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[Dr. House] シーズン4第7話。Full Recapで回顧録。


ケニー(Kenny)という少年は、frontonasal encephalocele(和訳不明。前鼻部が脳ヘルニアになっている状態。去年、中国人の女の子だったかが、似たような病気になっていたとニュースで見た気がする)で悩まされていた。midline deformityとも呼ばれ、チェイスを中心としたチームが、これを除去する手術を行う。テレビカメラが入っているので、彼が概要を説明した。

チームは5人の執刀医、4人のナースで構成される。手術を始めて間もなく、彼の心拍数が180まで跳ね上がってしまった。V-fib(ventricular fibrillatipn:心室細動)なので、電気ショックを与える。チェイスはカメラを切るように言ったが、ずっと回したままであった。


House



チェイスは手術の経過をカディに報告。なぜか同席しているハウスは、話も聞かずじっとカメラを見ている。心臓に問題があるので、ペイシングワイア(pacing wire)を施したが、異常の原因が分かるまで形成手術は行えない。というわけでハウスの出番が回ってきたのだ。

それではまた。となるはずが、カメラは彼の手術が終わるまでずっと追い回してくるらしい。

Darnell: Pretend we're not here.
House: If I do that, won't I bump into you?
Darnell: We'll stay out of your way.
House: That's a joke. See, I became a doctor because of the movie Patch Adams.

あながち完全に違っているとも言いがたいな。じゃあお先に行って頂いて、前から撮ってもらえますか。そうそう。部屋を出て...ガチャ。閉め出してやった。

カディも別に好きでこれを受け入れているわけではない。

Cuddy: You think I want the whole world watching you check out my ass and question my wardrobe?
House: Would it be better if I checked out your wardrobe and questioned your ass?

とまあ、あほぅな質問をされたりしてウンザリしているのだが、病院のいいPRになるし、ハウスにあれこれ言わなくても真面目に働いてくれるだろうと期待している。無駄だと思うけど。

House: You using force on me is intriguing.

ほら。

House: On the other hand, cameras make people act. Sometimes like human beings. Sometimes just weird. Sometimes they wear open-tip bras.

なんでも製作会社が今回の手術について費用を全額負担してくれるというので、許可したそうである。だから病院側の都合で断ってしまうと、少年は手術を受けられないまま帰らなくてはならない。抵抗できない理由を言いやがって~。

ダーネル達にいい情報を与えておいた。

House: She, um... waxes her moustache once a month and... sometimes gets some pretty gnarly ingrown hairs.

カメラが彼女の顔をアップで撮っていた事は、言うまでもない。

さて、講義室でミーティング。もちろんサミーラの姿もある。フォーマンで1枠、彼女で1枠、となって残り1枠となったのではないかと勘ぐるアンバーはますます不安なようだ。そこにいきなり撮影クルーが入ってきた。せっかくなので座ったままではなく、ハウスを先頭に歩きながら話をする。フォーマンはトイレに行っているので、無視した。

患者は16歳。第二度房室ブロック(infranodal heart/atrioventricular block: 前者は部位、後者は病名で使われる)。頭がフラフラしたり、失神したり、ということはない。ちなみにカトナーがTVに出るのか聞くので、music videoを製作していると言っておいた。話の続きはこの先の場所で。看板にはこうある。

"DANGER. RESTRICTED ACCESS. NO METAL ALLOWED - STRONG MAGNETIC FIELD"

MRIを撮っている患者がいるが、この際しょうがない。アンバーがしつこくサミーラを雇った理由を聞いてくる。このカットスロートビッチめ。

House: Because she has way more diagnostic experience than the other swimsuit models I was considering.

これで納得するだろう。本題に入る。タウブは頭が大きくなってしまったため、頭蓋内を圧迫し、心ブロックを生み出したという極めて単純な推測をした。彼は16年間、これを患っているからして、常に健康チェックはしてもらっている。十分織り込み済みだ。

サミーラは生まれつきの心臓欠損ではないかと推測した。体の中心線上にある頭に障害があるのなら、同様に心臓にあってもおかしくないのではないか。これも先ほどと同じ。16年間発見できない理由は無い。

アンバーがまだ不公平だというので、違う仕事を選べと叱責した。最終的に優秀な医者が残れるのはどこの病院も同じ。ダメな者は後から来たってダメ。

House: The wrong species.

