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[Dr. House] シーズン4第4話。ハウス先生、今週も患者さんです。


アイリーン(Irene)が遺体を火葬する前に髪の毛を切っていると、男が入ってきた。何も取らずに彼女を襲う。それだけではなかった。遺体の男も起き上がり、彼女を押さえつける。彼女は悲鳴をあげた。しばらくして同僚のマーティン(Martin)が入ってくると、彼女は全身を震わせながら床に倒れこんでいた。


House



一方その頃。候補者達は集合時刻にいつもの部屋に来たのだが、肝心のハウスがいない。暇をもてあましていると、見かけない電話が突然鳴り出した。ハウスからである。スピーカーに切り替えてお話を聞く。

House: Good morning, angels.

"Good morning, Gregory."とは誰も言わなかったが、よいよい。患者はもちろんアイリーンなのだが、肝心のファイルが届いていない。30分前に「ボスリー」(Bosley: "Charlie's Angel"に出てくるチャーリーのアシスタント)に頼んでおいたのに、まだやってないらしい。と怒っていたら、キャメロンが入ってきた。彼が指示を出したのは10分前で、現在コピー中だそうだ。なんだ。

House: Less lip, more whip.

彼女はモカ・フラパリシャスを持ってきてくれたのだが、クリームが足んない。もう診察しないとふてくされたら、フォーマンに頼むと言い出した。ふふ。それは無理だ。だってMercyに解雇されたじゃないか。ということをすでにハウスは知っている。「処刑されなくてラッキーだなー」と言っているが、彼女にしたらそこまで彼の情報を手にしている事の方が驚きである。

House: Girls talk.

噂はいつも女からであります。ボスリーはやっとファイルを持ってきた。当然の話だが、ボスリーとは前々回アシスタントに雇った無免の医者である。事情を知らない候補者達は「?」である。

患者は24歳のfuneral cosmetician(日本語不明。上述の様に遺体専門の美容師)。職務中に全身痙攣大発作(grand mal seizure)に見舞われた。死体にレイプされたという映像を見たのだが、痙攣していることから精神疾患ではない。てんかん(epilepsy)、頭部の怪我、ドラッグの使用歴はない。

アンバーは側頭葉に腫瘍があるのではないかと言うのだが、CTスキャンに異常はない。ERの医者に分からなかっただけじゃないかと13番の声真似をして言ってみたが、あっさり13番にバラされた。

House: Nice try, cutthroat bitch. That was the worst Thirteen
imitation I've ever heard.

まだまだ彼女の優位は続いている。アイリーンの仕事場や死体には毒素となるものが充満していると考えられるが、それだと他の人間も影響を受けているはずだ。やいやいボスリーが偽医者だと訴える男がいるが関係なし。

House: Dark religious nut.

9番の彼をこう呼んでしまったが、名前はコール(Cole)と言うらしい。ボスリーと他のマイノリティな人達は彼女の仕事場へ。残りの白人グループはここでコントラストMRI、脳電図、腰椎穿刺(LP)、ブラッドパネル(blood panel: 健康状態を調べる検査。完全血球算定(
complete blood count, CBC))を行う。

House: And, angels, be careful.

キャメロンは敬虔なモルモン教徒のコールをいじめるなと言った。100ドル。ハウスは賭けてもいいらしい。彼は弱虫だから手でも口でもやり返してこないだろう。そしておそらく次に脱落する。そんなヤワな男は要らん。彼に何かを見たキャメロンは70デシベル以上の声で言い返してきたら彼女の勝ち、ということに設定した。

House: You realize what you're encouraging here.
Cameron: Yeah, someone kickin' your ass.

どちらが100ドルを手にするでしょうか。

フォーマンは新しい病院での面接を受けていた。ハウスとは折が合わず、マーシーでは3週間でクビになった。彼の経歴は素晴らしいというのに、一体何があったのか。患者の命を救っただけと言うが、面接官はすでにシェイファーから直接事情を聞いていた。彼女の方針や病院のやり方に反してまでやったのだが、そこにいたるまでわずか3週間。逆にハウスの下をすぐ去らなかったのはなぜかと痛いところを突かれた。

遺体は清潔に保管されている。食べ物も全て有機栽培のもので問題ない。防腐剤に入っているエタノールの可能性があるが...とコールが話していたらハウスがスピーカーからストップをかけた。それはすでに検査済みの事項である。検査結果をうのみにしてはいけないというのがハウスの教えだが、これは忍耐力テストなのだ。コール本人は分かってないけど。

House: Idiot, from the old French, "idiote," meaning effeminate, mentally deficient moor.

