TITLE LIST
BlogTitle

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


[CSI:マイアミ] シーズン6第4話。超ネタバレ鑑賞記。


マイアミの夜が明け、朝を迎えていた頃。二人の男女が海沿いの砂浜に車を止め、キスを交わす。ブランドンとジェシカ。車を締め切りmake loveの最中に、白いガスが中を充満していく。車の下では炎が上がっているが、二人が気づく様子はない。車の中におかれたボトルが割れ、炎が一気に中に立ち込めた。ジェシカは意識を失い、ブランドンの呼吸も乱れていく。ドアの鍵はロックされて開かない。

現場にはホレイショとジェイク。第一発見者が来た時には、ジェシカの方は車の外に投げ出されていたとの事である。彼女はまだ19歳。Hが砂浜についた跡を辿ると水に飛び込んだブランドンがまだ生きていた。

Horatio: He's alive. Let's call rescue.


CSI:Miami
(♪"Won't Get Fooled Again" by The Who♪)



車はほぼ全焼。辺りは砂浜。前回と同様に、証拠となるものを採取するのも一苦労である。とりあえず石油からできた加速剤を1つ分析対象にする。気づけば周りや黒山の人だかり。事件に関わった人間がいるかもしれないので、一通り写真に収める。エリックはすでに車をラボまで運ぶ手配を済ませている。スッと立ち上がった時に、遠くに見えるあの姿。ティム・スピードル。死んだはずの彼の姿が一瞬見えた。頭の後遺症がまだあるのだろうか。心配するキャリーには、立ちくらみがしたとだけ伝えた。

アレックスがジェシカの検死。そこへ新品のスーツに身を包んで現れたのは、ライアン。めでたく結婚。ではなく、アレックスの下で働きたいというのだ。とても射撃場だけでは食べていけないし、資格だって持っている。頼んでみたものの、予算の都合上、彼に見合う給料を払えそうにもない。とはいえ、彼の理由だってそれだけじゃない。

Ryan: Alexx, I miss the job. I miss the team.
Alexx: We miss you, too, Ryan.
Ryan: Well, promise me you'll think about it.
Alexx: I'll think about it.

彼女が死体から何か発見したので、ライアンはこれまで。かつての仲間と言えど、事件に関わる情報の漏洩はできない。ホレイショを直接呼びつけるほど、重要な事を見つけたようだ。

車を回収してきた。ナターリアの調べでは、あの加速剤と思われた液体の成分は、グリコール、エーテル、ポリエチレン。プレーキオイルだった。つまり誰かがブレーキの線を切ったのだ。エリックがチェックすると表面を薄くだけ切りつけてある。少しずつオイルが漏れるようにしてあったというわけだ。どこか別の場所で仕掛けられ、知らないままビーチにたどり着いた。そして止めていた車の下に水溜りのように溜まっていた。漏れたオイルは直接落ちたのではなく、触媒コンバーターを伝っていた。その温度といえば約300℃。オイルの沸点は200℃。容易に発火する。ついた火はあっという間にたまったオイルにも引火し、それが車を包み込んだということだろう。

ブレーキ線を切るためには、マスターシリンダーの部分を触らなければならない。となれば指紋が取れそうだが、いかんせん全焼してしまっている。ナターリアは厳しいと指摘。

Eric: Never say never.

不可能かどうかはやってからのお楽しみ。エンジン部分の修復作業をしているとキャリーがやってきた。マイクという職員(彼女を"CSI Duquesne"と呼び尊敬しているようだ)から写真を受け取ると、そこにはエリックが映っている。彼女は彼が幻影を見ていることに気づいていた。いくら虚勢を張っても、あれだけの重傷を負ってすぐに回復するわけがない。しかしエリックはなかなか簡単に言い出そうとしない。指紋の方はバッチリ浮き上がってきた。アンドリュー・ヒルマンという男と照合。

尋問はホレイショの出番。男の容疑は車の盗難に加え、殺人。彼はジェシカが死んだ事を知らない素振りをしている。さらに彼女の事をガールフレンドだという。また、指紋がついていたのは、彼女がメカニックである彼に修理を依頼していたから。彼女の大学の友人ブランドンとアンドリュー、そしてジェシカ。ホレイショはこの3人の関係が1つの鍵だとにらんでいる。

ホレイショはアレックスのところへ来た。初見ではすすが付いていて見えなかったが、払ってみると彼女の肌は真っ赤になっている。一酸化炭素中毒。彼女の血液に含まれる量は、12000。これだけの量を吸収するには、車全体に充満していなければならない。つまり、発火の前に彼女は死んでしまっていたはずだ。彼の方も10000。未だ意識が戻らない。彼女が死んで、彼が死ななかった理由があるのか。

Alexx: Look, Horatio, I know you have someone you like for this, but I think we're looking at a botched double suicide.
Horatio: Alexx, we missed something at the scene. Eric has to go back.

