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[CSI] シーズン8第15話。



LVPD。署内のロビーには沢山の人がいる。その中に宇宙人の襲来が今日だと皆に言っている女性が居たりする。ニックは彼女を知っているようだ。エヴリン(Evelyn)と言うらしい。

ブラスは男を尋問していた。"her"を射殺し、ドレスを着せたらしい。彼のピックアップトラックの荷台にその死体はあった。ブラスの方を見ることも出来ない男。何も話さなくてもニックが調べれば、きっと証拠が挙がってくるだろう。

その遺体をフィリップスとロビンスが調べていた。

Robbins: Oh, this must be our Jane Doe. Doe, a deer. A female deer.

ぬ。そういう回だったのか。スイッチを切り替えねば。つまり、あの男は殺した鹿にドレスを着せていたのだ。そりゃおかしいですわ。これも立派な動物虐待...なのだろうか。

Robbins: Pet owners put sweaters on chihuahuas.

刺さっていたのは矢ではなく、クロスボウのボルトだった。しかもアルコールのニオイがする。まさか、酒まで飲ませていたのか。

DUIに公務執行妨害、奇妙な動物虐待。カイル(Kyle)というこの男は、あの状態で鹿を見つけたらしい。獣医に連れて行く途中だった。

Brass: You sure it wasn't a nightclub?

荷台からクロスボウも発見されている。誰かが置いた物だと言うが、酔っ払いの話では中々信用できない。アルコール検査をする事にした。本人曰く、別れたカミさんのおかげで文無しなった。やっぱり酒を飲む理由があるように見える。

Brass: Let me guess; her name is Bambi.

ニックに促され、息を吹き込んだ。と同時に彼は逃走。廊下の人をなぎ払って、逃げる逃げる。警官にスプレーを吹きかけられた。それでも玄関までやってきたが、そこにはブラス達がいた。彼の指示で警官が光を照らすと、かけられた液体が発火。彼は火の玉になった。

Evelyn: Now do you believe me?


CSI
(♪"Who Are You" by The Who♪)


署内が一転、犯行現場になってしまった。スタンガンは犯人を殺さないために使うものだが、逆の結果になった。飛び散った粉末を拡大鏡で見ると、警官チョイ(Choi)の番号が付いている。彼がペッパースプレーをかけた。

そもそも酔っ払いの逃走にスプレーをかけることに意味がないとグリッソム。カイルの検査値は.28。全身からアルコールが蒸発して出ていったから、そこに火がついたのかもしれない。

ニックの方は、スタンガンを回収した。撃った警官は初めて使ったらしいが、ブラスの命令でやったのだから彼が責任を問われる可能性は低そうだ。

ブラスのところにIAから男がやってきた。"Light him up!"という彼の命令からして、問題があるらしい。やるならやるできちんとした言葉を使う必要がある。射殺したわけではないし、体の83%が水であるからしてアルコールがちょっと入ったくらいで全身発火なんてありえないとブラスは責任を否定した。。

鹿に続いてカイルが運ばれてきた。二つの死体を横に並べてみる。動物虐待した人間が死んだと聞いて、フィリップスはカーマだと言った。もう断定である。見る限り鹿と関係を持った様子はない。

ニックはスタンガンの状態をチェックした。49.6kV。Normalと表示されている。署内の監視カメラの映像を見てみたが、普通に撃っただけで一瞬で全身に火が回った。どうもおかしい。どんなtheoryが考えられるだろう。

ウォリックがカイルのトラックの荷台にあった物を持って帰って来た。クロスボウが1つ。鹿に刺さっていたのと同じボルトが数本。自家製の瓶詰め食料(Mason jarsはそれを詰める瓶)がいくつか。酒は190度。つまりアルコール度95%である。離婚して自棄酒を食らっていたんだろうか。

Warrick: Welcome to the club.

グリッソムは、その中に暗視ゴーグルかスポットライトがあるか聞いた。なし。だとすると昼のうちに鹿を狩って、夜まで待ってトラックに積み込んだ。待ってる間に酒を飲んだ。という推論。

ニックも合流。スタンガンは規格どおり5万ボルト。残る可能性は、シャツ、穀物アルコール(エタノール)、ペッパースプレイ。実際にスタンガンを撃ってみて本当に火がつくか試してみる。

Nick: Don't tase me, bro.
Grissom: Don't tempt me.

