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[グレイズアナトミー] シーズン4第14話。ウェバー先生、超ネタバレです。


Meredith (V.O.): There's this person in my head. She is brilliant, capable. She can do chest tubes and craniotomies. She can run a code without freaking out. She's a really good surgeon. Maybe even a great surgeon. She's me. Only so much better.

Couldn't agree more...という彼女はベイリーである。タックを連れてSHGに来ていた。リチャードがボードを見て、クリスティーナが不満を言うだろうって言っている。何なのでしょうか。

マーの問題は、デリクが部屋に入ってくる度、彼とキスしたいと思うことである。キスっていう素敵なものではなく、彼の舌と自分の口が気になるんだそうだ。エライ具体的だな。それが手術に影響するので、放っておけずにワイアットのところに来た。

これでセラピーも5回目。そろそろツールってヤツを使ってですね。前に進みたいわけっすよ。と言っている割に、舌が気にならない方法を知りたい、他の事に気が行くようにしたいんだそうだ。根本的な解決を求めてるわけじゃないのね。

そう思っていたら、先生はさすがにドクターと呼ばれるだけのことはありました。妄想を打ち破りたいなら、現実を見なさい。なるほど。そこで彼女は考えた。デリクはローズといるんだから、私とキスしてくれるはずはない。

Wyatt: Powerful stuff... reality.

彼がいる部屋に入る前に、呪文を4回唱えてみた。

Meredith: He's with Rose. He's with Rose. He's with Rose. He's with Rose.

職場恋愛って失敗したら大変だなぁって思った。彼女は息を吸って入った。彼の顔を見なければ大丈夫のようだ。今回の患者さんはダレン(Darren)。彼女の臨床試験の被験者になってくれる人で、ジョナサン・エヴェット(Jonathan Evett)が付き添いで来ていた。彼はVeterans Affairsの人なので、ダレンは元軍人って事になる。

趣旨説明。ウィルスを腫瘍に注入し、それに食べてもらう。上手く行けば小さくなるが、人間で成功した例はないほどリスクは高い。その件については大丈夫。アフガニスタンで2時間生き抜いた男だからと言って入ってきたのは、彼の友人トッド(Todd)。

ベイリーはマークの部屋に来た。出てきたと思ったら上半身裸じゃないか。っつうことは。10時から脂肪吸引手術を予定していたのだが、ナースのターニャ(Tanya)が立ち会えなくなった。そこでキャンセルするか聞きに来た。

Mark: Get me another nurse. Get me Kate. Yeah.

彼女が空いてるか確認。

Bailey: Dr. Torres, Dr. Sloan would like to use nurse Kate this morning.

ケイトはキャリーの関節形成(arthroplasty)に参加するはずだったので、ついでに聞いておいた。つ、ついでにって。先生方、小さなお子さんがいるので声は慎んでください。

Bailey: Dr. Torres, I know you're in there.
Callie: Yeah, fine. Just an hour later, an hour earlier. Whatever. Hey, Tuck. Don't judge me, Bailey.

彼女も上を着ていなかったことは言うまでもない。

メレディス、イジー、レキシー、ジョージ。例の掲示板前に立っていた。これがクリスティーナに知られたらきっとまずいだろう。気づかれないうちに外しておこうか。いやいや、それはできない。と声をだしていたら、彼女がそこに来ていた。

Cristina: Good for him.

そこにあったのはバークの写真。"The Harper Avery Award"を受賞した。記事を読んでショックを受けた彼女は、一言だけ言って去っていったのでした。それにしても、さすがバーク。

イジーが部屋にいるとアレックスがやって来た。彼はまだ真実を知らされていないらしく、旦那さんを置いて出てくるレベッカと住む場所を探すまでメレディスの家に泊まらせる事にした。それをイジーがメレディスに話してくれと言うのだが、彼女はレベッカが妊娠していない事を知っている。彼は今は大変だけど何とかするよって、気持ちもしっかりしてきた。いい傾向だけど、困った。どーしよー!?

