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[スーパーナチュラル] シーズン3第11話。Superネタバレnatural。


♪ It was the heat of the moment
  Telling me what your heart meant ♪

いきなりの目覚ましソングで起きた。

Dean: Rise and shine, Sammy!
Sam: Dude. Asia?

South Park版もあるよん。

Dean: Come on. You love this song and you know it.
Sam: Yeah, and if I ever hear it again, I'm gonna kill myself.

お気に召してないようだが、このセリフが後々への布石となる。

Dean: What? Sorry. I can't hear you.

彼はボリュームを上げた。

♪ It was the heat of the moment
  It was the heat of the moment ♪

サミーを指差してまさにロックンロールである。絶好調。さらに今度は歯磨きして、ゴロゴロとうがいして。こんなだったっけ。

Dean: This yours?

カバンからブラがでてきた。ま、いっか。と朝飯に出発。カフェにやって来た。レジではピケット(Pickett)と言う老人がおつりをもらって出るところ。安全運転してくださいね。

それはともかく、今日は火曜日。

Dean: Hey. Tuesday. Pig 'n a poke.
Sam: Do you even know what that is?

ちなみにPig in a pokeの元はイディオムである。中身を確認せずに買ったらカスだった。オンラインショッピングなんかでよくありますわな。正月に福袋を買ってピギナポウクって叫びたくなった人も多いことでしょう。

Dean: I'll have the special, a side of bacon, and a coffee.
Sam: Make it two coffees and a short stack.

二人にとっての大事な問題はコルトガンを持っていったベラだ。しかし追いかけて行ってすぐに見つかるわけでもないので、情報が入るまで別の仕事をすることにした。

デクスター・ハッセルバック(Dexter Hasselback)という教授。なんでも先週失踪したらしい。娘の話では、彼はフロリダのThe Broward Countyにあるミステリースポットに向かう途中だった。そこでは物理の法則ってヤツが通用しないんだそうだ。とそこにウェイトレスが食事を持って来てくれた...ソースの瓶を落っことした。ディーン、苦笑い。

外に出て話をする兄弟。店の前に犬がいる。ばぅわぅ。いくらなんでもミステリースポットみたいなのって、という感じのディーン。ああいうのは旅行者向けであって、ボールが丘の上に向かって転がったり、家具が天井に置かれていたりみたいなのでしょ。サムの方は、バミューダ・トライアングルやオレゴン・ヴォーテックス(Oregon Vortex)のような本気な場所もあるじゃんと言っている。

ドスン。ディーンが女とぶつかった。ピンクのジャケットを着たブロンド。金髪。もちろん彼は振り返った。まあいいや。そのミステリースポットってのは磁場が非常に強く、時空間を捻じ曲げるような事も起きたりするわけで、教授が消えてしまった可能性も十分あるというわけだ。

Dean: Sounds a little "X-Files" to me.

こんな事を話しつつ歩いていると、机を運ぶ二人組が中に入らんと大きな声を上げている。チラッと見たら、ピュリツァー賞でも欲しいんかいなんて言われた。サムの話に乗り気ではないディーンだが、閉店後に行ってみることにした。

館に入ると、思ったとおり天井に家具が張り付いている。

Dean: Wow. Uncanny.

大体こんな場所に来て、何を探ればいいのか全く分からないディーン。サムの方もとりあえず道具出して調べているけど、何をすべきか分からん様子である。あてもなく中を見ていると、後ろからいきなり男が現れて銃を構えた。

すごく切羽詰った様子なので落ち着くようにとディーンが説得したら、ズドーンとやられてしまった。サムはパニックになる。男に911をかけるように言って、兄貴を介抱する。

Sam: No. No. No. Not like this. Dean.

ディーンはまだデーモンになってないのに...


Supernatural



♪ It was the heat of the moment
  Telling me what your heart meant ♪

目が覚めた。

Dean: Rise and shine, Sammy!

何がなにやらサッパリのサミー。

Dean: Dude. Asia.

セリフ取られた~。ディーンはピンピンしている。

Dean: Oh, come on. You love this song and you know it.

