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[LOST] シーズン4第10話。


ジャックはジュリエットの呼びかけで目を覚ました。すぐに意識はハッキリしなかったが、なんとか起き上がることが出来た。するとビーチの方から大声で言い争いをしているのが聞こえてくる。彼は彼女に連れられ、外に出た。

バーナードがダニエルに詰め寄っている。信号を送ったのに返ってこないのはなぜなのか。シャーロットは船に乗っていないから分からない。

Rose: Hey, just watch your tone, Red.

ジャックは全員を制止した。もはや船の人間を信用する理由はない。ただ言えることは、必ずこの二人を連れ戻しにやってくる。その時がロスティーズにとってのチャンスなのだ。今のところ、その機会を待つしか方法はない。

彼は全員をこの島から救い出すと約束した。それを改めて確認した。しかし、彼のお腹の調子はまだ完全ではない。みんなの見ている前で再び倒れてしまった。

フラッシュフォワード。こちらのジャックも目を覚ました。とは言ってもベッドの上。電話が鳴る。相手はジェイン(Jane)で、11時にコンサルトの予定があるとの連絡。電話の内容から、彼は相当忙しい生活を送っていることが推測できる。

ベッドから下半身のタオル一枚で起き上がり、落ちていた女性下着を広い上げた。誰かといるのだろうか。横に放り投げてキッチンへ。コーヒーメーカーをセットし、新聞を読む。スポーツのセクションではヤンキースがレッドソックスをスウィープ(3連戦で3連勝とか)したことが書かれている。"A-Rod"と言ってためいきをついた。彼に打たれたんだろう。

次に行ったのはバスルーム。誰かがシャワーを浴びている。中の女性に声をかけた。「新しく剃刀を買ってきたよ」という中からの声は、我々の耳にも聞き覚えがある。シャワーを止めて出てきたのは、ケイトだった。彼はタオルを渡し、二人は幸せそうにキスをした。


Lost



夜になって、ジャックはアーロンに"Alice's Adventures in Wonderland"(邦題「不思議の国のアリス」)を話して聞かせていた。その様子を部屋の外からケイトが見ている。アーロンが寝たのを見て彼は電気を消した。部屋を出て彼女がドアを閉めるその様子は、まるで両親のようである。

ケイト 「読むの上手なのね("You're a natural.")」
ジャック 「そうかな?」
ケイト 「うん」
ジャック 「親父がよく読んでくれた話だからね」
ケイト 「そうなの?」

彼女は嬉しそうに笑った。

ケイト 「お父さんのいい話をしているのって、なんだかステキね」
ジャック 「あんまりいい事言ってなかったっけ?」

彼女は笑って首を横に振る。彼は、読むのが上手いのは父親譲りだと言った。すると彼女はじっとジャックの顔を見て、複雑な表情をした。彼がここに来てくれると思っていなかった。だからアーロンと一緒にいてくれている事を素直に喜んでいた。

ケイト 「ここにあなたが来てくれてよかった」
ジャック 「僕も同じ気持ちさ」

二人はまたキスして、ベッドルームに移動した。

ビーチ。ジュリエットが木陰に移動させようと言っていると、ジャックが目を覚ました。ジンが大丈夫か尋ねたが、彼はいけると言って自分の足で歩いていく。そこにケイトが走ってきた。バーナードから事情を聞き、心配そうに彼の顔に手を当てた。「脱水症状になっているんだ」という彼の言葉どおり、熱が出ている。彼は休むだけでいいと、また歩き出した。

ジャングル。ソーヤー、クレアとアーロン、マイルズがビーチに向かって移動中。彼女はよろけたりして、完調というわけではないようだ。頭痛は取れないが、妙なものを見ることはなくなった。このまま行けば明日の昼にはビーチにたどり着く予定。

しかしマイルズが立ち止まった。何か声が聞こえる。森から聞こえてくる声に耳を澄ました。アレックスの叫ぶ声だった。それに気づいたソーヤーは何事かと尋ねた。

マイルズ 「ダニエルとカールって誰だ?」
クレア 「ルソーのこと?フランス人の女性よ?」

彼は突然地面を掘り出した。そこに出てきたのは他ならぬルソーの顔。ソーヤーの表情も曇る。続いて別の箇所も掘った。カールの顔。いきなりの行動に仲間がやったのかとソーヤーに疑われた。しかしマイルズとしても、こんなことをするために島に来たわけではない。自分自身が一番驚いていた。