ボスリーは2005年の遺体安置所のファイルに、肺炎で亡くなった48歳の男の資料があるのを発見した。しかし病理解剖の結果は、それとは異なっていた。錯乱状態、記憶喪失、うつ。つまり、狂牛病のものである。

しかし、彼女はヴェジタリアンだし、有機野菜しか食べないとコールが反論。

House: Tell him he's an idiot again.

脳組織から拡散するこの病気。調べてきなさい。と言ってもアイリーンではない。死んだ男の方である。とっくに地中に埋められているのである。候補者達は拒否するが、「死体を掘り出すのではなく、新たな死体を埋めなくていいようにする」という素晴らしい説得を試みた。

コールはそれでも拒否した。しかしそれは信条の問題ではなく、6時に家に帰らなければならない。安息日かと聞くハウス。

House: The Lord works for six days, then tells the union he needs a rest. You know, if I was all-powerful, it'd take at least two days.

今日は木曜日だから違うと13番。だとすれば、子供が帰りを待っている。

House: Have one of your wives look after the spawn.

これもだめ。シングルダッドなので、奥さんはいない。彼女がどこにいるかも知らない。なるほど。ハウスは説得を続けようとしたが、コールはすでにいなかった。背信行為をしに行ったのだろうか。それとも家に帰ったのか。

アンバーはこの隙を見て、すかさずカディのところに来た。ハウスのフェローだと言ったら、セクハラか犯罪なら別のところに行ってくれと言われてしまった。そうではない。彼女はズルい女なのだ。ハウスが嫌いなクリニックを代わりにやりたいと申し出た。しかしそこはカディ。自分におべっか使ってもハウスは喜ばないだろうし、残業して働きたいなら明日あなたに別のクリニックの仕事をあげるわ、と返した。それが嫌なら辞めなさい。世の中甘くないわな。でも気にする様子もなく、とりあえず言ってみただけーという顔で引き返した。

墓堀作業をやっていると、3時間も遅れてアンバーがやって来た。コーヒーにドーナツも持ってきてまるでピクニック気分だが、他のメンバーはセキュリティガードが来たんじゃないかと肝を冷やした。到着するなりオンナの戦いが始まる。

泥まみれの13番を見て「この辺で育ったんじゃないのー」と切り出した。相手にしないオリヴィア、じゃなかった13番であるが、この彼女の済ました態度が気に食わないアンバー。素性も感情も隠していることでハウスに気に入られようとしているのではないかと彼女らしい勘繰りをしている。

Thirteen: Yeah, I grew up around here.

一切無視だった。やっぱり彼女が上手だな。ここで棺桶にヒット。運び上げるまでもない。必要なのは脳の細胞部分だけだからと、上の方に穴を開けたら...足首だった。上下逆さまに入れられていたようだ。

翌日。ハウスがカフェテリアでご飯を食べているとカディがやって来た。泥まみれのメンバーが、つるはし(pickax)を持っていた。こりゃ墓堀か線路敷きだという推察になった。これに対してハウスは正直に答えた。脳の一部をもらうだけじゃないか。どうせもう使ってないんだし、いいじゃん!遺体切断かと糾弾する彼女に、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)を調べていると話したら真剣に話を聞いてくれた。

何かあったらキチンを情報を伝えるように。去り際に彼女は聞いた。一体墓堀の作業に何人が同意して参加したのか。6人と聞いてボー然である。世の中どうしちまったんだいという顔だ。参加しなかった1名も家でおしめを替えていることだろう。俺ってやっぱり天才かもしれない。

House: I really think there are no bad choices in this group.