エリカはレジデント・インターンらを集めて今日の患者について説明させる。キーラ・マーシャル(Kyra Marshall)。心筋症(cardiomyopathy)とCOPD(chronic obstructive pulmonary disease: 慢性閉塞性肺疾患)の病歴あり。現在、心臓移植を待っているのだが、抗体レベルが上昇してしまっている。このまま行くとどんな心臓を用意しても、拒否反応を起こすと思われる。

高レベルの化学療法を施し、免疫システムを抑制する。いつもならクリスティーナが率先して答えているところが、今日は話すらも聞いていない。それをエリカにとがめられると、今日はモルグに行くと言って去っていった。

プラスティックの部屋に8週間も隔離されていた彼女は、発狂状態にあった。エリカはビニール越しに彼女に手を差し出し、心臓の移植ができる準備に入ったことを伝えた。ようやく子供たちを抱ける喜びに満ちていた彼女だが、戦いはこれからである。

リチャードはマークを呼び出した。ターニャが参加しないのではなく、ナース全員が彼の手術への参加をボイコットしていた。彼には全く覚えがないが、ともかく異変が起きている。チーフに連れられ彼の部屋に入ると、そこにいたのはアデルだった。

Adele: Nurse mediator, Dr. Sloan.

元看護婦の彼女は再びこの世界に戻ってきた。さらに人事課からウェイン・シーハン(Wayne Sheehan)も来ている。これはただ事ではない。

マークに対する苦情が来ていて、病院はそれを無視してきた。マークは合意に基づいたものだし、向こうから求めてきたものもあると反論した。しかし、事は大きくなっている。今のところ、ハラスメントだとして訴訟は受けていないが、これからそうなる可能性がある。それを回避するために話に来たのだ。

そこで今日から1つの取り決めが出来ました。同僚と性的関係を持つ場合は、登録するように。な、なぬ~??

Adele: It's called "date and tell."

bang&tellな気がするが。デートじゃないじゃん。破ると2000万ドル級の訴訟にまで発展するらしい。やれやれ。でも書くとなると彼女の名前を書かないと...

Richard: Shut up and fill out the damn form.
Adele: And you, too, Richard.

「え、わしも?」なリチャードなのだった。


Grey's Anatomy



レキシーは心配になってモルグを見に来た。クリスティーナと遺体とどっちが死んでいるのか分からん。メスを持ったまま、微動だにしない。そこで彼女は素直に聞いてみた。バークさんと色々あったんですって、姉さん。

こっち向いた。と思ったらいきなり"Like A Virgin"を歌いだした。私も一緒に歌ってしまった。メスを入れつつ、結構本気で歌っている。レキシーが手伝おうかと言ったら、さらに声が大きくなった。

Cristina: ♪ Like a virgin...
Lexie: ♪ Hey...
Cristina&Lexie: ♪ Touched for the very first time...
Lexie: ♪ Like a vir...

レキシーはうまいなぁ。クリスティーナが歌うのをやめた。じっとこっちを見て何も言わない。あまりにもホラーなので、上に上がることにした。

Cristina: ♪ Like a virgin...

"When your heart beats"って続くわけですが、彼女は死体を扱っている。自分でそこまで歌ってはじめて、続きを歌わなかった理由が分かった。納得ぅ。

リチャードはアデルがお金が必要なのかと思っていた。彼女は仕事をして、自分の価値を認めて欲しかったようだ。仕事自体も好きだし、彼女は別れてから変わった。そう言われたので、わしも変わったよと対抗した。家に長い時間いるようになったし、インターンも取った。

Richard: The chief's intern. Change. Feels good, doesn't it?

無理矢理笑ってみたが、言葉と裏腹な感じだった。大体そんなのあったっけ?

そこでまず簡単なターゲットを定めた。ジョージである。君の様な人間にはチャレンジが必要なのだよ。変化が必要だ。改めて言われると、チャレンジしてないなぁという気がしてきた。とは言っても「どうしたらいいか分かりません、サー」って顔をしている。

Richard: What would you think about being my intern? The chief's intern.

チーフのインターンってなんっすか。そんなポジションあるんですか。ジョージは期待と不安で一杯だ。

George: Is that even a real thing?

