TITLE LIST
BlogTitle

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


[CSI] シーズン8第13話。超ネタバレ。



ナイトクラブのスタンダップ・コメディアン。彼は言った。一人の子供を大学に入れるまで育てると、100万ドルのお金がかかる。女性が中絶をしにクリニックに行く事が恥ずかしいとだろうかと。客の一人が激しく反応した。中絶が笑いのネタになるのかと。

コメディアンの男が逆に食いついた。子供がいるか。客が関係ないと無視しようとしたら、男は子供を抱かせてくれとジョークを言う。「もし、俺の子供に触れたら、お前を殺す」と、客は極めて冷静で低い声で言った。

たかがコメディ。されどコメディ。言葉は時として凶器になる。客の男は、銃で撃つ真似をして帰っていった。コメディアンがショウを終え、店を出ると暴走する車が走ってきた。慌てて避けたが、曲がり角を曲がった車がバックして戻ってきた。助手席の窓が開く。そこにいたのはショウを楽しんだという男。別人だった。

運転席に誰がいたかは分からない。もめた客の男なのか。しかし何もせずにそのまま去っていった。ホッとしたコメディアンの男。自分の車に乗ってエンジンをかける。カーナビの電源が入ると、そこに映像が映し出される。そこは犯罪現場。

事件発生。箱の中で少女が死んでいた。グリッソム達はすでに現場に集合している。男もすぐにそこに駆けつけた。一体、何が起きたのか。


CSI
(♪"Who Are You" by The Who♪)



フィリップスが遺体を調べた。硬直はない。死亡時刻は12時間前以降。白人。年齢は3歳から4歳。コーデリア(Cordelia)とタムシン(Tamsin)の交差点にある駐車場に、箱に入れられた状態で発見された。

箱はきれいなままで、少女が中でもがいた様子はない。箱に入れられた時、意識を失っていたか、すでに死んでいたかのどちらかだろう。ALS(alternate light source: クライムライトと同じ)を照らすと、箱に血液や体液は付着していない事が判った。テープに数本の髪の毛が付いている。箱の底に粘着性のある物質が残っていた。

ニックとウォリックで現場検証。発見した男が、最初にここに来た時は箱はなかったと言う。店が並んでいるが、外に向けた監視カメラはない。スキッドマークス(地面をこすった跡)はないので、走っている車から箱は投げられたのではなく、誰かが歩いて来てその場所に置いたと思われる。しかし、人の往来がありそうな場所であるため、靴跡は無数に出てくることだろう。ニックはさっそく調べてみる事にした。

ブラスの前には大勢のメディア関係の人が集まっている。現在捜査中だから、詳細な内容を提供する事は出来ない。今欲しいのは、少女が誰なのかを特定する情報。彼はカメラの向こう側にいる人々にそう訴えかけて、質問を受け付ける事にした。保護者、年齢、情報提供報酬などさまざま。

キャサリンは遺体を調べながら写真を撮る。両拳に擦り傷。両手のひらに水ぶくれ。同じものが両脚、臀部にもある。背中と腕、頭蓋の底部にあざがある。彼女はBaby Jane DoeのJaneの代わりに、捨てられていた通りの名前Cordeliaと入力した。せめて名前くらい、という想い。

フィリップスによる検死が終了。死因は環椎後頭関節離断(atlanto-occipital disarticulation)。後頭部を鈍器で殴られたものによる。回数は1度だけ。性交渉の痕はない。

水ぶくれや赤いあざは化学火傷によるものだという検査結果が出た。鼻腔と食道にも同様の水ぶくれがあることから、苛性物質の気体を吸い込んだものと思われる。両腕のあざは4本の線の様になっていて、このような模様を持つ1つの物体が想定される。虐待の可能性があるが、過去に骨折した痕や回復した傷の痕は見られない。

Catherine: Well, you don't need practice to kill a kid.