サムのセリフは違うが、ボリュームを上げてロックンロールしているのは全く同じだ。一体何が。ディーンはうがいしている。サミーは変な夢を見たよ、と話してみたが彼の方はそうではないらしい。もう1回この曲聴いたらkill myselfって言ってたような気もしたが、きっと気のせいだろう。カフェに行ってみた。

やはりピケットさんがおつりをもらっている。同じ席に座って壁を見るとPIG 'N A POKEが3.99ドルとある。ディーンのセリフも同じ。同じ...!? 今日もまた火曜日なのである。同じウェイトレスがやって来た。ディーンは同じ物を頼んだが、サムは要らないと言った。

二人にとっての大事な問題はコルトガンを持っていったベラだ。と私も同じ文章を書いてみた。ディーンが話しかけてもサムは上の空なので心配になる。確認してみたが、ディーンは全くこの光景を覚えていなかった。デジャ・ヴじゃないかということになるが、そうではない。同じ日を生きているのだ。

ウェイトレスが食事を持ってきて...サムがナイスキャッチ。

Dean: Nice reflexes.

全然喜べないサムだった。

外に出て歩きながら話をする。ワンワン。思わず振り返るサム。話題は変わってしまったが、同じ道を歩いていたらディーンが人にぶつかった。ブロンド。ピンクジャケット。振り返る。これはある意味デジャ・ヴでもあるだろう。

同じ日を繰り返しているんだというサムの話はクレイジーだと信じてもらえなかった。

Dean: Even-for-us crazy. Dingo-ate-my-baby crazy.

(1980年、オーストラリアにあるエアーズ・ロック(Ayer's Rock)の近くで、9ヶ月の娘アザーリアがディンゴに食べられたとチェンバレン夫婦が警察に通報してきた。ところが二人に対する誤解と偏見のために、彼らが疑われることに。裁判が行われ一度は有罪になったものの、後に無罪になった。詳しい話は、ココに書かれている。なお、映画にもなったそうです。)

ディーンはサムのサイキックの力ではないかと言うのだが、見えているというより体験してしまっているわけで、あまりにもリアルすぎる。そして家具を運ぶ二人に出くわした。ピュリツァー賞でも欲しいんかい。うーむ。この後ミステリースポットに行って、目が覚めたわけだ。となるとあの場所に何かあると考えて間違いない。

それをディーンに話したら、じゃあ閉店後に行ってみようかと言い出した。ハッとなるサム。結局同じ結果になるじゃないか。強引にディーンを説得して、営業中の今行くことにした。一人歩き出すディーン。横断歩道を渡っていたら、横から車が突っ込んで来てはねられた。乗っていたのはピケットさん。だから安全運転しろっちゅうに。ディーン、頭から血を流して2度目の死亡。ライター陣は、我々に彼の死を受け入れるための準備をさせておるのだろうか。

♪ It was the heat of the moment
  Telling me what your heart meant ♪

サム、目が覚めた。またAsia。

Dean: Rise and shine, Sammy!

こりゃ窮地に陥った。うがい→火曜日→Pig 'n a poke。真剣にディーンに話をしようとしたら、ウェイトレスが来た。

Sam: He'll take the special, side of bacon, coffee black. Nothing for me. Thanks.

代わりに注文しておいた。ニコニコしているディーンだがそれどころではない。

Sam: Time loop.
Dean: Like "Groundhog Day."

(邦題は「恋はデジャ・ブ」です。)

しかし、当然信じてもらえない。またクレイジーだと言われた。

Dean: You know, like...
Sam: ... Dingo-ate-my-baby crazy?

さすがに今から言おうとしたことを言われてビックリした。そこにウェイトレスが...視線もくれず右手でキャッチ。

Dean: Nice reflexes.