エリックが現場に戻るとそこにはやっぱりスピードルがいた。彼が今度の事件について助けてくれるのだという。

Eric: What am I missing?
Tim: What's the first thing you learn on the job?
Eric: How to pad your time card.
Tim: Second thing.
Eric: Every person who enters a crime scene brings something in and takes something away.
Tim: Even before we call it a scene.
Eric: What are you saying? Someone took evidence before we even arrived? How do I find something that's not even here?
Tim: Just because you can't see something doesn't mean it's not there.

彼はそういうとテープの外側にエリックを連れ出した。そこにはチューブが落ちている。彼が拾い上げて後ろを振り返ると、彼の姿はなかった。やはり幻影だったのか。

キャリーとジェイクはジェシカの家を調べる。大学生の家とは思えない豪華な部屋である。

Calleigh: Hey, you know what? I know that this is a complete sidebar, but this is the coffee machine that I want. It makes espressos, macchiatos, cappuccinos. Everything.
Jake: When would I ever make a macchiato?
Calleigh: Well, you would make one every morning, after we buy the machine.

二人の関係は順調です。彼女の留守番電話にメッセージがある。カード会社からの連絡。もう3ヶ月も支払いが遅れている。メッセージは3件あるが、いずれも激しい口調で彼女を責め立てている。面接に行った会社からも断りの電話が来ていた。これで、この家の備品は全てクレジットで購入していたことが分かる。それによって多額の負債を抱えた。自殺を図るには十分な動機であるかもしれない。フランクに連絡し、リバティ・コーストというカード会社を調べる事にした。

そこで電話応対をしている人間の口調は、ヤミ金のようなものである。フロアマネージャーのキース・レイノルズという男が応対に出る。話を聞くのはフランク、ではなくホレイショ。彼女の口座を管理していた人間に当たる。

チューブを解析するのは、ひさしぶり。ダン・クーパー。テーピングの様子からも、これが排気口から車内にガスを送るのに使われていたことは間違いない。付着している指紋を調べれば、自殺か他殺かもはっきりするだろう。ギャリー・ハロウィック。他殺の線へ切り替える。男の勤務先は、リバティ・コースト。

Gary: I don't care if it was your husband's funeral. If I don't have a payment on my desk in a week, it'll be your funeral!
Horatio: Or yours.

男の話では、会社としては借金をしている期間が長い方が利子も付いて儲かるとの事である。しかし、犯罪に使われた道具に指紋がついていてはそれもむなしい言い訳だろう。そうこうしているとフランクに、ブランドンが目を覚ましたという連絡が入った。最も重要な目撃者である。

彼のところへはエリックとキャリーが向かった。彼は冒頭の事の始終を話した。彼が彼女を救おうとした時には、すでに彼女は死んでいた。誰がチューブを仕掛けたのか。彼には全く心当たりがないそうだ。話を聞き終え、車に戻るとキャリーが車の中からカードを発見。名義はティム・スピードル。やはり、彼は生きているのか。しかしここでもエリックは何も話そうとしない。キャリーは自分とジェイクの事で彼が話そうとしてくれないと問い詰めるが、あくまで彼は沈黙を続けた。

エリックはラボに戻るとティムを名乗り、カード会社に口座の確認を行った。聞けば、現在も使われていて、使用して2週間ほどになる。パスワードを知らないのでそれ以上のことは聞けなかったが、これは一体どういうことなのか。

キャリーはマキシンを探しに来たが不在ということで、ナターリア。ジェシカの家にあったコンドームのDNAテストの結果が出た。キース・レイノルズ。あのチーフマネージャーだ。彼は今、さらなる学生達を顧客にするためにデイド大学へ出向いている。彼女も借金返済のためにこうやって入会させられたのだろう。

エリックとキャリーは大学でレイノルズと接触。彼は、美女を使ってキャッチセールスのように男子大学生を勧誘させている。彼に昨晩ジェシカとセックスしたことを聞いたら、これを否定。もちろん嘘である。ますます怪しい。事件のことなら弁護士を通してくれと言うので、そうしろと伝えた。ひとまず彼を解放し、車に戻ろうとした時、銃声と共に街灯のガラスが粉砕された。3発撃ち込まれた後、銃声はやんだ。勧誘していた女性の白い服が真っ赤に染まっている。だが撃たれたのは彼女ではない。キースの方だった。弾丸は見事に眉間を貫通している。

Eric: Prime suspect just became a victim.

