TITLE LIST
BlogTitle

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


[LOST] シーズン4第4話。今週はケイト。Full Recapでおさらい。


朝。ロックが目を覚ました。ベッドから起き、冷蔵庫の卵を2つ取り出してフライパンに割り入れた。目玉焼きを作って皿に盛る。その後は、本棚から1冊の本を抜き取った。Philip K. Dickの"VALIS"。パンと共にトレイに乗せて、地下に降りてきた。ドアの鍵を開け、ベンにそれを渡した。

Locke: These are the last two eggs.

彼が本を手にするのを腕組みしてみている。

ベン 「私の本棚にあったやつだね」
ロック 「暇つぶしにいいだろう」
ベン 「読んだことあるよ、これ」

彼は本を横に置いて、出された食べ物に手をつけた。

ロック 「2回目なら何か新しい発見があるかもしれんよ」
ベン 「どうして私を遊戯室からここに移したのかね?」
ロック 「俺の手元に置いておきたかったんだ」
ベン 「もう一人の捕虜はどうしたんだ?マイルズとか言ったね?」

ロックは肩をすくめて知らないフリをする。

ベン 「教えたくないってわけか」
ロック 「というより、君に教えてもらいたいんだけどな。ベンよ。あの船に乗っているスパイのことだ」
ベン 「ジョン、君には同情するよ。ホントに。いつも行き止まりにぶち当たってる。小屋も見つけられない、ジェイコブとも接触出来ないでいるから、次に何をしていいか分からずに窮地だ。ついには僕に助けを求めだした。いいだろう。前と同じようにやろうじゃないか。私が違う部屋に監禁されていて、君がかつてないほど路頭に迷っている、という以外は何も変わらないしね」
ロック 「君が何をしようとしているのか、分かってるよ。それは通じない」
ベン 「いいねぇ。進歩を遂げているね!」

ロックはトレイを取り上げて部屋を閉めた。彼は冷静さを保ちきれず、それを壁に投げつけた。中のベンは済ました顔をしている。

外に出てきた彼を遠くに見ているケイト。側にはクレアとアーロンもいる。いちいち彼の行動が気になるケイトだが、「どうせロックだし」とクレアは構う様子もない。そこにソーヤーが来た。クレアは気を利かしてコーヒーを取りに行き、ケイトと二人きりにした。

彼は彼女のために衣服を用意し、ハーリーを追い出して二人で暮らすつもりだった。しかし、彼女はそのつもりはない。ではなぜここに居座っているのかを尋ねても答えない。ジャックのためにスパイをしているのか、と彼の名前を持ち出したが、そこが問題ではなかった。

ケイト 「あなたのことを信用してないからよ」

妊娠の件だと彼は捉えたようだが、そうでもないと知ってショックを受けた。帰ってと言われても何も言い返せないまま、引き返していった。

フラッシュフォワード。彼女は弁護士と共に車に乗っている。人の多さを気にしてか、裏口はないのか聞いている。彼は正面から行くと言うので、サングラスをかけて車を降りた。カメラマンが彼女をすぐに取り囲む。彼女を罵る男もいる。弁護士に先導され、建物の中に入った。

法廷の席に着く。

Beiliff: The people v.s. Katherine Anne Austen.

彼女は起立し、罪状が読み上げられる。

「キャサリン・アン・オーステン。あなたは詐欺罪、放火罪、連邦警察官に対する暴行罪、凶器による暴行罪、 重窃盗罪、車両窃盗罪、第一級殺人罪に問われています。オーステンさん、あなたの主張を聞かせていただけますか?」

彼女は無罪を主張した。傍聴人はざわついた。ここから聴聞に入る。検察は裁判期間中の身柄の拘束を請求。保釈は認めない構えだ。彼女の弁護士は、上告中はずっと自由の身であった彼女がいきなり逃亡する危険性はないと訴えた。彼女は今や全米で最も顔を知られている人間の一人だから、逃げようがないというのだ。しかし、判事は彼女の履歴から、検察の要求を支持した。ケイトは手錠をかけられ、連行された。


Lost



島。ジンはサンと共にここを出た後のことを相談していた。地図を広げてニューヨーク州のアルバカーキ(Albuquerque)はどうかとジンは言う。彼女はソウルの方がいいらしい。

Jin: I learn English for you. To live in America.

