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[CSI:ニューヨーク] シーズン4第15話。今シーズン第5話"Down A Rabbit Hole"の解決編。NYPD!超ネタバレ!!


NYPDが全米に向けてアナウンスを出した。6週間前の午後11時30分。ニューヨークのダンスクラブから帰宅途中の女性シェリル・ミラーが何者かによって射殺された。犯人は女。同時に、ニュージャージ在住の判事ダニエル・マッケンリーとニューヨーク州議員のフィリップ・ディヴェインの殺人容疑もかかっている。

容疑者は白人女性。身長5フィート8インチ(約172cm)、体重110ポンド(約50kg)。髪はブロンドのミディアム・レンクス。似顔絵も公開された。情報を持っている人間は、"New York Crime Cacthers Hotline: 1-800-555-0199"まで。

早速連絡が入ってきた。彼女を見たという女性が、居場所を教えてくれた。"Venetti Meats"という建物の前にマック達は集合。このビルは2年以上使用者がおらず、隣接した建物で異常な電気の使われ方をしているのを電力会社が発見した。誰かが電気を盗み出していると思われる。情報は正しいと見て間違いなさそうだ。

周囲を封鎖し、ジェニファーがショットガンを持って到着したところで作戦に入る。侵入はビルの側面から。相手の技術は高度であるため、無線の使用は禁止。武装している可能性もあり、非常に危険な人物。1つのミスも許されない。マックが前回追った時も、武器を持っていない一般市民を何のためらいもなく一瞬で殺した。警察であれば、なおさらだろう。

Mac: Play it smart.

部隊が突入。マック達も暗闇の中を突き進んでいく。無数のラップトップ。電源は入っているが、画面には何も映っていない。さらに壁に飾られた沢山の写真。鎖。血。不気味さが増していく。

奥にたどり着くと女が手錠をかけられ死んでいた。足には鎖も巻かれている。

Stella: Is this Suspect X?

唯一顔を知っているマックが確認した。

Mac: Yeah. It's her.

容疑者が殺害された。現場から証拠を押収する。ラップトップのハードドライヴは全て消去されていた。彼女以外の指紋がないか調べる事にする。彼女が殺された理由が、ラップトップの中身かもしれない。

マックは女を見て、考え込んでいた。彼女は彼が警戒するほどのスキルとトレーニングを積んだアサシン。その彼女をここまでのやり方で殺す人間が、一体どれほどの能力を持っているか。

Stella: Who kills a professional killer?


CSI:NY
(♪"Baba O'Riley" by The Who♪)



シド達の検死が終了。マックに頭に突き刺さっていたナイフを渡した。刃渡りは6.5インチ(約17cm)。ブラックパウダーでコーティングされている。刃は、ノコギリ状。Navy SEALが使うもの。

Sid: Now, if only there was a game show that called for that kind of knowledge, you'd be able to retire early.
Mac: I'd miss your wit.

首と胸の間に浅い刺し傷がある。死にいたるものではないが、彼女に強烈な痛みを与えるために意図的にやったものだと思われる。脱水症状も激しく、筋肉が萎縮していた。背中に擦り傷がいくつもできている。これはいわゆる床ずれだ。あの部屋で彼女はベッドの上にいなかった。

手首の周りにあざの線が出来ている。長い間拘束されていた証拠である。足首の方も同様。鎖につながれた状態で、相当暴れたのだろう。手の甲に針の穴がある。ここから薬を注入されたのだと考えられるが、体内の毒物検査の結果を待っている状態ではっきりとはしない。ただ、長時間監禁されている間、拷問をされ薬まで使われた。

彼女の職業は暗殺者。だとすれば、簡単に拷問をしても音を上げないだろう。薬まで使わざるをえなかったと考えるのが妥当だ。シドが発見したのはこれだけではない。美容整形で額の部分を持ち上げる作業をした際、頭蓋骨にネジを埋め込まれたと見られる。

さらには、鼻の両側に回復した骨折痕がある。これは鼻を整形する際にできたものだ。アイリフト(目のたるみやしわを修正)、頤形成(genioplasty: 下顎の下の部分)、肌の衰退を治す手術も施されていた。しかも全てここ数ヶ月間のうちに行われたもの。彼女は素顔を隠すためにカツラやウィグだけでなく、ここまで自らを変えたのだ。

