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[スーパーナチュラル] シーズン3第10話。Superネタバレnatural。


暗い家の中。ボビーは懐中電灯を手に中を探っている。部屋のドアを開けた。何か感じる。何もないことを確認して中に入ると、女が飛び出してきた。ボビーは首を絞められ頭を何度も床に打ち付けられた。

彼は寝ていた。夢でも見ていたのか。メイドが中に入ってきて声をかける。返事はない。不審に思って揺り動かしてみたが、目を覚まさない。彼女が助けを呼んでいる間、彼は同じ夢をずっと見ていた。


Supernatural



ディーンはサミーを捜しにバーにやって来た。彼は昼の2時だと言うのにウィスキーを飲んでいる。

Sam: I drink whiskey all the time.
Dean: No, you don't.
Sam: What's the big deal? You get sloppy in bars. You hit on chicks all the time. Why can't I?

辺りをグルリと見回した。頭が真っ赤の中年女が男と一緒に飲んでいるだけ。

Dean: It's kind of slim pickings around here.

kind ofじゃなくてdefinitelyの間違いだろー。そこが問題ではない。一体サミーはどうしたんだろう。彼は何も言わず首を横に振った。彼はディーンを救おうと頑張っているのに、何をやってもダメ。このままでは兄貴は地獄に行ってデーモンになる。それはルビーでも止められないのではないかと思い始めていた。

誰も彼を救うことは出来ない。サムは真実を知っているわけではない。そう考えているのは、相変わらずのディーンの態度によるものだ。自分を救おうとしない人間は、誰も救えない。どうしてそれを分かってくれないのかとサムは嘆いている。

電話がかかってきた。

Dean: Hello? Yes, this is Mr. Snyderson.

二人が呼ばれたのはボビーが運ばれた病院だった。彼は昏睡状態なのだが、検査をしても体には何の異常も見つからなかった。ちなみに、Mr. Snydersonはボブの緊急連絡先となっている名前である。ディーンが決めたのかボブが決めたのかは分からない。

当然、これは病気によるものではない。医者がどうこう調べても何も分からないことだろう。というわけで、彼が寝ていた部屋に来た。そこはピッツバーグのホテルである。仕事をしているはずの彼が、何でここで油売っていたのか、そこからして兄弟は疑問を抱いている。

何か調べ物をしていたのか。引き出しを開けたりしてみたが、全部空。一切物がない。クローゼットを開けてみた。服が普通に並んでいる。掻き分けるとビッシリ張り紙がしてある。

Dean: "Silene capensis," which, of course, means absolutely nothing to me.

それはウォルター・グレグ(Walter Gregg)という神経学者の資料らしい。それによれば、彼は普通に寝た後、起きなくなってしまった。ボビーは彼の死因を調べている途中で、同じ目に遭った。何が起きているのかの手がかりを掴むために、ディーンはまず博士の方を調べることにした。サミーは待機。

教授室。実験助手の女性から話を聞くが、いかんせん「刑事」にはすでに話したはずだといつもの調子で怪しまれた。おお。警察にすでに電話していたのかと思いきや、

Assistant: Yes, a very nice older man with a beard.

ボビィぢゃないか。それでも一から話して欲しいんだけどと頼んだら、忙しいと断られた。スーツ着て真顔で頼むと大抵オーケーなんだけどなー。じゃあ午後に署に来てテープも回して本意気で話しよやないか、と脅かしてみたりした。

彼女は彼がしていた睡眠に関する実験の存在を知らなかった。彼が死んで書類の整理をしていて初めて知ったのだ。大学や他の人間に話してはいないが、弁護士にだけは教えた。彼によると、彼女はその資料をどうこうできる立場ではない。