先生、それは変えられませんよ。ひとまず頭部奇形との関連性は置いて考える。普通の少年と同じように扱う。感染症による心内膜炎(endocarditis)。ドラッグを静脈注射していて、感染したんじゃないかとコールは言うが、ハウスは否定。ドラッグをやっていたかもしれないが、心内膜炎ではなさそうだ。

鼻の下が黒くなっている。フロン(freon: フリーオン。フロンは和名)を吸引した時に出来る凍傷と似ている。フロンを吸い込んで心臓をやってしまったのかもしれない。タウブは変色が黒色表皮症(acanthosis nigricans)だとするとやはり頭部変形が原因だ、とまだ切り離して考えられないようだ。変色は頬や額にだってある。

House: Do a nuclear study. If I'm right, you'll see scarring of the heart.

サミーラは一人残ってハウスと話をする。彼女も他のフェロー達と同じように競争する必要があるのか。わざわざこのために仕事を辞めてここに来たのだ。彼女は職がもらえると思っていた。

House: This is a real offer.

とは言ってみたものの、ホントに来るとは思ってなかったのでウィルソンに相談に行った。だってCIAですよ。

Wilson: The bay of pigs was a daring triumph.

彼はCIAを辞めてここに来る女がどんなのか見たいとさえ言った。うう。困ったぞ。このままだと彼女を絶対に雇わなくてはならん。

ケニーの父親に、彼がフロンを吸っていたか聞いてみたが、息子はいくらあんなだからといってドラッグなどやっていないと怒っている。その考えは実は反対で、彼も他の少年と同様ドラッグをやっている可能性はあるわけだし、そんな事をあるはずがないと考えるのも他の父親と同様なのである。

カトナーは直接本人に聞いてみた。やってないと言うので、学校について聞いてみた。彼は自宅で教育を受けているので、通っていない。行っていても退屈だし、カトナー自身も学校でいい思いをしていないので、あながち行ったからどうこうと言う事もない。まあ君の状況よりマシなのかもしれないけど、いやそういう意味ではなくて。と、しどろもどろになってきた。彼を蔑んだりするつもりはないが、普通にしようと思えば思うほど変になって来る。

Kenny: Relax. Everyone acts like an idiot around me.

彼は頭痛がするという。だがいつもの事で特に気にしていない。

ハウス達は手術中のORで会議。核分析の結果が戻ってきた。心臓に傷はない。ドラッグでもない。では何が心ブロックを起こしているのか。トキソプラズマ症(toxoplasmosis: 感染症の1つ)も考えられるので腰椎穿刺をやろうとタウブが提案したが、リンパ節の腫れが見られない。最たる症状であるこれがないのに、なぜそんな診断を下したのかハウスに怒られた。だったら頭蓋内の圧迫だとまた堂々巡りである。

ダーネル達はカディに聞きに来た。MRIにORという彼らが入れない場所で診断をしているので、疑問なのである。「ハウス先生は色んな場所で診断なさいますよ。場所が変われば、違った考え方が出来るらしくって。ほほほ。じゃあ、私は他に用がござーますから」と逃げた。

ORでは、手術もしないのにスクラブス姿の3人が話し合い。これ以上いい案が出なければ、またドラッグだという疑問に戻らなくてはならない。とりあえず電気生理学検査(electrophysiology study)を行う。ただし、これをやるにはケニーの心臓を止めなければならない。カトナーが準備する事にした。彼は何かうれしそうだ。一方のハウスはやっぱりカディに呼び出された。

心臓のいくつかの場所にカテーテルを挿入し、きちんとした経路が見つかればそこから電流を流し入れる。心臓は止まるが、患者が心配するようなものではない。とカメラにも説明した。もしドラッグをやっていたら、痛みを伴う事になる。

ケニーは、有名人がいつどこに行っても人に見られ続け、自分でいられる場所がない気持ちが分かると言った。そしてその結果、多くの人間がドラッグに溺れていく。違いは彼女達が美人だからとか言う理由で見られるのに対し、自分はこういう病気を抱えているからジロジロ見られるというだけだ。