彼女のIDを探し出すためには、元の顔に再形成する必要がある。彼女の事を知る事が、今回の事件の犯人を捕まえることにつながっていく。

アダムは押収した品を調べていた。ラップトップから指紋は出なかったが、ナイフの方からは情報が得られた。ナイフの持ち手部分に蓋が付いていて、開けると軸受けに使われるボールベアリングが入っていた。表面にはわずかながら血痕が付いている。

マックはそれを見て爆破装置の金属片だと考えた。戦地で兵士が怪我をした時、体に突き刺さった金属の破片を抜き取って、ナイフにしまっておく事がある。自分がどれだけ死に近い体験をしたのかを忘れないようにするためだ。

ナイフの方からも指紋は出なかった。ただ、柄の隙間に乾燥した血液が付いていた。DNAに送って調べてもらっている。このナイフの持ち主はおそらく、パープルハート(Purple Heart: 戦争で負傷した兵士に送られる勲章)を授与されているはずだ。戦争の英雄が、なぜこのようになってしまったのか。

Danny: Hey, Linds.
Lindsay: Oh, Danny! They're beautiful. Nothing says "You're special" like centrifuge tubes filled with DNA samples.

彼は彼女の誕生日を忘れていた。彼女はナイフについていた血痕を調べていたのだが、人間のものではなかった。現在血清学の方に送って、タンパク質分析をしてもらっている。という報告も背中を向けたままで非常に冷たい。

ダニーは記念日に縛られるような関係じゃないと説得した。

Danny: We remember sports stats and steak sides – that's our thing, all right?
Lindsay: Steak sides? You are so busted.

なんだか本当に険悪になってきたようだ。帰ってきた分析結果を見ると、オジロジカ(white-tailed deer)のものだった。合衆国北東部の森林によく生息しているらしい。マケンリーは、ニュージャージーにハンティングに行っていた時にSuspect Xに殺された。その捜査を進めていた際、犯人はNJの北東の森に住むダニを媒介としてライム病に感染しているだろうという発見もしていた。事件に関連性が出てきた。

一方、ボールベアリングに付いた血液。人間だと言う結果が出たので、こちらはCODISで調べる。結果が出るまでの間、ダニーはナイフに付いた鹿の血がライム病の菌に感染していないか調べる事にした。去って行くダニーの後姿を見て、リンジーはため息を1つついた。

マックはジャケットを着てどこかへ出かける準備をしていた。そこにステラ。彼女に新しい情報が入った事を伝えた。海兵隊(Marine Corps)の旧友であるフィン大佐(General Finn)から、元Navy SEALでIED(improvised explosive device: 簡易爆発物。即興で作られたような簡易な構造の爆弾)や自動車爆弾で負傷しパープルハートをもらった人物のリストをもらった。そこに浮かび上がったのは、ラス・マケンリー(Russ)。判事の息子である。

ナイフの血液は、ライム病陽性。これによってマケンリー殺害に使われたナイフが、Suspect Xを殺した凶器と一致した。これでマックに浮かんでいた疑問が1つ解き明かされた。

Mac: Who is capable of murdering a professional killer?
Stella: A Navy SEAL with a killer motive.

マックはフラックと共にラスのいる自動車修理工場を訪れた。彼のナイフは入隊の時に軍から支給されたもの。それをどうしたか尋ねると、鹿をさばくために必要だからと父親に渡していた。彼が殺された当日の話。それが父親殺しに使われ、その犯人が殺された。

だが、彼はまるで他人事の様な反応をする。マックとダンは彼自身を疑っていたが、立ち上がって姿を見せると、両脚共に義足だった。彼は犯人ではないのかもしれないが、十分な動機がある。事情を知っていてもおかしくはない。

ダンは改めて彼の脚を見た。同情されているとラスは思ったが、それは違う。この体だから出来ないということも確実にしておかなければならない。彼は1度や2度の攻撃でこうなったわけではなかった。父親の犯人が判れば自ら殺しに行きたいと思うくらいの気持ちはある。それでもかつてのようにはもう動けないと言うのだった。