それは困る。ディーンは咄嗟に、「それは新しい証拠が出る前の話でしょ」って言っちゃった。それって何?いいのが思いつかないから、教えられない事にした。面倒なことになって来てウンザリした表情の彼女。院生の彼女は学費を免除してもらうためにこの仕事をしていただけなのに。そこで、「これは一生ついて回るよ。その研究資料を私に手放さない限り」って追い込みつつ逃げ道を用意してみたりなんかした。「一切合切だよ」

彼女に教えてもらった部屋に来た。中から出てきた男にバッジを見せると、「シダを育てていただけです」と困ったようである。こりゃ別のものを育てているな。本題に入る。彼は、博士の実験対象の一人だった。話を聞こうと思ったら冷蔵庫から冷え冷えのビールを出してきてくれた。

Dean: I guess I can make an exception.

くわんぱい。グレグ博士が実験していたのは、Charcot-Wilbrand syndromeという病気で視覚失認症の一種なのだ。簡単に言えば、夢が見られない。夢という映像を作る機能が失われたことによる。

彼は小さい頃に、バイク事故に遭った。その時に強く頭を打ち、それ以来夢を見ることが出来なくなってしまった。そして博士の研究と出会った。彼からはまずくてひどいニオイの黄色いお茶を渡された。それを飲むと途端に意識を失う。しかし、すごく強烈で鮮明な夢を見ることが出来た。

Man: Like a bad acid trip, you know?
Dean: Totally. I mean, no.

今一瞬同意したよね?ね?

せっかく夢が見られたのだが、あまりいい気分じゃなかったので、研究から降ろしてもらった。というより怖くなったと言うのが本当のところだ。

スナイダーソンは今日もお見舞いに来た。彼は眠ったまま。サムもやって来た。ディーンの情報を下に彼は調べを進めていた。Saline Capensisiは別名African Dream Rootと呼ばれ、シャーマンや医者が使用する植物だった。

Dean: Let me guess – they dose up, bust out the didgeridoos, and start kicking around the hacky.
Sam: Not quite.

アフリカって言ってるじゃん。それを使うと人の夢に入っていけるそうだ。これをDream-Walkingと呼ぶ。しかも効能はそれだけではない。呪術(mojo)の道具なのだ。

Sam: You take enough of it, with enough practice, you can become a regular Freddy Krueger.

「エルム街の悪夢」や「フレディVSジェイソン」でおなじみのフレディだ。よう分からんと言う人は、wikiのフレディの項をご覧下さい。

これを使えば、人の夢をどうにでも操ることが出来る。いい夢を見せたり、悪い夢を見せたり。フレディよろしく、夢の中から人を殺すことだって出来るのだ。

グレグはティモシー・リアリー(Tim Leary: LSDの効能を調べるために大学内で学生に投与していたスゴイ心理学者)みたいに学生達にこれを試していた。そのどこかで恨みを買って夢の中に入り込まれた。しかし相手が殺人鬼ならばボブはなぜ殺されず、眠ったままでいられるのか。ボブは夢の中で戦っている。百戦錬磨の彼が逃げ出すほどの強敵のようだ。

兄弟はグレグに入り込んだサンドマン(sandman)の正体を調べることにする。とはいえ彼の実験対象になった学生かどうかも定かではない。そこでサミーは言った。

Sam: In any other case, we'd be calling Bobby and asking him for help right now.

おお。ディーンが食いついた。実際に彼に会って聞けばよい。例のdream rootがあれば、彼の夢に入っていけるんじゃないか。人の夢に入っていくのは危険だとサムはためらうが、ここはボビーのためだ。じゃあどこからそれを手に入れようか。そんな物を持っている人間と言えば...

Dean: Crap.
Sam: What?
Dean: Bela.
Sam: Bela? Crap.

仕方ない。彼女に助けを借りることにした。

サムが一人で部屋にいると、彼女はやって来た。「本当に来てくれると思わなかったよ」とうれしそうなサム。

Bela: Well, I'm full of surprises.