アーロンが泣き出し怖くなったクレアは、早く出発したいと言った。ソーヤーも早急にジャックたちと合流した方がいいと考えている。二人が出発した後、マイルズは埋まっている二人をジッと見ていた。

ビーチ。ジャックが目を覚ますとジュリエットが来た。症状からして食中毒だとジャックは言った。彼女は違う意見を持っているらしく、シャツを脱がせた。お腹を押して彼が痛がるのを確認して彼女は言った。

ジュリエット 「盲腸よ」

彼の痛みが始まったのは昨日からで、まだ破裂したわけではない。彼女は切除する事を提案した。早速彼女はサンにステイションに行って必要なものを取って来てもらうことにした。

とは言っても、"clamps"とか"sutures"とか見ても分からない物ばかり。困っていると、ダニエルが自分なら分かると言ってきた。物理学者であるが動物の解剖もやっているので、道具に関する知識はある。

だがジンはダメだと言い、サンは信用できないと拒否した。

シャーロット 「ほらね、ダン。言ったじゃない。あの人達、私たちが殺すって思い込んでるのよ。別行動した方がいいわ」
ダニエル 「なんだよ、シャーロット。それだ。その態度がいけないんだよ。だから信用してもらえないんじゃないか」

彼はジュリエットの方を向き、「一連の出来事で自分たちを責めないで欲しい。僕らは研究者で、誰も傷ついて欲しくないって思ってるんだ。助けたいって、ただそれだけ。手伝わせてもらえませんか」

彼女は書いた紙を破って手渡し、「逃げようとしたら脚を撃って」と言ってジンには銃を渡した。残ったメンバーで、無菌室を作る。固い場所をきれいに洗い流して、できるだけ防水シートを集めてくる。ケイトはどうしてジャックの方をステイションに連れて行かないのかジュリエットに聞いた。「もし彼を動かしたら盲腸が破裂してしまうかもしれないからよ。そしたら彼は死んでしまうわ」

ソーヤー組。小川で休憩していると、マイルズがクレアをずっと見ている。何かが見えていたという彼女の発言を気にしているようだ。そうとは知らないソーヤーは、彼女に近づいたりしないように釘を刺した。20フィートの接近禁止命令。

マイルズ 「なんだ。兄貴かなんかのつもりか?」
ソーヤー 「違うな。『分かりました』って言わなかったら、テメエの顔にブーツをぶち込んでやるって、そういう男さ」
マイルズ 「分かりましたよ」

ビーチ。バーナードとローズが拭き掃除の準備をしていたら、彼女が妙な事を言いだした。ジャックがなぜこの島で病気になったのか。バーナードは不運だったで片付けたが、彼女はこの島の特徴をきちんと理解している。人はここに来ると、病気が治るはずなのだ。

ジュリエットは手術部位の毛を剃っている。こちらの剃刀は買い換える必要ないほど切れるようだ。彼は盲腸炎の手術をするのはいつ以来か聞いた。

ジュリエット 「研修医の頃かな。あの頃は一杯やったわよ」
ジャック 「じゃあ、切断部分は今剃っている所から2インチ下だって知ってるよね」
ジュリエット 「周りもきれいにしてるだけよ。どうも」
ジャック 「手術中も話せるようにできるかな。意識は保っておきたいんだ。リドケインで局部だけ麻酔して、手術を見ながら指示したい」
ジュリエット 「どうやって背中を下にして寝た状態で、開いたお腹の中を見るの?」
ジャック 「鏡を使えばいい。ケイトに頼もう」

ジュリエットから笑みが消え、少し考えた。

ジュリエット 「立ち会ってもらうなら、医学の経験がある人の方がいいんじゃない。他の...」
ジャック 「いや。ケイトにやって欲しい」
ジュリエット 「分かったわ」

フラッシュフォワード。ジャックはコンサルトに来た女性を送り出し、中に戻ろうとすると父親の姿が見えた。同僚女性に呼び止められ、追いかけて確認することはなかった。さらに受付に電話が入り、サンタローザ病院からスティルマン(Stillman)という医師が来ているとのことだった。ジャックの友人らしい。

サンタローザ病院に来たジャックは、彼の患者のところに連れられていく。薬を飲まない、眠らない。セラピーもスティルマンが存在しないかのように扱われ、全く効果なし。そこでジャックが呼ばれた。

