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[Dr. House] シーズン4第11話。ゲストスターにMira Sorvino。さらにアノ女が復活!? ネタバレ回顧録。


男が極寒の地にある風力発電所を修理しに来た。外の配電箱を閉め、作業が終了したと思われた瞬間、羽が外れてしまった。突風にあおられ、彼の足に直撃。血が噴き出してきた。急いでドクターを呼び、彼女(Mira!)が応急処置。足先の血行は良く、ひとまず切断する必要はなさそうだ。しかし、今度は彼女の方が胸を押さえて倒れた。助けを呼ぶ声が声にならない。

Man: Who am I supposed to get?


House



ハウスはある患者の部屋でテレビを見ようとしていた。そこにカディ。精神科医から彼に直接依頼が来たので彼のオフィスに行ったのだが、こんなところで油を売っていた。精神病の患者ではなく、精神科医自身が病気になったのだ。

House: There's something wrong with coma guy's cable.

どうせ使わないから使おうと思ったのに。

Cuddy: He seems fine with it.

予算委員会でケーブルTVの視聴にはお金を払うことが決定したのだ。だから故障ではなく、お金を払わないと映らないことになっていた。Nuts!

House: Today we withhold porn, tomorrow it's clean bandages.

なんか普通そうな患者だったが、南極から動けなくなっていると聞いて反応した。ファイルを見てみた。ふーむ。

部屋に戻ってチームに見せた。彼女は今のところ南極から出られない。強風のため、こちらから行く事も不可能。虫垂炎(appendicitis)、胆石(gallstone)、腎臓結石(kidney stone)の案が出た。

House: That wouldn't be any fun.

虫垂炎じゃ盲腸が破れて彼女は死ぬ。そもそも治療のしようがない。石だったら痛み止めを飲んで出てくるのを待てばよい。これもどうしようもない。ハウスを呼ぶ意味がないじゃないか。じゃあストルヴァイト結石(struvite stone)。無理矢理カトナーが出した意見だが、可能性はあるとタウブ。

彼女はバースコントロールをしている。つまり相当数のセックスをしているわけだ。これによって尿路感染症になり、さらにそれによってストルヴァイト結石になったと予想される。

House: Excessive antarctic drilling. Bad for the environment and the ladies.

もしこれが本当なら、すぐに結石を壊さないと彼女の腎機能は感染症によって停止してしまう。さてどうするか。ハウスは彼女が向こうに持っていったと思われる薬一式をチームに見せた。これを使ってできる治療を考えなければならない。楽しくなってきた。

さすがに医薬品だけでは石は壊せない。他に使える物はないか。氷や岩を壊せる道具を持って行っているはず...とカトナーは言った。Discovery Channelで見たらしい。あ、そうだそうだ。思い出した。大事な用があったんだった。

コーマガイにケーブルTVを。という説得はカールソンに言わねばならんのだが、いかんせん、以前に彼女の奥さんに手を出そうとした事がある。娘と思ったら奥さんだった。仕方なくキャメロンに話に来た。彼女も委員会のメンバーだからきっと話を聞いてくれるに違いない。

House: I'm an avid reader of "committees with hotties" message boards.

テレビは人を幸せにする。とくに金のかかるチャンネルならなおさらだ。これも治療の一環ではないか。しかし、患者にケーブル代を払ってもらえば1ヶ月に1万3000ドルもの収入になる。

House: Until this injustice is righted, I am going to waste 13 grand a day.

手元にあった箱をひっくり返してみた。無視している。おのれ。医療用の手袋を1枚ずつ捨ててみた。しかし1枚4セント。永久にかかるなぁ。

Cameron: I am not giving you cable. You're gonna have to somehow survive with the broadcast networks alone.
House: I'll be fine on Tuesdays.

