代わり、戻ってきた時に連れて帰ると約束した。

 ジャック達は、遺体を別の場所に移し、持って来た毛布をかけておくことにした。一方のジュリエットはフランクの傷を治療中。彼は彼女の名前がジュリエット・バークと知って、あの飛行機に乗っていなかっただろうと言う。

 すぐにマイルズにこの事を教えた。彼は驚いて一瞬疑ったが、フランクは乗客名簿に何度も目を通している。彼女はこの島に住んでいた人間だと知ったマイルズは、突然激高した。「彼はどこにいるんだ!」と。

 ここでついに彼らの目的が明かされた。写真をジャック達に見せる。

Frank: We're here for Benjamin Linus.

 ジャックはジュリエットと見合った。一体、何のために...!?

 その頃、ソーヤーはベンに銃を突きつけていた。ロックはシャーロットに謝るが、彼自身も彼女を撃とうとしていたのだ。受け入れてもらえるはずもない。彼女のことはひとまず置いて、ソーヤー達の所に来た。

ソーヤー 「だから言っただろ、って言うべき場面だよな?」
ロック 「ジェイムズ。俺が間違ってたようだ」
ソーヤー 「俺にやれってか?」
ロック 「いや。俺のせいでこうなった。後始末は俺がする」

 彼は銃を受け取った。止めに入るアレックスをダニエル(・ルソー)に制止させる。カールが彼女を連れて行く。彼女だけではない。見たくないものは全員この場から去らせる。クレアは反対するが、もしも仲間、特にアーロンに当たったりしては大変だからと下がらせた。

 追い詰められたベンは、欲しい情報を持っていると切り出した。答えがあるという彼に、ロックは尋ねた。

ロック 「モンスターって何なんだ?」
ベン 「何のことだ?」
ロック 「あの黒い煙のモンスターだよ。あれは何だ?」
ベン 「知らない」

 安全ピンを外した。

ロック 「サヨナラ、ベンジャミン」
ベン 「彼女の名前はシャーロット・ルイス(Lewis)」

 彼女は振り返った。いや、他の全員も同じく彼の方を見た。

ベン 「シャーロット・ステイプルズ・ルイス。1979年7月2日、イングランドのエセックスで生まれた。デイヴィッド(David)とジャネット(Jeanette)という両親を持ち、3人姉妹の長女だ。

 ブラウンズグローヴ(Brownsgrove)で育ち、ケント大(Kent)で学士を取った。その後、オックスフォード大で文化人類学のPhDを取得。

 ここには他の二人のメンバーとパイロットとやってきた。彼らの名前は、ダニエル・ファラデイ、マイルズ・ストローム、フランク・ラピーダス(Lapidus)。

 あんたの勘は正しいよ、ジョン。彼らは脅威となる。もし俺を撃てば、その脅威がどれほどのものか一生分からずじまいだ。だって俺は彼らがここで何をしているか知っているんだ。彼らの欲しいものもね」

 ソーヤーがそれが何か尋ねた。彼は知っていた。なぜ彼らがここに来たのかを。

Ben: Me, James. They want me.

 シャーロットは明らかに動揺している。彼の言っていることが真実であることは、彼女の表情から確認できた。

Locke: How do you know all this?
Ben: Because I have a man on their boat.


[END]

[感想]

今シーズンのLOSTはスゴイな。色んな事実が明らかになる。

最後のは、連絡の取れないミンカウスキなのかな。他にも船に乗っている人がいるのかな。でも大事な話があるから彼を出してくれとマイルズは言っていた。指揮官みたいな立場? そいつを味方にしている?

ネイオミはマイルズのことをゴーストバスターと言ってたけど、ガードナーの部屋に行った時はそんなんじゃなかった。交信できる感じ。そんな彼が島に連れて来られた。ベンを連れ帰るために。ジェイコブから話を聞くとか、そういう目的なのかなぁ。

シャーロットがチュニジアにいた理由。ホッキョクグマがいた理由。アバドンの正体。ガスマスク。ドドッと疑問が増えてしまったよ。楽しみが増えたんだけど。

また次回。
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Writer: Drew Goddard, Brian K Vaughan
Director: Stephen Williams

Star:
Yunjin Kim as Sun Kwon
Daniel Dae Kim as Jin Kwon
Elizabeth Mitchell as Juliet Burke
Naveen Andrews as Sayid Jarrah
Ken Leung as Miles Straume
Henry Ian Cusick as Desmond Hume
Jorge Garcia as Hugo "Hurley" Reyes
Terry O'Quinn as John Locke
Rebecca Mader as Charlotte Staples Lewis
Josh Holloway as James "Sawyer" Ford
Jeremy Davies as Daniel Faraday
Evangeline Lilly as Kate Austen
Matthew Fox as Jack Shephard
Michael Emerson as Benjamin Linus
Emilie de Ravin as Claire Littleton

Tania Raymonde as Alex Rousseau
Blake Bashoff as Karl
Jeff Fahey as Frank Lapidus
Lance Reddick as Matthew Abbadon
Mira Furlan as Danielle Rousseau
Marsha Thomason as Naomi Dorrit
Fisher Stevens as George Minkowski

Guest Star:
Kanayo Chiemelu as Tunisian Man
Jill Kuramoto as Female Anchor
Necar Zadegan as Translator
Azure McCall as Mrs. Gardner

Thanks to TV.com

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