という同じ反応だが、彼は知っていたのだ。何が起きているのか説明するサム。しかし結末を告げるのをためらった。このループはディーンが死ぬたびに振り出しに戻っている。とはいえ、彼の協力なしでは解決しない。2度も死ぬところを見たことを話し、彼と共に策を考えることにした。

ワンワン→ブロンド→ピュリツァー。あの磁場が強い場所によって時空間が捻じ曲げられたことによって、この現象が起きているのかもしれない。サムがそう言ったら、ディーンはなんて答えるんだっけ。そうそう。X-ファイルみたいって。それじゃ閉店後に...ダメダメ。頭撃たれて死んじゃうから。じゃあ今から行くかと一人で横断歩道を渡りだしたので、慌てて引き戻した。ピケット爺が車をぶっ飛ばして突っ込んできた。セーフ。

ハハハと笑っているディーンだが、サムは必死の形相だ。彼に轢かれて死んだことも教えた。それで?と続きを求める兄貴。

Dean: Did it look cool like in the movies?
Sam: You peed yourself.

そんなヒドイ映像は見せられまへんが、トイレを我慢していた男が車にはねられたらどうなるか。

スーツに着替えて、ディーンを撃っちゃった館の責任者カーピアク(Carpiak)に話を聞く。が、いつからココを所有しているのか、おかしな事が起きなかったか聞いてみても、ここはミステリースポットであるからして、と答えにならない。

ハッセルバックの事も聞いてみた。これも警察が捜してみたが見つからなかったと言うすでに知っている情報。サムが教えるのか教えんのかはっきりせいとキレた。カーピアクは3月に担保のオークションでこの場所を手に入れた。保釈保証書を売っている商売をしていたらしく、お金もあるし出所もおかしい様子はない。

Dean: Okay, Kojak. Let's get some air.

本当にあのスポットが問題なのだろうか。今現在、夜になったがまだディーンは生きている。だから、サムのタイムループも起こっていない。ディーンはこのまま朝まで死ななかったら、それも収まるんじゃないかという考えだ。確実ではないが、やってみる価値はある。外食せずにモーテルにご飯を持ち帰って、朝までひっそり待つことにした。

Dean: Who wants chinese?

歩き出した瞬間、例の二人組が上から家具を落としてしまった。玄関から入れられなかったから、ロープで吊るして引き上げようとしていたのだ。アホそうな二人だと思っていたが、おのれ~。ディーン、上半身を完全にヤられて3度目の死亡。

♪ It was the heat of the moment ♪

Dean: Rise and shine, Sammy!

サミーは呆然である。かくかくしかじか、カフェでとりあえず二人で策を考える件(くだり)まで来た。ミステリースポットが原因かも分からないし、朝まで死なないようにするというのが当面の解決策となった。

と同時に、行動を変えてみる。試しにベーコンをソーセージに変えた。

Dean: See? Different day already. You see, if you and I decide
that I am not gonna die, I'm not gonna die.

カッチョイイ。ウェイトレスが持ってきたが、ソースのビンを倒すシーンはなし。おお。ソーセージを食べるディーンを見て、ようやくサムに笑顔が戻った。はずだった。喉を詰まらせて...

♪ It was the heat of the moment ♪

ダメだった。もう一切外出なし。不満そうなディーンであるが、サムは「水曜日になったら感謝することになるよ!」と彼にとっては意味の分からん答えを返した。ディーンがシャワーを浴びていたら、大声を上げた。

♪ It was the heat of the moment ♪

朝飯はサムが買ってきた。ディーン、「このタコス、変な味しない?」

♪ It was the heat of the moment ♪

ディーンはコンセントにプラグを差し込んだ。

♪ It was the heat of the moment ♪

兄弟はスポットの館に来た。カーピアクを椅子に縛りつけ、サムは建物を取り壊し始めた。ディーンは状況が飲み込めず、「彼を解放したら?」なんて言っている。それどころではない。あまりに必死でやっているので、お兄さんが代わってやろうとしたら斧を放さない。そこで取り合いになったら...

♪ It was the heat of the moment ♪

結局諦めて朝はカフェにやって来た。するといきなりピケットさんにぶつかった。いつもの席に座るとサムが車の鍵を差し出した。車に轢かれんようにとピケットさんの鍵を盗んでいたのだ。しどい。

Sam: Trust me. You don't want him behind the wheel.