そりゃ毎週火曜日に放送してますからな。Broadcastだからタダだし。カーテンを閉められた。どうしようか。

チームは石の破壊方法を考えていた。また、南極とも中継をつないでいる。探傷装置で音波を出すのはどうか。体内にある石を破壊できるかは疑問だけど。

House: How's it going, Team MacGyver?

テレビが映っている、とは言ってもなぁ。

House: Oh, great. I can't get cable, but I can get the south poleon hi-def.

南極中継が高画質で映ってもどうしようもない。カトナーがテストしてみようと思っていると話した。何がテストだ。

House: Did Ford test the Edsel? Did Coke test new Coke? Did Shakespeare test his final play: Snow Dogs?

と吠えていたら、彼女がコチラに気づいた。ハウスは向こうから見えていることを知らなかったらしい。

House: Think Jagger shows up for the sound check?

Stonesとかけている事は言うまでもない。ハウスはフォーマン以外のメンバーをキャメロンの手伝いに行かせた。彼女を監視していれば、何か粗が出てくることだろう。それをケーブルを頼む作戦に役立てよう。

水の入った瓶の中に石を入れて実験してみた。超音波を当てて待ってみる。石が見事に割れた。だが直後に瓶が破砕した。というわけで失敗。これは使えない。セックス⇒結石理論も彼女によると少し違っているらしい。

House: You're as pure as the driven snow.
Milton: Only if the snow likes to be on top.

彼女が南極に来たのは心理学リサーチのためで、ここではやっていないということだ。とはいえ、ストルヴァイト結石が出来るのは、セックスによるものだけではない。彼女は用を足す時に痛みがあるわけではないので、UTIS(urinary tract infections: 尿路感染症)じゃないと言っている。しかしそれは精神科医の診断であって、こちらは診察のプロである。

House: You do realize that only one of us is a real doctor.
Milton You do realize only one of us has any control over my actions.

Whoa! Whole Lotta Hostility!! ハウスもビックリした。フォーマンが聞いたところ、Chem-7(血液中のBUN[血中尿素窒素]、CO2[二酸化炭素]、Creatinine[クレアチニン]、Glucose[グルコース]、Serum chloride[塩化物]、Serum potassium[カリウム]、Serum sodium[ナトリウム]を調べる検査)は行えるらしいので検査してもらう。結果が出るまでの間、セフロキシム(cefuroxime)を血液中に投与し、石が排出されるまで菌をその中に閉じ込めて様子を見る。

検査の結果が出たら送ると言って、向こうから映像を切った。

House: She's a great psychiatrist. One session, I've got shrinkage.

キャメロンのところに来た13番達は、いきなりハウスの指示を全部話した。やりたくないからである。ハウスと彼女、どちらをとるかと言えば、彼女の方らしい。ケーブルを与えない限りこれは続くわけだが、彼女はいちいちハウスの気まぐれに付き合ってられないと言って無視した。しかしそれでは彼らの方が困る。タウブは、仕方ないからキャメロンが折れた事にして自分達でケーブル代を払おうと提案。それにはキャメロンが待ったをかけた。

検査の結果、彼女の腎機能が低下している事が判明。ハウスが腎臓結石だろうと言ったら、胆石を起因とした嘔吐による脱水症状が原因だとミルトンは言う。これじゃ何のために検査したのか分からない。水を補給してからもう一度検査をしたいらしいのだが、その前にセフロキシムの効果があったかフォーマンが聞いた。全く効果なし。

映像が流れている事を忘れたのか。彼女は右手だから、点滴は左手に打つはず。右手に点滴はおかしい。それにカテーテルが挿入されていたら、水を飲む時に腕を曲げづらいんじゃないか。彼女はどうやら飲んでいなかった。先の男が怪我をして、そちらの方にセフロキシムが必要だから無駄にしまいと使わなかった。

自分の方はまだ予想の段階だから、と言っている彼女の息が荒い。顎を上げさせ、気管を調べた。彼女はまた胸を押さえて痛いと言い出した。気管が左の方に逸れていっているので、右の肺に問題があることになる。ショーン(Sean)は食堂の方に行っていてここにいない。仕方なく彼女自身に処置させる。

注射器と針を準備させた。これで右肺に空気を注入する。鎖骨中央線上、肋骨の2番目と3番目の間に突き刺す。彼女は思い切りやった。なんとか息切れは収まったようだ。

House: See all the good stuff that happens when you listen to me?
Milton: Means it's not a kidney stone.