彼は英語で話した。彼女は笑顔になった。それに対し、「私は故郷で自分の子供を育てたいの。韓国で」と韓国語で返した。「俺達の子供、だろ」とジン。

ジャック達がビーチに戻ってきた。集まってきた人々にシャーロットとダンを紹介する。デズモンドとサイードがヘリに乗って船に行き、ここを離れる手配をしてもらえるよう交渉に当たっていることを説明。サンはケイトはどうしたのか尋ねた。彼が「ロックと一緒にいる」と言うと、少し不思議そうな顔をした。

ケイトがベンの家に来ると、血だらけの手でロックが出迎えた。ニワトリを殺していたらしい。彼女はマイルズに用があるらしく、彼の居場所を聞きに来た。理由を明かさないでいると、彼は教えないと言う。勝手に物事を決める彼を見て、独裁者だと彼女が非難する。「俺が独裁者だったら君を撃ち殺して、普段の生活を続けるだけだ。夕食は6時。欲しけりゃ来い」と言ってドアを閉めた。

諦めた彼女はハーリーを発見。マイルズの食事を運んでいるので、ロックに頼まれたと嘘をついて代わってもらった。「遊戯室にまだいるの?」と聞かれて、思わずボートハウスに移されたと漏らしてしまった。ハッとなるハーリー。ロックに頼まれたのならその場所を聞いていたはずなのだが、そこまで考える間もなく答えてしまっていた。

Hurley: You just totally Scooby Dooed me, didn't you?

彼女は彼を逃がしたりしないことを約束。ハーリーは、彼女にこの事をロックに黙っていてもらうことで見逃した。

小さなボートハウスに来たケイト。汚れた窓をこすって中を確認してから入る。マイルズは「あのアラブ人が取引したってわけかい」と相変わらずの様子である。彼女が聞きたいことは1つ。

ケイト 「私が誰か知ってるの?」
マイルズ 「はぁ?」
ケイト 「私が誰か知ってるかって聞いてるの。私が何をしたか知ってる?」
マイルズ 「何をやったんだ?」
ケイト 「質問に答えなさい」
マイルズ 「分かった。知りたい事を教えてやる。でもその前にやってほしいことがある」
ケイト 「逃がしてあげないわよ」
マイルズ 「逃げたいなんて思ってない。思惑通りの場所にいるんだから。1分だけ、ある人物と会わせてくれ。彼を連れてきてくれたら、君について知っていることの全てを話すよ」
ケイト 「誰よ?」
マイルズ 「誰だと思う?」

フラッシュフォワード。赤の囚人服を着たケイトに、先の弁護士が面会に来た。検察官が自ら法廷に立って争うことになるというので、取引する方法を考えなければならなくなった。最良の場合で、15年の判決に対し7年の服役で済む。ケイトは拒否した。しかしこのまま法廷に持ち込まれれば、殺人罪の終身刑を除いて、1つの罪あたり20年の刑が課される。

絶望的な彼女だが、責任は彼女にある。彼女は母親に父親を殺害したことを自ら告白した。それを受けて彼女が証言台に立つと言うので、今やすっかりセレブである。なにせ娘の殺人罪の証言を母親がするのだから。

彼女は断固受けて立つつもりだが、弁護士は認めない。彼は最後の手段を持ち出した。彼女がどういう人物か知る人間に法廷に来てもらう。彼が出てくれば、人々の同情を買える。しかし、彼女は涙ながらにそれだけはやらないと拒否した。彼とは一体誰なのか。

Kate: Duncan, listen to me. You are not bringing him in here! Alright, you want to make this about me, about my character? Fine. But you are not using my son!