(ニックのセリフはフロリダ大で起きたテイザーによる事件から流行した言葉。警官の行き過ぎた行動に対するもの)

人形にシャツを着せて、それぞれを付着させてみる。まずは普通シャツ。全く反応なし。続いてアルコール。たっぷり染み込ませたが火はつかない。ペッパー。これも火がつかなかった。

Nick: What are we missing?

さらなる証拠品を探すため、ニックはアーチーとカメラ映像を見ていた。エヴリンはいつも自前の偏向スーツを来ている。彼女は毎晩ここに来て、宇宙人に物が取られたとかレイプされたとか言っている。そんな彼女も今回は役に立ちそうだ。逃走しようとしたカイルが彼女に触れていた。

ところが彼女の行方が分からない。あの時、宇宙人の所業を見てしまった彼女は、署から逃げ出していた。しかし、LVPDに毎日確実に起きる出来事がある。1つ。コーヒーマシーンが壊れそうになる。2つ。旅行者がフッカーは18歳以上だったと主張する。3つ。エヴリンが姿を現す。メディアにも情報を流したし、目立つ服を来ているので大丈夫だろう。

彼女はすぐに発見された。死体となって。運転手によると、夜明け直前に走っていたら突然目の前に光が現れて彼女を轢いてしまった。昇りかけの太陽の光がスーツに反射し、運転手の視界を奪った。光に包まれた彼女の出現は、きっと宇宙人のようであっただろう。

スーツが2つの事件の証拠品となった。中を調べるとビューテインライターが出てきた。中身は空っぽ。カイルについた火は、これが原因かもしれない。さらに200ドルの現金。うつ伏せで倒れていた彼女を仰向けにする。 顔の傷から緑色の液体が流れていた。

Nick: I think that's blood.

事件はこれだけではなかった。

Greg: Another 419 with green blood.
Grissom: What are the odds? That he's not connected to our first victim? Astronomical.

(419は死体を意味する警察コード。)

男の死体も頭から緑色の血を流していた。鈍器で殴られた痕がある。2つの現場の距離は数ブロック。サングラスは3重になっていて、耳栓をしていた。燦燦と照りつける太陽の下、道端で寝るためだとグリッソム。

グレグは近くに置かれていた物品の中から、緑色の液体が付いたパイプを発見した。これで殴られたと思われる。指紋が付いていれば、捜査の手がかりになりそうだ。

ホジンズ&ウェンディ。血液が緑色になった理由を探している。彼女は死体が腐食した時くらいしか見たことないが、彼には考えがある。硫黄。血中に大量に取り込まれると、硫黄分子がヘモグロビンと結びつき、黒っぽいアヴォカドグリーンに変色する。

Hodges: Which is why first officer Spock's blood is green in Star Trek.

彼は自信満々に言った。ところが、ウェンディは違うと言う。

Wendy: Well, apparently not, because otherwise you would surely know that the oxidizing agent in Vulcan blood is copper. And that is why his blood is green.

ヴァルカンの血が緑なのは銅によるもの。

Wendy: Well, it was that and the fact that he had a Vulcan father, since his mother was actually human. And furthermore, he was promoted to captain just prior to Star Trek II and then he retired as civilian ambassador.
Hodges: You're like a geeky, nerdy guy trapped in a woman's body.
Wendy: So are you.

ギーキーな二人はスタートレックの話に夢中になりすぎた。犠牲者は二人とも人間である。そしてここは地球である。検査結果は彼の予測どおり、硫黄が高濃度で含まれていた。

Hodges: She wasn't a Vulcan.

喜び勇んでグリッソムの部屋に行ったが、彼はすでに硫黄によって緑になったヘモグロビンの記事を読んでいた。原因は分かったので、なぜ硫黄を大量摂取したのかを探るのが次のステップになる。

エヴリンがまとっていたフォイルからベーコンの脂とケチャップが検出された。もちろんBBQが考えられるが、要するに事件に関連する証拠は見つかっていない。さらに困った事に、カイルの両親が弁護士を雇って訴えてきた。現在調査中の事件なので、情報が漏れるはずがないのだが。

事件当時の映像を誰かがウェブに載せたことが分かった。すでに6万件以上のヒットになっている。署内のカメラを見てみると、ambulance chaser(賠償金請求の訴訟を起こすために事件の被害者を追いかけて儲けている弁護士。救急車を追いかける事から)が携帯電話のカメラで撮影しているのが分かる。監視カメラの映像よりはっきり映せる場所に立っている。彼がアップロードし、訴えてきたものと思われる。