彼女も含めて、3人で考える。彼女の腎機能が低下していっているのは間違いない。分かっているのは、感染症による物ではないというだけだ。彼女や他のクルーは出発前、PPD(purified protein derivative: 精製ツベルクリン)検査を行っていた。いわゆるツベルクリン反応検査と呼ばれる結核の検査である。しかし陰性だった。

ここでフォーマンが音声を止める。彼はこの症状はガンによるものじゃないかと考えた。いくら患者が医者とは言え、堂々と話せないだろう。南極という場所にかかわらず、一刻も早く解明する必要がある。ウィルソンを呼ぶのはどうかと提案した。ふむ。

音は切ったが映像が流れているので、まずい事態になっているのは彼女にもハッキリ分かった。じゃあ遠慮なく。

House: Only if you count the tumor.

まだ推測の段階ではあるが、腹部にガンがある可能性は高い。向こうにある撮影機器はX線しかないので、それからやってもらう。全身を撮影し、ウィルソンと共に診断することにした。

結果を持ってウィルソンに話しに行った。腹部(kidney ureter bladder, KUB: 腎臓・尿管・膀胱)は問題なし。彼女の事をもついでに話したら、精神科医だから嫌っているんだろうと言う。事はそんなに単純ではないのだが、あれだけ公然と真っ向勝負を挑んでくる女も珍しい。精神科医だからなせる業なのかもしれない。

House: You talk a lot of smack about tranny hookers.

縦隔リンパ節が肥大化している。リンパ腫の可能性が高いが、生検を行わずに確実だとは言えない。ウィルソンは手術チームとORなしに生検できないと主張する。ハウスは、染色液に代わる物があれば出来るんじゃないかと提案。プリンタインク、食品用の着色料、コーヒー。なんでもいい。彼女が自分で生検できる品を探す事にした。

それを聞いたウィルソンは、コロッと意見を変えて賛同した。俺は大人なんだよ、と言っているが違うな。ラベンダー色のシャツなんか着て、心がウキウキしているんだろう。誰か相手がいてのことに違いない。彼にフォーマンと一緒にステインの代わりになるものを探させる事にした。

一方のハウスは自宅からラップトップで彼女と通信中。表面上にそれと分かる物がないか調べる必要がある。

House: I can think of at least three reasons. One of them's medical.

というわけで服を脱いでください。しかし彼女は自分で出来ると拒否した。全く面倒だ。

Milton: I'm not taking off my clothes.
House: One of us has to.

家の中を見せてくれたらという条件を出してきた。まずはリヴィングルーム。本が沢山置いてある。

Milton: I'm betting all medical.
House: Only if you count Jenna Jameson's autobiography as a gynecological text.

ハハ!彼はケーブルのポルノを見ようとしているくらいなので。知らない人は18歳以上の方のみ検索してください♪ 次に行こうと思ったら、待てという。テーブルに置いてあったスコッチから不眠症だと推測したらしい。まあバーボンではあるが、当たっている。家の中を見て人格判断をしようとしてるみたいだ。

部屋に写真が全くない。家族や友人を大切にしている感じではない。非社交的だというが、それは彼女だって同じ。20人も病院に来たが、見舞いの客は一人だけだった。案外、ハウスは自分と似たような人間を見ていることにイラついているのかもしれない。

足が悪い事も気がついていた。

Milton: You'd rather show me your soul than your leg.