事件解決の先行きが不透明になった。

フランク達が学生に聞き込みをしたが、発砲者の目撃情報はない。キャリーが銃弾ケースを持ち帰って調べる事にしたとエリックに伝えるが... また彼が見える。近くによっていくエリック。その後を追ってアレックスが来たが、彼女には見えていない。しかし、スピードルが教えてくれた場所には、弾丸によって穴の開いた葉っぱがあった。

茂みにあった葉を調べてみると汗のついた跡がある。汗が葉に吸収されてしまっていれば、DNAは採取できないだろう。そこで、ニューアイテム。

The Maxwell 16.

DNA以外のものを全て分解してしまうのだそうだ。SUPER!!

ホレイショは、ギャリーを尋問。彼はキースのやり口を知っていた。金を貸し、親族からも借りさせてそれが枯渇すると、女性の体を要求していたのだ。ギャリーは自分が善人である事を主張するが、ジェシカとキースの2つの殺人事件に彼が関わっている事は間違いない。詳細は後日。

ダンはカード会社のアカウント情報を調べていた。金の流れを調べていけば、殺害の動機を持った人間が浮かび上がってくるかもしれないからだ。そこで出てきた名前がブランドン・フォックス。彼もリバティ・コーストのカードを持っていた。彼の負債額はなんと4万ドル以上。ジェシカの2倍をゆうに超えている。しかも利子は20%。これでは一生かかっても払うことは出来ないだろう。こんな契約を許したのは一体誰か。またも同じ男である。

これで事件の全容が見えてきた。ブランドンが契約した際に、ドリンクディスペンサーをプレゼントした。パーティなどでチューブを通して飲むための物である(これで飲むと延々と飲ませられて大変です。体験談。)。そのチューブが犯行に使われた。だからギャリーの指紋がついていたというわけだ。アレックスが予想していた通り、二人で自殺を図っていたのだ。だが、彼の方は死ねなかった。

お金を払いきれない場合は両親の家を差し押さえられる。まともに払っていけば52歳までかかる。会社は彼らが買い物をすればするほど、上限額を上げていった。そして学校に行かなければならない頃には、授業料すらも払えなくなって退学。学位も取れないで大金を返せるわけもない。ギャリーは最少額を支払えばいいとだけ伝えていたが、実際は利子が複利計算されていた。

Brandon: If I had Paris Hilton's money I still wouldn't be able to pay it off.

500万くらい払えると思うけど。3秒で。ともかく、二人は20歳に満たない年齢で人生に絶望した。すぐに死ねると思ったが、ジェシカが倒れ自分が生きていた。我に返った彼は、ジェシカだけでも生かそうと窓ガラスを割り、彼女を運び出した。チューブは引き剥がし、遠くへ投げ捨てた。彼女の代わりに自分が、と言ってみてもどうにもならない。ホレイショは、レイノルズについて彼女から話を聞いているか尋ねたが、彼は何も知らないという。レイノルズが死んだと聞いて、少し解放された様な笑顔を見せた。

キャリーはデイド大学の現場に戻ってきた。エリックが持ち帰った葉にはDNAを含んだ汗が付いていたが、火薬が付いていなかった。つまりギャリーが発砲したのではないし、茂みの中から撃ったのも違うという事になる。発砲場所を特定するには、現場を再現する必要がある。

レイノルズの撃たれた場所と方向。街灯への1発目とテーブルへの2発目の軌道。これらが通ってきた道の交点から茂みの可能性を引くと、その先にはレストランがある。しかしそこはフランクがすでに調べていて、改装中で作業員が沢山いたためそこに入り込んで発砲するのは不可能である。すると風が吹いてきた。ケンタッキー・ウインディジ(Kentucky Windage)。つまり風によって銃弾が流れた可能性がある。当時の風速を考えると約30km/h。これを加味して軌道を5度修正。犯人は船上にいたことになる。

フェリーは45分おきに出港。キャンパスまでは約90m。乗客で一杯であったが、展望デッキはメンテナンスのため閉鎖されて無人状態。床を調べると火薬反応が出た。エリックは、銃身を支えるために使った船上の台の部分を調べた。ポビドン。やけどの手当てに使われる薬品である。長い銃を扱うため、ここに手を着いて撃った際に付着したのだろう。病院でやけどの手当てを受けた人間が一人いる。

ブランドンは昼に病院を抜け出していたとナースが言っていた。彼は肺の検査を受けていたと言うが、彼の腕を調べれば分かる。パラフィンテストはブルー。

Horatio: Please don't continue to insult me.

自殺する前日、ジェシカは泣きながら彼に電話をかけた。レイノルズはいつものやり口で彼女と寝たわけだが、負債を1セントたりとも減らさないと笑いながら言ったのだという。これで彼女はまずます自殺に駆り立てられた。彼女は彼のせいで死んだ。自分が生きている。彼女のためにレイノルズを殺しに行ったのだ。

Brandon: He deserved to die.
Horatio: On the contrary, Brandon... no one deserves to die.