彼が入った部屋にはハーリーがいた。

ジャック 「なんで薬飲むのを止めたりしたんだ?」
ハーリー 「俺達もう死んでるからだよ。俺達全員だ。オーシャニック・シックスの皆は死んでるんだよ。島から出たなんて嘘だったんだ」
ジャック 「ハーリー。それは違う」
ハーリー 「今日何してた?」
ジャック 「今日俺が何をしたかって?起きてシャワー浴びた。ケイトと一緒にベイビーにご飯を食べさせた」
ハーリー 「アーロンと関わりあいたくないんじゃなかったっけ」
ジャック 「公判の後、気が変わったんだ。」
ハーリー 「ケイトと一緒に暮らして、アーロンの面倒を見てるのか。完璧だね。天国にいるみたい」
ジャック 「幸せだから現実じゃないって事にはならないだろう」
ハーリー 「俺だって幸せだったんだ。ジャック。何はともあれ、しばらくの間はそうだった。それからチャーリーを見るようになった。前の芝生のベンチでさ。俺の隣に座りたがるんだ。スゴイっしょ。マジで」
ジャック 「で。何を話したりするんだ?」
ハーリー 「昨日なんかさ。君が来るって言ってたよ。だから伝言してくれって」
ジャック 「伝言?」

ハーリーは引き出しを開けて紙切れを取り出した。チャーリーに言われて忘れないように書いたものらしい。彼はそれをそのまま読み上げた。

ハーリー 「『君は彼を育てるべきじゃないよ、ジャック』」

ジャックは表情が変わり、すっと立ち上がった。

ハーリー 「意味分かる?」
ジャック 「いいや。何を言ってるんだろう」
ハーリー 「アーロンの事だと思う?」
ジャック 「ハーリー、薬をちゃんと飲めよ。飲めばよくなるから」

彼はドアを開けて出る準備をする。

ハーリー 「待って。チャーリーが言ってたけど、他にも君に会いに来る人がいるって」

先ほど見かけたクリスチャンのことなんだろうか。

サン組。ステイションに到着。早速シャーロットが入ろうとしたら、ダニエルが止めた。自分が先に行って安全を確かめてから入れと言う。以前からのように、彼は彼女に気があるようだ。彼女は笑顔で「気をつけて」と返した。

ジンもそれに気づいてサンに韓国語で話した。

ジン 「彼女も気づいているのかな」
サン 「女だもん。知ってるわよ」

そうでないと、いつも厳しい顔の彼女がこの状況で笑ったりしないだろう。二人も続いた。中に入ってダニエルが最初に思ったのは、ここの電気がどこから来ているのかということ。「それもリストに入れたら」とシャーロットの答えは冷たい。

少しお腹が出てきたサンは、この場所を見て思い出した。ここは彼女が検査のためにジュリエットに連れられてきた場所。だが今はそんな事を話している場合ではない。二人は再び韓国語で話し出した。

サン 「あの人達、私達を助けてくれないと思う」
ジン 「あいつらの事は気にするな。約束する、サン。君と赤ちゃんをこの島から救い出すって」

ジュリエットはチラチラ様子を伺っていたが、話の内容を知る由などあるはずもない。だがジンは、彼女が少し笑っているのが気になったように見える。

ジャングル。クレアが躓いたのを見て、すかさず手を貸そうとするマイルズ。ソーヤーは改めて接近禁止命令について話した。音が聞こえる。茂みが揺れている。クレアを後ろにやり、銃を構える。出てきたのはフランクだった。ソーヤーは知らないが、もちろんマイルズは知っている。

フランクはキーミーが殺しに来ているから隠れるように指示した。サットフォンのレーダーを見ると、彼が近づいてくるのが分かる。4人はフランクを残して隠れた。キーミーが現れる。彼らが探しているのはヘリコプターらしい。仲間の一人が血を流している。黒い煙に飲み込まれた男だろうか。

この張り詰めた空気に耐えられずアーロンが泣き出した。必死に声を抑えるクレア。辺りを見回すキーミー。彼が4人のいる場所に近づこうとしたので、「暗くなってきたし、夜は飛びたくないから今すぐ出発したい」とフランクが言って危機を回避してくれた。キーミーも了承し、その場を去っていく。何とか事なきを得た。

ビーチ。ジュリエットがジャックの要望をケイトに伝えると、「もうとっくに自分で取り出してるって思ったけど。驚いた」と冗談を言って嬉しそうに笑った。すると彼がテントから出てきた。担架で運んでもらうほどひどい状況ではないので、ケイトの肩を借りて手術場所まで移動する。