だそうだ。何かおかしいゾ。彼女がコートを脱ぐとランジェリー姿になった。「あなたのことばかり考えてるの」とキスしてベッドに入ったところでディーンに起こされた。んったく。口を必死でぬぐう弟を見てディーンは笑っている。楽しそうだったけど誰の夢を見たんだ、と聞かれた。

Dean: Come on. You can tell me. Angelina Jolie?
Sam: No.

あせるサム。

Dean: Brad Pitt?
Sam: No! No.

どうせならJessica Albaがいいな。ま、どうでもいいかと兄弟。ディーンがベラに連絡を取っていたと聞いてヒヤッとするサム。

Sam: W– what'd she, you know, say? She's...gonna...help us?

どうやら断られたらしい。じゃあなんで彼女の夢を見たんだろう... というわけで振り出しに戻ったので、サムよりひどいグレグの手書きノートを彼は調べているのである。一緒に調べるか、と言っていたらドアをノックする音がする。

ディーンが出てみた。ベラだった。サム、ショック。気が変わったのか、こんなことを言う。

Bela: Well, I'm just full of surprises.

お、同じセリフじゃないか!サミー、ますますショックである。彼女はdream rootを持ってきてくれた。ディーンと話しながらコートに手をかける。もうサミーはドキドキが止まらない...って脱いだら普通に着てた。ふぅ。ホッとした。よく見りゃコートの色も違っておるぞ。

彼女の気が変わったのは、これがボビーを救うためだと知ったからである。彼女はアリゾナのフラグスタッフ(Flagstaff)でトチった時に、彼に命を救われていた。本当に理由はそれだけかと猜疑心いっぱいの兄弟たち。ディーンは彼女から受け取ったブツを金庫にしっかり保管した。

Dean: Oh, you're not going anywhere. I don't trust you enough to let you in my car, much less Bobby's head. No offense.

とは言うものの、今は夜中の2時である。どうすりゃいいのと言う彼女にかける優しい言葉など持ち合わせてはいない。今まで散々やられたんだからな!

Dean: Get a room. Oh, they got the Magic Fingers, a little "casa erotica" on Pay-Per-View. You'll love it.

彼女は怒って出て行った。殿はご満悦だったが、

Sam: Nice to – seeing you... Bela.

と寂しげである。おいおい。どうしちまったんだ顔の兄貴であった。こういう時のサミーはカワイイのぅ。

ではいよいよ儀式の時間。黄色のトンデモティーをコップに入れた。

Dean: Well, shall we dim the lights and sync up "Wizard of Oz" and "Dark side of the moon"?
Sam: Why?
Dean: What did you do during college?

彼はそもそもPink Floydを知らなかったりして。飲む前にちょっと問題。これと共にボビーの髪の毛を飲まなくてはならない。じゃないと夢をコントロールすることが出来ないらしいのだ。グビグビ。きくぅ、かと思ったら何も感じない。

おかしい。間違えたのか。すると外で雨が降っている。カーテンを開けてみたら、下から上に降っている!と振り返ったら部屋の景色がすっかり変わっていた。なんか妙な気分だが、成功したようだ。

Dean: Okay, I don't know what's weirder – the fact that we're in Bobby's head or that he's dreaming of "Better Homes and Gardens."

BHGに出てきそうなファンシィ家具が並んでいる。壁の色や雰囲気は違うが、よく見るとボビーの家だ。ボビーと彼の名前を呼んでみても返事はない。サムは家の外を調べに行った。周りには何もない。草原が広がっている。庭にはきれいな芝生。玄関の道の脇には花が並んでいる。呆気に取られていると、ドアがバタンと閉まった。鍵がかかって中に入れない。ノックしたが中のディーンは気づいていない。

ディーンが中を調べていると、部屋からボビーの声がする。怯えた様子で出てきた。彼にdream rootやグレグの話をしたが、サッパリ分かっていない。「彼女が来る!」と言う彼は、自分が夢の中にいることに気づいてない。これは現実じゃないとディーンが説得するも、「彼女」が近づいてきた。