ハウスはモップを持ってラボにやって来た。彼らは掃除もシャワーもなしですぐに検査していたようだ。感心感心。しかし、結果はCJDではなかった。かといって他に調べるあてもない。何の病気でもないのか。それとも。

アイリーンに話してみたら、何でもないから家に帰りたいと言う。もし次に何か起きたら戻ってくると言うのだが、車の運転中など危険は沢山ある。そんなの彼女に任せればいいじゃないと、椅子に座った母親を指差したが、これは他の医者には見えていない。先ほどからずっと彼女は映っていたのだが...彼女の幻影だったようだ。

ハウスに報告した。彼女はここに運ばれていた時から幻影を見ている。遺体安置所では死んだはずの人間が動いていただけだが、今回は違う。母親が死んだということを知らないでいるのだ。

一酸化炭素の可能性。同時に起こる頭痛や頻脈(心拍数の増加)はない。却下。遺伝の可能性。例えば彼女の母親は25歳で病死したようなことがあって、同じ事が娘にも起きている。だが20年も前のウクライナでの記録を調べるのは容易ではない。ただ、可能性はあるので、ここで遺伝病の検査をして同じ兆候が出るものがないか調べる。

検査と言っても病気が無数にあるので...アミロイドーシス(amyloidosis)からザミロイドーシス(z-amyloidosis: ハウスの造語。数を撃っていく作戦を嫌う男に対する嫌味)まで調べなさい。

検査をして母親が何で亡くなったのか調べるとアイリーンに言ってみたが、やはり彼女は死んでいないと思っている。疑われているのではないかと心配なアンバーとは対照的に、13番は患者にどう思われても病気が治るわけじゃなし、とクールビューティである。しかし、少し状況が変わる。母親の他に車いすに乗った男がウロウロしていると言うのだ。しかも彼はこう言っていた。「あなたが犬を殺した」 13番はドキッとした。

フォーマンはカディとお食事。ハウスをコントロールできる彼を再び雇いたいが、彼にその意思はない。じゃあ他の人間のサラリーを15%カットしてその分を上乗せする。これには帰ろうとした彼もまた席に着いた。いいオファーだけど、ハウスの許可を取っていないのは明白だ。現にこのレストラン。カディの病院からは20分、フォーマンの家からは30分の場所にある。ハウスが絶対立ち寄らないところで話しているのは、秘密でやっているからだ。もちろん決定権は彼女にあるのだが、フォーマンも直接彼と話がしたい。彼の下を離れたのには理由があるし、今となってもそれは変わらないのだ。この頑固さがハウスを制御するのに必要なんだけど...逆に言えばそれだけ先生はすごいんだな。

フェローズはハウスの部屋に来た。ちなみに彼は手術勉強用のオモチャで遊んでいる。いや勉強している。多分。彼女に車いすの男が見ていると報告してみたが、興味なし。病院だからそんな人は一杯いるじゃない、とオモチャの内臓を取り出してみた。失敗。

House: Damn it. Why did God design the human body this way?

とはいえそれはスタークなのだ。それを聞いたハウスは、「スタークだったら患者じゃなくて殺した医者に取り憑くよね」って13番に言ってみた。彼女を相当気に入っているようだ。どこかで立ち聞きしていただけかもしれないと返したが、「かもしれない」では医者は務まらない。

現在まで32種類試してみた。このままでは後100種類以上試す必要がある。やはり母親の死因を直接調べてみたらどうかと投げやりになってきた彼らにハウスは一喝した。あと100種類やるんだよ!人の命が懸かってりゃ、それくらいなんてことはないはずだ。

そこで「一緒にやりたい人います?」と尋ねた。困惑するコールはどう答えたらいいのかと聞いた。いい反応だ。ハウスは彼をさらに追い込む。「ブラックモルモンはマソキストである。つまり変態である。そんな男に子供が出来てさぞかし傷ついていることだろう」 彼は息子は関係ないと答えたが、問題は彼自身にある。自分の本当の気持ちをぶつけてこない人間が、病気と本気で向き合えるかいとでも言いたげなハウスだった。

険悪になったのでボスリーが仲裁。アイリーンに母親の事を聞いてみてもだめだろうから、母親に直接聞いてみたらどうかと提案した。戸惑う他のメンバーだが、ハウスは乗ってみることにした。人間と話すより楽に違いない。

ハウスは13番を連れてやって来た。話を聞いてみると、後ろにいるのは母親だけではなくハウスに似た老人らしい。彼は話を合わせ、「ここじゃ電波の受信状況が悪いから、固定電話からかけなおしてね」って伝えてもらうことにした。アイリーンは声を聞くことも出来る。彼の名前はウォルター(Walter)と言う。ハウスは驚いて部屋を飛び出した。

来たのはウィルソンの部屋。

House: My patient's talking to my grandpa Walt.
Wilson: You have a grandpa Walt?
House: No.