グリッソムは彼女が発見された時に撮った写真を見ていた。彼女の手にはジュード(Jude: ユダ)の刺繍が置かれている。絶望の守護聖人。仮に彼女が虐待されていたとして、その主が殺した挙げ句に丁寧に毛布に来るんで段ボール箱に入れて駐車場に置きにいくのだろうか。

キャサリンの疑問にグリスは答える。死体を捨てるのは、悔恨あるいは深い後悔の念があることを意味する。ならば誘拐した事を悔い、両親が迎えに来るのを期待したということなのか。もっと前に誘拐されて、今になって捨てられた。その間に親は発見を諦めた。そうとも考えられる。

可能性は色々ある。暴力的な夫が娘を殺してしまい、罪の意識にさいなまれた妻がせめて手厚く葬ってやりたいと彼女なりの方法でやった。それとも単に神を冒涜するような行いをしただけ。葬儀屋の真似事。情報が少なすぎて、キャサリンの推察も一定しない。

そこにホッジスがやって来た。化学火傷の原因物質は、やはり水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)だった。機械加工されたアルミの破片が含まれている。おそらく配水管を洗浄するための粉末。水と反応すると沸点近くまで温度が上昇し、アルミの破片が激しく動き出す。それによって、管に溜まった髪や汚れが細かく破砕され、流れていくという仕組みだからだ。それが少女の肌についていたのだから、このようなひどい火傷の痕が出来るのも無理はない。

ホッジスは余計な事を言ってしまった。かわいい少女にこのような仕打ちをするなんて。娘を持つキャサリンは、その言葉にムッとした。もし、彼女が普通の地味な女の子だったら、受け入れられるのか。「子供の顔がこんな有様にさせられたら悲劇だと思う」と、"kid"に形容詞をつけなかったが、結果は同じだ。他意はなくとも言葉は凶器になるのだ。大人であってもこんな事件は起きてはいけない。年齢や性別、ましてや容姿なんてこの際関係ない。

Catherine: Maybe that'll work in our favor.

彼女は怒ったまま出て行った。

Hodges: Did I just piss her off?
Grissom: Yeah. But she was heading that way when she came in.

続々と献花が行われている現場には、リポーターの姿もある。ウォリックもやって来た。彼の場合は少し違う。バスケットにカメラを仕掛け、そこに来る人間を調べようと言うわけだ。ニックに位置を確認させ、その場を去った。

花を捧げる人、一人一人の顔がはっきりと映っている。ウォリック自身は、全く知らない他人のために花を持って行った事はない。もし、そこに何の脈絡もない人間が花を置きに来たのだとしたら、別の理由があるとも考えられる。

Nick: The only one I'm interested in is the guy who has a real reason to be leaving flowers.

ホッジスとウェンディで、テープに付着していた髪の毛を調べる。顕微鏡を覗いて見ると、被害者のものと一致しなかった。さらにもう一本を見て彼は異変に気づいた。通りかかったグリッソムを呼んだ。

Grissom: What's our rule, Dave?
Hodges: "It better be good," and this is. See?

少女はブロンドの髪で、毛根は非常に短いながら茶色くなっている。つまり、彼女は髪を染めている事になる。3~4歳の女の子の髪を染める人はそう多くはないだろう。茶色の部分は、0.9mm。

Grissom: Which indicates?
Hodges: Well...
Grissom: Wendy?

人間の髪は平均して1日に0.5mm伸びる。彼女の年齢・健康状態を考慮し、0.9mmという長さから考えると、彼女の髪はここ48時間から72時間の間に染められたと考える事が出来る。さすが未来のCSI。

Grissom: Very good.

つづいて毛の断面図。天然の巻き毛(日本語で言うところの天パ)に見えるが、断面が平面であるはずなのに丸くなっている。彼女は元々茶色のストレート髪だったのだ。そうなると、彼女は誘拐され、髪をカールしブロンドに染め上げた。彼女の身元を分からなくするためである。

Grissom: Nicely analyzed.

来シーズンにはサラの代わりになれているんでしょうか。

グリッソムは箱に残されたバーコードのシールを調べる。デジカメで撮って、画像を取り込む。非常にぼやけてしまっているので、画像処理を行い、黒い部分を強調させる。浮かび上がってきたバーコードをプリントアウトし、赤外線でスキャンする。出てきた配送先から浮かび上がったのはノラ・オトゥール(Nora O'Toole)。送り主は、エドナ・オトゥール(Edna)となっている。

ブラスとキャサリンで彼女の家を訪れた。予想に反して彼女は非常に好意的である。掃除機を受け取ったか尋ねると、嬉しそうに「はい」と答えた。母親からの誕生日プレゼントだったからだ。

Nora: It's here somewhere. Come on in. It totally rocks. It's got this whole electrostatic micron fiber filtration thingy. And it's, like, 30 percent quieter. Is it being recalled or something? Isn't it weird to send cops to do a recall? Oh, I know! Is it hot?