ボビーは彼女を妻だと言った。彼女は首から血を流して、なぜこんな事をしたのか聞いてくる。彼女を殺したのはボビーだった。何度もナイフを突き立てて。彼女は悲しげに、恨みを込めてそう話す。あの時彼女はとりつかれていた。救う術を知らなかった彼は、やむなく彼女を殺した。本当に愛しているのなら、助ける方法くらい見つけられたのではないか。そう語る彼女だが、実際はボビーの心の底にある消えない記憶といったところだろう。

その頃。外のサムは男に突然棒で殴られた。ディーンが尋ねたあの学生である。彼はボビーに追いかけられたから、このようなことをしているらしい。夢を操る彼はここでは神なのだそうだ。

部屋に隠れたディーンとボビー。彼女はドアをバンバン叩いて叫んでいる。怯えきって動けないボビーに、これは夢だから彼が何とかしなきゃならんと必死で説明するのだが、彼女を殺した後悔から動けないでいた。挙句に殺してもらうんだとか言い出した。

Dean: You're not gonna die. I'm not gonna let you die. I'm not gonna let you die. You're like a father to me. You've got to believe me. Please!

彼の魂の叫びが届いた。夢だと気づいた彼は目をつぶってコントロールした。叫び声が止まる。ドアを開けても誰もいない。外のサムが男に殺されそうになった瞬間、ボビーは自らの力で目を覚ました。男がサムに言った"Sweet dreams."のセリフが夢と消えた。兄弟とボビーは元いた場所で起き上がった。

ボビーの様子を見に来たディーンは、妻の話が本当なのか尋ねた。彼は認めて、助けてくれた礼を言った。そこにサム。例の学生は部屋にはいなかった。彼の名は、ジェレミー・フロスト(Jeremy Frost)と言ってIQが160もある天才だった。彼は小さい頃、父親にバットで殴られたそうだ。だからあんなジャンキーみたいになってしまったのかもしれない。バイク事故、という嘘をついた理由は明白なところだろう。

彼の父親は、彼が10歳になる前に亡くなった。それ以来、夢を見られなくなってしまった。あのドラッグに出会うまでは。それにしてもなぜ彼がボビーの夢に入ることが出来たのか。彼にビールを勧められたのである。おやおや。そういや彼にビールをもらって飲んだ男がいたような。

Bobby: Dumbest friggin' thing.
Dean: Oh, I don't know. It wasn't that dumb.

彼のターゲットは二人。彼を見つけるまで眠ることは許されない!

二日後。まだ見つかっていないらしい。ディーンはカフェインをガンガン飲んでいるから完全にテンパっている。しかもその状態でベイビーを運転したりしているので、サミーも不安だ。

Dean: Well, thanks for the news flash, Edison!

ボビーから電話。最後の手がかりだったストリップクラブもスカ。ちなみに彼はベラと一緒にいる。彼女はスピリットから情報を引き出そうとしたのだが、コチラもダメ。

Dean: Well, I'm just gonna go blow my brains out now!

キレまくっている彼と対照的に、ダウナー状態のボビー。彼は彼女に尋ねた。なんで手伝ってくれるのか。フラグスタッフ。覚えていたフリをしたが、明らかに覚えがないようだった。

ディーンは車を止めた。追いかけるのが無理だと見て、眠っておびき出してやろうという作戦に出た。一人じゃ行かせられんとサムは彼の髪の毛をいきなり引っこ抜いた。ヴァイオレントだな。兄貴は弟が夢に入ってくるのを恐れた。

Sam: Too bad.

ディーンは一瞬寝た。慌ててサミーに起こされる。とりあえず車の外に出て様子を探ってみた。女性の声で歌が聞こえてくる。森が明るくなり、彼女は姿を現した。おお。チビディーンのママさんではないか。ディーン、焦る。言い訳した。

Dean: I've never had this dream before. Stop looking at me like that.