だって。しかし彼女は心を見せて欲しいと言ったが、それをどうこうするつもりはないらしい。別に問題があるわけではなく、どこかを治す必要がないからだ。ハウスは意外な言葉にちょっとビックリした。

ウィルソンとフォーマンは染料探し。スパゲティソースはダメだ。コーヒーを試そうと言っている。フォーマンと違ってウィルソンはすでに気づいていた。ハウスにとって彼女は完璧な女性である。

Wilson: Willing to literally go to the end of the earth for her career, making her unavailable for a real relationship, and she's afflicted with a mysterious illness.

まさに三拍子揃っている。醤油も失敗。こりゃ一晩中かかりそうだ。

という心配をよそに、彼は彼女が脱ぐのを待っている。南極は寒いので沢山着込んでいるのだ。靴下以外を脱いで彼女は登場。でわでわ。胸から腫れがないか触診を始めてください。お尻に向けて。やっぱり拒否された。首からやると言っている。もし、首から始めてすぐに見つかったら元も子もないと思ったんだが、彼女は勝手に前頸リンパ節(喉の辺り)から始めた。さすが女ハウス。

仕方がない。ハウスはMarvin Gayeの"Let's Get It On"をかけた。これはもう皆さんもご存知のね。ベッドでかけたら最高、的な歌ですよね。おっと脱線。彼の指示でリンパを調べていく。彼女にも歌が聞こえている。

House: Just thought it might help you relax.

曲に合わせて手の位置も下がってきた。

House: Slide your hand to your sternum, probe for nodes. Moving slowly downward.
Milton: Down to what, House?

彼女も意外にノっているが、ハウスが曲を止めた。触診の凹みが小さい。もう一度調べさせた。本人も腫れていると言っている。

ウィルソンを呼んで生検のための指示を仰ぐ事にした。氷で患部を極力冷やし、感覚を麻痺させる。注射器でリンパ節に針を挿入。彼女はためらっている。

House: Come on, Cate. Let's get this over with.

あら。ハウスさんらしくない。ファーストネームで呼んじゃって。

House: Just trying to move things along, Bob.

彼女は針を刺して、シリンジを引っ張った。少し手間取ったが、中の液体を抜き取る事に成功。

House: You okay?
Milton: Yeah.

この不思議な光景。分かっていた事とは言え、ウィルソンもある意味ショックである。まさかここまで。

House: It's a valid medical question.

患者はおろか、ウィルソンにだってそんな事を言った事はない。彼はありえない想像までし始めた。

Wilson: You've slept with her.

まあ実際にそんな事はありえないものの、何か"intimate"な感じのことをやったと思っている。ワトソン君、Marvinでtake-clothes-offだよ!ハウスは彼についてきた。あのシャツを着てどこに行くか気になっている。ランチだと言っているが、そんなはずはなかろう。普段外に食べに行かないのに、外に行くには理由がある。車にまで一緒について行くと言ったら、走って逃げていった。相当な出来事だ、こりゃ。

取り残されたハウスのところに、キャメロンが来た。彼女はハウスが知らないのをいい事に、彼が後ろで手を引いていることくらいすぐ分かるなんて言っている。白々しい。ハウスがあっさり認めたら、紙を1枚渡された。予算委員を辞めた。だからケーブルうんぬんに影響力がなくなったということだ。去って行く彼女はなぜか笑っている。

しかし、はいそうですか、というハウスではない。次なる手段を用意した。役に立たなかったフェロー達にチラシを配る。

"Free Rottweiler puppies. Please call after 11:00 pm and before 5:00 am."

キャメロンの番号付。しどい。

House: I love a new puppy. The last one was delicious.

13番が彼女を妨害すると患者にも影響が出るなんて、今更ながら優等生な発言をした。これは一時的なものであって、永久にそうなるわけではない。要は彼女は委員会に復帰すれば、話は済むのである。

House: Oh, and this time don't tell her what you're gonna do before you do it.

