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[クリミナルマインド] シーズン3第17話。超ネタバレ。


ペネロピが家に戻ってくると、電気がつかない。誰か侵入者がいるのか。と思ったらケヴィンだった。彼女を驚かせるために、ブレイカーを切っていただけ。ディナーも用意していた。キャンドルに火を灯して、キスした。彼女は怖くなっていたが、少し安心したようだ。彼女の怖がる様子を見て、ストレスが溜まっていると彼は言う。たまにはいつもと違う事を。

Kevin: You deserve a week in the land of no keyboards.
Penelope: I don't know what I'd do with myself.

彼はスプレー缶を取り出した。

Penelope: Oh, that is something else I have always wanted to try.

BAUオフィス。昨晩、チャールズ・ルヴェイ(Charles Luvet)という男性の死体が、マイアミのマリーナに浮かんでいるのを発見された。地元警察の監察医によれば、1時間程度その状態だった。重りをつけられていた様子はない。

マイアミにおいて、ここ2ヶ月で3人目の犠牲者。死体の発見場所は異なっているが、被害者には共通点がある。

1. 全員男性。
2. 25歳から35歳。
3. 旅行者。
4. 窒息死。
5. 性的暴行の痕はない。

旅行者を狙うのは、強盗目的かもしれない。現に持ち物が盗まれている。しかしロッシは、別の理由で旅行者を狙っていると考えているようだ。ここでガルシアが合流。

Hotch: Everyone's allowed to be late... once.

ロッシが気になったのは、赤のフラグがつけられていた解剖の報告書。窒息死であるのに舌骨の骨折がない。傷も縛られた痕もない。後ろから腕で首を絞めたのか。犠牲者の体格を見る限り、抵抗にあわずに殺せるような華奢な感じでもない。むしろがたいのいい方だ。

3人が発見されたのは、水上、砂丘、ごみ捨て場。どうも隠そうとする意図は感じられない。3箇所とも人の往来が激しい場所。マイアミ警察によると、彼らの特徴とマッチする男性が4人行方不明になっている。

マイアミはリゾート地という場所柄、他の土地よりもはるかに気を抜いた旅行者が多い。犯人にとって絶好のターゲットが山の様にいる。最後の犠牲者、ルヴェイは休暇中の警察官。普通なら簡単に殺されるような男ではないはずだが、それだけ羽を伸ばすために気を緩めていたのだろう。


Criminal Minds



JJ (V.O.) "There are no secrets better kept than the secrets that everybody guesses." George Bernard Shaw.

スペンサーは車から降りてその暑さに驚いた。デリクが言う様に、マイアミは暑い。加えて湿度が高く、慣れていないと立っているだけで頭がクラクラする時もある。そこに通りかかる薄着の美女達。

Rossi: That's south beach.
Spencer: That's not what I'm talking about.
Derek: They know.

迎え出てくれたのは刑事ティナ・ロペス(Tina Lopez)。全く刑事という感じがしないセクシーさに男性陣は面食らったようだ。一通りメンバーを紹介。

Lopez: Well, I hope there's no test because I'm lousy with names.

もう一人、ルヴェイの同僚ウィリアム・ラモンテイン(William LaMontagne)も到着。ニューオーリンズから彼の身元確認をするためにやってきたのだが、すぐにエミリーが気づいた。全員彼を知っている。昨シーズンの18話目以来2度目の登場。JJは「知っている」という以上の反応をしそうになったが、ここではそれを抑えた。

チャーリーと彼は一緒に働いて7年。まだ確認はしていないが、おそらく彼で間違いないと言う。彼はこの8月に結婚する予定で、フィアンセの代わりに彼がやってきたのだ。ここには大学時代の同僚と会って、レガッタをやるために来ていた。マイアミ現地集合のため、一人での旅行。