夢のリサは"I love you."なんて言っている。彼女の姿が消えたかと思うと、ヤツが姿を現した。圧倒的に速い。追いかける途中で兄弟ははぐれてしまった。

ディーンは目の前に現れた廊下を通り、部屋の中に入った。椅子に座っている男がいる。ジェレミーと呼びかけると、振り向いた。なんと彼はディーンだった。

Dean2: Hey, Dean.
Dean: Well, aren't you a handsome son of a gun.

こうやって入る夢に出てくるものは、本人にとって最大の悪夢なのだ。ボビーにとっての妻がそうであったように、ディーンにとっての悪夢はディーン自身なのである。

Dean: Like the "Superman III" junkyard scene – a little mano y mano with myself?

ディーンの全てを知っている彼に、本物のディーンは余裕を見せている。指を鳴らしたら消える。はずが、彼はまだそこにいた。もう1回。何回鳴らしても彼の姿は消えない。幻影ディーンがドアを閉めると、サミーだけが目を覚ましてしまった。ディーンを起こそうと運手席を見たら、そこにいたのはジェレミーだった。

またサミーをぶっ飛ばした。彼はグレグから薬をもらってようやく夢が見られるようになったのだが、くれなくなってしまった。彼に要求したがどうしてもくれない。だから彼を殺した。夢を見られない苦しみを二度と味わいたくない。ただ夢を見たいと言う彼だが、人を殺してしまったのだ。

放っておいて欲しいという彼だが、サムは出来んと断った。するとサムの両手がいつの間にか地面に縛り付けられていた。こうやって夢をコントロールする力も蓄えていたらしい。力を強めたジェレミーは、兄弟を夢から覚まさせないと言い出した。

悪ディーンの話は続く。地獄に行くやら、止める事が出来ないやら皆分かりきったことである。救う価値もない命だと言うが、意に介しない。

Dean: Come on, Dean. Come on. Wake up.

自分に呼びかけるがまだ目が覚めない。

「お前に残されたのはサムだけ。馬鹿でただ従うだけのアタックドッグに過ぎない」 否定するディーン。「欲しい物は何だ。夢見る物は何だ。車も、レザージャケットも、音楽だってオヤジのものじゃないか。お前自身の考えとは、一体何だ。それはサミーを見守ることだけじゃないのか。弟の面倒を見ることだけが、お前の全てなのだ。まだオヤジの声が聞こえるんだろう」

制止するディーン。「オヤジがしたことといえば、お前を鍛えたことくらいだ。命令ばかりしてな。サムは、違うな。オヤジはサムを溺愛してたな。オヤジが愛してたのはアイツの方だ」 ディーンの怒りがこみ上げてくる。「オヤジはお前がどんなもんか知ってたさ。良き兵士、ってそれだけだ。使えないつまらん武器だな。だからお前が死のうが死ぬまいがどっちだっていいって思ってるだろう」

限界MAX、ヤツをぶっ飛ばした。

Dean: My father was an obsessed bastard!

蹴りをかました。

Dean: All that crap he dumped on me about protecting Sam – that was his crap! He's the one who couldn't protect his family! He's the one who let mom die!

殴る。首を絞める。怒りがさらに込み上げる。

Dean: Who wasn't there for Sam? I always was! It wasn't fair! I didn't deserve what he put on me! And I don't deserve to go to hell!