シェルダンに毒物検査の結果が帰ってきた。モーフィン(morphine: モルヒネ)とプロポフォール(propofol)が検出された。後者は、獣医が動物に麻酔をかけるときに用いる。さらにリンガー溶液(Ringer's solution: リンゲル液とも。輸液製剤の1つ)が血液中に含まれていた。これによって急激な高浸透圧にさせ、Suspect Xを苦しめる手段に使ったと思われる。どの物質も手首の甲にあった針の穴から投与したものだろう。

これについても疑問が残る。犯人はなぜ彼女をすぐに殺さなかったのか。床ずれと筋肉萎縮、さらに薬の投与。相当長い時間をかけていることは間違いない。それについてはダニーが別の考えを示した。あの女がSuspect Xではないからだと言う。

それを解き明かしたのは、シドの顔面再形成手術による。おおよその顔を復元し、ダニーが画像を処理して手術前の顔を浮かび上がらせた。その顔で行方不明者リストのデータベースに検索をかけると、一人の人物が浮かび上がってきた。

Danny: Boom. Her name is Katie Mann.

彼女は6週間前、不可解な状況で失踪した。Suspect Xは自分に似ているケイティを誘拐したのだ。手術によってさらにその近似性を増幅させた。それだけではない。自分が殺された事を偽装するために、全く無実の人間を拷問し殺した。犯人は生きている。

容疑者である彼女が死んだとなれば、自動的に捜査は終結し、彼女は自由の身となる。次のターゲットも容易に殺す事が可能になるというわけだ。そこまで人を殺す事に渇望しているのか。

マックは再びフラックと共に一人の女性のところを訪れた。これからグリーンラリーが行われようとしている会場。彼女とはグレイシー・マンション(Gracie Mansion: ニューヨーク市長の公邸の愛称。日本語のマンション和製英語で、本来は大邸宅の意味である)でのチャリティで出会った。その数ヵ月後、別居中の夫にストーキングされているというので、彼が面倒を見たという経緯がある。

Don: You know, I've never even had an old lady ask me to help her cross the street.

ダンにジョーダン・ゲイツ(Jordan Gates)を紹介。彼女は市長のcriminal justice coordinator(刑事裁判に関する仕事を扱う人。資料から日程管理、人員配備まで手広く行う)をしている。ケイティは彼女のアシスタントをしていた。そして彼女の捜索願を出したのがジョーダンだった。

二人は親しい仲だったらしく、彼女の死を伝えると非常にショックを受けていた。犯人を捕まえるためにも、彼女に聞かなければならないことがある。失踪当日、ケイティに変わった様子はなかった。通常通り出勤し、その晩はクラブに行くと言っていた。ダウンタウンにあるランダム。シェリルも行っていたコスプレクラブだ。彼女はよくその場所に通っていた。一人で行く事がほとんどで、当日も誰かと会う約束はしていなかったようだ。

ダンとダニーはランダムへ。

Don: What does this place remind you of?
Danny: I have no idea.
Don: Star Wars cantina.
Danny: Right, right. The bar Luke went to on Mos Eisley. Absolutely.

バーテンダーに2枚の写真を見せて話を聞いた。ケイティの写真はすぐに彼女だと気づいたが、もう一方は分からないと言う。すると大画面に映っていたセカンドライフの映像が何者かにハックされて様子が変わった。男のアヴァターが出てきて、会場に話しかける。

男はマック・テイラーだと名乗った。彼自身の声もそっくりに作られている。今晩逃亡者に正義を下すと言う彼の口上が終わると、後ろから銃で撃たれた。現れたのはSuspect Xのアヴァター。彼女は二人がここにいるのを知っている。この会場にいるのかもしれない。

Suspect X: Detectives, the hunt for me is futile. Why are you wasting your time chasing shadows like a nightmare that won't go away? I will continue to evolve while you and your cop friends chase their tails and mop up the blood.