彼の友人が何かを目撃しているかもしれない。他の犠牲者については、目撃情報は得られそうにない。ポール・ヘイズ(Paul Hayes)は仕事のため一人で来ていた。ダニエル・ブラウン(Daniel Brown)も一人でウィンドサーフィンを楽しんでいた。3人とも誰かと連れ立ってマイアミにいたのではないことになる。その他の情報は中に入ってから。

JJとウィリアムは二人になって話をする。彼女はみんなの前では仕事の上での知り合いということにしていて、関係については話してない。彼は二人の関係を恥ずかしいと思っているのかと不満げだが、彼女は同僚達に知られていないプライヴァシーの部分が1つくらいあってもいいと思って言わなかった。

LaMontagne: You realize that this is gonna happen every now and then when our career paths cross, right?
JJ: Doesn't make it any less awkward.
LaMontagne: Ok. Well, never realized how much awkward could sound like ashamed.

ロッシとエミリーは、ヘイズのホテルの部屋から押収した証拠品が並べられた部屋に連れられた。スペンサーとデリクはゴミ捨て場の方に行く。

Lopez: I'm gonna take the skinny kid and Derek to the dump sites, so I got my cell, radio. If anyone doesn't give you anything, just call me.

名前を覚えるのは苦手だと言っていた彼女も、デリクの名前はあっさり覚えていた。それにしても、名前の代わりにskinny kidとは、自分達もどのように呼ばれているのか気になるところだ。

Rossi: Wonder how she'll describe us.

彼はすぐにおかしな点に気づいた。ヘイズの妻によれば、彼が仕事でここにいたのは1週間。なのに持ってきたスーツに袖を通していない。PDAには6ヶ月前からの予定表が入っているが、この1週間予定はなし。さらに証拠品には指輪がある。彼が殺された時、ジョギング用の服を来ていた。走りに出るだけで結婚指輪を取るだろうか。

ラモンテインは遺体を見て、ルヴェイだと確認した。JJは、自分の仕事だから家族への通達を代わりにやろうかと言った。ショックを受ける彼は彼女に任せ、外に出て行った。彼女はその様子を心配そうに見ている。

リードとモーガンは、ヘイズが殺されていたというビーチそばのダンプサイトにやってきた。その様子を見るなり、リードは犠牲者達が犯人を知っているのではないかと言い出した。自分の知らない土地に行った時、どこで食べるかとか買い物するかとか、どこを走るかなどを知るために、現地の人間を頼る。

それに犯人が死体を引きずってビーチを横断し、わざわざこの場所に捨てるなんてことがあるのか。彼はそうしたのではない。死んだ彼らの方がその場所に行ったのだ。つまりおびき寄せられた。

ハッチ、JJ、ラモンテインはルヴェイのホテルの部屋を捜索。レンタカーの記録がある。彼が車をここに置いたままにしていたら、ホテルのヴァレイがすでにその事を報告しているはずだ。車はどこかに放置されたままだと考えられる。彼が借りたFORDのMercury Sableをガルシアに探してもらう。

部屋にはもう1つ重要な品が残されていた。プラスティック保護されたIDプレスレット。レガッタをやる際に腕につけておくもの。11257という番号が記されている。

その頃、ペネロピとケヴィンはイタリア語の練習をしていた。オフの予定はイタリア旅行になったんだろうか。

Kevin: Vorrei una camera con letto matrimoniale.
Penelope: Hmm, what does that mean?
Kevin: I'd like to book a room with a double bed.
Penelope: Oh, jinkies, even lechery sounds better in Italian.

お気楽なことをしている場合ではない。3人の死者が出ていて、犠牲者が増えるかもしれない。ハッチから電話がかかってきた。

Garcia: Buongiorno, signor Hotchner.