ウェイトレスが注文を取りに来た。ディーンはスペシャルを頼んだが、サムは違う。彼女に、下手くそだからもっとアーチェリー場に行ったらどうかと言ってみた。どうやらディーンは彼女の矢でも死んだらしい。彼女は驚いているが、彼がこの火曜日を過ごすのが今回で100回目。何でも知っているのだ。

今度も納得しないディーンに予言をしてみせた。

Sam: Hot sauce.

彼女が来て、落としてキャッチ。それでも何でも知っているわけではないだろうと言うディーン。試してみた。

Sam&Dean: Yeah, right.

シンクロ。

Sam&Dean: Nice guess.

まだ信用しない。

Sam&Dean: Right, you're a mind reader. Cut it out, Sam. Sam! You think you're being funny, but you're being really, really childish. Sam Winchester wears makeup. Sam Winchester cries his way through sex. Sam Winchester keeps a ruler by the bed, and every morning, when he wakes up... okay, enough!

タイミングまで完全にコピーしてみせた。

サミー・ショウはさらに続く。レジ係(cashier)のランディ(Randy)はレジから金を盗んでいる。判事のマイヤーズ(Meyers)さんは、夜になるとフッカフカのバニーコスチュームを着ている。大声で言ったらグラスを倒してしまわれた。そしてカル(Cal)という男は、帰り道でメカニックのロブ・トニー(Rob Tony)に強盗を働くそうだ。

通りに出る。サムは例のミステリースポットを破壊したり燃やしてみたりしたが、結局ディーンを救う方法が見つからなかった。ワンワン。ピケット。ブロンド。このまま通りを歩いていくのが通例ならと、ディーン自身が別の事を試した。

Dean: Excuse me. miss?

これは初だったらしい。彼女が配っているチラシをもらってきた。毎回チラシの束を持っている彼女とディーンがぶつかっていたのに、全く気づかなかった。行方不明になったハッセルバック教授の写真が載っている。つまり、このブロンド女性は彼の娘なのだ。いよっしゃああああ!とサムは彼女を追いかけていったのだが、ディーンが余計なことをしてしまった。毎回登場している犬に声をかけてみた。

Dean: Hey, buddy. Somebody need a friend?

ガウガウ。

♪ It was the heat of the moment ♪

サムは彼女と話して、ハッセルバックの情報を聞いてきた。彼は教授と言うだけでなく、雑誌にコラムを書いたりブログを書いたりもしていたらしい。内容は観光名所についてである。ミステリースポットとか、UFOの墜落現場とか。そういう場所が嘘っぱちだと暴いていて、すでに4つの場所が経営中止に陥った。

彼は"Truth Warrior"なんて名乗っていい気なもんだったが、結局本物にぶち当たってこの有様である。

Dean: It's kind of poetic, you know? Like just desserts.
Sam: You're right. That is just deserts.

二人が店を出ようと席を立ったら、サムが異変に気づいた。パンケーキにストロベリーシロップ。その席にいた白髪の紳士は、毎回メイプルシロップをかけていた。サム以外絶対に変わらなかった物が変わった。オカシイゾ。

♪ It was the heat of the moment ♪

ディーンが死んでもいないのに、リセットされた。カフェに行くと、男はメイプルシロップをかけている。サムの狙いはただ一人。店を出た彼を尾行する。いきなり後ろから襲って杭を突きつけた。

こんなことが出来るのはヤツしかいない。

Sam: You'd have to be a trickster.

エド・コールマン(Ed Coleman)という名前でアミーリア(Amelia)という妻がいて、二人の子供がいるんです。広告スペースを売る仕事をしていて、と嘘も巧妙であるがそんなことは関係なし。だが、おかしい。兄弟は彼を殺したはずだ(昨シーズン)。我々は死んでいなかったことを知っているが、サムは知らなかった。そしてヤツは姿を現した。

もちろん、これは前回殺されかけたことに対する仕返しだった。ハッセルバックに関しては、ワームホールを信じていなかったので実際にそこに落としてみたと言うわけだ。ハハハと高らかに笑っている。サミーは許せなかった。ディーンが死ぬという幻影は、彼に繰り返しやられなくとも幾度となく悪夢で見たことだろう。