彼女を逃がせば逃がすほど、更なる犠牲が出ることを予告してきた。彼女は去って、通常の画面に戻る。クラブにはカメラが設置されている。おそらくこれを使って二人の存在を知ったのだろう。

当然ながらCrime Catchersに情報を知らせてきた女はSuspect X。使い捨ての携帯電話からのものだった。他の場所に対してかけられた記録もない。その様子を録音したテープの背景音を調べてみたが、何も出なかった。困ったステラとシェルダン。

そこにモンタナ登場。シドが頭蓋骨から取り出した骨ネジを調べた。この特注ネジを作ったのはUnlimited Titaniumという会社。パーク・アヴェニューの美容整形医ジョゼフ・カークバウム(Joseph Kirkbaum)が2年前にこれを注文していた記録がある。なぜ彼が暗殺家業をしている女の顔を変える手伝いをしたのか。

理由はある。1年前、彼は医療過誤で免許を剥奪されていた。それ以降、彼は請負の仕事をするようになった。ロリ・ヘス(Lori Hess)という女性が訴えた事により、彼の免許は取り消された。その彼女は、2ヶ月前にフロリダにあるコンドミニアムで射殺されていたのを発見されていた。後頭部にわずか1発。

となると、カークバウムが容疑者になるわけだが、彼にはニューヨークにいたという完璧なアリバイがあった。しかしそれだけで彼が関わっていないことにはならない。ヘスの殺害にもまたアサシンによるものだという証拠があった。マイアミのクライムラブ(Calleigh?)が銃弾を調べたところ、サイレンサーが使われた跡があったのだ。つまり、カークバウムがSuspect Xに殺害を依頼し、報酬として彼女の顔を整形した。

Lindsay: Only one way to find out.

ダン、ジェニファー、ダニー、そしてリンジー。カークバウムの車は止まっているが、家に誰かがいる様子はない。しかし地下室へのドアが開いている。全員ヴェストを着用し、ダンとジェニファーは上を、ダニーとリンジーは地下を捜索する。

地下。声をかけるが反応はない。手術室には死体が並んでいる。さらに奥に進んだ。NYPD! 静かなまま。中に入るとケイティが拘束されていたと思われる手錠付きのベッドがあった。血にまみれている。彼女を色んな角度から撮った写真が無数に並べられている。整形する際に使ったものだ。そしてその手術を行ったカークバウムもまた、この部屋で死んでいた。

死亡したのは8時間以上前。片目にはカメラが埋め込まれていた。それはラップトップにつながれている。犯人は今現在、二人が遺体を発見した様子を見ているのだ。カメラを抜き取って線を切った。

アダムがラップトップの中身を調べたが、一切何も残されていなかった。死んだカークバウムの記録の方から調べをつけなければならない。落ちていたカヴァーオールには高速血液飛散の跡がある。至近距離が撃った証拠であり、彼を殺す時に彼女が着ていたことになる。ポケットの中には、黒い液体の入った瓶があった。こちらはホークスに任せる。

カークバウムの頭から摘出した弾は、.45口径のもの。Suspect Xが使っているものと同じだ。自分につながってくる人間を消していっているのだろう。それに彼女は、クラブの時と同様にこちらの動きを常に見張っている。

アダムはヘスの殺害前後の時期に絞って彼の通信記録を調べた。そこで出てきたのが、彼と弁護士との間で交わされたEメール。内容から彼が相当彼女に対して怒りを抱いていたのが分かる。アダムが怖いと感じるくらいだ。

そのメールを交換した数分後、カークバウムはインスタントメッセージを受け取っていた。SOHOのインターネットカフェで新規に作成された追跡不可能なEメールアカウントからである。メッセージは、

"I can take care of your problem."

という一文のみ。つまり、彼女の方から彼に接触を図ってきた。アダムはそこで思いついた。

彼女は彼がrecursive spiderを使っているのを発見していた。これはマイニングプログラムで、キーワードやキーフレーズをIMやEメールの中から探し出すもの。

"Get someone to kill"
"end of my rope"
"want to destroy her"
"like she destroyed me"
"smash her head in"
"for the lies she...
"I'LL kill her..."

Eメールからこれだけの言葉が見つかれば、暗殺の依頼をしてくれるほど十分な殺意を持っていそうだ。そして彼女は、彼のコンピュータに侵入し、メールのやり取りを全て調べた。彼の置かれている状況を的確に理解し、彼に近づく方法を考えた。

Adam: It's brilliant. And it's... it's evil, really evil.