彼らの行動もとっくにバレていた。

ウィルソンが結局用いる事にしたのは赤ワイン。ミルトンは今回の件で、同僚にメールして彼のことも調べていた。

Milton: House is straightforward, brilliant, and an ass.
Wilson: Two out of three good qualities, clear majority.

一方のウィルソンについては、完璧だという評価が返ってきた。しかもハウスのベストフレンドだと聞いている。ハウスは誰の目から見てもそのままであるのに対し、彼の方は見た目よりもいい人間ではないと考えた。

Milton: Indiscriminate niceness is overrated.

少なくとも実際の性格が噂以上にいい、なんてことは期待できない。ウィルソンは改めて確信した。ハウスは彼女が好きだ。

検査の結果、彼女にはガンがないことが判った。しかし、彼女が痛みを訴え始めた。今度は左の腰の辺りを押さえている。右側にあった痛みと同じものが、左側から感じる。大声を上げて痛がった。

ハウスは再び家から中継。だって、家にはケーブルTVがあるから!それにTシャツとパンツ姿で仕事できるし!ウィルソンは生検で炎症の兆候があると診断した。さらに左右の腎臓をやられた。これは自己免疫疾患の可能性を示している。全身性エリテマトーデス(SLE: systemic lupus erythematosus)か脈管炎。ルーパス再びなのか。プレドニゾン(prednisone)ならどちらであっても治療できる。

ここでまた同じ問題にぶつかった。彼女はハウスが2回診断に失敗していると言うのだ。だからもし、今回失敗してプレドニゾンがなくなり、喘息もちのクルーがこれを必要としたら...という話になる。しかし彼女は大きな勘違いをしている。失敗しているのではなく、1つずつ原因の候補を消していっているのだ。順番を逆にして今回の結論にたどり着くことは出来ない。

House: There's a good chance he's gonna die anyway, since there won't be a doctor there to help him.

彼女が死んだら、他のクルーの面倒は誰が見るというのか。鋭い指摘である。結局、自己免疫疾患である証拠を見せてくれと言って、映像を切ってしまった。

フォーマン、ウィルソンと共に会議。フォーマンは彼女を外に出したらどうかと提案。北に向かえば病院にたどり着くかもしれないとハウス。というのは冗談で、免疫疾患は炎症を引き起こしている。極限まで体を冷やすと言うのも一つの治療手段だと言うのだ。捻挫したら患部に氷を当てるのと同じ。

ハウスは反対した。自らの経験上、-70度(-20℃)以下の土地に5分もいたら、両方の腎臓をやられてしまう。あれあれ。こんなにもハウスっぽくていい意見なのに、本人に却下された。ここでやっとフォーマンも納得した。ハウスは彼女の体の「心配」をしている。

机を見るとウィルソンの財布がある。お金ではなく、レシートを調べていた。なるほど。レストランで190ドル。うーん。こりゃ3回目のデートだな。

ハウスは諦めてチームの人間に聞きに行こうとした。しかしフォーマンは自己免疫疾患で間違いないと自信を持っている。検査の結果、抗核抗体(ANA: antinuclear antibody)が見つかったのだ。

ここでハウスが気づいた。ANA検査が出てくる前にも、自己免疫疾患という病気は存在し、それを発見する事が出来た。その方法は、C3(補体蛋白)を調べるもの。さらにそれ以前には、LE Preparation(ルーパスの検査)を用いていた。今、彼女の手元にあるもので使えるのは、ペイパークリップ。

血液をクリップと共に試験管に入れ、激しく振るよう指示。これによって血球が破壊される。もし免疫疾患にかかっていれば、彼女の免疫機能が傷ついた血球を食い尽くしてしまう事だろう。それによって肥大化すれば、顕微鏡で見られるようになるという仕組みだ。

House: How you doing?
Milton: No change.