もちろん彼女の手にかかればなんてことはない。レンタカーには位置追跡システムが付いているので、あっさり場所を割り出してくれた。現場に行ったのはデリク、スペンサー、ロペス。彼女はガルシアの名前から同じラティーナの機敏さを喜んでいたが、実際は違っているとデリクは一応説明しておいた。当然イタリア語も話せません。

車の中にはGPS(いわゆるカーナビ)が付いている。最後にセットされた行き先を見れば、彼がどこに向かおうとしていたか分かる。事件解決に有効な情報が入ったはずだが、その場所を見たロペスは浮かない表情をしていた。

ハッチ達はレガッタクラブに話を聞きに行った。オーナーによると大会が行われるのは9月。今週の予定は当然なし。しかもブレスレットを使ったりしない。そもそも参加費1万ドルというクラブに彼が参加したとは思えないとの事だった。

ラモンテインは信じられないでいた。ルヴェイは今年だけでなく、毎年ここに来ていたのだ。ハッチにデリクから連絡。ルヴェイの行き先は11257 Palm Driveにあるゲイバーだった。あのブレスレットは、バーでもらった物だと分かった。彼の目的がそのバーだとしたら、被害者の共通点も違ったものになってくるだろう。

Hotch: We'll have to rethink our victimology.

犯人の男はプールサイドの店で、一人の男に声をかけていた。彼はこうした出会いを求めてここにきたようだ。その男に犯人は自己紹介した。ニューオーリンズ出身の警察官。相手の男はテキサス出身で一人で旅行をしているのだと言う。ドリンクをおごって話をしようと言う男。

Man: I'm Deac.
Unsub: Charlie. The name is Charlie – Charlie Luvet.

エミリーとJJ。あまりの暑さに水をガブガブ飲んでいる。二人を暑くさせているのは太陽だけではない。ラモンテイン。エミリーはJJのおかしな様子に気づいていないらしく、彼のいけてる男っぷりを誉めていた。

7年一緒にいてチャールズがゲイだと知らなかったラモンテイン。今度は彼のフィアンセにこの事を伝えなければならない。どうしたらいいか悩む彼に、ハッチは真実を告げる事を勧めた。

ガルシアから現地のメンバーにブリーフィング。まず行方不明の4人について。二人は数ヶ月前の同じ日に姿を消した。3人目と4人目はここ4週のうちに失踪。いずれも旅行先で狙いをつけたと思われる。仲良くなったところで誘拐された。

4人のうち二人はゲイである事を明かしている。その中の一人は、SNSサイトSocialCrib.netに友人と共に写真も掲載されている。

おそらく4人とも犯人を知っていて、彼が週に1回のペースで殺害している事からすでに次のターゲットも決まっているはず。4人が犯人と会う前にどのような動きをしていたかの情報を集める。すでにコミュニティ上にも人員を派遣し、死んだ3人と合わせて7人の話を聞いているところだ。

彼らの共通点は、旅行先で狙われやすかったというだけではない。男性と会うために来ていたと考えられる。犠牲者の年齢からして、犯人は20代中盤から後半。この場所に土地勘があり、外部からやってきた彼らにそれを利用して近づいた。

話をしながら彼らの習慣を掴み、それを信頼獲得の道具として使った。犯人は魅力的で、カリズマがある。知性もある。1箇所、もしくは複数箇所のゲイが集まる場所に頻繁に出入りしている。殺害の手口からそれなりの技術を持っている。防衛術のトレイニングを受けた経験がある可能性がある。軍に所属しているか、最近除隊になったか。

物を盗ったが、それを売った形跡はない。ゲイだけを狙っている事からして、ヘイトクライムの意味でやっているのかもしれない。またその一方で、自分自身の性に対する認識で葛藤している嫌いもある。

夜になってウィリアムが警察署の外にいるのをJJが見つけた。捜査参加のために来たのではない彼は、用事が済んで変える手筈を整えていた。彼の方がいつもクランティコに来るばかりで、彼女は彼がどこに住んでいるのかも知らない。一生こんな関係が続くわけでもないし、お互い異動や転職をするつもりもない。

彼女が仲間にこの事を話していないのは、別れを決めていたからでもあった。それでも皆に関係を明かしたいと彼が思っているのは、彼女に愛されている自分を見て欲しいから。それが理解できないと言うJJとウィリアムは、結局分かり合えないままだった。