アダムの笑みは消えたが、マックは考えていた。これを逆に利用する。彼女は暗殺の自由を求め、ここまでのことをやって来た。今もまだ、ビジネスを探しているところだろう。

今から6つの追跡不可能なEメールアカウントを作成する。その持ち主同士が衝突し、もめている様子を描くシナリオを盛り込む。そういった内容のメッセージをやり取りさせれば、彼女は必ず食いついてくるはずだ。

シェルダンがラップを聞きながら液体を調べていると、マックが来た。蛍光X線分析(XRF)の結果、強誘電性の液体(ferro liquid: 磁気を帯びた鉄の分子を含んでいる液体)だと分かった。そこには磁気粒子が含まれているため、音に反応する。それでラップをかけていたのだ。音楽を再生すると液体が動き出した。

通常は人体の鉄分欠乏を治療するために使われる液体を、彼女がなぜポケットに入れていたのか。ホークスはこれも同時に投与したのではないか言うのだが、シドの血液検査ではケイティは激しい鉄分欠乏だった。

別の可能性。フェローリキッドは、商用の大型スピーカーの音声コイルを冷却するためにも使われる。技術職の人間が瓶に入れてツールベルトに用意しておく。マックがジョーダンの下を訪れた時、今晩行われるグリーラリーの会場の設置作業中だった。そこにはもちろん大型のスピーカーも用意されていた。そしてケイティは彼女のアシスタント。

このイベントは数ヶ月前から予定されていた。Suspect Xはケイティを殺すもっと前にこの情報を仕入れていたのだ。カヴァーオールを着て作業員に紛れ込んで、入念に場所を調べていたことになる。今晩も誰かがターゲットになっていると考えられる。

市長を含め、多くの政治家や政府高官がスピーチをする。セキュリティをかいくぐって銃を持ち込む事は不可能なため、作業員の中に入り込んで武器を現場に隠しておいたのかもしれない。

マックはジョーダンに事情を話し、会場の客を全て退去させた。警察犬も使って場内を捜索する。またスタッフ達にも通達し、音声を担当したクルーに犯人がまぎれていた可能性がある事を説明した。警察犬がスピーカーの前で吠え出した。中を調べてみると、銃が出てきた。周辺を封鎖し、彼女がいた場合に逃げられないようにする。

だが彼女は捕まらなかった。おそらく、イベント会場の封鎖が完了するずっと前に、現場を離れていたのだろう。敵は相当に用心深い。フラックに参加者リストを用意させ、彼女の次なるターゲットを探し出す事にした。

ダニーは、警察との距離を測っている彼女がこの大騒ぎで一時的に潜伏しないか不安視した。しかしマックは彼女は暗殺をやめることが出来ないと踏んでいた。

Mac: Killing's the only thing she knows how to do, and her inability to stop is how we're going to catch her.
Danny: I'll get busy.

アダムの作戦に進展が出てきた。22歳の女性が中年の既婚男性と関係を持ったと言う話。recursive spiderがキャッチしそうなフレーズをちりばめて待っていたところ、30分前にメッセージを受け取った。カークバウムに送ったものと同じ。

"I CAN TAKE CARE OF YOUR PROBLEM."

Mac: Suspect X took the bait.

作戦は成功するか。

マックは3つの画面を使ったCiscoのテレプレゼンスコールで作戦の指示を出す。サージェント・ウィリアムズ(Williams)、同クラーク(Clark)。エージェント・ベック(Beck)、同ハリナン(Halinan)。そしてエンジェル。

エンジェルが今回の囮となる。22歳の女性役を務め、Suspect Xと会う約束を交わした。現場にはすでにフラック達のチームが配備している。会う場所はザ・プラザ(The Plaza: Central Parkの南、5th Street沿いにある)の北側にあるベンチ。ウィリアムズ達のタクティカル・レスポンス・チームははるかに南の39th Streetで、Broadwayと7thの間のエリアで待機。指示を待つ。

ベックとはハリナンのFBI・サーヴェイランス・チームは、区域外を監視し、現場にやってくるまでに彼女を発見できればその場で逮捕できるようにする。余計なトラブルを避けられるかもしれない。