こんな感じで至極楽しそうだが、本題は中身ではなく外の方。箱をどうしたか。フィアンセのディーン・ジェイムズ(Dean James)に聞いたが、ゴミ箱に捨てたと思う、という答えが返ってきただけ。名前をひっくり返した人と同じくらいカッコイイと彼氏紹介であまりに興奮しているので、逆に何かを隠すための作戦なのかと疑問が湧いてくる。

ブラスがそう聞いてみたが、彼女は生来こうらしい。ディーンの方は、二人が来たのには事情があると理解している。正確に言うと、箱の方は裏口のゴミ箱に捨てたということだった。

献花に訪れる人の映像を調べる係はもちろんアーチー。コーデリアの顔写真との類似性を探し出して、両親が来ていないかをチェックしている。ウォリックは彼女のデータを変更。髪はブラウン。断面が円形と言うことで、アジア・中東・ヒスパニックのあたりまで人種の幅が広がる。検索をかけると何人かにヒットが出た。

ウォリックの目に留まった一人の少女。バシーラ・サイード(Bahira Sayeed)。2005年4月10日生まれ。両親はレバノン人で、合衆国には観光ヴィザで来ていた。3週間前にナイ・カウンティ(Nye County)にある遊園地で、彼女の行方が分からなくなってしまった。身長や体重もほぼ一致する。

彼女の両親から話を聞くことにした。担当はウォリック。違っているかもしれないが、母親の方はすでに泣いている。二人をモルグに連れて行き、確認してもらった。無言だったが悲しみの表情が広がる。しかし、父親は冷静さを取り戻し、彼女は自分の娘ではないと言った。

ウェンディが毛髪を調べた結果、一人の男が浮上した。リーオ・フィンリー(Leo Finley)。やはりあの名前は偽名だった。出てきた写真は「ディーン・ジェイムズ」。データベースに登録されている通り、彼には前科がある。

再びブラスがノラの家を訪れた。相変わらず陽気に出てきたが、ディーンを呼んでもらう。出てきたところを逮捕。署まで連行した。本人の説明では、彼女の代わりに箱を開け、その際に髪の毛が紛れ込んだ。しかし、彼は現在、偽名を使って生きている。簡単に信用する事は出来ない。

彼の罪はこうだ。10年前の夜、彼はエクスタシーとペイヨーティ(peyote: ペヨーテとも)をやった。朝になってもハイだった彼は、外に素っ裸で出て太陽に向かってダンスした。

Brass: That sounds really beautiful. I'm sorry I missed it.

隣の庭では20人の未就学児がいて、公然猥褻の罪で逮捕された。メガンズ・リスト(Megan's List: セックスオフェンダを登録したデータベース)にも登録させられた。どこに住んでも嫌がらせを受け、本名で生きているとひどい生活に陥っていったという話。

そこに持ってきて、少女の死体が入った箱に髪の毛が付いていた。彼に写真を見せたが、会った事すらないと言う。彼は決められた場所に住む義務があり、例え住所は自分の家で登録していても申請なしにノラの家に住む事は出来ない。保護観察違反でもあり、これでは事件に関わっている可能性も完全に否定するには至らない。彼の髪の毛をとって調べてから決定する。

そしてノラはこの事実を知らない。彼は恐れたが、必要とあればそうしなければならないだろう。

Leo: You've never... done anything you've regretted?
Brass: More than there are stars in the sky.