デリクは脳のCT画像を見て、2箇所の腫瘍同時にウィルスを注入した方がいいと判断した。2本の針を使ってどうするか、模型を使ってメレディスに説明。刺すのは彼じゃなくって、患者の方ですよ。彼の顔を見てファンタシーのスイッチが完全にオンになっている。

ウィルスを最大限に活動させるには、完璧に同時にやらなければならない。1つはデリクで、もう1つがメレディス。

Derek: Don't be nervous. We're gonna practice.

sweetすぎる二人の時間。これじゃますます現実を認識できません。呪文を唱えられないし。蛍光塗料のフルオレセインを使って腫瘍周りを照らし出すために、部屋のライトを消したから尚更ムードが出てきた。

Derek: Now remember. We have to be completely in sync.

やばすぎる。これでシンクロしたらもう止まらなくなるに違いない。準備が出来たら声をかけてくれと言うので、ささやくように呪文を唱えた。

Meredith: He's with Rose. He's with Rose. He's with Rose. He's with Rose.

アレックスはレベッカに子供が出来たと言われて心の準備をしていたが、実際の子供の扱いに慣れているわけではない。ママの心臓を取り出したらどうなるのか、キーラの娘に聞かれた。白雪姫みたいに一瞬死んで、また生き返るんだよー。ってそこまで童話に書いてないよん。死ぬっていう言葉に二人の娘は怯えて泣いてしまった。

Kyra: It's okay. You don't have kids. How would you know?

イジーは困ったので、ベイリーに聞いてみた。患者に来てもらえない時は、検査結果を患者の友人に渡してもよかですか。あかんやろー。と思いっきり言われたので、その友人と私はものすごい友人なのだと説明した。彼女のために友人の人生は変わろうとしているのだが、その理由は彼女の妊娠しているからなんだけど、実際は違うんです!

Bailey: Stevens, you want to win yourself a Harper Avery, you need to master the basics of privacy.

メドスクールで教えてくれるかな。なんて思っていると、ジョージが例の"date and tell"の書類を配りに来た。チーフインターンって、彼の小間使いのことだったのか。イジーにもそっと渡した。ベイリーはなんだそりゃって顔しつつ紙を見せてみろと言ったが、チーフ命令で彼女は例外処置が取られる。

George: Congratulations.

ローズが質問。"sexual relations"って何ですか。おぉ。そこにはレベルがあるんだそうです。日本で言ったら、A,B,Cと一緒だな。

George: H– highest level.

彼女がそれを聞いて紙を返したので、ジョージは戸惑った。

Izzie: Freak.

彼女も使いっ走りな彼に気づいている。今日中に返してくれって彼女に言ったが、いちいち自分の名前を書かれるのも妙な気分に違いない。


Erica: It's because I don't have a penis, isn't it?

離れた場所にいたキャリーは自分に言っているのかと周りを確認した。彼女しかいないし、カップルみたいなもんじゃないか。彼より論文も出した。研究も2倍やった。バークより自分がふさわしいはずなのに、そこには男の世界がある。

仲のいいキャリーも彼女が賞レースに参加していたことを始めて知った。エリカは受賞したら言おうと思っていたのに、このままだとずっと取れないかもしれない。まあ賞をもらえなくたって彼女を認める人はいるんだし、特に問題はないようだ。

それはそうと、エリカは飲みながらバークの悪口でも言わないか誘ってみた。別件があるので断ったが、そこに当事者のマークがやって来た。ナースと話をしてくれと頼みに来た。

Erica: We don't think you are a good guy.
Mark: Dr. Torres thinks I'm a good guy. Don't you, Callie?

キャリーが答えられないでいると、エリカは不満そうに去っていった。どっちに妬いているんでしょう。

Callie: On call room. Now.

もはやMcHorniesな二人なのであった。GOD!

脳の手術をした後、回復に要する時間は4週間から6週間。トッドはその間ここにいると言うが、彼は5日以内にまた復帰しなくてはならない。しかし、彼に腫瘍があると分かったので状況が違う。ダレンとの間に複雑な雰囲気が広がる。

彼はどうせ手術は上手く行かないから、自分なんかのために時間を無駄にして欲しくなかった。それでもトッドは彼のために来た。彼を愛していたから。二人は激しいキスをした。メレディスはそれを見ていて、どう思ったのだろう。全てを越える愛なのか。許されない愛なのか。

そこにダレンの父親が入ってきた。彼はショックというより、まだ付き合っていたのかという怒りに満ちていたような感じがする。エヴェットは異変に気づいたが、なんでもないと言ってトッドは部屋を出た。

Callie: Thank you for the consult, Dr. Sloan.