ハッチの下に来た彼女は、犯人についての考察を述べた。自分がゲイである事に悩みを抱えていたチャーリーは、やっと自分を解き放てると思ったのではないか。誰からもジャッジされない。人の目を怖がる事がない。そんな自由を与えてくれるのが犯人の男だと思って気を許した。その隙を狙って人を殺している男がいる。

「チャーリー」に連れられてバーに来た男は、外に出てマリファナを吸っていた。しかし、彼が犯人のズボンに手をかけた瞬間、思いっきり殴られた。ショックを受ける彼の後ろからそっと抱き寄せるフリをして、首を絞めて殺した。

翌日、彼の遺体は発見された。今までと同じ位の年齢の男性。半ブロック離れた場所からルヴェイのバッジも見つかった。逃げた際に落としたのか、捨てたのか。殺されたのは随分見通しのいい場所。感情のコントロールが出来なくなったのかもしれない。

今までは見つかりやすい場所だったものの、水の中や砂の中、ゴミの中など多少なりとも隠してはいた。それが今回はむき出しのまま、路上に死体があった。パターンが変わってきたのかと思われたが、理由が別にあった。

ロペスに連れられ、バスボーイ(busboy:バーで飲み物を運んだり、店内の掃除をしたりする青年)が来た。彼がタバコ休憩のために外に出ると、この男が地面に横たわっていた。もう一人別の男がいて、警察官である事を明かし、男性が襲われたのだと話した。そして詳しく話す間もなく、犯人を追いかけていくと言って去っていった。暗闇の中だったため、白人である事以外は分からない。残りの話はJJが中で聞くことにした。

犯人はルヴェイを模倣している。彼を選んだのは、彼の中にある何かに自分はなりたいと考えたからだ。つまり、自分自身である事を嫌っている。旅行者を狙うのは、彼らが普段の自分とは違う借りの姿をしているからだろう。

クラスタB(Cluster B)と呼ばれる人格障害。"the erratic, dramatic emotional cluster"(不安定、劇的、感情的クラスタ, 直訳)とも呼ばれる。自分の内面における経験(過去にどのような感情を持ったか)や行動と、自分が期待する自分像に大きな隔たりがある。

その現実から逃れるために定期的にドラッグやセックスを求める。そうして自分を解放してやらないといけないのだが、そういう自分の状況がまた許せないでいる。虚構の妄想世界に入り込んで、自分自身と向かいあわないようにする事も出来ない。

そこで人を殺してその人物に成り代わるという行動に出た。殺した人間になりすまし、彼らが滞在しているホテルを転々としながら生活をしている事になる。死んだ人間の財布やIDはもちろん奪い取られている。指紋を採って彼の身元を調べると共に、滞在していた場所も割り出す。

ガルシアから連絡。指紋からディーコン・ロジャース(Deacon Rogers)だと判明。テキサス州のオデッサから来ていた。マリファナの所持とわいせつ罪の前科。クレジットカードからSouth Beach Hotelに泊まっていた事も分かった。

チームはホテルの部屋に到着。ドアが開いている。中に入ったが誰もいない。水の音がしていたが、水道が流しっぱなしになっていただけだった。相当急いでこの場所から物を持ち去ったと思われる。自分がその人物になりきるのに必要なもの。

犯人はバスボーイに見られていることから、自分を特定できる人間の存在も分かっている。もはや要求を満たすためではなく、生き残るための戦いに切り替わっているだろう。今度も前回同様、ディーコンが車を持っているかから調べていく。

その頃、容疑者の男はTOYOTAのCamry Solaraを運転していた。道を歩いている青年がヒッチハイクのジェスチャをしている。男はすんなり彼を乗せた。彼はドイツ出身。照りつける日差しが危険だと言うその青年を乗せて、走り去っていった。"dangerous"の発音を何回も聞き返していたが、ドイツ訛りを真似するためと思われる。