グリッソム、キャサリン、グレグが地図を使いながら検証。リーオが箱を捨てた場所からコーデリアが発見された場所までは、北に3ブロック東に2ブロックの距離がある。彼が彼女を入れた箱を5ブロック分も運んでいたら、さすがに誰かが見ているだろう。現実的には有り得ない。

そもそも彼の罪は人に見せたわけであって、強制猥褻や性的虐待といった類のものではない。とはいうものの、この手の性犯罪者はエスカレートしていく傾向があることも否めない。ただ、彼の髪の毛に対する説明は筋が通っている。それに彼が住んでいる2つの家に彼女がいたという証拠は見つからなかった。今のところ、彼を拘束しておく理由はないわけだが、キャサリンは彼が嘘をついていたということに引っかかっているので、未だ容疑者となっている。

ホッジスが段ボール箱(cardboard box)の底に付着していた油性物質を分析した結果、油である事が判った。車のトランスミッションに使われるもので、アクセルグリースと土が少々含まれていた。それだけではどこの駐車場や通りで付いたものか特定できない。それでも不純度レベルから場所を多少絞る事が出来る。ここからはニックの出番。

コーデリアが捨てられていた駐車場から見える自動車修理工場を訪れた。作業中の男に箱とフィンリーの写真を見せると、壊れたシリンダーヘッドをその箱に入れて修理を依頼してきたと言う。半分は自分で修理し、残りの修理を頼んだ。だから、彼は道具を使うのに長けていると思ったらしい。

話が脱線してきたので、その箱をどうしたか尋ねた。彼は中身の部品だけ受け取り、箱はフィンリーが外に捨てた。その時の依頼内容が紙に残っている。やってきたのは先週の木曜日。名前はディーン・ジェイムズ。彼が裏手に捨てたというのが嘘だと確認された。

再び彼から話を聞く。テレビで事件のことを知り、怖くなって嘘をついた。前科と今までの経緯から、とても信じてもらえないだろうと思ったからである。しかしそうすることで逆に疑われる。自分に都合のいいように話を作り替えてしまうと、本当の話まで信じられなくなってしまう。

証拠や証言を集めて帰ってくるたびに、彼が出てくる。やればやるほど彼は犯人に近づいている。今、全ての事を話しておいた方がいいわけだが、工場に部品を持っていってそこで箱を捨てたところで終わっていると言った。次の検証では、彼の以外の人物があがってくるのだろうか。

刑務所。所内のカフェテリアでは、いつもの様に食事が配られている。中に置かれたテレビから少女殺害事件の捜査が思うように進まない旨のニュースが流れた。それを見ていた囚人の男。彼は自分の娘だと叫んで暴れだした。すぐにガードに取り押さえられたが、彼の叫びは止まらなかった。

ブラスとキャサリンは彼と面会した。写真を見せるとイネズ(Inez)という自分の娘だと確認した。悲しみにくれる彼は声を上げることなく、葬式に出たいと申し出た。そして、重要な証言。娘を傷つけるような人間はいるか。彼に心当たりがあるのはただ一人。

かつて彼と同じセルに住んでいたボイド・ウォルドリップ(Boyd Waldrip)。彼には妻のグレイス(Grace)について話したことがある。彼女とめぐり合えたのは幸運だとさえ感じていた彼は、先に出所したボイドに妻と娘の面倒を見てくれと頼んだ。

だが、彼女は離婚の手続きをしただけでなく、ボイドと結婚した。自分に似た娘を殺したのかもしれない。彼はそう思った。グレイスが名乗り出ていないのなら、彼女の方も殺されている可能性すらある。

Inmate: When, uh, you guys find him, will you send him back down here? And then we'll save the state a lot of money on him.

LVPDのチームがウォルドリップ家に突入。子供部屋のテレビが流れているだけで、人の気配はない。ベッドの上には子供服が脱ぎ捨てられたまま。キッチンもひっそりしているが、テーブルには食べ物が置かれている。

写真が飾られている。ボイドには前妻との間に二人の子供がいて、イネズ・グレイスと共に5人が写っている。二人の子供達はいずれも髪がブロンドであるため、色を合わせるために染めたのかもしれない。キャサリンは、逆に父親に似ていると危険だから染めたと推察した。

テレビもつけたまま、食べ物も残したまま、急いでどこに消えたのか。シンクの下には、パイプ洗浄剤のボトルが置いてある。相当臭いがきついらしく、彼女は咳き込んだ。写真を撮り、クライムライトを当てた。反応がある。綿棒でぬぐって、LCVをかけてみた。紫。彼女はここで殺されたのか。