グリッソムはカイルがスプレーをかけられるシーンまで戻すように言った。ペッパーの入った缶の色が黄色い。署で割り当てられているものは赤い缶に入っているし、実験もそれで行った。

使った本人から話を聞く。彼は何度も使ったことがあるし、行使する際のメモ(a use-of-force memo)を書けばいい事も知っている。しかしそれは現在割り当てられているものを使用するために書くものであって、5年前に支給された水ベースのアイソビューテイン(isobutane)を使ったスプレーに対してではない。ガスが圧縮されていて、簡単に火がつく。

いつもはきちんとしているのだが、昨晩に限ってはガールフレンドに持たせていたので古い方を携帯していた。昼はWLVUに通う彼女も夜はストリッパーをしていた。仕事が終わるのは朝の4時で、人通りのない駐車場を歩くのは危険だからとペッパースプレーを渡した。そこで、ここに来る途中で新しいのを買ったのだが、入れ替える前に事件が起きてしまったので、やむなく使用したという経緯だった。

記録係を二人準備して、旧式のスプレーで実験。シャツに吹き付けてテイザーを撃ったら見事に燃え上がった。外の二人も親指を立ててうなずいている。

ウェンディはパイプに付着していた血液を検査した。一端の血は死んだ男からのもの。グレグがシェルタに聞いたところ、ウェイン・コナー(Wayne Conner)というホームレスだった。もう一方の端には小さな別の血痕がいくつか付いていて、誰のものかは不明。犯人が手を怪我していたのかもしれない。ともかく、その血液も緑だった。

Grissom: "Once is happenstance. Twice is coincidence. Three times is enemy action."
Hodges: Winston Churchill?
Grissom: Ian Fleming.

もちろんジェイムズ・ボンドの本を書いたあのフレミングである。イギリス人って所しか合っていない。

Hodges: I should know that. I'm a huge James Bond fan.
Greg: What aren't you a fan of?

ヘンリーが硫黄混合物を特定するため、血液を調べていた。エヴリン(ファミリーネームはポリクロノポラス(Polychronopolous)って言うらしい)とウェインの体内には、高レベルのthiocyte(thiocyanateのことだと思われる)が含まれていた。偏頭痛の薬に含まれている。

ダウンタウンの製薬会社に尋ねたが、販売されているものではない事が分かった。154ng/mlはあまりにも高すぎる。痛みを止めるために飲んだと思われるが、相当重症だったことが伺える。3重のサングラスと耳栓もそのためにつけていたんだろう。

エヴリンはウェインと近い場所で死んでいた。宇宙人が来ているというのは、この脳内に襲い続ける痛みの事で、200ドルを持って彼と同じ場所に薬を買いに行っている途中だったかもしれない。そこでドラッグを販売している人間を突き止めることにした。

キャサリンは別の現場に来た。配達員が返事がないのを不審に思って連絡したところ、60代後半の夫婦がベッドで並んで死んでいた。ロビンスの調べによると、侵入された跡はなく、傷もないし死体が並べられた様子もない。臭いも点状出血もないので、窒息死でもない。

かといって、二人同時に自然死はおかしい。ベッドそばのテーブルには、ディジョクシン(digoxin)、ワーファリン(warfarin)、アミオダロン(amiodarone)の瓶が置かれている。心臓が悪かったのだろう。それとゾルピデム(zolpidem)もある。これは睡眠用だがボトルは一杯のまま。夫婦の口に泡はないし、書置きもない。よって自殺も考えづらい。結婚指輪もしたまま、寄り添って幸せそうに見えるが一体何あったのか。

ウォリックに呼ばれてキャサリンは庭に出た。

Catherine: Looks like Caddyshack back here. Invasion of the ground squirrels.