肩を組んで歩くその様に気を悪くしたのか、「4人が戻って来次第、すぐに手術するから。また後で」と早口で言って、どこかに行ってしまった。二人は歩きながら話をする。

ケイト 「あなたのナースになるって感じよね」
ジャック 「初めてじゃないけど」

彼は少し間を置いて言った。

ジャック 「俺にもしものことがあったら...」
ケイト 「そこまで」
ジャック 「分かったよ」

フラッシュフォワード。ジャックはサンタローザ病院の外に車を停め、ハーリーが言っていたベンチを眺めていた。やはり彼の幻覚だと思ったのか、そのまま車を出した。家に戻った彼は寝ているケイトを起こした。感情的になっている彼を心配する彼女。

ジャック 「あの晩、アーロンに本を読んであげてた時、僕の事をnaturalだって言ったよね。本当に僕は本を読むのがうまいって、そう思う?」
ケイト 「ええ。上手だって思う」

それを聞いたまま、ジャックは黙り込んだ。

Jack: Will you marry me?

彼はポケットからダイアモンドリングが入った箱を出した。泣いて喜ぶケイト。涙と笑顔と。両方が入り混じっていた。

Kate: Yes.

彼は彼女の手に指輪をはめた。

Kate: Of course I will. Yes.

二人は抱き合って喜んだ。だが最後までジャックに本当の笑顔はなかった。

夜になってジュリエットとバーナードが、松明で明かりに火を灯した。そこに4人が帰ってくる。彼女はダニエルが揃えた道具を受け取り、サンと共に手術場所に向かう。残ったジンがシャーロットに言った。彼はすでに気づいている。韓国語で彼女に話しかけた。

ジン 「俺の言っていること、理解できるんだろう?」
シャーロット 「何て?」
ジン 「君が韓国語を話せることは分かってるんだ。サンと僕が君の事を話してた時、笑ってたな。ステイションで僕らの話を聞いてた」

笑ってサンを通訳に呼んでくると英語で言う彼女にかまをかける。

ジン 「嘘をつき続けるんだったら、君の友達のダニエルをやっつけるよ。1回で彼の指を全部折ってやろうかな。言っていること、分かるか?」

彼の予想は当たった。彼女は驚くほど堪能な韓国語に切り替えた。

シャーロット 「どうしたいの?」
ジン 「ヘリコプターが君らを迎えに来たら、妻を連れてこの島から離れて欲しい」
シャーロット 「他の人達はどうするの?」
ジン 「彼女を乗せてくれればそれでいい」

彼女は少しの間考えたが、黙ってうなずいた。ジンは何も言わず去っていったが、こうして彼は島に残ることを選んだのだろうか。

テント。いよいよ手術開始。彼らはクロロフォームも持ち帰ってきたらしく、

Bernerd: Wouldn't you rather be dreaming about something nice back home?"

と言ってくれた。しかしジャックはあくまでも、自分の監視下で行って欲しいようだ。

バーナードが注射を打ち、ジュリエットがメスを入れる。ジャックは鏡でその様子を見る。不安になるケイトは鏡を動かしてしまう。見える場所に動かすように言うジャック。彼は結局、手術の様子が気になりすぎて興奮してしまい、ジュリエットが手術を進められなくなってしまった。やむなくバーナードを呼んで、彼の意識を奪うことにする。

ケイトには外に出るように言ったが、泣いているだけで動けない。バーナードが薬を染み込ませた布を持ってきた。

Juliet: Bernard, knock him out!
Bererd: I'm sorry, Jack, but I agree.

彼は申し訳なさそうにジャックの鼻にあてがった。

フラッシュフォワード。ジャックは病院の部屋にひとりいた。X線写真を見ながら、マイクを使って録音している。ライアン・レイカー(Ryan Laker)という36歳の男性で、骨芽細胞腫が見られる。すぐに生検する事を勧める。と残していると、ビープ音が聞こえてくる。

部屋の外に出て音の鳴る方に歩いていった。受付のデスクに登り、火災探知器の電池を抜いた。バッテリー切れだったようだ。安心していたら彼の名前が呼ばれる。ビックリして男の方を見た。やはりあれはクリスチャンだった。恐る恐る近づく。すると今度は後ろから呼び止められた。同僚の女性医師エリカ(Erica)だった。彼女を見てから振り返ると、父親の姿はもうなかった。

ジャックは事情を話し、クロナゼパム(Clonazepam)の処方箋を書いてくれるよう頼んだ。彼女は意外そうな顔をしたが、今の様子や患者が多くて忙しい事、ケイトと婚約した事を理由に挙げるとその場で書いて渡してくれた。