LVPDはすぐにニュースを通じて、ボイドとグレイスの行方を追っている事を発表した。子供が一緒だから、長いできる場所を探しているはず。ボイドはモデスト(Modesto)に姉(妹)がいる。グレイスの方も母親がソルトレイクシティに住んでいる。ブラスは両方の家と、そこに通じる道路を捜索させていた。そうキャサリンに話すと、二人が見つかったという連絡が入ってきた。

警察はすでに包囲し、ボイドへの呼びかけを行っていた。ロボットにつけたカメラで中の様子を探る。彼らはレストランの中に立てこもっているようだ。客の一人がニュースを見て、彼らが中で食事をしていた事を地元警察に報告して来た。

それを知ったボイドは発砲。けが人が出たかの確認は出来ていない。中には家族だけでなく、他の客も人質となっている。その数も定かではない。カメラからボイドの顔が確認できた。

刑事の呼びかけに、子供達を解放する事を約束した。警察は武器を置く。中から子供達が二人出てきた。次に客を解放するように説得。これにも応じてきた。後は彼とグレイス。二人で一緒に出てくるか、彼女だけを先に出すか。

ボイドは彼女だけを行かせる選択をしたが、彼女は叫んで拒否した。暴れた結果、窓ガラスが割れ、音に反応したチームが一斉射撃。ブラスが制止したが、時すでに遅し。彼女は血まみれになっていた。

捕まったボイドをブラスが尋問。直接イネズを手にかけたわけではなく、シンクの下に閉じ込めていたせいで彼女は死んだ。彼はそれでもいいし、どう書いてくれても構わないと、絶望的になっている。全ての権利を放棄し、弁護士も要らないとも言った。

外では彼の実の子供達が、父親に会いたいと叫んでいる。キャサリンが応対する事にした。まず二人を落ち着かせ、話を聞く。彼らはイネズを含め、3人でかくれんぼをしていた。父親のボイドはカウチで寝ていた。鬼役だった弟はすぐに姉を発見し、結局勝ち残ったのはイネズだった。そして、その場所をイネズに教えたのが、彼女だったのだ。つまり、彼女は自らその場所に入った。父親は寝ている間に起こされるのを嫌がるので、そのことを彼には言わなかった。

キャサリンは、ボイドからも話を聞くことにした。彼はあくまで自分がやったのだと言っている。子供たちに責任があるとは言え、監督しきれなかった自分を責めているつもりなのだろう。だが、本当にそれが娘や息子のためになるのか。

Catherine: All right, think about this. Think about your children. What would their lives be like with everyone believing that their father's a killer?

彼は仕事から帰宅し、カウチで寝ながらグレイスの帰りを待っていた。目を覚ますと、姉弟だけがそこにいる。イネズの居場所を聞くと、シンクまで連れて行ってくれた。そこには異臭が漂っている。中から液体が漏れ出し、開けると彼女は倒れていた。

外に出てグレイスを探したが、彼女の車はそこにはなく、まだ帰宅していなかった。怖くなり、どうしていいか分からなくなった彼は、彼女の心臓はまだ鼓動していたのにもかかわらず、なぜかバスに乗って病院に向かった。

その途中で彼女は亡くなった。途中で降りた彼は、そこにあった段ボール箱に彼女を入れて、ユダの刺繍の首飾りを握らせた。そして彼はその場を立ち去った。

誰の責任とも言いがたい事故である。警察に報告する事も出来たはずだ。彼は自分には前科があり、報告しても信じてもらえないと思った。今いる二人の子供も連れて行かれ、自分は刑務所に戻されると考えた。彼女を亡くした上に、今いる家族もバラバラになってしまう。だから逃げた。だが、それも上手く行く事はないと思っていたのだろう。彼がつけていたジュードがそう物語る。

事件は終わった。部屋の前を通り過ぎるキャサリンをグリッソムが呼び止めた。カメラに映るボイドとグレイスが献花する姿。

Grissom: It seems they loved her.
Catherine: I think it makes it worse.