彼女には息子がいた。彼女の動揺振りからして、幼い男の子なのだろう。

ビーチ。ジャックがしきりに船への連絡を取るのに失敗しているのを見て、ジュリエットは911を試したらどうかと提案した。サンも心配になってやって来た。昨日出発したサイードからまだ連絡がないのは、ロックが正しかったからなのではないか。

ジャックは「ロックは自分が何をやっているか分かってないんだ」と言うが、サンは「それじゃどうしてケイトはついていったの?」と鋭い指摘をした。彼は言葉に詰まった。

当のケイトはクレアと共に何事もなかったように洗濯物を干している。さりげなくベンが地下にいるのか尋ねた。やはりマイルズの言う「彼」とはベンである。クレアはルソーが昨晩連れて行ったから間違いないと答えた。次はロック。彼は一日料理をしていて、家から一歩も出ない。しかも夕食に全員を招待した。居場所が分かってもそこにたどり着くのは容易ではなさそうだ。

アーロンが泣き出した。作業中のクレアがケイトに「抱いて揺らしてやってあげて」と頼んだら、苦手だからとためらった。「彼の機嫌をもっと損ねたら嫌だから」と彼女は言っているが、真意は別だろう。犯罪を犯した過去を持つ彼女は、最も無垢で純粋な存在である赤ん坊に接するのが怖いのだと思われる。

仕方なくクレアが抱いてやった。

ケイト 「彼をあやすの上手いわね」
クレア 「私がいい母親になれるなんて、絶対ないって思ってたのよ。だから、あなたもいつか挑戦べきよ」

フラッシュフォワード。法廷が開かれる。ダンカンは彼女に「クビにしないでほしい」と言った。証人がいるか聞かれた彼は、ジャックを召喚した。これにはケイトだけでなく、検察官も動揺した。しかし判事は続行を指示。彼は、ジャックが犯行後の彼女しか知らないことを前提とし、彼女という人物像のみの証言を行うようにと言った。

ジャックは右手を上げて宣誓し、ダンカンによる質問が始まる。

- まず、彼女との出会いから。

ジャック 「2004年9月22日。ケイト、(彼は照れたように笑う)いやオーステンさんと私はオーシャニック航空815便の乗客でした。そして、南太平洋の島に墜落したんです」

- 彼女がロスでの審理のため、USマーシャルによって移送中に逃亡したことを知っていたかについて。

ジャック 「次第にそうなんだと知るようになりました。だからイエスです」

- USマーシャルによってか。

ジャック 「いえ、彼は墜落の際に亡くなりました。だから一度も話していません。オーステンさんが話してくれました」

- 罪を犯したか尋ねたことはあるか。

ジャック 「いいえ。一度もありません」

- 普通は聞くと思うが、どうして聞かなかったのか。

ジャック 「何か間違いでもあったんじゃないかと、勝手に思ってたんです」

- そう考えた理由は。

ジャック 「墜落から生き延びたのはたったの8人でした。海に突っ込みましたからね。私は大怪我をした。実際、彼女がいなければ海岸までたどり着けなかったと思います。彼女は私の面倒を見てくれました。いや、他の皆にもです。救急箱、水、食べ物にシェルターまで、彼女は用意してくれたんですよ。他の二人も救おうとしたんですが...」

ここで彼女が立ち上がって制止した。すぐに座るように判事にいさめられるが、彼女自ら「この件と何の関係もないし、自分の裁判だから彼にこれ以上証言してもらう必要はありません」と言った。ダンカンはここで質問を打ち切った。

次は検察官のダンブルック(Dunbrook)が質問をする。彼女が聞きたいのは1つだけだった。「被告を愛していますか」 ダンカンは異議を申し立てたが、判事は許可した。ジャックは答えた。「いいえ。もう、愛していません」 複雑な表情をするケイト。悲しげな顔のジャック。

8人という人数や、それが誰だったのか。2人を救えなくて6人になったからオーシャニック・シックスとなったのか。救えなかった2人とは?ジャックが彼女を愛さなくなったのはいつからか。それとも裁判用の嘘なのか。多くの疑問が出てきた。

ハーリーは読書に興味なし。ビデオテープを見ながら、ソーヤーに聞く。

Hurley: So, what do you want to watch, Xanadu or Satan's Doom?
Sawyer: I'm reading.