キャリーと一仕事終えたマークはローズにも頼みに行った。顔を見るなり拒否されたが、ベストフレンドと付き合っているよしみで何とかして欲しい。セックスのことしか頭にない男はいい男じゃない。しかし彼はひるむどころか、ガツンと言い返した。

Mark: I hate women like you. You string guys along, acting like sex is some prize, when really, you're just afraid that once you give it up, he'll lose interest.

セックスはごほうびじゃない!それをやって男が興味を失うと思ったら大間違いである!おおおぉ。彼しか言えんこのセリフ。マークファンは手を叩いた事でしょう。男の本質を教えてあげたら、彼女は呆然としていた。知らず知らずに自分の方が男女関係の中心をセックスで測っていたのだと気づいたであろう。

ダレンがトッドに来て欲しくなかったのは、こうなると思ったからだった。父親もまた軍人で、そういうのは全く受け入れられないらしい。だから自分のことは忘れて去っていって欲しかったのだが、そんなに簡単に出来る事ではなかった。

エヴェットに見つかれば除隊処分になる。そういう規則になっている。それでも彼は来てくれたのだ。ダレンは私生活と仕事を切り離していたが、彼に会ってそれが変わった。だから彼への思いは相当強い。

メレディスはロビーにいるトッドを呼びに行こうかと言った。父親が来るから出来ない。彼女が無言でいると、彼は「勇敢な兵士が自分の父親に立ち向かう事も出来ないと思っているんでしょう」と自虐的な言葉を発した。

Meredith: I was thinking, this is hard.
Darren: The gay part or the tumor part?
Meredith: The whole part.

セックスポリスは寝ているアレックスを起こして用紙を渡した。レキシーにも。もちろんメレディスも例外ではない。これを書いている人は皆、同僚と寝た事について報告をしている人々である。こうして見ると、みんな経験あるんだなぁ。

そこにローズもやって来た。

Rose: I, um. think I'll need one of those after all.

彼の一発が聞いた。メレディスの表情を見て気まずいレキシー。しかし意外にも彼女は笑っている。

Meredith: Derek is with Rose, and I'm okay that Derek is with Rose.

ついにmove onですか。ここにいないクリスティーナにも渡したいとジョージが言ったら、レキシーが止めた。泣いたり黙り込んだりしているのではない。歌っている。メレディスは慌ててすっ飛んでいった。ついでに用紙提出もすっぽかされた。

Alex: Here, perv boy. Enjoy.
George: This isn't complete.

んんん。レキシーの方をちらっと見た。アレックスより彼の方が覚えているという状況。彼のど忘れに彼女はショックを受けた。

Lexie: He forgot he had sex with me?

彼女は2回同じ質問をした。McSluttyがもっとナースに手を出していたら、マークより大変な目に遭っていた事だろう。

メレディスが地下に降りると、彼女はまだ同じ歌を歌っていた。メレディスが止めたが、引き続き歌いだした。末期症状だ。クリスティーナもいずれはHarper Avery Awardを取れるようになるだろう。それにバークが賞を取れたのも、彼女がいたから。彼に震えの症状が出た時、救ったのは彼女である。たとえ、賞の委員会が知らなくとも彼はそれを理解している。

そう慰めても止めないので、自分の話を始めた。セラピーに通っている。落ち込んでいるのはメレディスも一緒。いやそれ以上かもしれない。デリクは自分の目の前でローズと堂々と付き合っているのだから。彼女はピタっと歌うのを止めた。同じところで。

Cristina: Thank you. That makes me feel a little better.
Meredith: You're welcome.

ベイリーがフォームを持ってリチャードのところに来ると、アデルがいたので驚いた。彼女がセックス確認をさせている噂は本当だった。しかし、なぜ自分だけが例外なのか良く分からなかった。

Richard: I don't even want to see you holding the form.