本当に存在するのなら、それはそれで問題なかったのだが、全くこの世に存在し得ない人間が見えてしまっている。ここに来たのは驚いたと思わせるためで、理解できないのは病気の方だけだ。こうすれば信じたと思って彼女も母親と話をさせてくれるだろう。患者が嫌いなのに扱いは慣れているのはいつもの事だ。

この面倒なことをやっている理由を一通り説明した。幽霊は幻覚で、それは妄想の結果である。で、その妄想と言うのは遺伝病から来ていて、彼女が4歳の時に母親はその病気で亡くなった。彼女の見ている幻覚に入り込めば、彼女の潜在意識を探ることが出来る。そうすれば、母親の死因も分かるかもしれない。

Wilson: You're quite impressed with yourself right now, aren't you?
House: Who wouldn't be?

そろそろいい時間なので戻ることにする。「お祖父さんはまだいる?」って聞いたら、あったかいミルクを買いに行ったそうだ。だから今は彼女と母親の二人だけ。よしよし。本題に入る。

彼女が4,5歳の頃、母親は痛みを伴うような明白な病気にかかっていたわけではなかった。ただ、体がだるくて一日ベッドで寝ている日があった。たまに倒れることもあった。バスルームで倒れることも少なからず。ある時はシンクで頭を打ちつけて、床が血だらけになったこともあった。

さらに、そうなる前には腰を曲げて歩くような仕草もあった。本人は農家の出身だから気にしていなかったが、実際は病気だった。手は裁縫も出来るし、ボタンもきちんと留められた。しかしたまにではあるが、寒い時の様に震えることがあった。

アイリーンを仲介し、母親から有用な情報を得た。候補者達のところに戻り、早速指示を与える。パーキンソン病の治療、つまりL-Dopaとブロモクリプチン(bromocriptine)を投与する。

キャメロンはコールを捕まえた。状況が変わらず、このままでは賭けに負けてしまうので自らアドヴァイスをしに来た。「ハウスは自分を恐れない人間に対して敬意を払うわ。立ち向かって、必要なら叫ぶくらいじゃなくちゃ」「別に敬意なんて払ってもらわなくてもいいですよ」とあまり受け容れられなかった。ハウスがまだまだリードしている。

暴れて中々血液採取をさせてくれないアイリーンに、13番がズブリを注射を突き刺した。絶叫する彼女だったが、それもまた夢だった。目が覚めても腕から血が出ていると繰り返し言っている。なんとかなだめようとする13番だったが、本当に彼女の右腕には無数の穴が開き血が流れ出ていた。

ハウスの部屋でミーティング。傷が出来たことにより、パーキンソン病ではないことが判明した。ボスリーの考えは血管炎(vasculitis)。もう一人の男は急性間欠性ポルフィリン症(acute intermittent porphyria, AIP)だと訴える。確かにMRIでは脳虚血(脳の血液が不足することに伴う栄養・酸素不足)の兆候は見られなかった。しかし彼女に目の焦点の問題と尿閉(urinary retention)があることを加味すると、網膜血管炎の可能性があると指摘。

血管炎は神経システムへの血液の供給を狭めてしまう。二つの症状は一見無関係の様に見える。ボスリーの説明によれば、それは銀行と電気の関係だそうだ。つまり直接のつながりはなくとも、口座にお金を入れないと電気が止まってしまう。血液の供給が減少することにより、別の2箇所に症状が出たということだ。分かりやすい。

治療法はコルチコステロイド(corticosteriod)の投与。体に対するダメージも少ない。ハウスは即刻ボスリーの案を採用した。おっと、これをやっている間にコールをいじめるのを忘れていた。

House: Big love, have I humiliated you in the last half hour?