トリックスターは、面白さとディーンではなくサムに対してのジョークとしてやったのだとまた笑った。毎日兄を救えない苦しみの地獄を味わわせたこの男を殺そうとするサム。複雑な表情で見守るディーン。ヤツはジョークが理解できないなら終わりだといって、明日まで待ってみろと言う。しかし、同じ手は二度食わないと殺そうとしたら、ヤツは指をパチンと鳴らした。

♪ But you better promise me, I'll be back in time
  Gotta get back in time ♪

曲が違っている。Huey Lewis and the Newsの"Back In Time"だと。なめたタイトルしやがって、と時計を見たらば水曜日。本当に歌詞のとおりになった。

Sam: It's Wednesday!
Dean: Yeah, which usually comes after Tuesday.

はようラジオを消せよと言うディーンだが、こんなにピッタリな曲はないじゃないか!

Sam: This isn't the most beautiful song you've ever heard?

喜び勇む彼だったが、「一体何回火曜日を経験したんだ?」と不思議そうな表情で聞き返された。「知らない。忘れちゃった」

ディーンは昨日、トリックスターに会ったことは覚えていた。つまり最後の火曜日1日分の記憶はあるらしい。それじゃ早速出発だ。朝飯はナシ。ディーンが駐車場でトランクを開けて街を出る準備を整えていると、後ろから男が銃を突きつけて財布を要求してきた。部屋のサミーは全く気づいていない。銃声を聞きつけ外に出ると彼は死んでいた。

ループの火曜日なら受け入れられるが、イリュージョンが解けた後ではヤバイ。目を閉じてしばらく待ってみたが、日もリセットされないし兄貴は死んだまま。今度こそ許さないぞ!

しばらく時が経った。怒りのサミーはインパラをぶっ飛ばす。ボビーからの電話も一切無視。サムは言っていた。兄貴のようになるんだと。ルビーはディーンほど強くない彼を心配していたが、怒りが彼を変えたようだ。ボビーのメッセージから彼がデーモンハンティングを一人でこなしていることが分かる。彼が誉めるほど見事にやっているらしい。

血の付いたシャツを脱いで、表情を変えずに脇腹の弾を抜き取る。自分で縫合もした。ディーンの仕事を引き継ぎながら、トリックスターの後を一人追っていた。壁にはヤツの写真がビッシリ並べられている。心配になって電話をかけるボビー。一緒に探そうと言う彼の声も全く届かない。

ある朝、ボビーからヤツを見つけたという連絡が入った。ボビーが儀式の準備をしているところに、サムは姿を現した。久しぶりの再会に思わず彼を抱きしめた。彼が発見したのはトリックスターを呼び出す儀式の方法。後必要なのは、新鮮な血液1ガロン(約3.8リットル)。今晩までに人一人分の血液の大半を用意しなければならない。唐突だったがサムは取りに行こうと事もなげに言った。

Bobby: You break my heart, kid.

無実の人間を殺して兄を助けることに何のためらいも感じていないサム。彼を呼び出したが、人は殺させないとボビーは言う。あくまでサムと会うためにこれを教えただけで、実際にはやらせないつもりらしい。ではどうやってディーンを助けると言うのか。

サムは自分でやるから道具は置いていってくれと言った。それに対しナイフを差し出して、俺を殺せとボビー。

Bobby: Better me than a civilian.

彼を殺せるはずはない。サムは確かに一人で戦えるようになったし、人を救えるまでに成長したが、ディーンがいないとこの有様になってしまう。家族とも呼ぶべき人間を取り戻せるのなら、喜んで死のう。ボビーは後ろを向いてひざまずいた。

すかさず懐から杭を取り出したサム。彼は一思いにやった。

Sam: But you want to know why? Because you're not Bobby.