彼女は去っていったが、今度はアデルの方が首をかしげている。

アレックスの体温が100度(約38℃)を越えた。免疫システム規約と言うのがあって、病気の人を手術に参加させることは出来ない。本人は大丈夫だと言っているが、患者を危険にさらすわけにはいかないのでクリスティーナと交代。彼は家族の面倒を見ることになった。ということは、また子供の相手をしなければ。

メレディスはダレンをORに連れて行く。ロビーではトッドがじっと待っていた。彼女は二人の時間を与えようとしたが、ダレンは父親を見やってそれを断った。迷いと彼への想いを押し殺したまま、彼は手術室に運ばれていった。残されたトッドは、悲しみと不安で目に涙を浮かべていた。

エリカとクリスティーナはドナーの心臓を待っている。暇なので賞についてエリカが話し始めた。彼女も悔しいところだが、それ以上なのはクリスティーナの方じゃないか。リサーチを一杯手伝ったのに、名前すらも載せてもらっていない。

Erica: His arrogance is legendary.

ようやく共通点も出来た。そこまで言われても彼女は何も言わなかった。エリカは彼の傲慢話は知っていたが、二人の関係までは知らなかったようだ。彼の悪口を言わず乗り越える決心をしていると彼女の目には映った。

Erica: I am going to follow your example, Yang. Congratulations, Preston.

デリクとメレディスはリハーサルどおりウィルスの同時注入を行う。説明したとおり、最大限の効果を得るためには、完璧にシンクする必要がある。やり始めると、機械の様子を見てばかりの彼女と呼吸が合わない。彼は機械ではなく自分の目を見るように言った。

ゆっくり二人は見つめあいながら息を合わせた。全てが注入される頃には、ピッタリと数値が合わさっていた。作業は無事成功。室内から拍手が起きる。

Derek: We're standing on the moon, Dr. Grey.

ウェイン、アデルがいるリチャードの部屋にフォームを持ったベイリーが来た。自ら手渡し、その場で質問も受け付けるためである。そこにはインターンの名前が記されていた。

Bailey: I require the energy of youth.

若い精気を吸って元気をもらっていたんですってよ。シェパード先生には落ち込んでいる時に、スローン先生とは当直室で沢山。リチャードはこれをジョークと受け取った。だから彼女は怒り出した。

誰と寝たかということ自体はもちろんジョーク。彼女も一人の独身女性であって、この病院の男性と出会ってそういうことになる可能性は十分にある。彼女の真意は、それを完全に否定してしまった彼の行動を非難したかったのだ。彼女はアデルの手前、これをハラスメントとは自分の口では言わなかった。しかし、彼女の態度がそれを示しているのはアデルやウェインにも明らか。リチャードのこういった事柄に関する管理は問われる事になりかねない。

イジーはアレックスに薬を渡した。彼は肉体的にも精神的にも疲労が頂点に達している。それを指摘されてすぐに認めるアレックスではない。自分の子供が産まれてくると喜んでさえいる。彼女はますます本当のことを言えなくなってきた。

エリカはキャリーを誘いに行ったが、「他に用事がある」と今回も断られた。彼女は話をするのが苦手で、よく知らない人と友達になったりすることはほとんどない。そんな彼女がようやく友達になれたのがキャリーだった。彼女が不満だったのは、マークと寝ているからではない。それを友達の自分に話してくれなかったこと。友達が男と付き合うのに「用事」なんてどう見たっておかしい。

だから彼女に怒っていた。彼氏が出来たから、そっち優先でもう後はどうでもいいってなる人。エリカはそういう人が嫌いなのだ。私も嫌い。

Erica: I don't make friends easily.

自分の気持ち一つ伝えるのも苦手そうなエリカなのだった。でも気持ちは伝わっているはず。キャリーは本当の理由を話せるんだろうか。

Meredith: That was great. Totally sync, like we were one person.
Derek: Yeah, it was great. You did great.

私達一つなってたよね。違う。気を取り直して患者の話。ダレンの頭蓋内圧を一晩中監視しておく必要があるので、メレディスはその許容範囲値を尋ねた。ところがデリクは自分と二人で見ることを提案した。そこに仕事を終えたローズが来た。

多分その気満々で来たのだけど、彼はここに残らなきゃいけないときっぱり言った。こういうところの理解はきちんとしているのか、彼女はあっさり帰っていった。そこをメレディスが呼び止める。

何かあったら連絡するから、彼女と行っていいよ。ようやく吹っ切れたのか、吹っ切るためなのか、彼女はそう言った。彼はあえて残ると言ったが、メレディスは断って彼女と行かせた。ローズの方はうれしそうだ。


Callie: Sex. Let's go.