彼は咳き込み始めた。すぐにでも治療を始めなくてはならない。彼がやっていたのは、大半がコーク(coke: コカイン)。無くなった時には、LSDやacidもやった。彼はそう告白した。多くの人が気づくと思うが、LSDとはLysergic Acid Diethylamideの略。つまりacidとは同じもので、呼び方が違うだけである。もちろんタウブも彼がドラッグをやっていないと感づいた。今度は酒も飲んだと言ったがおそらく嘘だろう。

彼は咳と共に血を吐き出した。いきなり容態が変化してしまったが、ドラッグではないとすると一体なんだと言うのか。

カディに邪魔されたので、お返しに彼女の部屋でミーティング。カメラ付き。血を吐くまでとなるともっと大きな病気である可能性がある。マロリー・ワイス裂傷(Mallory-Weiss tear)とカトナーは予測するが、皮膚の蒼白やメレナ(消化管出血)はない。アンバーは鼻腔乳頭腫(nasal papilloma)で血液が心臓にあふれかえったのだと思ったが、それも違う。心ブロックの後に出血したからだ。

ちなみにハウスは動くカメラの前にずっと立っている。

House: Anybody here more interested in the medicine, a little less interested in the paparazzi?

上部消化管出血(Upper gastrointestinal series bleeding, Upper G.I.–)だとすると、食べた物や飲んだ物によるかもしれないとサミーラ。消化性潰瘍という案を出したら、ハウスが"good"と言った。しかし腹部の痛みは訴えていない。患者は食欲を失っていないし、消化管と心臓はつながっていない。13番は鼻咽頭の血管線維症(Nasopharyngeal angiofibrosis)だと言うが、それだとまた奇形と関連付けている事になる。

ようやく最後になってコールが意見を出した。胃がん。腫瘍が出来れば出血もある。腫瘍があれば体全体が反応し、傍腫瘍性症候群を発症する。それによって心ブロックもあるというわけだ。採用。タウブと共に内視鏡で腫瘍を探させる。タウブはまた、頭蓋内圧迫による肝機能不全で出血したら、と言ったが肝臓と頭蓋は全く関係ないと却下された。

彼は認めたフリをしたが、やはりそうだと思っているとコールにだけ話した。クビにされたくないから抵抗しなかった。しかしもしタウブが正しければ、また出血してしまう事になる。二人は父親の不安をよそに検査を進めた。

ダーネルはウィルソンにハウスの話をしてもらう。挫折した時どうやって乗り越えるのか。

Wilson: He didn't tell you about the... well, it's his right. Records were sealed.

彼はハウスがウィッカ(Wicca)の信者で、魔女狩りをやっていると話した。これからと言う時に、本人が入ってきたので中断。

House: You have an all-access pass to the case, not my Fave 5, so go.

(Faveはfavorite。5は5人。アメリカの携帯会社T-Mobileのサービス。ここに登録する5人には通話料が無料になる。固定電話からかけてもタダなのだ。)

全員を追い出した。まったく油断もすきもない。

House: I think I'm going blind.
Wilson: Hairy palms too?

彼女はかなり無能であることが判明した。idiotである。どうして気づかなかったんだろう。そして問題はそんな彼女をクビに出来ない自分である。フォーマンですら気づくような失敗を犯す彼女をどうしたらいいんだろう。これで彼女を雇ってしまったら、自分もidiotだと思われる。

Wilson: That's cute. You have a crush.

そうではない。そういう契約なのだ。ウィルソンは13番はどうかと薦めた。カワイイし。でも彼女は患者を殺してしまっているしなぁ。

Wilson: The bitch is pretty.
House: The bitch is a bitch.

じゃあサミーラの方をデートに誘ったらどうかとウィルソン。

Wilson: The story of life – boy meets girl. Boy gets stupid. Boy and girl live stupidly ever after.