(1980年のゴルフ映画。コメディ)

沢山の穴があり、リスが何匹か死んでいた。真ん中に妙な物体が突き出ていて、"Atomic Dave's Painless Removals"とある。殺虫剤を自動散布する機械の様だ。だからリスが死んでしまったのか。

今度はシュロディンガー・マーティン(Schrödinger Martin: パラドックスの1つ"Schrodinger's cat"から取った。wiki参照)の墓。猫のマークが付いている。4年しか生きられなかったようだ。名前からして飼い主は物理が好きだったことが分かる。主もペットも訪問者も皆死んだ。

隣から騒音が聞こえてきた。女が作業をしている。彼女はジュエリーのアーティストだった。相当な音がしていたが、夜中に出していたわけではなく苦情もなかった。マーティン夫妻の事は全く知らず、死んだこともウォリックから聞かされて始めて知ったようだ。共通点といえば庭に出てくるジリス(ground squirrel)くらいなもの。ちなみに彼女には文無しの元夫がいるらしい。どこかで聞いたような。

解剖室にいるロビンスのところにキャサリンが来た。マーティン夫妻を調べるところである。

Robbins: What a relief. Two red-blooded Americans.

胃の残留物は赤ワインとパスタ。消化具合からして死亡する4時間ほど前に夕食をとった。二人のX線写真にはペースメーカが写っている。奥さんの方は摘出済みで、取り出した後もまだカチカチ鳴っている。

Cahterine: Takes a licking and keeps on ticking.
Robbins: Yeah, I hope mine's still working when I pop off.

(キャサリンのセリフは、Timexのスローガン。日本語はコチラ)

彼も心臓につけているそうだ。主人の方の機械もきちんと動作している。二人ともペースメーカの故障で亡くなったわけでもない。機械の記録を調べることにした。

彼が亡くなる8時間ほど前、心拍が急上昇していた。妻の方も同じで、二人の身に何かが起きていたことが想定される。二人の時間を楽しんでいただけならいいのだが、元に戻って数時間後に二人は死亡した。

指紋といえばマンディ。パイプから採取しデーターベースにかけたがマッチなし。軍のデータを含めてもう一度サーチすると、ヒットした。デイヴィッド・ボーア(David Bohr: デンマークのノーベル賞受賞物理学者Niels Bohrより)。結果を待っている間暇なので彼女はこんな電話をしていた。

Mandy: Okay, so I've been thinking this over and here's my advice. If you want to get a real relationship with a girl, you are going to have to move out of mom's. No girl wants the competition. I'm sorry.

突然の事にポカーンとしているホッジスであった。

ブラス率いるチームはボーアの部屋に突入。ライトを当てられ過剰に反応している彼は、頭から緑の血を流していた。ウェイン殺害の容疑を述べると、正当防衛だったと言う。ウェインはブツを買うための数百ドルを支払わなかった。お金が入ってくる予定があると言うだけだったので、無視して仕事に行こうとしたら殺されそうになった。相手が持っていたパイプを取り上げ、逆に殴ったら彼は死んでしまった。

部屋は日光をさえぎっていたので暗いまま。ブラスが救急チームを呼んでいる間に、捜査員が外の明かりを入れたら、彼は顔中から緑の血が吹き出て死亡した。

部屋には偏頭痛の本。大量のthiocyteのボトル。病院に宛てたシールが貼られた箱。ジャーナル。グレグはウォリックを呼んだ。最も気になるのは、殺虫剤散布機。Atomic Daveとは彼のことだった。マーティン夫妻との関連性が出てきた。機械には周波数発生装置が付いている。ペストに効果があるのかは不明だし、これでペースメーカが作動しなくなったわけでもない。相変わらず疑問は多い。

ロビンスはグリッソムに緑色の内臓を差し出した。思ったより明るい色になっている。地球上の硫黄レベルも上昇していて、数百年後には人類はみんなホウレン草みたいになるらしい。グレグが来たところで脳の切開に移る。

Grissom: I'll bet you five bucks, Greg, that his brain is not as green as his heart.

血管のみが緑色になっているという答えを知っているからダメ。デイヴはデザート・パーム病院の殺虫もやっていて、そこでthicyteを手に入れていた。彼も相当な偏頭痛を抱えていたようだ。脳を切開すると大きな腫瘍が見つかった。扁桃体(amygdala)を圧迫していて、そのために頭痛が起きたのだと分かる。

同時に攻撃的で破壊的な行動を起こし、パラノイアも引き起こす。自分では頭痛だとしか認識していなかったためthiocyteを摂取していたが、それは間違った治療法だった。飲めど飲めど治らないのは当然の事だったのだ。

キャサリンとウォリックは周波数装置で実験。ペースメーカに影響が出るかと思われたが、やっぱり何もなかった。加えてトックススクリーンの結果も致命的になるものは検出されず。自然死とは考えづらいので、残るは猫とリスが死んだ原因を調べる。

Hodges: In an interview in the San Francisco Chronicle – October 31, 1996, if I recall correctly – one professor Gilbert Grissom revealed that as a boy, he collected dead animals he found in his Marina Del Rey neighborhood and performed necropsies on them.