("Satan's Doom"はMortification、"Xanadu"はOlivia Newton-Johnの曲)

Xanaduをかけていたら、ドアをノックする音。ソーヤーがメガネを外して出てみると、ケイトだった。中に入ってハーリーと無言で会話したら、彼はウィンクした。隠し事が出来ないのはいつもと変わらない。

Sawyer: You got something in your eye, Hugo?

ソーヤーとケイトはキッチンに行って二人で会話する。ダーマのマークが入ったボックスからワインを注ぎながら、クレアとの共同生活について聞いたりする。しかし彼はすでに気づいていた。彼女の立ち振舞い、仕草、視線。

Sawyer: You already said you didn't stay behind for me, so at least be woman enough to tell me you want to use me for something.

彼を利用するために来たのは明白だった。彼女は正直に認めた。「ベンよ。彼を脱獄させるのを手伝って欲しいの」

彼はすぐ行動に移した。バックギャモンのケースを持ってベンの家に姿を現した。ロックは何も疑わず、彼を迎え入れる。ゲームをしながら、二人の会話。

ロック 「俺が自分で何をしてるか分かってると、お前は思うか?」
ソーヤー 「え?」
ロック 「俺についてきたことを後悔してないのか?俺達が次に何をすべきか心配になったりしないのか?」
ソーヤー 「分かってるのは、ビーチでジッと座っていた方がよっぽど不安だったろうってことだ」
ロック 「じゃあ他の人達はなんて言ってる?」
ソーヤー 「『バァ~』って言ってんじゃねーの(羊の声マネ)。羊っていいだろ。行動が予測しやすいからさ。でもケイトのことは分からん」
ロック 「どういう意味だ」
ソーヤー 「約束して欲しいんだ。彼女には何もしないって」
ロック 「なんで俺が何かするんだ?」
ソーヤー 「ただ約束してくれるだけでいいんだ。ジョン」

何も答えないでいると、彼は忘れてくれと立ち上がった。不安になったのか、慌てて止めるロック。

ロック 「約束しよう」
ソーヤー 「1時間ほど前に、彼女が来てね。ベンを地下から逃がすのを手伝ってくれって言うんだ。」
ロック 「どうして?」
ソーヤー 「理由かい?あの男、ほら船から来たブルース・リーみたいなヤツ。監禁してるだろ?アイツと話したみたいでね。ベンを連れて来て話したいって言ってるらしいんだ」
ロック 「そんな。ありえないぞ。彼女はマイルズの居場所さえ知らないのに」
ソーヤー 「なんだ。桟橋近くのボートハウスだろ?ヒューゴが知ってることは、皆知ってるぜ」

彼はショックを受けたように立ち上がった。「本当なんだろうな?」とナイフを用意し、銃を棚から取り出した。どうするつもりかと尋ねるソーヤーに、「マイルズがベンに言うべきことは俺にだって言えるだろう」と答え、彼から直接話を聞くつもりらしい。懐中電灯をソーヤーに手渡し、ボートハウスまで走っていった。しかし中に入った時には手遅れだった。マイルズは縄を抜け出し、中はもぬけの殻になっていた。

Sawyer: Son of a bitch.

そのマイルズはケイトに連れられ、ベンのいる家まで来ていた。彼の手はまだロープで縛られたまま。彼女がドアのガラスを割って鍵を開け、二人は中に入った。地下に降りると、部屋のドアは施錠してある。ケイトはためらうことなく銃で破壊した。マイルズを中に入れ、約束どおり1分の時間を与えた。

二人きりにしてくれとマイルズは言うが、「55秒!」と却下。すぐに話を始めた。

マイルズ 「俺の事を知ってるか?」
ベン 「ああ」
マイルズ 「誰の下で働いてるかも?」
ベン 「ああ」
マイルズ 「じゃあ知ってるんだろ。彼が多くの時間とエネルギーを費やしてお前を探していたことを。やっとお前を見つけたから正確な居場所を報告できる。でも、嘘をついてお前が死んだことにも出来る。320万ドル(3.2mil dollars)くれたら、の話だけどな」