杭を出した時点で分かっていたとは言え、悪魔にも似たサムの表情は我々をゾッとさせる。それにしばらくしても何も起こらない。本当にボビーを殺してしまったのか。何度も声をかけるサム。すると彼の体はフッと消えた。

トリックスターが出てきた。やはりヤツのジョークだった。

Trickster: Let me tell ya. Whoever said Dean was the dysfunctional one has never seen you with a sharp object in your hands. Holy "Full Metal Jacket."

(邦題「フルメタル・ジャケット)

先ほどとは打って変わって、サムは泣きながらディーンを返してくれと頼んだ。火曜日もしくは水曜日に戻してくれ。もうお前を追いかけたりはしない。だが「ワカラナイ」ととぼけるだけ。ヤツにはその力があるのをサムは知っている。それをやる必要がないというトリックスター。

ヤツ曰く、これは教訓なのだ。どうせ救えないと分かっているディーンを救うのに没頭しすぎて、結局お互いが駄目になっている。いいことなんて1つもない。血と痛みと、その繰り返し。ディーンはサムにとっての弱点だとさえ言う。

Trickster: He's gonna be the death of you, Sam. Sometimes you just got to let people go.
Sam: He's my brother.

いずれこういう日はやってくる事を知りつつも、サムはただただ頼んだ。

Trickster: This all stopped being fun months ago. You're Travis Bickle in a skirt, pal.

(Travis Bickleは映画"Taxi Driver"(邦題「タクシードライバー」)の主人公。デニーロが演じた。ドラッグや売春がはびこるニューヨークの浄化のために狂っていった。)

そんな狂気人間を見ていてもトリックスターはちっとも面白いと感じなくなった。「どういう意味だ?」と尋ねるサムに、「俺も知りたいからテメエで見つけてこいや」と指を鳴らした。

♪ But you better promise me, I'll be back in time
  Gotta get back in time ♪

この曲は!時計を確認した。

Sam: It's Wednesday.
Dean: Yeah. Which usually follows Tuesday.

サムは兄貴を抱きしめた。

Dean: Dude, how many Tuesdays did you have?
Sam: Enough.

彼の記憶を確かめた。昨日のサムは疲れきった様子でトリックスターを追いかけていた。うむ。だがあの時には続きがあった。朝食抜きですぐに出発準備に取り掛かる。一人で駐車場に行こうとするディーンを止めた。何事も二人で行う。

そしてようやくこの部屋を離れる時が来た。悲しそうな表情のサムにどうしたのか尋ねるディーン。

Sam: I just had a really weird dream.
Dean: Clowns or midgets?

あの時と同じ答えをした。変わりない光景とは裏腹に、サムの心は変わり果ててしまった。

[END]

[感想]

ディーンを救えないというのを経験したし、ディーンのいない生活ってのを疑似体験した。変な言い方だけど、これからデジャヴが始まるわけで、意義のあるエピソードだったなぁと思った。

あの繰り返しのシーンですが、見る度に細々変わっていて面白かった。ピケットにぶつかったところなんて見直して気づいたよ。最初の2回は確かに避けていた。他にも違う部分があると思うけど、もう分かんない。間違い探しみたい。

去年のABCドラマにDay Breakっていうのがあったけど、あれは違う行動を起こすと結果が変わるというバタフライ・イフェクトだった。今回がこれだったらさすがにサムも気づかんかっただろうなぁ。そんなchaoticなの面白くないからトリックスターはやらんだろうけど。

そのトリックスターなんですが、普段は神や自然のルールを破ることで有名なのに、彼の教訓は「人間の自然な定め」「悪魔のルール」ってやつだった。こりゃ皮肉だ。この脚本を書いた二人はスゴイなぁと思った次第です。

また来週。次回はヘンリクセン再び!

---
Director: Philip Sgriccia
Story: Jeremy Carver, Emily McLaughlin

Star:
Jensen Ackles as Dean Winchester
Jared Padalecki as Sam Winchester

Jim Beaver as Bobby Singer

Guest Star:
Richard Speight Jr. as Trickster
Denalda Williams as Doris
Katherine Horsman as Hasselback's Daughter

Music:
"Heat of the Moment" by Asia
"Back in Time" by Huey Lewis and the News

©2008 The CW Television Network
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