グリスはリスを解剖していた。ホッジスが妙な臭いを感じ取る。胃の中から発見されたのは、シアン化物の白い結晶だった。生まれつきいい鼻を自慢するホッジスに一言だけ言っておいた。

Grissom: What gene turned your nose brown?

brown noseはゴマすりである。ついでにリスの縫合も命じた。

サイアナイドによってリスが死んだのだとしても、マーティン夫妻の胃から同じものは出てきていないのでつながりがないように見える。毒物検査も異常なし。食べ物ではなく飲み物に含まれていたとしたら、胃の中に滞在していないかもしれないのでヘンリーに拡張毒物検査を頼んでおいた。

Henry: You hear Hodges is looking for his own apartment? Cut the old apron strings.
Catherine: His mother finally kicked him out, huh? Good for her.

結果。致死量のシアン化合物が検出された。害虫駆除会社、採掘業者、電気めっき業者、写真家、ジュエリメイカーなどが手に入れることが出来る。もちろん、彼女には心当たりがある。終始緊張気味だったヘンリーに礼を言って、部屋を後にした。

来たのはマーティンの隣の家。彼女は元夫が死んだというので、イライラしている。その男とはやはりカイル・プランク(Planck: ドイツの物理学者Max Karl Ernst Ludwig Planckより)だった。彼女は仕事柄、シアン化カリウム(いわゆる青酸カリ)を手に入れることが出来、電気めっきに使用していた。貴金属のカスタムをやるためである。

リスが出てくることを嫌っていた彼女は、ツナ缶にそれを入れていた。自分の庭においていただけだと言うが、隣の猫が食べてもおかしくはない。本人は法に違反していないと思っているが、許可を得て手に入れた毒物でも本来の目的以外に利用すれば当然犯罪になる。それがジリスや隣人を殺したとあっては、殺人罪にも問われる。

マーティン夫妻が例の機械を用いだしてから、リスが全て彼女の家に行くようになった。それに腹を立てた彼女と猫を殺された夫妻はもめていた。ただリスを殺し猫を死なせてしまっただけだと言うが、それならどうして夫妻は死んでしまったのか。

夫妻の寝室に来たキャサリンとホッジス。彼は、早速あちこちを嗅ぎまわっている。その様子を見て彼女が笑い出した。

Catherine: Sorry. I was thinking of one of those, uh, bloodhounds in the old cartoons, "sniffing awound to find da wabbit."

彼の鼻は何の役にも立たなかったので、マットレスを取り払った。ベッド下のカーペットを嗅がせてみる。

Hodges: Pay dirt.

ここ掘れワンワンと言っている。この部分だけ新しいのでカッターで切って中を調べる。出てきたのは、燃えた跡のある古いカーペット。彼らは古いものと交換したのではなく、新しいものを上に敷いただけだった。ベッドがあったため、そこだけ磨耗していなかった。

2枚の間には隙間がないため、燃えるのに十分な酸素はないはず。そこで考えられるのは、温度の上昇により古いカーペットが溶け、ポリ塩化ヴィニル(polyvinyl chloride)が
分解された。そこから発生したシアン化水素がベッドに達し、二人の命を奪った。本来はカーペットが燃えないようにするためにポリ塩化ヴィニルで処理してあるのだが、それが死因になってしまうという、なんとも皮肉な結果になってしまったと二人は思った。

ではなぜそこまで温度が上がったのか。ホッジスは家の下を調べに行った。寝室の下の近くには、配電箱がある。そこから庭の機械や上の電気などに電気が送られている。この家は古く木造で、床下には電線が這うように敷かれていた。

そこにリスがやってきて電線に食いついてしまった。回路はショートし、徐々に木造部分に電気が伝わり、やがては火を起こした。その熱がカーペットに伝わり、後は推測の通りである。犯人はリスだった。