エリカ 「婚約ってストレスが減るもので、増えるものじゃないと思うけど」
ジャック 「はは。そうだね」
エリカ 「誰かに話した方がいいんじゃない」

二人はお休みを言って別れた。

ジャックは帰宅。ケイトは誰かに電話していた。彼を見るなり電話を切る。怪しい雰囲気を感じ取るジャックに、相手はノーリーン(Noreen)という女性で、公園で知り合った母親たちの一人なのだと説明した。アーロンを遊びに連れて行っている公園だと思われるが、ジャックにはその名前は初耳だった。ケイトは彼にキスして2階に上がった。彼は彼女の姿が見えなくなったのを確認し、薬を取り出してビールでそれを飲んだ。

ジャングル。クレアは焚き火の側で目を覚ました。彼女の手元にアーロンがいない。それに気づいた彼女は起き上がって彼を探すと、赤ちゃんを抱いている男がいる。

Claire: Dad?

ビーチ。途中で外に出されて術後の経過を知らないケイトは、心配でたまらなかった。そこにバーナードがやってきて、手術はうまくいき中に入りたかったら入ってもいいと言った。

彼女がテントに入ると、ジュリエットが縫合しているところだった。失血も少なく、盲腸も無事に摘出できた。

ケイト 「彼は大丈夫?」
ジュリエット 「だと思うわ。後は休むように言わないとね」
ケイト 「上手く行くといいけど」

彼女は笑った。ジュリエットはさっき怒鳴った事を謝った。ケイトも気にしている様子はない。すると突然話を切り替えた。

ジュリエット 「あのね。彼がキスしてきたの」
ケイト 「え?」
ジュリエット 「あなたが島の向こうから戻ってきた日(今シーズンの6話目の最後だと思う)、ジャックが私にキスしたの」
ケイト 「はぁ」
ジュリエット 「いいキスだった。でもあれは私へのものじゃなくて、彼自身のためにやったのよ。何かを証明しようとしてたのね」
ケイト 「証明って何を?」
ジュリエット 「他の人を愛してないってことをよ」
ケイト 「ありがとう、ジュリエット。彼の命を救ってくれて」

彼女はうなずいて出て行った。

ジュリエット 「起きてるの、分かってるわよ」

ジャックは目を開けた。

フラッシュフォワード。ジャックはケイトより早く帰宅し、ナニーのヴェロニカ(Veronica)も家に帰して待っていた。アーロンも寝ている。そう話す彼の前のテーブルには、酒のボトルがずらりと並んでいた。彼は相当酔っている様だ。

ジャック 「なんで彼女がいたんだ?」
ケイト 「何のこと?」
ジャック 「ナニーだよ。彼女、4時までのはずだろ。6時に帰って来た時まだいたぞ」
ケイト 「ちょっと用事があったから、何時間か残ってもらっただけ。どうしたの、ジャック?なんで早く家に帰って来たの?」
ジャック 「ハーリーに会いに行って来た」
ケイト 「今日?」

彼女の表情が変わる。

ジャック 「先週の金曜日だ」
ケイト 「何で言ってくれなかったのよ。一緒に行ったのに」
ジャック 「だって彼の頭はおかしくなってしまったからさ。ケイト。君を不安がらせるようなことはしたくなかった。それより今日はどこに行ったんだい?」

彼女は彼との距離を詰めた。

ケイト 「私の事を信じて欲しい。おねがい。何も聞かないで」
ジャック 「どこに行ってたかって聞いてるんだよ」
ケイト 「ジャック。やめて」
ジャック 「昨日の電話、聞こえてたよ。誰に話してた?」

ケイトは立ち上がった。

ケイト 「放っておいてよ」
ジャック 「教えてくれよ」

彼も立ち上がって逃げようとする彼女を追いかける。

ケイト 「やめてよ」
ジャック 「どこにいて誰といたのか教えろよ!」
ケイト 「どうでもいいでしょ、そんなこと」
ジャック 「言えよ!」

彼は怒鳴りだした。

ケイト 「彼のためにやってることがあったの」
ジャック 「誰のために?」
ケイト 「ソーヤーよ。彼と約束したの」

ジャックは信じられないという表情をする。

ジャック 「何を?」
ケイト 「何だっていいでしょう。私たちに関係ないことなの!」
ジャック 「じゃあなぜ話せないんだ?」
ケイト 「彼はそうして欲しくないって思ってるはずだから」
ジャック 「でもあいつはここにいないじゃないか。あいつが決めたんだ。あそこに残るって。俺は戻ることにした。俺はここにいる。俺がお前を助けてやったんじゃないか」
ケイト 「もうやめて。問題があるなら、自分で解決してちょうだい。こんな状態じゃ、息子にあなたの姿を見せられない」
ジャック 「君の息子だって?血もつながってないくせに!」