確かにそれが人生だ。おっと、ペイジャが鳴った。ケニーがまた吐いたらしい。どうしたもんか。

検査の結果、胃には腫瘍はなかった。内視鏡によって出血したから、タウブの言うように肝機能不全だった。ただ合っていたのはそれだけ。それが頭蓋内圧迫によるものだとしたら、鼻からの出血や呼吸困難がないのはなぜか。ハウスが間違っていた事を証明しても、患者の病気が治るわけではない。原因究明にもっと力を注ぐ必要がある。

しかしカメラが回っているために、失敗したくないと全員が消極的になってしまった。沈黙が続いていると、困った事が起きた。またサミーラが案を出したのである。心ブロックと肝不全が同時に起こるのは、自己免疫に問題があるから。強皮症の疑いがあるというのだ。

House: Foreman, does that make sense?

手の皮膚の硬化、筋肉の衰退、30歳くらいの患者ならありえるそうだ。あやうくOKだすとこだった。引き続いて13番。ミトコンドリアの異常。うう。顔を見てるとまた判断が鈍ってきた。

House: Hey, say what she just said.

カトナーが繰り返した。網膜変性の兆候がないか調べさせる。タウブは相変わらずICP(intracranial pressure)だと主張しているので、検査に加えさせた。

ダーネルはキャメロンのところにも来た。患者がパンツを下ろして調べてもらうところだったので、カメラを追い返すべく放送できるかギリギリの言葉を発してみた。

Patient: Fawwwrk.

これじゃだめだ。無事放送されている。彼女の質問は、キャメロンも今のフェロー達と同様に、ああいうひどい扱いを受けていたのかという事だ。

Cameron: I learned how to be a doctor from House. Or at least a doctor who learned how to be a doctor from House, if that makes any sense.

模範的な答だが、きっと本当の事だろう。ではなぜチームを去ったのかと尋ねられたが、こちらはいい答を言う事が出来なかった。

Cameron: I... I love Dr. House.

おっと。カメラの前で緊張してしまった。やりなおし。

Cameron: I... I loved being around him professionally, you know. It was always... stimulating. Not in an erotic sense of the word.

パニックになって自分で何言ってるか分からないようだ。

アンバーが機械を使って調べようとしたが、腫瘍が邪魔になって出来ない。タウブが直接自分の目で調べた。結果は、変性なし。よってミトコンドリア異常ではない。イコール...却下された。網膜部分が腫れているのは、当然頭蓋内圧によるからだ。だからといって心ブロックや肝不全がそれによるものだと証明されたわけじゃない。

House: You get a gold star of David for proving that, yes, this kid has a big head, and big heads cause pressure. But it doesn't explain the liver.

ハウスの次の考えは、JRA(Juvenile Rheumatoid Arthritis)である。若年性関節リウマチであって、赤軍や競馬会ではない。治療法はステロイドの投与だが、もし違っていたら彼はしばらく形成手術を受けられなくなる。タウブはずっとそう言っているのだが、ハウスは気にしない。

そもそも形成手術は命に関わるものではない。タウブはずっと彼の外見に同情したり、一刻も早くこちらの方を治したいようだが、それこそが彼の顔を気にしすぎている証拠ではないだろうか。この顔ではダメだと言っているのだ。やはり本業の形成外科の方が向いているんじゃないか。

彼は父親に話した。そして勝手な行動に出る。ハウスのJRA論は間違っているから、ステロイド投与は危険だと説明した。さらに、彼をこのケースから外し、すぐに形成手術を受けられるようにするとカメラの前で言ったのだ。

カディの部屋で3人で話し合いになった。JRAを押すハウスと、頭部の嚢胞を抜き取るべきだと言うタウブとの間で話が平行線をたどる。いずれにせよ、彼の行動は行き過ぎているのでクビを宣告した。しかしカディはTVも来ているし、治療の最中にクビには出来ないと、これが終わるまでお預けにする。

ハウスは黙って治療をする事にした。カディはそれもいいが、一度CTスキャンをしたらどうかと提案した。タウブが間違っている事を証明してからでも遅くはないだろうというのだ。そしたら父親から同意も取りやすい。しかしハウスは快く承諾しなかった。

House:Just a warning. We have to start getting consent everytime we do a procedure. Soon they'll be asking for informed consent.