銃を2発ぶっ放した。こんな思いが心のどこかにあったから、彼は死を受け入れようとしていたのかもしれない。それがこんな形でむき出しになった。彼は死んだかに見えたが、外ではサムがジェレミーの殴打に耐えている。まだ夢は終わっていないのだ。

悪ディーンの目が赤く光った。これが彼の行く末。死んでデーモンになる。この事実から逃げられない。

サムは逆にジェレミーの夢をコントロールした。彼をバットで殴った父親が登場。ジェレミーにとっての最大の悪夢である。ショックを受けて隙を見せた。棒を拾って彼を殴り倒すと、どこかに隠れていた本物のジェレミーは目を覚ました。と同時に息を引き取った。兄弟も無事に目を覚ました。

サムはボビーのところに来た。事の顛末を話すと彼は少し驚いている。彼は確かにディーンの夢に入ったはずである。彼の髪の毛を飲んだのだから間違いない。ところがそこに出てきたジェレミーと対峙した際に、彼の父親を登場させた。当然ながらディーンは彼の記憶を持っていない。どこにいるか分からない本物のジェレミーの夢の中に入り込んで操作して、彼のヴィジョンを作り上げたことになる。しかも彼の体の一部を使わずに、である。それにいつの間にか腕を縛っていたロープから抜け出していた。サムは集中しただけ、と言っているが、ボビーはサイキックの力によるものではないかと考えている。彼に話したあたり、サムも自分の力を信じられないようだ。

ディーンはベラに電話していた。ところが通じない。どこかに行ったのだろうと言うが、彼女が何も要求せずにいるなんて未だに信じられない。それにボビーも疑問を持っていた。彼女を救った覚えがないのだ。フラグスタッフでは、彼女に魔除けを売っただけ。だとすれば、彼女は何かを取っていったはずだ。金庫を調べたらコルトガンがなくなっていた。

荷物をまとめてビッチを追いかけにいく。その前に、ディーンはサムに夢の中で何を見たか尋ねた。ジェレミーにずっと邪魔されていたとだけ話したが、事情は全く違っている。ディーンの方も、ずっとサムを探していただけと本当の事は言わなかった。

車に乗り込んだ二人。ディーンの本当の気持ちが伝えられる。

Dean: I've been doing some thinking. And... well, the thing is... I don't want to die. I don't want to go to hell.
Sam: All right, yeah. We'll find a way to save you.
Dean: Okay, good.

その時、彼の頭には、あの時見た自分が悪魔になった姿があった。

Vision of Demon Dean: You can't escape me, Dean. You're gonna die. And this – this is what you're gonna become.

彼が指を鳴らしても悪夢から覚めなかったように、この現実から逃れることは出来ないのだろうか。


[END]

[感想]

コルト取っていくのは強引だなぁ。彼女を追いかけていってまだまだ登場しますよ、ってことなんでしょうが、若干ムリヤリな感じがした。前にも書いたけど、彼女の存在意義がそこまで感じられない。

ディーンにとっての本当の悪夢っていうのが、「オヤジやサムをああいう風に考えてしまって、さらに悪魔になる自分を仕方ないからと受け入れてしまう自分」と明かされたのが良かった。そんな風に思ってはいけないと、彼の中ですごい葛藤があったんだな、と逆に彼の事が好きになった。さすがSera Gambleだ。ここで冒頭の「自分を救おうとしないものは助けられない」というサムのセリフにつながってくるんだろう。そういう面でいいエピソードだった。

ベラを夢見るシーンで思ったが、ホントに女っ気がなくなってしまったなぁ、このドラマ。ディーンにとってリサも悪夢なのかな。というより本当に向き合わなければならない自分の気持ち、ってところ?だったらいいなぁ、ってちょっと思った。

また次回。残り2話です。

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Director: Steve Boyum
Story: Cathryn Humphris, Sera Gamble

Star:
Jensen Ackles as Dean Winchester
Jared Padalecki as Sam Winchester
Lauren Cohan as Bela Talbot

Jim Beaver as Bobby Singer

Guest Star:
Elizabeth Marleau as Bobby's Wife
Cindy Sampson as Lisa
Myriam Sirois as Graduate Student
Tammy Hui as Maid
Martin Christopher as Doctor
G. Michael Gray as Jeremy Frost
Damon Runyan as Henry Frost

Music:
"Long Train Runnin'" by Doobie Brothers
"Dream a Little Dream of Me" by The Mamas and the Papas

©2007 The CW Television Network
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