ケイトは少し驚いた。

ベン 「私を脅迫するために、話に来たのか」
マイルズ 「正確に言えば、恐喝にあたるだろうな」
ベン 「3.2か。3.3や3.4じゃないのはなぜだ?それにどうして私がそんなお金を手に入れられると思ったのかね?」
マイルズ 「俺をこいつらみたいに扱うな!」

彼はケイトを指しながらそう言った。

マイルズ 「俺がお前がどんなヤツで何が出来るか知らないみたいに言いやがって」
ベン 「君の友人のシャーロットっていたねぇ。彼女、私と会ったから、私が生きているのを知っているよ」
マイルズ 「シャーロットは俺が何とかする。お前は金の心配だけしてろ。お前に2日やる」
ベン 「現況では出来ることが限られていると思うが。これも何とかしてくれるのかい?」
マイルズ 「分かった。1週間やろう。現金で用意しろ」

彼女はよほどこの話に興味を持ったのか、1分をはるかに越える時間を与えていた。ここで話は終了。マイルズを外に連れ出し、ドアを閉めた。そして彼の首を締め付け、約束を守ったから答えをよこせと迫った。

マイルズ 「お前の名前を知ったのは、お前が船に連絡してきた時だ。もちろん、俺達はお前や815便の他のやつらの事も知ってるよ」
ケイト 「証明してみせてよ」
マイルズ 「名前はキャサリン・アン・オーステン。殺人罪、詐欺罪、放火罪、その他俺も覚えきれないくらいの罪で手配中。逃亡者だ。オーストラリアで逮捕され、FBIが連れ戻している最中だった。どうだ。知ってるだろ。俺がもしお前だったら、この島に残るね。誰が知ってるんだよ。お前が死んだかどうかなんてさ」

ソーヤーと同じことを言われて動揺したのか、怒ったように彼を引っ張って外に連れ出そうとした。しかし階段を上がったところでロックとソーヤーに遭遇。ロックは銃を構えて家に戻れと強い口調で命令した。彼女がソーヤーの方を見ると、無言で首を横に振っている。マイルズを残して家を出た。

ケイト。家に戻って一人でPatsy Clineの"She's Got You"を聞いている。クレアが様子を見に来た。ケイトは寝れなくて音楽を聴いていたので、アーロンを起こしたりしなかったと逆に彼女の心配をする。「アーロンはこの島で生まれたから、何があっても寝られるのよ」

するといきなりロックが入ってきた。ノックもせずにドアを開けたのでクレアがビックリしている。第一声からケイトと二人きりで話をさせてくれと言う。彼女は心配そうにしているが、ケイトは大丈夫だからと行かせた。

ロック 「俺は君が何であんなことをしたのかを知る必要はないと思っている。ケイト。俺が知りたいのは二人が何を話していたかだ」

少し考えて本当の事を話した。彼女は一応謝ったが、ジョンは朝までにここを出て行けと残して、家を後にした。

Locke: You're not welcome here anymore. I want you gone by morning.

フラッシュフォワード。ケイトは法廷から出て、別の部屋に一人いる。そこにダンカンが母親を連れて入ってきた。彼女は車いすに乗り、鼻にはチューブが挿入されている。二人きりで良く話をして欲しいとの事だった。ケイトは二人きりになるのが嫌だったのか、プライヴァシーなんていらないと断ったが、彼は部屋を出て行った。

ダイアン 「ハロー。キャサリン。彼の言ったこと、本当?シェパード先生がヒーローだって言ってた」

娘が何も答えないでいると、車いすを進めて近寄った。

ダイアン 「どうして何も言ってくれないの?」
ケイト 「だって前に話そうとした時、ママは病気だったでしょ。命がけで会いに行ったのに、大声で助けを呼んだ上に警察まで呼んだじゃない」