今までの事件は全てつながっていた。グリッソムはかねがね、そうした偶然はないと言っている。今回もそれが証明された。

燃えて死んだカイルは、マーティン夫妻の隣人の女の元夫。その彼は夫妻に殺虫機械を提供していた。それを製作したボーアはドラッグを提供していて、使用者は本人も含めて血が緑色。その一人がエヴリンだった。カイルが死ぬ間際に最後に触れたのが彼女。1つの輪が出来上がった。

またエヴリンは200ドルを持っていた。そのお金でthiocyteを買いに行く途中で車に轢かれた。ウェインはボーアと一緒に彼女が来るのを待っていたのだが、結局現れることはなかった。予定が狂って支払えなくなったウェインはボーアを殺そうとし、逆に彼に殺される羽目になった。

Warrick: And it all started with Kyle Planck – lonely guy with a gut full of moonshine.
Grissom: String theory.
Nick: Grissom theory. This is better than a bedtime story.

弦理論は全てをつなぐ理論である。量子は非常に小さな世界の話だが、相対性理論によってはるかに大きな出来事まで説明する事が可能になる。原子は極限的に小さなエネルギーの振動、つまりは弦によって成り立っている。

弦には各々周波数があって、ヴァイオリンの各弦が奏でる固有のノートのようなものだ。それらが重なり合い、宇宙の全ての物を創造している。

Catherine: Cosmic symphony.

ビッグバン以来、その弦はつながったり切れたりを繰り返している。そのつながりは、今回の犠牲者や我々の誰にでも当てはまるもので、特別なものではない。ただ我々はその事を知らないから、自分は誰ともつながっていないなんて思ってしまう。

Warrick: Too bad they didn't know about Grissom's theory.

平行世界では、ひょっとすると皆一緒に朝食を食べるような生活を送っているのかもしれない。いやいや、この星だって自らの意志でそうしようと思えばできるはずである。

Catherine: In this universe, maybe we are.
Nick: Yeah.
Catherine: And you're buying.

この署で皆をつなぐ男は彼しかいない。

Grissom: No strings attached.

[END]

[補足]

警察が使う3桁の数字のコード"The Hundred Code"のリストがwkipedia(英語)にあります。207、211あたりは映画やドラマでもたまに聞かれます。

[感想]

上手すぎるよ。今シーズンの8話目と一緒で、コメディ系のエピソードの時に流れる音楽。色んな要素が満載で面白かった。セリフとか引用とかアリュージョンとか、こういうのが沢山あるのは楽しい。マンディやウェンディ、ヘンリーも出てきて最高だった。

でもまた今回も人間以外の犯人が登場して、CSIの一つの売りになっているのかな。人間だと思い込んでるから中々核心にたどり着かない部分があったり、世の中には想像もしない事件があるって感じがして、これもまた良い。

エヴリンの名前Polychronopolousは物理とは何の関係もなくて、Adam Sandlerの歌"Steve Polychronopolous"から取っていると思われる。Nobody-likes-meな鬱陶しい男って意味みたい。

今週は全員登場で楽しかった。次回は噂の"Two and A Half Men"のライター陣が書いた作家クロスオーバーエピソード。タイトルはほぼそのまんま、"Two and a Half Deaths"。ちなみにあっちの方は5月5日に放送です。

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Story: Carol Mendelsohn
Teleplay: Douglas Petrie, David Rambo
Director: Chris Leitch

Star:
Paul Guilfoyle as Captain Jim Brass
Marg Helgenberger as Catherine Willows
Gary Dourdan as Warrick Brown
George Eads as Nick Stokes
William Petersen as Gil Grissom
Wallace Langham as David Hodges
Robert David Hall as Dr. Al Robbins
Eric Szmanda as Greg Sanders

Archie Kao as Archie Johnson
David Berman as David Phillips
Larry Mitchell as Officer Mitchell
Liz Vassey as Wendy Simms
Sheeri Rappaport as Mandy Webster
Jon Wellner as Henry Andrews

Guest Star:
Joe Howard as Logan Martin
Jamie Hyneman as Himself/Lab Tech #1
Adam Savage as Himself/Lab Tech #2
Don Swayze as Dave Bohr
Karl Makinen as Kyle Planck
Jose Pablo Cantillo as I.A. Officer Galvez
Christine Lakin as Margo Delphi
Chloe Webb as Evelyn Polychronopolous
Colin Kim as Officer Choi
Sam Witwer as Officer Casella
Jeremy Cohenour as Cell Phone Dude

©MMVII, CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.
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