ホテルの部屋。シンクに髪の毛が落ちていたが、そこからDNAを調べるには数日かかる。犯人はもはや慎重に物事を行えないほど焦っている。目撃者がいることもその原因の一つだ。彼に特定されないように、新しいIDを手に入れる必要がある。デリクは24時間以内に誰かを殺すと読んだ。

そこで思い出したのがガルシアの情報。同じ日に二人が消えたというのがあった。今回と同様、誰かに見られたためにすぐに新しいIDを手に入れる必要性にせまられたと推測できる。スティーヴン・フィッツジェラルド(Steven Fitzgerald)は、マイアミからオークランドパーク行きのバスに乗り、姿を消した。ロバート・フィーニー(Robert Feeney)は、結婚式に出席するために飛行機でここに着たが、ホテルに来る前に失踪。家族から話を聞くことにした。どこかで接点がある可能性もある。

ハッチとロッシは、フィッツジェラルドの家に来た。父親によれば、スティーヴンは自分の性的指向(男性が好きか女性が好きか)についてよく分からないでいたと言う。マイアミにはおろか、友人と呼べる存在も少なかった。

二人は改めて、彼がバスに乗ってから連絡が途絶えたことを確認した。ここまでの話に一切動揺することなく答えている。神への信仰が深く、刑務官としての仕事をしていくための心と体の強さを身に着けていた。刑務官は皆、囚人から身を守るためのトレイニングを受けている。

彼はまた、息子のホモセクシュアリティを欠陥だと言い放った。刑務所の中でも同じような行為は行われ、見るたびにfilthyだと感じながら止めさせた。そういう感情を抱くのを知っていた上で、息子が自分をわざと怒らせるためにやっていたのではないかと考えていた。挙げ句にスティーヴンをそれから解放してやろうとまで考えていたと話した。

デリクとエミリーはスティーヴンの妹から聞く。彼はモーテルに着き次第、電話をかけてくるはずだった。だから今でも電話がある度に彼からではないかと考えてしまう。彼女は父親と違って感情的な面を見せた。

さらに彼が行方不明になったのは自分のせいだと言った。彼女は彼にお金を渡し、安全だと思える場所に行くように勧めた。そこで彼が選んだのがマイアミ。安全だという言葉の意味を二人が聞くと、彼女は家の方を振り返った。すぐに父親に暴力を振るわれていた事に気づく。

ひどい目に遭っていたのは彼だけ。ゲイでない彼女は一度もそんな経験はない。父親は自分が正しいと思ってやっていた。しかしその様子を見かねた妹が、この家から逃げられるようにお金を渡したのだった。

父親。彼は息子を正すために自分が囚人に対して行っている事をやった。暴力で同性愛を矯正しようという信じがたい暴挙にロッシの声が荒くなる。父親は彼を男にするためにやったと言ったが、実際は殺しの手段を教えたに過ぎなかった。彼は行方不明になったのではない。父に捨てられ人格を否定された彼は、他の誰かに生まれ変わるために犯罪者となっていた。

BOLO(Be On Look Out: 警戒令)を敷いていたところ、車が発見された。中には死体となったドイツからの青年がいる。ライセンスプレートはテキサス。ロジャースはそこからはるばる運転してきたのだった。ここでロペスにもフィッツジェラルドが犯人の可能性がある事を知らせておいた。

殺害方法は今までと同じ、窒息死。タイヤの跡は一方向のみ。20分前に発見されてから移動させていないので、この車の向きに進んでいた事が分かる。その方向に行けば、市外に出られる。このまま逃がしてしまうと、捕まえるのにさらに数ヶ月かかるかもしれない。

車内に残されたレシートから、青年が泊まっていたのはユースホステル。日付は昨晩となっている。名前はマイケル・アルドリッジ(Michael Aldrige)。日焼けの度合いからヒッチハイクをしたと思われる。彼のアイデンティティを奪ったとすると、彼もまたヒッチハイクをしているはず。そうやって全てをコピーするのが病気の性質だから、マイケルの向かっていた先に行っていると考えてよい。