結果が見られるようになるまで数時間。嫌だったらプレドニゾンを投与してもらっても構わない。彼女は自分が偽善者だと言われていると思ったようだ。ここでまたバトル開始。

Milton: You sleep like a baby, your life is unfolding as you dreamed.
House: Everyone is miserable. You don't change that because people don't change.
Milton: You want to believe that because then you're freed from any responsibility for your misery.

ハウスの事をほとんど知らない彼女が瞬時にここまでの洞察をした。彼女が優秀な精神科医だからなのか。それとも自分と同じだからなのか。彼女が言っている事は今まで何度となくウィルソンから聞いた。しかし、ハウスはそれでも彼とは友人関係を築き続けている。さらにハウスは他のどの患者よりも彼女と時間を過ごしている。

これの意味するところは簡単だ。ハウスはこの点を指摘されて、また妙な気分になった。本当に彼女の事が好きなのか。結果が出たら連絡してくれと言って、彼の方から映像を切った。

カフェテリアでフォーマンといるとカディがやってくる。ミルトンの様子を聞かれたので、免疫疾患を持っていながら治療を拒否していると報告した。が、別の事件が起きていた。

Cuddy: I had to fire Cameron.

なんでも、65歳の男性が股関節を骨折しERに運ばれてきた。彼がモノアミン酸化酵素阻害薬(MAOI: monoamine oxidase inhibitor)を服用していたのを知らず、デメロールを投与(この組み合わせは今シーズンの1話目にも登場。抗鬱剤に鎮痛剤を投与するとセロトニンに障害が出る)した。これによって彼は高血圧クライシス(hypertensive crisis)に陥ったと言うのだ。

タウブがギリギリ発見し、患者は死なずに済んだ。本来なら停職処分にするところだが、本人が辞める意志を固めているらしい。ハウスの反応は簡単だった。

House: We should be hearing from the south pole in a few minutes.

おぉ。自分が失敗したんだし、自分以外に責める人間がいないんだからしょうがない。彼女は諦めた。もちろん、ハウスは彼女の嘘だととっくに気づいている。そもそもカディが彼女を1ミスでクビにしたりしない。それにもし決定済みなら、ハウスに相談に来ないし、彼の患者の様子をわざわざ聞かないはずだ。

Foreman: Why would she lie?
House: Timeless question. In this case, she conspired with your coworkers to teach me that some things are more important than cable. And I'm gonna have to teach them that they're wrong.

彼の逆襲方法とは、一体。

検査結果はネガティヴ。しかしあくまでクリップを使った非近代的検査である。陽性なら自己免疫疾患は間違いないが、陰性だとしても可能性がゼロになったわけではない。他の検査方法を探して来いというので、教えた。

House: You can take this experimental drug called... prednisone!

効けば間違いなく陽性だ。フォーマンが横槍を入れた。せっかく、これしか方法がないって言ったのに。先の外に出てみよう作戦である。痛みが引けば陽性。ハウスはここでも反対した。これで筋肉が硬直したら、腕に針を刺してプレドニゾンを投与するのが困難になる。ハウスが反対したからなのか、彼女は随分乗り気である。だが、彼女がラップトップを持って移動しようとしたら、目を開けたまま気を失ってしまった。

駐在所のメカニックが到達するのに20分もかかってしまったので、彼女はすでに昏睡状態にある。プレドニゾンを投与してみたが、変化なし。やはり自己免疫疾患ではないのか。彼女が目を覚まして治療法をどうこう言わないうちに、なんとかしてしまいたい。これがハウスの本音だ。

フォーマンとウィルソンを連れて、チームのメンバーを探しに行く。ガンでもないのにウィルソンを連れてきた理由。「彼女」が一体誰かを聞くためだ。ハウスと共通の知り合いは大体12人ほどいる。そのうち5人は名前を知らないけど。カディ、前の奥さん、そして。

Wilson: Your mama.

ハウス、再びショック。

ケイトが寝ている間に検査をしたいが、検査を出来るのは彼女自身というジレンマ。フォーマンはショーンにやらせたらどうかと言うが、素人に言って簡単に出来るものじゃない。いや、方法を思いついた。

House: Unless he's thirsty.