彼女が仕事を終えて駐車場に降りてくると、そこにリーオがいた。彼女を待ち伏せしていた。彼はノラに捨てられた。荷物は通りに捨てられ、接近禁止命令も申し立てられた。近所の人間が彼のボスに報告し、仕事もクビになった。

それを彼女の責任だと押しつけるリーオ。キャサリンは銃を構えた。彼女は嘘の話をし続けた男に対して、事実関係を調べるという職務を果たしただけだ。事の発端は、裸になったことよりも、ドラッグを取ってハイになっていた彼の行動にあるのではなかったか。

銃を突きつけられ、彼はやるならやってみろと言った。そうすることで一人の人間の人生を台無しにしたことを忘れられるのかと言った。彼にはもう、正常な判断が出来なくなっている。彼女は冷静にカウンセリングに行く事を勧めた。

Leo: If I do decide to kill myself, I'm going to come over to your house and blow my brains out right on your front lawn, as a gift to you and everything you stand for. How does that work for you?

彼は彼女の目の前で死んでみせると言い残して、去っていった。それだけの勇気があるならば、自分の人生を変えることはできなくとも、自らの行いを悔いる事くらいはできるのではないだろうか。

[END]

[感想]

後悔した行動は人それぞれあると思うけど、ドラッグやって通りで裸で踊るくらいの後悔は中々ないと思うんですが。セックスオフェンダとして登録されるのは過剰かもしれないと思いつつ、事情を話しても納得してもらえない気もした。またドラッグに手を出してやるんじゃないかって、不安がられそうだもの。

最近のCSIの傾向ですが、事故だった、殺すつもりなかった、自分で死んでしまったというのが多いですね。その度に前科のある無実の人が出てきて疑われるわけなんですが、どんな些細な犯罪も犯すことのないように警鐘を鳴らしているんでしょうか。言われなくとも犯しませんけども。

冒頭のあのシーン。一見子供を産む事を冒涜してるかのような始まり。でも実は子供を愛する家族やキャサリンの想いが強調されるという展開。最後まで見てから見直すと、そういうことだったのかとなりました。そしてタイトルは、この星に生まれて1000日。さらにその切なさが際立ちます。

リーオはまた出てくるのかなぁ。実際に誰かに手を加えたことはないわけだし、いきなり事件を起こしたり、現れて頭吹っ飛ばしてキャサリンのトラウマになりましたー、っていうのもどうなんだろう。

それより未来のCSI、ウェンディが帰ってきて満足した。いやー、グリスのあの優しいお言葉がいいですな。あれはサラの代わりになるよ、きっと。シーズン9からだ。例の件もあるし、アーチーくんもレギュラーに入れませんか。それだったらマンディの方?ウェンディはなんだか妙なホッジスとの関係も楽しみだったりする。二人ともBF/GFいなかったよね?

また次回。放送は24日でーす。

---
Writer: Evan Dunsky
Director: Kenneth Fink

Star:
William Petersen as Gil Grissom
Marg Helgenberger as Catherine Willows
Gary Dourdan as Warrick Brown
George Eads as Nick Stokes
Paul Guilfoyle as Captian Jim Brass
Eric Szmanda as Greg Sanders
Robert David Hall as Dr. Al Robbins
Wallace Langham as David Hodges

David Berman as David Phillips
Archie Kao as Archie Johnson
Liz Vassey as Wendy Simms
Paula Francis as Herself

Guest Star:
Jay Paulson as Leo Finley/Dean James
Greg Fitzsimmons as Himself
Jennifer Hall as Nora O'Toole
Raymond Cruz as Donald Balboa
David Meunier as Boyd Waldrip
Donnamarie Wecco as Grace Waldrip
Stanford Davis as Mechanic William
Dariush Kashani as Amir Sayeed
Rima Laham as Maajida Sayeed
Baylee Rogers as Baby Cordelia Doe/Inez
Nathan Baesel as Offended Guy/Male Figure
Noah Harpster as Heavyset Guy
Suzanne Rico as Field Reporter
Bobby Hosea as Negotiator
Vincent Duvall as SWAT Officer Jack Parker
Ryan Simpkins as Faith Waldrip
Ty Simpkins as Tyler Waldrip


©MMVII, CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.

スポンサーサイト


home

Design by mi104c.
Copyright © 2017 アメリカドラマ 411, 2007- All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。