だとすれば、どこかのホステルが候補になる。車の発見場所と向きから候補を絞る。北に4マイル行ったノースビーチに1つ。西に5マイルのセネカ(Seneca)に1つ。ロッシ達は二手に分かれて向かう事になった。

デリク・ロペス班が来たセネカのホステルにアルドリッジと名乗る男がチェックインしていた。1時間前なら、まだ中にいるかもしれない。デリクは他のメンバーが来るのを待つべきだと言ったが、ロペスは勝手に入っていってしまった。彼は二人の警官を連れて後に続いた。

青年達が集まるカフェテリア。デリクはスティーヴンの名前を呼ぶ。顔を確認し、異なる人間から一人ずつ退去させた。一人、また一人外に出る。最後に残った二人。怯える様子の男と、背中を向けたままの男。こちらを向いている男は、明らかに違う。彼も退出させた。

デリクがスティーヴンの名前で呼びかけるが反応はない。何回か試した後、マイケル・アルドリッジの名を呼んだ。彼はドイツ訛りで返事した。右手はバッグに突っ込んだまま。スティーヴンがどこにいるか尋ねるが、彼は知らないと答える。彼はスティーヴンの事など見知らぬドイツ青年マイケルになっていた。

しかしそこに立っている人間はスティーヴン・フィッツジェラルドその人。本人はその人格を否定した。

Steven: Steven is stupid. he's &ndas; he's disgusting! He's filthy!

何度もこうやって父親に罵られたのだろう。言葉を発する彼の表情には憎しみが満ち溢れている。デリクはスティーヴンにおかしいところはないとなだめた。

さらに銃を捨てた。そして説得に出る。妹のサラ(Sarah)の名前を出した。彼女が心配している。それを聞いた時、彼のアクセントは無くなっていた。彼はスティーヴンに戻った。彼女の名前を自ら口にした。彼はバッグを置き、何度も繰り返し言った。

Steven: I didn't do anything wrong.

デリクは彼に手錠をかけ、ロペスがバッグを回収した。警察とBAUの違いが出た。銃を置いて説得した彼と、銃を離すことはなかった彼女。彼には確信があった。バッグの中の銃を使う事はないと。

Derek: Well, let's call it an educated guess.

ティアはデリクにマイアミに遊びに来る事があったら、本当のサウスビーチを見せてあげると誘った。モヒート、キューバ料理、ブラジリアンジャズ。

Derek: That's not bad.
Lopez: Call it an educated guess. Come on down, papi. I'll take good care of you.
Derek: I'll hold you to that.

彼女は帰っていった。遅れてようやくハッチ達が到着。モーガンは一切言い訳しなかった。彼女が入っていったことも話さなかった。自分が責任を持つ。時間がなかった、ただそれだけ。

JJはウィリアムに警察バッジを渡した。ロペスの計らいによるものらしい。彼はまだショックを受けていた。ゲイである事ではなく、それを自分に話してくれなかった事に。彼がゲイだなんて取るに足らないこと。彼は自分の友人であり、彼の事を愛しているし、彼が幸せであればそれでよかったのに。そう残してウィリアムは去っていった。まるで彼女に同じ言葉を残したかのようだった。

立ち尽くすJJ。そこに来たエミリーは行くように促した。

Emily: You'd make a cute couple.

彼女はすぐに追いかけた。そして、自分の本当の気持ちを話した。皆に知られたくない。異動や週末に飛行に乗ってきたり、他の男性がいたり。そんな事が問題じゃなかった。このまま本気になっていく自分が怖かった。真剣になれば、周りの人間が傷つくと思った。それが嫌で逃げてばかりだった。これ以上逃げたくない。彼女がそう言うと、ウィリアムの方からキスした。

デリクやスペンサーも帰って来た。キスシーンを目の当たりにしたが、驚く様子はない。彼女は言っていた。1つくらいプライヴァシーがあってもいい。それも本当はなかった。知らないのは彼女だけだった。

Derek: Well, finally.
Emily: Mm. I thought she was never gonna admit it.
Spencer: Yeah. what's it been, like, a year?
Derek: Yeah, something like that.