アーロンが降りてきていた。彼女は彼を抱き上げて、ジャックに帰るように目で訴えた。彼は自分の心変わりを後悔したのか、悲しい表情で家を出て行った。

ジャングル。ソーヤーが目を覚ますとマイルズはすでに起きていた。クレアの姿がない。ソーヤーが尋ねると、彼女はジャングルの方に歩いて行ったのだと言う。

ソーヤー 「いつの事だ?」
マイルズ 「夜中だった。一人で起きて去っていった」

ソーヤーは銃を手にした。

ソーヤー 「それでお前は彼女を一人で行かせたのか?」
マイルズ 「一人じゃなかったさ」
ソーヤー 「じゃあ誰といたって言うんだ?」
マイルズ 「彼をお父さんって呼んでたよ。後をつけようって思ったけど、接近禁止命令が出てたからね」

笑いながら皮肉を言う彼に頭にきたソーヤーは、マイルズを突き飛ばした。するとアーロンが鳴く声がする。ソーヤーはジャングルの中に向かった。アーロンは茂みに置かれたままだった。周囲を見回しクレアの名を叫んだが、彼女の姿は見当たらなかった。

[END]

[感想]

最初にソーヤーがマイルズに向かってクレアに近づかないように言った時、

"Back off, Donger"

って言ってました。なんだか話の流れにうまく乗せて書けなかったんですけど、"penis"の意味です。ピーナスです。しょうもないけど一応、補足。

たまに出てきたと思ったらローズが鋭い指摘をした。彼女も自分から残っただろうし、多分バーナードも一緒。ソーヤーも戻る理由は無い。でもどうしてジンは俺を連れて行けと言わなかったんだろう。韓国語話せないフリをして、あの時点でまだ嘘をついている人に彼女を任せる選択をしたのはよく分からなかった。自分が行って助けに戻った方がよさそうなのに。

火災探知機の電池切れとクリスチャンの関係は何かあるのかなぁ。関係なかったら自室で彼の姿を見てるよねぇ。マイルズだけが声を聞いたのも気になるなぁ。チャーリーの伝言もハーリーが考えて書いただけ?

ジャックが心変わりしてアーロンのところに来たってことは、やっぱりクレアの息子だからなんだろうか。アレはもう決定でいいのかな。いきなりピルをビールで飲んでたけど、おそらく親父の姿はずっと見えてたんだな。だからハーリーの話を聞いてハッとしたんだろう。あれも島の影響?

色々あったんですが、エリカを見た瞬間にどこかで見たなぁ、って思いつつ思い出せず途中で集中できなくなった。あれはJerichoのDarcyの人だ。最後の最後で思い出した。本筋と関係ないけど。

ケイトとソーヤーとの約束が何かは全く想像が付きません。was doingっていう過去形も気になる。サイードみたいにベンとつながってて、彼の様子でも聞いたりしてるんだろうか。月に1回連絡取り合うとか。

また次回。

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Writer: Adam Horowitz, Edward Kitsis
Director: Stephen Williams

Star:
Emilie de Ravin as Claire Littleton
Josh Holloway as James "Sawyer" Ford
Michael Emerson as Benjamin Linus
Matthew Fox as Jack Shephard
Daniel Dae Kim as Jin Kwon
Terry O'Quinn as John Locke
Yunjin Kim as Sun Kwon
Jorge Garcia as Hugo "Hurley" Reyes
Naveen Andrews as Sayid Jarrah
Evangeline Lilly as Kate Austen
Rebecca Mader as Charlotte Lewis
Jeremy Davies as Daniel Faraday
Ken Leung as Miles Straume
Elizabeth Mitchell as Juliet Burke
Henry Ian Cusick as Desmond Hume
Harold Perrineau Jr. as Michael Dawson

Guest Star:
Sam Anderson as Bernard Nadler
Jeff Fahey as Frank Lapidus
L. Scott Caldwell as Rose Nadler
Kevin Durand as Martin Keamy
John Terry as Christian Shephard
William Blanchette as Aaron
Bill Fiddler as Dr. Stillman
April Parker Jones as Dr. Erica Stevenson
Traci Toguchi as Receptionist
Carla Von as Ms. BerenbergUncredited

Thanks to TV.com

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