マークは動こうとしない。そういうムードじゃないって、か細い声で言った。今日の手術は全部中止。彼はショックでセックスすらも出来ないほど落ち込んでいた。なんだかんだ言って、やっぱり真の外科医なんだな。

Callie: You're useless.

慰めもせずに去っていった。追いかける気力もなし。


心臓が到着。手術に入るため、アレックスが家族を待合室に連れて行こうとしたら、キーラの容態が急変した。呼吸が出来ない。聴診器を当ててみると、右側の肺から音がきこえにくくなっている。

ナースにハーンを呼ぶよう指示したが、彼女は動かなくなった。待っている時間はない。娘たちも心配そうに見つめている。少し考えてアレックスは隔離室の中に入って直接処置する事にした。

夫は声を上げるばかりで、子供たちを連れて移動しようとしない。仕方なく子供達に後ろを向いているように言った。処置は数秒で終わった。子供たちを呼ぶと、少し安心したようだ。彼女も息をしている。

ジョージは集めた用紙をアルファベット順に並べ、局別に整理してもって来た。チーフ・インターンの出来のよさをアデルに見せて、リチャードも満足げだ。しかしジョージは彼に直接話がしたいと切り出した。アデルは退室。

今日あった大きな手術を諦め友達にごますり変態と呼ばれても、これをやったのはそうする価値があると思ったからである。しかし、自分には言葉もかけずアデルに話しかけている姿を見て、奥さんとよりを戻すために利用されたのだと気づいた。チーフ・インターンなんて職があるかは知らないが、彼は辞めると宣言した。

リチャードは彼に言った。彼の仕事ぶりはきちんと見ていた。今のところ正式な仕事ではないが、ゆくゆくそうしたいと考えている。その最初に選ばれたのが、ジョージだったのだ。

メレディスは緊急事態が発生したが、デリクは間に合わずに一人で処置を行った。しばらくして、彼女はダレンの父親と座っていた。そこにトッドが姿を現す。例え嫌な思いをさせてしまっても、愛する彼がどうしているのか知りたい。彼の方がまず父親に立ち向かった。つもりだった。振り返った彼は涙に暮れて、言葉を返すどころではなかった。

アレックスが身を挺してキーラを救ったが、再び感染症に冒された可能性は高い。引き続き最優先で心臓は移植されるものの、この中で待つ必要がある。前回の様に8週間なのか、それ以上なのか。いつになるかは分からない。

マークは廊下で一人考えていた。ずっと落ち込んだまま、何も出来なかった。通るたびに彼を見かけたベイリーは、頭を一回小突いた。

ダレンの脊髄を調べてみると、脳炎であることが分かった。ウィルスのせいであったが、こうなる事は予測できなかった。デリクはここに来る途中、シャンパンを買って来ていた。あくまで彼女のやり方が成功すると、そう信じていたからだ。

Derek: We will succeed. We will save someone. And when we do, we're gonna open this bottle of champagne, and we're gonna drink to Phillip Robinson and Darren Covington. And all the other patients who helped us change the face of medicine, and we're gonna celebrate. We're gonna use this as our victory dance. Meredith, we will. We will open this bottle of champagne.

何度も乗り越えなければならない壁があるのを分かっていたが、彼女はショックで言葉も出なかった。いつか誰かの命を救える日まで、いつか二人でボトルを開けるその日まで、彼女は病気と共に悲しみとも戦っていく。

クリスティーナだけが用紙を提出していなかったので、リチャード達に呼び出された。誰とも付き合っていないが、今現在のことだけを書くわけではない。バークとの関係を記すように言って、紙を渡された。

彼女は言われるがままに書き込んで、「満足ですか?」と言って部屋を出ようとした。リチャードは彼女の苦しい状況を分かっていると言った。しかし、彼女の本当の気持ちまでは分かっていない。

「別に苦しくなんてありません。単純な事です。バークはここにいない。去ってしまったんですから。彼もその方が良かったでしょう。ハーパー・エイヴリ賞をもらって、世界中から賞賛を浴びている。