もう死ぬか生きるかの究極の状態である。素人に出来そうな唯一の手段。彼女の尿をなめて、その刺激の強さを確かめる。これで彼女の問題が腎臓にあるか分かると言うわけだ。味が強ければ腎臓に、水のようだったら脳に障害が出ていると診断できる。

ショーンはどうしたら尿を取り出せるか聞いてきた。んん。ハウスは思った。普通は、「なめて大丈夫なのか?」「他に方法はないのか?」「頭おかしいんじゃないか?」という質問が先に来るはずだ。彼はあっさりやる気でいる。彼は彼女が好きなのだ。それを気にするのはなぜか。

House: Because now I know that I can get you to do anything to save her. Tell him how to tap the keg.

まあそこまで出来たら後は何でもありですわな。

キャメロンが君達のせいでクビになりました。という報告をチームにした。たかがケーブルを獲得するのに、どれだけ犠牲を払っているのかね。

House: There's only one thing you can say to keep me from firing you.

こういう時、どう言ったらクビにならずに済むでしょう。13番。

Thirteen: Cameron wasn't fired.

ブー。不正解。

Taub: We're sorry.

間違い。

Kutner: I love you.

おぉ。バツ。13番は呆れ顔で文句を言った挙句、こう言った。

Thirteen: I'm not playing.

正解!どうして早くそれを言わなかった?

House: Do not play games with me.

1つ。やっても君達が負ける。2つ。このゲームはゲームをするのをやめさせるためにやったのだ。俺にチャレンジして来い。何かやる度に、クビになりはしないかとビクビクするのを止めろと言っているのだ。ボスに思い切り物を言えない人間が、人の命なんか救えるか!というわけで、ケーブル代を払ってきて頂戴。

Kutner: No!

そこは反抗してはいけません。本当にケーブルが必要なんです。彼らに任せて、ミルトンの検査。

House: Milk, milk, lemonade.

ショーンは口に含んだ。水っぽい。悪い方の結果が出た。頭蓋内圧の上昇、もしくは視床下部障害。どちらかを決定するには、頭蓋骨に穴を開けなければならない。もしこれによって彼女が目を覚ませば、前者。そうでなかったら後者。彼女は死ぬ。ただ、前者の場合であってもハウス達が原因を突き止めるまでの時間をもう少しだけ与えられるというだけで、彼女が助かる保証はない。

彼は自分には出来ないと言った。彼女を救うためにやるとは言え、失敗したら彼女を死なせてしまうかもしれない。

House: Listen, listen. I am not going to let you hurt her. Okay? Now please... this is her only chance.

あっさり説得に成功した。ハウス本人も驚いた。

彼女の頭を固定し、ドリルを用意した。予想以上の硬さに戸惑っているが、人間の頭蓋骨は木のようには行かない。ハウス、フォーマンの指示を受け、1/4インチの厚みに穴を開ける。

House: If it comes out the other side, you've gone too far.

無事に穴が開き、中から液体が出てきた。固唾を呑んで様子を見守る。皮膚に穴を開けたために血を流しているものの、彼女は無事に目を覚ました。だがこれで終わりではない。

チームを集めてミーティング。新たな症状、頭蓋内圧の上昇。それに加え、以前の腎機能不全と無気肺。タウブは腫瘍による血栓だと提案。ガンはすでに違う事は判っているが、血栓の可能性はある。13番は細菌性心内膜炎(bacterial endocarditis)を提示。熱がないので却下。深部静脈血栓症(deep-vein thrombosis, DVT)と卵円孔開存(patent foramen ovale, PFO: 生後、卵円孔が閉じない心臓の先天異常)。しかしこれも先の検査でPFOがないことは判っている。

カトナーはアテローム性動脈硬化(atherosclerosis)を提案。脂肪垢が動脈壁に蓄積し、血流を止める。ハウスはそんな要素は全くないと言ったが、ここでついに彼が立ち上がった。単なる脂肪ではなく、脂肪塞栓(fat emboli)だと言うのだ。しかしこれも却下。脂肪塞栓は修復されていない骨折部分がなければならない。

ハウスはX線も調べたし、自分の家から身体検査をやらせた。いや、彼女は冷えるからと靴下を履いたままだった。

House: See, that's what I'm talking about.