こういった場合、治療できるのに許可を出さず、患者が自分で自分の首を絞めることも考慮しておかなくてはならない。

タウブはフォーマンと共に検査を行う。彼はタウブの勇気を認めたが、ハウスが求めているのはそういうことではない。彼は原因を究明し、治療法を見つけるまであらゆる可能性を提示してほしいと思っている。タウブはケニーを見た時、彼が病気を治し普通の少年に戻った姿を見たのだと言う。それが形成外科医の本能なのだとしたら、やはり彼はここにいるべき人間ではないのかもしれない。

Man: Tell me what you don't like about yourself.

ハウスはある人物のところに来ていた。Nip/TuckのMcNamaraみたいな質問をしているのは、タウブの前のパートナーである。彼がなぜわざわざここを辞めてPPTHに来たのか、それが知りたかった。個人的な理由、としか明かしてもらえない。

House: You know that toe next to the big toe? Mine's bigger than my big toe. Is there any way to shorten it? Or make my big toe bigger, like a toe-gmentation?

と形成外科に関わる話を軽く入れつつ、

House: Did he lie, cheat, or steal?

本題に切り込んだ。医療相談に来たんじゃないんだろうと相手にされなかったので、ちょっと仕返しした。

House: Was it my obviously perfect feet?

足の悪い人が足の事聞いて何が悪い。

ハウスは戻ってきた。CTの結果はカディに任せて、二人で話し合う。婦人科の部屋の中で。当然カメラなし。ハウスは情報を仕入れてきた。タウブのパートナーが言っていた個人的な理由と言うのを、奥さんに尋ねてみた。彼は患者を亡くしたんだそうだ。ところが、彼はその奥さんに4カラットのダイアモンドをプレゼントしていた。

話が全くつながらない。それは彼が嘘をついていたからである。実際は、ナースと浮気していたのだ。それをパートナーに見つかったので辞めた。埋め合わせをするために、奥さんにプレゼントしたというわけだ。

カディが確認を終えた。嚢胞は発見されなかった。タウブにはケニーの家族にこれ以上近づかないように命じた。ハウスの案を採用し、ステロイド治療を始める。なお、彼にも家族に接しないように言った。言われなくても積極的に接しないと思いますけれども。

いや、ハウスはそう言われると逆の事をする人間である。父親といるケニーの病室に来た。

House: Wow. You are ugly.
Kenny: Wow. You're an ass. I have a deformity.
House: I know. That's why you're ugly. But you're a lucky boy. Anywhere else in the animal kingdom, your parents would have eaten you at birth.
ハウスがステロイド治療をカディが認可したと告げると、父親はタウブは賛成しているか聞いた。彼は形成外科医であって、他は専門外。それに見た目ばかりを気にしていると説明した。しかし、彼はハウスが信用できないと言う。なぜなら形成手術は要らないとハウスが言うからだ。

House: You're willing to take chances, to risk his life for something he doesn't need.

ケニーは手術をしてほしいと言った。彼は友達も出来ないし、会話もまともにしてもらえない。何より辛いのが、父親に特別扱いされる事だった。この変成があるせいで、親に怒られたことすらないのだ。

Kenny: I wanna be normal.

だがそれには順序がある。まずステロイドを投与して、生きる。顔も何もかも生きてこそのものだ。さらにハウスは言った。

House: And it'll only change your face. It won't change who your face made you.

顔が変わっても、その奥にある心まで変えることは出来ない。自分が変わろうとするまでは。

ハウスとウィルソンはカメラの機材を保管している部屋に侵入。鍵はジャニタに借りてきた。名前はなんだっけ。

House: Blue, the janitor.

ウィルソンは怪訝そうな表情。

Wilson: His name's Lou.
House: Owe him an apology.

一連の映像を見てみた。サミーラが強皮症かもしれないと言った件。ウィルソンは大事な事を発見した。巻き戻してもう一度確認する必要がある。ハウスは気づかなかったが、彼女が前かがみになった瞬間。

Wilson: I think you can see through her dress.

ハウスは早送りした。上部消化管出血のところ。これを見てウィルソンは呆れた。ハウスも改めて見てショックである。

House: What am I gonna do?
Wilson: Just enjoy.

このまま彼女を雇い入れれば、ずっと笑いものになるに違いない。さらに13番が言ったNasopharyngeal angiofibrosis。もうこれにはウィルソンも笑っている。ダメだー。

House: I can't believe I'm that guy.
Wilson: Every guy is that guy.
House: I'm not every guy.