これは全く大変なことではありません。彼は向こうにいて、私はここにいる。何も変わらないここで、彼のアパートに住んで、同じ手術着を着ていつもと同じ病院の廊下を歩く。ここにいると決めたから、わたしはここにいるんです。

しかしです。彼の手が震えていた時、私が彼の手術をやったんです。それを秘密にしましたし、彼のプライドは私が守りました。先生も私も彼も、みんなその事を知ってます。彼は知っているんですよ。

なのに新聞記事に私の名前は載ってやしない。私は彼の才能を支える見えない手なんです。一見全てが同じように見えても、実は全く違う。今じゃ留め金を持たせてもらえれば運がいい方です。ハーン先生は私はただの彼の手だっただけで、今じゃ亡霊みたいだって扱いをしています。

別に大変だとは思いませんが、耐えられないんですよ。皆さんは彼を誇りに思っているかもしれないけど、私はそうじゃありません。彼にうまくやっていて欲しいなんて、思ってません」

事情を知らない皆は分かってくれなくても、リチャードは分かっていると思っていた。だがそれも違っていた。彼女は涙を拭き取りながら思いのたけをぶつけ、部屋を出て行った。

ベイリーはマークを横に立たせ、ボイコット中のナースを集めて演説する。

Bailey: Uh, this man is a whore, has always been a whore, will probably always be a whore.

そうだ。この事は彼とやる前から知っていたはず。何を今更文句をたれているんだ。「浮気性の彼も私と付き合えば、きっとそれも止めてくれるわ」的発想を一瞬で打ち砕いた。彼は優秀な医者で、彼の手術を必要としている人がいるから、その人達のために仕事に戻るように言った。一瞬にして皆が従った。さすが、ベイリー。

ひとまずキーラは夫や子供らと触れ合える時間をもらえるようになった。それもこれもアレックスが頑張ったからだ。イジーがそれを称えると、彼は怒っていた。

Alex: You think I can't do this. But it's my kid, Izzie, my kid, and what you think doesn't matter.

彼女はまたも本当のことが言えず、彼の子供への思いはますます強くなってしまった。

ダレンの父親はエヴェットに軍の葬儀を依頼した。つまり、正式にトッドもそこに参加できる。彼はトッドの顔を見て、優しい表情になった。どんな形であれ自分の息子を愛してくれた彼に、うなずいて部屋を出て行った。

トッドはダレンにキスして別れを告げた。その様子を遠くでメレディスが見ている。

Meredith (V.O.): It was a good day.

リチャードはアデルがいるせいか、早くに帰宅する。今日一日の彼を見て、変わったのかもしれないと彼女は言った。変わった所を見せようとしているのも1つの変化なのかもしれない。彼は彼女のブラウスを誉めた。

Meredith (V.O.): Maybe even a great day.

イジーが病院を出ると、外のベンチにベイリーとタックがいた。彼女は結局話せずじまい。でも何があっても絶対に自分の口から言わないと決めた。

Bailey: You're growing, Stevens.

Jは今、別の人とデートしている。彼女もまた、彼女なりの問題を抱えていた。しかしそれもまた、誰かに話すこともない。

Meredith (V.O.): I was a good doctor. Even when it was hard. I was the me in my head.

レキシーは不安になって、前のボーイフレンド3人に連絡してみた。自分が記憶に残らない人間なのか、わざわざ確認するためらしい。メッセージだけ残して、かけなおしてくるのを待っている。

しかし、忘れたのはあくまでアレックスであって、そういうことが起きても仕方がない。ジョージより間違いを犯した人はいないし、彼より寝ちゃいかん人と寝た人もいないし、彼より恥ずかしい目にあった人はいない。落ち込む彼女のために、彼は自分をさらけ出した。

George: Let me be an inspiration. Look at me... I am the chief's intern. I am the man at the right hand. Of the man.

キャリーはエリカに避けていたことを認めた。アディソンに言われた例のことを話してみた。さすがに彼女は吹き出した。なんて馬鹿馬鹿しい事でもめていたんだろう。一緒に高笑いして、一瞬やっぱりそうじゃないかと思った。

Meredith (V.O.): There was a moment when I thought. I can't do this.