声を荒げる彼女。

ダイアン 「お願い。喧嘩しに来たわけじゃないの、キャサリン」
ケイト 「じゃあなんでここに来たのよ?」
ダイアン 「あなたが死んだと思ってから全てが変わってしまった。ここ4年、後半年の命と言われ続けてまだ生きてるけど、あとどれくらい生きられるか分からない。私がここに来たのは、証言したくないって伝えたかったからよ」

悲しげな表情でそう語った彼女に対し、ケイトは冷たい表情で答える。

ケイト 「じゃあ、証言しないで」
ダイアン 「孫に会わせてくれないかしら」

彼女は取引を持ちかけた。娘を有罪にするか否かをかけて、孫に会いたいといっているあたり、生まれて一度も会わせてもらっていないのかもしれない。それでもケイトは断った。

Kate: I don't want you anywhere near him! We're finished. We're finished!

バラック。ケイトはソーヤーの部屋を訪れた。彼はベッドで裸になって本を読んでいた。

ソーヤー 「おう。ソバカスちゃん、どーした?」

明るい感じで声をかけたが、彼女の表情は暗い。

ソーヤー 「何も言えなくて悪かったと思ってる。アイツに俺も騙されたんだって思わせたかったんだ。そしたら俺達二人共を信用しないってことにならないだろ」

普通なら自分の身を守るための嘘にしか聞こえないが、ビーチを離れる時に言った"survivin'"という彼の言葉が頭に焼き付いているのかもしれない。

ケイト 「明日には出て行けって」
ソーヤー 「なんだよ。アイツ、お前を追い出すって言うのか?だったら俺がその逆をやってやるよ」

彼は彼女の靴を脱がせた。

ソーヤー 「ここは俺の家なんだから」

そう言った矢先にトイレを流す音がする。

ソーヤー 「はぁ。俺とモンテズーマ(Montezuma/Moctezuma: モクテスマとも)の家だ。大丈夫さ。俺が守ってやるから」

二人はキスをして、ベッドにもぐりこんだ。

(モンテズマとはもちろんハーリーを指している。アステカ王国の皇帝だった彼は、意志が弱く優柔不断だったという説があるようだ。)

ビーチ。ダンとシャーロットはカードで遊んでいる。彼女が「覚えてる?」と聞いた。どうやら記憶ゲームのようだ。トランプの表側にはダーマのマークがある。並べられた3枚のカードを見て、それが何かを思い出そうとするダン。ダイヤのクイーン。クラブの6、そしてハートの10。必死になっている彼を見て、不安な表情を浮かべる彼女。結局、当たったのは2枚だけ。3枚のうち2枚覚えていただけでも十分な進歩だと慰める彼女だが、全く進歩とは呼べないとガッカリした様子のダンだった。3枚のカードが何かを覚えるのに苦労している彼は、記憶障害でも患っているのだろうか。

ジャックとジュリエットがやってきた。彼は一日中ボートへの連絡を取ろうと試みたのだが、失敗に終わった。「ここにいた私が理由なんて知るわけないじゃない」と言うシャーロットだが、あの船にたった1つの回線しかないのかとジャックは苛立っている。すると非常用の番号があると教えてくれた。すぐに電話機を差し出すジュリエット。サイード達が帰ってこないどころか連絡すらもよこしてこないのは、非常事態に他ならない。彼女にスピーカーで電話させた。

すぐにレジーナにつながった。どうもミンカウスキが通常回線担当で、彼女が緊急回線担当らしい。船に向かった人間のことを話すと、彼女は知らないと言う。彼らは1日経った今も、向こうに到着していなかったのだ。

マイルズは再びボートハウスに監禁されていた。前回は椅子に縛られていただけだったが、今回は天井から吊るされている。ロックが入ってきた。彼が話をしようとすると、いきなり手榴弾を取り出した。ピンを抜いてトリガを噛ませる。今、口を開けばロックも死ぬのだが、そうしないと見込んでのことなのか。