カトナーはペコリとお辞儀した。

彼女の靴下を脱がせると、親指を骨折していた。破損した断面から骨髄が血液中に流れ出し、脂肪塞栓を形成する。そしてそれが血流を阻害し、腎臓、肺、やがては脳にまで影響を及ぼしていた。彼女自身が言っていたように、極寒であるため痛みすらも感じなかった。だから本人も今の今まで折れていた事を知らなかった。

今すぐにこれを止めなければならない。やるのはもちろんショーン。彼女の尿を飲んだ上に、頭蓋骨に穴まで開けたのだ。彼にためらう理由などもうない。足先を掴んで思い切り引っ張った。あとは足先を板で固定すれば、回復するだろう。

Milton: Thank you, House.
House: Don't thank me. He's the one who saved your life.

ショーンは彼女を抱きしめた。しかし彼女は画面の奥のハウスをずっと見ていた。

House: He likes her.

彼は映像を切って部屋を出て行った。Everyone is miserable. それでもいいじゃないか。

ハウスはウィルソンがいるレストランに来た。ワインなんて頼んじゃって。相手は一体誰なんだろう。ホームズの推理。ウィルソンが待っているということは、相手は彼と同様に仕事場からやってくる。くつろげる感じで会っている。条件を満たしそうなのは3人。前妻達の一人ではない。嫌われているわけじゃないだろうが、彼女達じゃない。電話もして確かめたし。新しい誰か。それでいてハウスが知っている。

Wilson: Did you ever consider being happy for me?
House: Briefly.

彼女が来る前にワインを頼んでいた。ウィルソンは逆にミルトンの話を持ち出したが、靴下を脱がせなかったと言う甘さをちょびっとだけ後悔していた。もっと早く解決していたのに。

と、ここで噂の彼女登場。...!!? キスしたりなんかしている。

House: Cutthroat bitch?
Wilson: I call her Amber. Was she on your list?

Holy crap!

[END]

[感想]

というわけで、アンバーが登場した。なんじゃこりゃあぁ。無理矢理な再登場の様な気がするんですが、どうなんでしょう。このまま出て来ないよりいいか。

ひさしぶりにMira Sorvinoを見ました。彼女は"Mighty Aphrodite"を見て以来の、ファンと言うほどでもないですが、結構好きな女優さんです。才女って感じがする。40歳になったとは思えないキレイさがありました。

カトナーの思い切った行動が、今後のチームの発展を予感させてくれます。最後はハウスがおいしいところを持って行くわけですが、やっぱりこういうぶつかり合いがあるのが楽しいですね。13番やタウブがどうなるか、楽しみになりました。

また、次回。

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Director: David Straiton
Writer: Liz Friedman

Star:
Jennifer Morrison as Dr. Allison Cameron
Hugh Laurie as Dr. Gregory House
Robert Sean Leonard as Dr. James Wilson
Omar Epps as Dr. Eric Foreman
Lisa Edelstein as Dr. Lisa Cuddy

Anne Dudek as Amber
Peter Jacobson as Taub
Kal Penn as Kutner
Olivia Wilde as Thirteen
Bobbin Bergstrom as Nurse

Guest Star:
Mira Sorvino as Dr. Cate Milton
Jeffrey Hephner as Sean

Music:
"Let's Get It On" by Marvin Gaye
"Alone" by Mungal and Nitwin Sahwney
"Human" by Civil Twilight

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