傷つくなんて彼女の思い込みだった。みんな隠れて彼女を応援していた。

JJ (V.O.): "If we knew each other's secrets, what comforts we should find." John Churton Collins.

[END]

[感想]

John Churton Collinsは19世紀後半の文学批評家らしいです。

というわけで、JJの赤ちゃんのパパはウィリアムになりそうです。良かった良かった。でも、彼女はニューオーリンズに行っちゃうとしたら、寂しいですね。若干、Cookの妊娠に伴ってねじ込んできた感があったウィリアムですが、それに対するチームの反応が良かったので帳消しにしよう。

ゲイって言うのは、脳の発達が少し違っているだけって聞いたことがあります。別に病んでいるとかおかしいとかって意味ではなくて、感じ方が多くの人間と違っているというだけらしい。ホモセクシュアルばかりになると生物学的に子孫が出来なくて困りますが、それ以外の場合は特にどうってことはありません。少数派がはじかれるのは、ゲイだけじゃないですもんね。

個人的に思うことですが、生物が増えすぎると正常な数に戻そうとする動きがあります。普通は食物連鎖です。でも人間はその中にいないので、ホモセクシュアルが増えたり、少子化になったり、挙げ句には殺人が増えたりするんじゃないかと思う時があります。怖い話ですが、世の中に100人しか人間がいなくなったら、さすがに殺人なんて起きないんじゃないでしょうか。人が多いから殺人が起こって当然ってことが言いたいのではなくて、探るべき原因が他にもあるんじゃないかと考えたりするということです。

JJがいなくなるような予感がしている反面、デリクの方も怖いですよね。またストラウスが出てきて、あーだこーだなったりしたらややこしくなりそう。ハッチ以外はあんまり気にしている様子はなかったですけど。

刑事のティナ・ロペス役のTia TexadaってCSI:Miamiにも出てました。ヤク中からCIになったというあの女性です(シーズン6第12話"Miami Confidential")。まあマイアミと言う土地がお似合いで。それにしても、しゃべり方がエロすぎます。

また次回。下書き書いてアップしたつもりになってました^^;

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Writer: Andi Bushell
Director: John Gallagher

Star:
Shemar Moore as SSA Derek Morgan
Kirsten Vangsness as Analyst Penelope Garcia
Thomas Gibson as Unit Chief Aaron Hotchner
Matthew Gray Gubler as SSA Dr. Spencer Reid
Paget Brewster as SSA Emily Prentiss
A.J. Cook as SSA Jennifer 'JJ' Jareau
Joe Mantegna as Senior SSA David Rossi

Guest Star:
Nicholas Brendon as Analyst Kevin Lynch
Michael Graziadei as Steven Fitzgerald
Josh Stewart as Det. William LaMontagne, Jr.
Tia Texada as Det. Tina Lopez
Kara Revel as Sarah Fitzgerald
Douglas Souza Barcellos as Carlos
David Monahan as Deacon Rogers
Francesco Cur´ as Bar Patron
Bruno Bruni Jr as Michael Aldridge
Billy Snow as Cards Kid
Tom Sean Foley as Coordinator
Spencer Hill as Bartender #2
Adrian Quinonez as Bartender #1
Francis Cardelle as Bus Boy
James Martin Kelly as David Fitzgerald
Wendy Hoopes as Sarah Fitzgerald
Jacqueline Wright as Hostel Manager
Jeryl Prescott as Medical Examiner

Music:
"My Way" by Los Lonely Boys
"If Songs Could Be Held" by Rosie Thomas.

©MMVII, CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.
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