ロック 「お前をここに監禁した時、自己紹介をするのを忘れていた。私はジョン・ロック。この島の安泰を守る責任者だ。マイルズ。いつかはお前もお前が誰かとか、船の人間についてだとか、どうしてベンに関わっているのか教えてくれることだろう。それまでは精々口をつぐんでおきたまえ。昨日はいい教訓になった。破った時の罰がないとルールなんて意味がないというね。トリガを噛んでいる限り、君は大丈夫だよ。いい朝食になるといいね。」

次に彼が口を開く時は全ての情報を話す時だが、そうする旨を彼自身から伝えることは出来ない。なんとも残酷な話だが、ロックは顔色一つ変えずに話してさっさとハウスを出て行った。

朝。ケイトはソーヤーの胸で目を覚ました。彼女の方からキスしたら、彼は我慢しきれずにコトを始めようとした。しかし彼女はそれを止める。

ソーヤー 「頼むよー。俺達初めてじゃないじゃん。昨日の夜、最後までやらなかったのはよしとしよう。分かっているつもりだ。君は悲しんでいたんだから。でも『お前を守ってやるぜ』っていうアレを見て、それでも嫌だって言うのかよ?」

彼女はまたも拒否した。裸で一緒に寝て2回も断られたので、正直イライラしている。いやムラムラしている。彼は妊娠のことが頭にあるからと決め付けていたのだが、彼女は妊娠してないことをすでに確認している。それを聞いてソーヤーは安心したように笑った。

ケイト 「最悪の出来事ってわけ?」
ソーヤー 「そりゃそうだろ。最悪の状況になるところだった。いやその、赤ちゃんが出来たってどうしようもなかったじゃん?」

彼女は正反対の表情だった。

ケイト 「私、ビーチに戻るわ」
ソーヤー 「ビーチ?何だよ。こんなことでどっか行っちまうのかよ。ベッドに忍び込んできて、次は帰るだって?」
ケイト 「サヨナラ。ジェイムズ」
ソーヤー 「俺のせいにするなよ、ケイト。別に俺より子供が欲しいってわけでもなかっただろ。ただ別れる理由が欲しかっただけじゃん。それならそれでいいよ、ソバカス。別にそれでどうこう言ったりする気はないし。俺はこのフカフカベッドに座って待ってる。どうせ一週間もしないうちにジャックに仕返ししたいってここに戻ってくるんだから」

彼女は思いっきり頬をひっぱたいた。部屋を出ようとする彼女は、何か言おうと彼の顔をジッと見ていたが、結局無言のまま出て行った。

フラッシュフォワード。法廷が開かれた。ダンブルックが誰かに話をしているせいで開始出来ずにいた。判事の呼びかけで審理が始まるかと思ったが、彼にケイトの弁護士を含め3人で話したいと言い出した。彼女の話はもちろんダイアンが証言できないということである。健康上の理由なので、どれくらいの時間が必要か分からない。判事はひとまず昼食休憩にし、その間にどうするか考えさせることにした。ケイトは驚きと不安が交錯していた。

ダンブルックはダンカン、ケイトと3人で話をする。彼女はダイアンがケイトに会っていたのを知っていた。だからどうしようもないと思ったのか、取引を持ちかけてきた。4年の服役。ダンカンはケイトの顔を見て、服役なしを希望した。彼女は今や5人の乗客を救ったヒーロー。しかも捕まった理由が、夫の暴力に苦しむ母親を救い出したから。その彼女を訴追し、刑務所にぶち込んだりしたら世間はどう思うだろうか。

ダンブルックは今から10年間国外に出ないという条件の下での釈放を提案。ダンカンは反対したが、ケイトはそれでいいとあっさり承諾した。「書類があるなら署名します。それが終わったら、裏口から帰ります。とにかく早くこれを終わらせたいんです」と言った。それを聞いてダンカンも納得。ダンブルックも改めて約束し、逃げないように念を押した。