フラックは公園の清掃員を装い、マックはプラザの向かいにある駐車場の建物の上から双眼鏡でベンチの様子を見る。全員が音声による通信を行えるようにしているが、全てはマックを通じて行うものとする。彼の指示以外の行動は認めない。

ブロンドのかつらで紛争したジェニファーの下に近づく女がいる。フラックはマックに知らせたが、まだ待機の指示。女はベンチに座った。そんなに簡単に引っかかってくるはずがない。女はSuspect Xではないはずだ。案の定、メモを渡しただけで去っていった。

中身は"DON'T MOVE"。トラップではないと確認しただけだ。続いて、全身黒に身を包んだ女が近づいてきた。しかし予定外のパトロール警官がベンチに向かっている。彼を見るなり女が走り出した。フラック、マック、エンジェルは急いで追跡開始。

姿を見失ったところで、女は黒の服を全て捨てた。マックは程なく建設中の建物に入っていく女の姿を確認。チームもそこに派遣する。Xは隠していた武器を手にしてマックに応戦した。上の階に上って銃撃戦。1対1の攻防が繰り広げられる。しかしマックが1枚上手だった。女は腹を撃たれて、柱の陰で動きが止まった。

Mac: Who are you?
Suspect X: Anyone you want me to be... Detective. Lover. Friend. Fantasy. Nightmare. Take your pick.

マックは流れた血液の量から腹部に命中したことを確信している。これは全てゲームだった。ここまでの暗殺を繰り返した女が死の間際に何を思うのか。

Suspect X: Besides playing God?

彼が思っていたように、この女には殺ししかなかった。銃の引き金を引くのは、新鮮な空気を思い切り吸い込むような気分。人間の命が終わり行く最後の瞬間を見る。そして命が消えた時、彼らがどこかもっといい場所へ行くのだと彼女は感じていたと言う。

サイレンが聞こえる。女は銃を置いて、死んでいった。

マックはオフィスにジョーダンを呼び出した。Suspect XのPDAには、会場に来るはずの人間の名前はなかった。彼女の最後のターゲットはジョーダンだったからだ。

Jordan: Well, who – who hired her?
Mac: Your ex-husband. I'm sorry.

マックは彼女を抱きしめた。この世に殺意がある限り、Suspect Xのような暗殺者は再び現れる事だろう。

[END]

[感想]

容疑者Xって書いたらダサそうなので、そのままSuspect Xにしました。あと、モーフィンなどは、統一感を出すために英語表記にしておきました。和製英語のマンションなども、そのままの意味で通じるという誤解を与えないように注記を書いておきます。

どこかのサイトで読んだんですが、彼女がマックの新しい恋人候補なんだっけ?対照的にダニーとモンタナの間には事件があるようで、そろそろ危なさそう。ジェニファーとフラックもなんかあるな。ダンくんの言葉のかけ方が違う。

冒頭の突入前。彼の"You look good in a vest."ってのがバカ受け。ショットガン持っている彼女サイコー。ハマりすぎ。そこに割り入ってくるダニーの"What's it look like?"がまた良かった。NYはかけあいも傑作だな。

でも最後の終わり方がやや物足りなかった。"333"の結末が秀逸だっただけに、捕まり方の甘さやアサシンになった過程などがスッポリ抜け落ちているのも不満だった。作戦と言うほどの作戦も実行されていないし。

それではまたー。

---
Writer: Peter M. Lenkov, John Dove
Director: Christine Moore

Star:
Melina Kanakaredes as Detective Stella Bonasera
Carmine Giovinazzo as Danny Messer
Hill Harper as Dr. Sheldon Hawkes
Gary Sinise as Detective Mack "Mac" Taylor
Anna Belknap as Lindsay Monroe
Eddie Cahill as Detective Donald "Don" Flack, Jr.

A.J. Buckley as Adam Ross
Emmanuelle Vaugier as Det. Jennifer Angell
Jessalyn Gilsig as Jordan Gates
Robert Joy as Sid Hammerback

Guest Star:
Kam Heskin as Suspect X
Bryan Anderson as Russ McHenry
Joshua Pence as Bartender


©MMVII, CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.
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