HBOのドラマ"Big Love"はモルモン教の家族を扱っている。彼にEメールのチェックをするように言った。忙しい最中にこんな事をやっているとは、彼も相当気に入られているな。

カフェに来るとキャメロンが様子を伺いに来た。ハウスの方は「こりゃズボンでも引きずりおろさんといけませんなぁ」と余裕である。彼女は強さが足りないだけだと言うが、これは強さを測ることを問題とした賭けではない。あくまでも彼の信条の問題である。

House: You only care about who I hire and who I fire, 'cause you miss going through my mail. You can't stop controlling me.

仕事がまた欲しいのかいと聞いてみたらば、要らないと返された。もちろん。頼まれてもやりはせん。勘定は彼女に任せて去っていった。どちらがコントロールしているかは明らかだ。

フォーマンは次の面接。やはり話題はハウスの事になる。このERのグリーン先生みたいな面接官も5年前に彼に会い、その医療に対する姿勢に感銘を受けたようだ。しかしマーシーでの話となると事情が変わる。あのシェイファーと真正面からやりあった男として有名らしい。彼も彼女に物申したいことがあるらしく、リンパ腫との診断に至った経緯も興味深く聞いてくれた。それ故に雇えない。雇いたいけど雇えない。それが彼の答えだった。彼が彼女に言いたいことを言えないというのは、そういう立場の人だからである。

眼科ラボ。彼女が幻影を見た時に脳に送られる信号を調べている。それが脳の正確な場所まで送られていなければ、ボスリーの理論が正しいことになる。幻覚ではないと相変わらずの主張をするアイリーン。13番はそこで犬の首輪を発見した。犬をここで検査し、その際に首輪を付け忘れただけかもしれない。そう話していると、彼女が異変を訴える。胃が痛いと口から血を吐き出した。前傾姿勢になるように言ったが、それすらも出来ない状況だった。

切開して調べる。担当はチェイス、助手はコール。脾臓が破裂しそうなほど真っ赤になっている。コールはかつてハウスのチームにいた彼に話を聞く。アドヴァイスは...なし。何を言われても我慢する。だけどそれがチームを離れた理由ではない。どの道こうなる運命だったのだ。彼がクビにするつもりなら、いずれクビになる。その様子を上からハウスが見ていた。

House: You guys gonna shoot the breeze or you gonna do something about all that bleeding?

血が出ているのは脾臓からではなく肝臓だった。しかも壊死している。

Chase: She's dying from the inside out.

肥大化した脾臓と肝機能不全は典型的なAIPの症状だと男は言う。転移も早い。しかしポルフォビリノーゲン(AIPの患者はこの値が高い)に異常は認められなかったとボスリー。それは発作を起こしている最中しか上昇しないからだと応酬。ハウスはこのファイトを見ているのが楽しそうである。これが彼の求める物だからだ。

ボスリーは、あくまで血管に問題があると考える。ステロイドが効果を発揮しなかったとしても、肝臓や脾臓に送られるべき血液がどこかで遮断されている。ハウスは彼の意見を再び採用し、アンジオグラムを投与することにした。AIPだと主張する男は嫌がらせだと言っているが、「そうするだけならモップで掃除させているよ」とハウスは一蹴した。

コールは祈りの言葉をかけつつ、アンジオを注入した...しようとしたが、彼女が暴れだした。結局どうにもならずハウスのところへ戻ってきた。ここまで来ると血管のせいではないようだ。答えを求めるコールにハウスが最後の追い込みをかける。

ジョセフ・スミスならどうするか。かつては魔術にまで手を出したモルモン教会を設立した男。彼女は悪魔にとりつかれているのか。否定するコールに、聖書に全ての答えがあるわけではないとハウス。

コールは道徳については答えがあると反論。では、どれだけのてんかん患者が憑依しているとして拷問を受けたか。どれだけの10代の魔女達が、キノコを食べただけで錯乱状態になって死んでいったか。科学や医学はなくとも道徳はあったあの時代に、このような事が起きたのはなぜなのか。答えはなかったのか。

House: Either got to prescribe an exorcism or admit to me that Smith was a horny fraud.