ケイト 「私には子供がいるの。どこにも逃げたりしないわ」

彼女は髪を下ろし、裏手の駐車場に来た。そこに止められたタクシーに乗ろうとすると、ジャックが呼び止めた。

ケイト 「なんでここにいるって分かったの?」
ジャック 「弁護士さんが教えてくれた。君は俺に借りが出来た」
ケイト 「ありがとう。話してくれて」
ジャック 「なんてことないさ」
ケイト 「あのね、ジャック。あなたがあの話を何度もしてるのを聞いてると、本気でそう思ってるんじゃないかって思えてきたの」
ジャック 「ただ伝えておきたかったんだ。あそこで言った俺の話、本気じゃないんだって」

安心したように微笑む彼女。

ケイト 「ついて来る?家まで来ない?」
ジャック 「病院に行かなきゃならないんだ。でもいつかコーヒーくらいどうかな」
ケイト 「あなたが赤ちゃんに会いたくないのは分かってる。ジャック。でも、会ってくれるまで、会いたいって思う日まで、コーヒーだって無理よ。でももしいつか気が変わったら、私達に会いに来て」
ジャック 「分かったよ」

でも彼の顔は言葉とは裏腹だった。彼女の話に合わせただけ。それに気づいた彼女は、悲しい表情を浮かべた。彼がタクシーのドアを開け、お別れを言って彼女は乗り込んだ。彼はタクシーが出て行くのをずっと見ていた。

ケイトが家に戻ってくると、ナニーが出迎えた。留守中は彼女がちゃんと面倒を見てくれていた。2階に上がり、昼寝をしている彼の様子を見に行く。息子は3歳くらいのブロンド。彼女が声をかけると、目を覚ました。

Baby: Hi, Mommy.
Kate: Hi, Aaron.

彼女は彼を抱き上げた。

[END]

[感想]

クレアはオーシャニック・シックスではないということか。ジャックとケイトがどうしてあの話を作ったのかなど、一杯疑問が出てきた。抱くのを怖がっていたアーロンにあんなに愛情を注いでいるのは相当の出来事があったんだな。6人になったというより、6人にしてしまったのかもしれない。

最も良く分からないのが、やはりロックの行動だと思う。彼は何をしたいんだろう。ベンの全てを知りたいんだろうか。人質を取ってヘリを奪うでもなし、島で生活していく手段を考えるでもなし、目的が良く分からん。もう卵すらないのに。それをベンに食べさせたのも意味不明だ。

ケイトがダイアンにアーロンを会わせないのは実の息子ではないとバレるからというのもあるのかな。ジャックの方はどうなんだろう。彼はアーロンの叔父さんなのに、ケイトに任せたのはなぜだ。会いたくないとまで言っている理由も想像すら出来ない。

それともう1つ分からないのが、エピソードタイトルである"Eggtown"。いろんな推論があるようだけど、結局どれもハッキリしない。

また次回。ヘリの謎が解けそうです。ソーヤーは良く我慢したなぁ。
---

Director: Stephen Williams
Writer: Elizabeth Sarnoff, Greggory Nations

Star:
Rebecca Mader as Charlotte Lewis
Jeremy Davies as Daniel Faraday
Ken Leung as Miles Straume
Emilie de Ravin as Claire Littleton
Elizabeth Mitchell as Juliet Burke
Daniel Dae Kim as Jin Kwon
Yunjin Kim as Sun Kwon
Evangeline Lilly as Kate Austen
Josh Holloway as James "Sawyer" Ford
Matthew Fox as Jack Shephard
Terry O'Quinn as John Locke
Michael Emerson as Benjamin Linus
Jorge Garcia as Hugo "Hurley" Reyes

Guest Star:
Tania Kahale as Nanny
Traber Burns as Judge
Beth Broderick as Diane Jansen
Susan Gibney as Melissa Dunbrook
Fred Q. Collins as Bailiff
William Blanchette as Child
Shawn Doyle as Duncan Forrester

Thanks to TV.com

COPYRIGHT © ABC, INC.
スポンサーサイト


home

Design by mi104c.
Copyright © 2017 アメリカドラマ 411, 2007- All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。