事件の方は解決。だが残る問題が1つ。

エリックがスピードルのロッカーを調べていると、ホレイショがそこに来ていた。確かに彼の財布はそこにはない。エリックはますます確信を深めるが、ホレイショは失った人間を受け入れるのは難しいのだと彼を慰める。彼が事件を解決に導いてくれたとエリックは言うが、事件を解決したのは他ならぬエリック自身だとホレイショ。


Eric: What if I told you I talked to him?
Horatio: I'd say... I'd say that it's time to get some help.

エリックは現場に戻るのが早すぎたのだろうか。

ホレイショは、スピードルの口座のあるネイプルズの支店までやってきた。もちろん礼状も持参しての事である。口座の状況を聞くと、3年間取引した形跡がない。2週間前までは。カードの複製を申請し、コーストライナーでの購買記録もある。ゾバ・カフェで数回、クラブ・フェイトでは何回にも及んでいる。そうして調べているまさに今、カードが使用されている。場所はマッケンナ。エリックに電話し、現場へ直行するよう指示。誰かが彼のカードを使っている。

エリックとキャリーはそのバーへ来た。彼がスピードルと思った男は、別人。そこにいたのはダンだった。詰問すると、彼の出来心だった。必死に釈明しても元には戻らない。ライアンはラボのプロトコルを破った。だが、これは法律を破っている。

Dan: But Calleigh, Speedle's dead. I mean, no one got hurt.
Calleigh: You don't think Eric got hurt? You don't think I'm hurt? What about the people that Speedle gave his life for? You have until tomorrow morning to turn yourself in. After that, I'm going to put out a warrant for your arrest.

彼がCSIになることはもうないだろう。

エリックはティムの墓へ来ていた。ホレイショもやってきた。エリックは診断してもらったのだという。彼は一時的な幻覚症状を引き起こしている。脳は新しい信号経路を作りつつあるのだが、古いものがそれを妨害している。処方してもらった薬を飲むことで改善されるそうだ。

Horatio: Eric, come to me next time. Okay?
Eric: I will.

別れを言うのがつらいのは、彼だけではない。

Eric: You ever see him, H?
Horatio: Every day. Every day.

[END]

[感想]

ダンがあっさり去っていきました。あのシーン、てっきりライアンだ!とか思ってしまいました。お金に困ってるっていつも言ってるから... ごめんよライアン。アレックスの助手でもいいから戻ってくるかな。

エリックが現場から離れるとなったらいやだー、と思っていたらそうではないようです。よかったよかった。びっくりしたよ。あの銃声とかトラウマになってないのかなあ。えらく冷静だったのはさすがです。でも、彼がキャリーに話さなかったのはやきもちなのかな。アレックスにも話さなかったし違うか。どうなんだろ。

それとThe Maxwell 16。こんなの本当にあるの?? 私、DNAの分析とかやったことあるもんで、ドラマでスタイリッシュな機械使っているの見ていつも感動するんですが、これはすごいですね。溶かした後どうやって採取するんだろうとか考えるとワクワクする。ということで調べてみました。ココに載っていました。すごすぎるんですけど。1台200万は安いんじゃないかなあ。なんかキットもすごくお安いよ。日本のCODIS(Combined DNA Index System)は3年前に始まったばかりだそうなので、これが活躍するのはまだまだ先かなあ、と思います。でもこういう作業って恐ろしく地味なんですよ。ものすごく静かに終わったりするし。

ちょっとテンションが上がってしまいました。それではまた来週♪

--
Director: Karen Gaviola
Writers: Brian Davidson, Barry O'Brien

Star:
David Caruso as Horatio Caine
Emily Procter as Calleigh Duquesne
Adam Rodriguez as Eric Delko
Khandi Alexander as Alexx Woods
Jonathan Togo as Ryan Wolfe
Rex Linn as Sgt. Frank Tripp
Eva La Rue as Natalia Boa Vista
Boti Bliss as Maxine Valera

Guest Stars:
Rory Cochrane as Tim Speedle
John Forester as Brandon Fox
Arielle Vandenberg as Jessia Taylor
Yusuf Gatewood as Keith Ward
Kyle Schmid as Andrew Hillman
Jenifer Tung as Rebecca Palmer
Deja Kreutzberg as Lori
Jeff Hephner as Gary Hardwick
Casey Lee as Mike Carlton

©MMVII, CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.
スポンサーサイト


home

Design by mi104c.
Copyright © 2017 アメリカドラマ 411, 2007- All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。