アデルは言った。ベッドの上のリチャードは、前と変わっていなくて良かった♪ ブラウスを誉めるのは合図だったんだな。

マークは今回の出来事について、デリクに話した。あの優秀でプロで淑女なドクターが、問題を解決するためとは言え自分の事を"whore"だとみんなの前で言った。確かにマークも大変だったが、デリクも困った事が起きていた。

Mark: I'm a whore.
Derek: I slept with her. The whole time, I was thinking about Meredith. Who's the bigger whore?

本当に乗り越えるべきものがあったのは、彼の方だった。

Meredith (V.O.): But I closed my eyes. And imagined myself doing it. And I did. I blocked out the fear. And I did it.

メレディスはセラピーに来ていた。今日はいい日でした、と報告。彼女の保険では20回分のセッションしかカヴァーされない。悠長に構えていたらすぐに終了になるので、ワイアットはいきなり切り込んだ。

これがいい日と呼べますか!患者が死んで、その患者は愛する人に気持ちを伝えられぬまま。相手の事を思ってやったから、なんだかヒーローっぽいなんてメレディスは言っている。

Dr. Wyatt: It's a load of crap.

彼女は今回の出来事とメレディスを重ね合わせた。悲劇の患者は愛する人がいる隣の部屋で亡くなった。ダレンは彼女で、トッドがデリク。彼が近くに居ながら自分の気持ちを言わないで、一人で死んでいく。そしてそれをヒーローと呼んでいる。まるでデリクと距離を置いている自分の勇気を称えているかのようだ。

デリクはローズと付き合っているという事実。だからメレディスは一人ぼっちなのである。ワイアットは彼女がそれを認めようとしていないことを問題視していた。彼がローズと一緒だと言うことは、彼はメレディスと一緒ではない。彼がメレディスと一緒にいようとしない理由を知らなければならないのだが、彼女はそれから目を逸らしている。

Dr. Wyatt: You're scared.
Meredith: Are you calling me a coward?
Dr. Wyatt: I think you're very frightened, Dr. Grey.
Meredith: Are you calling me a coward?
Dr. Wyatt: What do you think?

現実から目をそむけ、感情を押し殺すだけでは前に進めない。メレディスは答えられずに部屋を出た。

[END]

[感想]

内容が多すぎて、長い文がさらに長くなった。2時間エピソードがこわいっす。

イジーがしゃべらなかったなぁ。ベイリーが言うように成長している。アレックスの思い込みの激しさも良かった。自分はこうでなくてはならないって勝手に決めて、その姿になろうとするという性格の描き方が私は好きだな。あの無謀な突入とか。

それとマークですよ。禁欲状態より圧倒的に落ち込んでいた。根本的な部分はしっかりしてて、その上にああいうキャラがあるわけね。ライターに男性が加わると、一味変わるもんだ。ところで彼はリストにどれくらいの名前を書いたんでしょう。

メレディスやデリクに関しては、正直よく分かんない。「兄さん、何を堂々とのたまっているんだい?」って思った。セックスの最中にずっと他の女の事を考えるという状態になったことないから、想像つきませんわ。これが彼女への愛なんです、とかだったらただの女々しいオッサンやないか。ファンの方には悪いけど、見ててそう思った。ローズというキャラの存在がむなしい。

今週はクリスティーナとジョージのシーンが印象的だった。あとワイアット先生も好きになってきた。みんなカウンセリングしてもらえば面白そうだ。

また次回。

---
Writer: Tony Phelan, Joan Rater
Director: Julie Anne Robinson

Star:
Brooke Smith as Erica Hahn
Chandra Wilson as Miranda Bailey
T.R. Knight as George O'malley
Katherine Heigl as Isobel "Izzie" Stevens
Justin Chambers as Alex Karev
Ellen Pompeo as Meredith Grey
Sandra Oh as Cristina Yang
James Pickens Jr. as Richard Webber
Patrick Dempsey as Derek Shepherd
Eric Dane as Mark Sloan
Sara Ramirez as Calliope "Callie" Torres
Chyler Leigh as Lexie Grey

Loretta Devine as Adele Webber
Lauren Stamile as Rose

Guest Star:
Amy Madigan as Dr. Wyatt
Dave Giuntoli as Todd
Zilah Mendoza as Kyra
John M. Jackson as Kevin
Benny Ciaramello as Darren

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