自分は他の男とは違うと思っていたが...本能的な部分では同じだったんだね。

House: Cameron was smart.
Wilson: You know, I'm... beginning to doubt that.

で、当の彼女は鏡の前で練習していた。先のインタヴューの件を挽回しないと、今後この病院にやってくる人みんなが勘違いすることだろう。

Cameron: I did love being around him. I guess I just wanted to qualify... what I qualified before.

チェイスはオーケーだと言うが...必死にやっている彼女を見るとウィルソンの疑問も若干分かる気がする。

タウブはまだ諦められずにいた。X線写真を見ると、浮腫に囲まれた左前側頭葉に、腫瘤病変(mass lesion)がある。それが小さな影となって写っているのは、ハウスの目にも確認できた。前に調べた時には気づかなかったものだ。

ハウスはタウブを連れて、ケニーの病室に来た。腫瘍だと分かって手術が受けられると本人も喜んでいる。

Kenny: First person I'm coming back to see is you. 'Cause compared to me, you're gonna look like butt.

しかし、ハウスは彼の手を見て疑問を抱いた。小指だけが痙攣を起こしている。何秒か置きに一瞬だけ、小指が震える。ハウスは言った。彼は快方に向かっていない。何が原因かまた分からなくなってしまった。とりあえず手術はキャンセルする事にした。

講義室でミーティング。勝手に指が動くのは何かの兆候と見てよい。サミーラは「それが兆候ですか?」と馬鹿なことを言っているし、タウブは人生を変える大手術の前だから緊張していただけじゃないかと無意味な推測を立てる。

ステロイドによって治療出来たのか、出来なかったのか意見が分かれた。13番はライム病で全ての説明がつくと言ったが、内臓を調べたりしなくとも発疹が出るからもっと早く分かっていたはずだ。

タウブはハウスがノーマルじゃないから他の人も健康体になって欲しくないと思っているだけだと糾弾した。そんな意味のないことをしてどうする。アンバーはリューマチ熱じゃないかと割って入ったが、肝不全は起きない。タウブはそれについてはアセトアミノフェンが原因だと言っている。これを調べるため、ケニーの心臓のペイシングワイアを抜き取ることにした。治療の効果があるのなら、ワイアなしでもきちんと動くはず。しかしハウスが正しければ、彼の心臓はまた止まってしまう。カトナーに電気ショックの準備をさせる。

これには今までタウブを信用していた父親も不安になった。本人は大丈夫だと言っているので、迷った挙句許可した。抜き取ったが特に変化はない。ケニーも特に変わったところはないと言った。大丈夫そうだ。

Kenny's Father: Thank God.
House: What do you mean, thank God? God's the guy who gave it to him.

予定通り、形成手術が進められる。ハウスは部屋で一人症状を書いたホワイトボードを見て考えていた。手術は当初と同じく、チェイスのチームが行う。13番はハウスと同じ意見を持っているので、これには参加しない。ダーネルに何が問題なのか聞かれたが、ハウスですらも原因が分かっていないのだ。彼女に答えられるわけがない。

Thirteen: I just know that if Dr. House is right, something's gonna go wrong.

チェスはMED Scanの画像を使って手術のプロセスを説明する。それを見た13番はおかしい事に気づいた。彼の頬の黒色表皮症は生まれつきの物で、3週間前に撮られたこの写真にもある。しかし、写真の額の辺りにはなかった症状が、今の彼には出ている。つまり、この3週間の間にそれが現れたのだ。

ハウスがいい案を思いついた頃、ウィルソンがやって来た。例の問題の解決策である。

Wilson: You hire beautiful girls, enslave them, force them to be around you, because you don't know how to have an actual relationship. If they're qualified, keep them. If not, fire them and ask them out.

いい医者かいい女かどちらかが手に入る。どう転んでもいいというわけだ。で、その13番がやってきた。彼女が来る前にウィルソンは一言言っておきたかっただけだった。

Thirteen: You were right about the diagnosis.