スミスをけなす発言で彼はついにキレてブン殴った。そこでアンバーがやっと分かったと声を上げる。後10秒早かったら100ドル損しなくて済んだのにぃ、とハウスは悔しがる。

幻覚を見るのは何もマッシュルームだけじゃない。チョウセンアサガオ(jimson weed)、ベラドンナ、マンドレイクの根、それにカビの生えたパン。麦角中毒(ergot poisoning)。菌を含んだ未処理の有機ライ麦で作ったパンをずっと食べていたことに原因があるかもしれない。

ブロモクリプティンは、麦角菌の誘導体だから症状が悪化したのだ。とはいえ、こんな病気はここ50年報告されていないが、彼女はずっとミルクを欲しがっていた。乳製品は麦角中毒の症状を軽減できる成分を含んでいる。つまり彼女は知らず知らずのうちに自分で治療していたわけだ。

Amber: Cravings based on actual needs.

進化の過程でそうすべきことを知っていた、とも言うべきなのか。ハウスはそれで納得したかコールに聞いたら「はい」と一言だけつぶやいた。

House: Hypocrite.

ようやく医学的見解がアイリーンに明かされた。自動的に母親は昔に死に、そばにいたのは幻覚であったことも悟った。そしてその真実を受け入れられるようになったということは、治療の効果が上がっていることも意味する。だがまだ彼女には母親が見えている。彼女からネックレスを受け取ったが、それはすでにアイリーンが身につけているものだった。彼女は母親にサヨナラを告げた。

Irene: I'm going to miss you, ma.

ハウスはThe Bachelorみたいに花束を持ってきた。7人いるので6本のバラを...どうやら勘違いして牡丹を持ってきたらしい。そんなのどうでもいいや。

ハウスは驚いていた。ここまで7人も残っている。しかも自分から辞めた者などいない。彼を殴ったコールさえ、まだここにいる。

Cole: Give me the flower and shut up.
House: Don't overdo it.

もちろん彼は残る。他の皆も確保しておきたいところだが、1人をクビにしなければならない。アンバー。彼女は最後の答えを出した。しかし墓堀したと嘘をついたり、犬の首輪をラボに置いて13番の邪魔をした。でも確保。考えも仕事の早さも良かったが、幽霊は物まで置いていかないヨ。

では13番。もちろん合格。男二人も合格し、残りは血管炎かAIPかでもめた二人。ペアのファイトは良かったが、どちらかが去ることになる。状況から見てボスリーことヘンリー(Henry)が優勢だが、結論は反対だった。

理由は明白だ。彼の意見をハウスはずっと受け入れていた。つまり彼はハウスと同じ考えを持っているわけで、そういう人間はチームに二人も要らない。遊びに来たかったらウィルソンに連絡するように。残りのメンバーは明日の朝8時に集合。

House: Take your blood money.

賭けに負けたのでアリスンさんにお支払い。「次は誰を守るんだい?」「教えたら勝てなくなるでしょ」

フォーマンは考え直したとカディのオフィスに来た。条件付で復帰する。前に約束した昇給分と、自分専用のオフィスとアシスタント。しかしカディはどれも認めないと断った。元の給料でなら戻す。彼女は彼がどこも受け入れてもらえずに来ただけで、考えを改めたわけではないことを知っている。

Cuddy: You're "House Lite" now. The only administrator that will touch you is the one who hired "House Classic." Good news is, she'll pretend she's not doing you a favor.
Foreman: I can start Monday.

[END]

[感想]

というわけでフォーマンは復帰。これでめでたく全員がPPTHで働くことになりました。パチパチ。

結局ヘンリーは残らなかった。でもそれが正しいと思うなぁ。自分と同じ意見持った人ばかりいると偏るだけで新しい発見がないし。真っ向否定するコールの今後に期待したい。あ、もちろんクールカワイイ13番にも。

また次回。
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Director: Deran Sarafian
Writer: David Hoselton

Star:
Hugh Laurie as Dr. Gregory House
Jesse Spencer as Dr. Robert Chase
Jennifer Morrison as Dr. Allison Cameron
Robert Sean Leonard as Dr. James Wilson
Omar Epps as Dr. Eric Foreman
Lisa Edelstein as Dr. Lisa Cuddy

Anne Dudek as Amber
Peter Jacobson as Taub
Carmen Argenziano as Henry
Andy Comeau as Brennan
Edi Gathegi as Cole
Kal Penn as Kutner
Olivia Wilde as Thirteen

Guest Star:
Azura Skye as Irene
Scott Alan Smith as Dr. Brady
Kenneth White as Old Man
Jerry Hauck as Martin
Caroline Lagerfelt as Connie

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