と言ってもケニーがJRAだったわけではない。診断を間違えていた、という部分が正しかったという話。彼の病気はライム病だった。先のミーティングで消去した病気にまだこだわっているのかと、ハウスは不満である。

House: How many lives have been lost because of pretty girls?

しかし発疹は見えない部分に出ていた。もちろんそれは黒色表皮症の部分。誰もきちんとそれを調べていなかった。髪を刈ると頭部に大きな発疹が出来ていた。

House: She's getting uglier by the second.

講義室で今日の結果報告。まずはタウブ。ハウスは他のパートナーにも電話で話を聞いていた。彼は形成外科の仕事にもアプライしている。彼はやりたくなかったのだが、例の一件を黙っておいてもらうために、そちらをやるハメになっていた。

Taub: I love my wife.
House: And you risked this job with nothing to fall back on?

ひとまず彼を残す事にした。コールもまだ面白そうなので残留。次はタージ。他のフェローに対して不公平な扱いをしていた事を認め、この状況を正常化することにした。

House: You're fired.

トランプほどではないが、ハッキリ宣告した。彼女は今にも泣き出さんばかりである。そういやウィルソンがいい事言っていたな。クビにしたということは、

House: You wanna... grab some dinner? Maybe a movie? Seriously.

拒否された。がっくし...というわけでもなく、ホッとした感じだった。

全体の模様を録画したテープを見てみた。順番が無茶苦茶に編集されていて、まるでハウスがものすごくいい医者に見える。

House: The horror...

ハハハ。

Darnell: In the end, it was Dr. Gregory House who served as not only a doctor, but a rock for Kenny and his father.
House: You're putting your trust in someone who does think the surgery's important.

ハウスがケニーの父親に、形成手術の事ばかり考えているタウブを信用するのか、と言った場面であるが、全然違う風に使われた。だからこんな撮影はやめようって言ったのに。

Cuddy: It's difficult not to be moved.

映像の魔術とは怖い物である。

House: Suddenly I don't feel like I can trust Michael Moore movies.

ドキュメンタリと言えど、映像を見たまま解釈するのはやめましょう。要は編集次第。ハウスは部屋を出て行った。

Cuddy: Kittens to get out of trees? Deaf kids to read to?
House: I owe it to the world to make sure this evil never sees the light of day.

これが世に出てしまえば、彼の普段の態度が滑稽に見えて仕方がないことだろう。ちなみにカディはビデオの最後を見た。そこには形成手術を終えた元気なケニーの姿がある。

Darnell: Is there anything else, Kenny?
Kenny: Thank you, Dr. House. Thank you.

彼は笑っていた。カディもそれを見て笑った。


[END]

[感想]

てっきりタウブがクビになると思ったけど、意外な展開になった。もし彼の意見が正しかったりすると、フォーマンみたいにクビになっていたかもしれない。そんな気がする。

医者にとっては間違っていても次に生かせばいいのかもしれないけど、患者にとれば一回きりの命ですもんね。やっぱり結果重視でやってほしいなー、と思う。誰が正しいなんて決めたってしょうがなさそうだもの。最後のケニーの笑顔が印象的だった。

今回も楽しいセリフが満載でした。また次回。
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Director: David Straiton
Writer: Sean Whitesell

Star:
Hugh Laurie as Dr. Gregory House
Omar Epps as Dr. Eric Foreman
Jennifer Morrison as Dr. Allison Cameron
Jesse Spencer as Dr. Robert Chase
Robert Sean Leonard as Dr. James Wilson
Lisa Edelstein as Dr. Lisa Cuddy

Bobbin Bergstrom as Nurse
Anne Dudek as Amber
Edi Gathegi as Cole
Peter Jacobson as Taub
Kal Penn as Kutner
Olivia Wilde as Thirteen

Guest Star:
Khleo Thomas as Kenny
Michael Michele as Samira Terzi
Laurie Fortier as Darnell
Michael Whaley as Joe
Adam Pilver as Cranio Surgeon
Michael Adler as E.R. Patient
David Campbell (II) as Plastic Surgeon
David Um Nakase as Physician
Mandy Schneider as Pretty Woman
Troy Vincent as Father

Music:
"My Home is in Your Head" by Joseph Arthur
"Slide Away" by The Verve

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