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[グレイズアナトミー] シーズン4第16-17話。いよいよシーズンフィナーレ。ライターはもちろんShonda Rhimes。


Meredith (V.O.): My mother used to say that for a surgeon, a day without death is a rare gift.

今日もまた患者が一人亡くなった。冷蔵庫にはシャンパンのボトルが置かれたまま。

Meredith (V.O.): Every day we face death. Every day we lose life.

また一人。そしてまた一人。

Meredith (V.O.): And every day we're hoping for a stay of execution.

メレディスはようやくワイアットに話す決心が付いた。母はある日、メスを持って彼女の目の前で手首を切った。キッチンに広がる血の海。母が意識を失うのを待って、彼女は911に連絡した。

母にそうしろと言われたから待っていた。自分が救おうとすれば、面倒が起きると思ってやらなかった。しかし結局は彼女の意思に反して命を救った。それでも母に対して怒っているのではないのだと彼女は言う。

Meredith (V.O.): We're attached to death. Chained. Like prisoners. Captives.


クリスティーナも中々苦しみから抜け出せないでいた。いつもの方法では全くダメらしい。そこでメレディスは、最後の手段スパークリング・ペイジャを渡す事にした。クリスティーナが悲しすぎて自分からそれを欲しいと言わなくなった時が、ちょうどいい時期だと思っていたんだそうだ。

Cristina: If I were the kind of person who kissed people, I would kiss you.


リチャード、デリク、マーク。マークは変わろうとしたが、結局ダメだった。単に変わろうと思うだけではやっぱり無理で、それなりの準備というのが必要みたい。リチャードだって一度はアデルに引退を勧められたものの、チーフをやり続け今週末には家に戻ることにした。彼女にはこれから伝えるが、こうやって自分が正しいことを証明する。絶対に変わらなければらないってことじゃない。

Richard: Be who you are. I am who I am. A man.
Mark: A man. A man who is who he is... I have a right to be that man.
Derek: I'm not gonna say anything.

3人が立っているのは、新しい家を立てる予定のデリクの土地。見晴らしは最高、計画まで立っているのに売ってもいいと言っている。彼は二人と対照的に変わろうとしていた。この土地もフェリーも売る。そして街で住む家を探す。


アレックスは心神喪失状態のレベッカを看護するため、病院を休む事にした。イジーに代わりを頼んだが、どう見ても彼一人で面倒を見切れるほどの状態ではない。彼はいつまでこうしていられるのだろうか。


クリニック。ジョージはベイリーにチーフからの伝言を伝えた。ORの時間が少なすぎるために理事としての立場も危ない。クリニックとチーフ・レジデントとの仕事に加え、1週間に15から20時間の手術が必要になる。彼女は出来るか考えた。というより、何かが見えてくるのを待っているらしい。

そこにイジーが来た。アレックスとレベッカを助けてあげたいのだが、どうしていいか分からない。しかしベイリーの反応は全くなし。じっと明後日の方向を一点凝視しているだけ。

George: What are you trying to see?
Bailey: The bigger picture.

ポカーンとしたイジーとジョージであった。


マークとキャリーはオンコールルームにいる。エリカがいると想定してのスリーサムと言う意味不明セックス。マークが彼女が何をしているのかをずっとしゃべりながらやるというスタイル。一度もやった事ないのにどういう想像をしているんだろう。ペイジャも無視して二人はお楽しみ中。


メレディスは張り切ってインターン達に指示を飛ばしている。臨床試験の患者達の資料で、今回は上手くいきそうだと期待を寄せている。そこにジョージとイジーが来た。メレディスはクリスティーナのアパートに泊まっていたため、アレックスとレベッカのことを教えた。ジョージは状況を見ていないので、イジーの方がおかしいんだと思っている。

Meredith: Now, George, we've had this discussion, and we decided that it's not appropriate to call Izzie crazy. She's spirited.

物は言いようだなぁ。そこにクリスティーナ登場。いきなり180度気分が変わったので驚いた。レキシーが、「メレディスを手伝っているから患者のチェックは今からやります」って言った。「ごゆっくり」という驚愕の返事。


Sparkling Pager


しかしタネが明かされてイジーの反発を食らった。あのペイジャは神聖なるものである。彼女はきっと悪用するからして、渡してはいけない。それにジョージも移譲は違反だと言っている。チーフの下で働く彼が言っているのである。ペイジャかチーフか、どちらの力が強いんでしょう。

George: No need for pagers covered with glue and glitter when you work for the chief.

なんだそうです。二人が去り、イジーは改めてレベッカについての相談をメレディスにした。しかしデリクとの手術が待っているため、"Crazy"なお話の時間はないそうだ。おいおい。"Spirited"はどーした?


手術の知らせ。ベイリーはクリスティーナにペイジャの所有権を認め、イジーは補佐に回された。緊急のため、反論は受け付けない。手術にはマークとエリカも参加する。そこにキャリーが来てパニックになった。あわわ。あのエリカさんですか。

Mark: She uses one finger...

ってささやいたらますますパニックに。楽しい手術になりそうだったが、彼女がパニックになっていた原因は患者のその姿にあった。セメントに完全に埋まった状態の青年。彼は恐怖のあまりに震えていた。


Guy stuck in cement


Man: Please. Help me.



Grey's Anatomy



彼に工事現場のセメントに入るように仕向けた愚か者4人衆は、笑いながらキャリーの質問に答えていた。彼らが調子に乗って911に連絡するのが遅れたため、状態は最悪になっていた。責任も取れない人間に彼女は声を荒げた。

ベイリーはひとまず状況を見たが、今までにない例であるためにどうしていいか全く分からない。EMTも側で待っているが、彼にどう指示していいかも思いつかない。何度も彼に聞かれて思わず分からないと怒鳴ってしまった。それで彼をますます不安にさせた。

彼は19歳。立派な青年が泣いていた。ベイリーは素直に初めての症例である事を認め、他の医者とどうするか相談すると話した。今まで人に命の保証をしたことはないが、今回だけは必ず救うと約束する。現況では、セメントが体内の水分を奪い続ける。定期的に水を取るよう指示し、強い男だから泣くのはやめるように言って励ました。

Baily: I know you can do this. Good. Good. Okay, you're gonna live. I'll make sure that you live.


新しい臨床試験の患者が入ってきた。名前はベス(Beth)と言う。デリクを見るなり"Brain Butcher"と呼び、成功したら自分の名前が医学書に載るんじゃないかと言ってみたり、思っていたより楽観的な女の子だった。そこにもう一人の患者、ジェレミー(Jeremy: プリズンブレイクのLJを演じたMarshall Allman)が入ってきた。ベスとは知り合い、というよりキスする仲だった。

ベスの両親も二人の関係を知らなかったようで、それに気づいたデリク達は二人から話を聞くことにした。ジェレミーとベスは昨年、メイヨー(Mayo Clinic)で出会った。化学療法、放射線治療、サポートグループ、何をするにも一緒で、彼女が今回の治療法を受けることにしたのも彼の紹介によるものだった。

両親は彼を好青年だと思っている。しかし娘が彼を本気で好きになって彼が亡くなれば、生きる希望を失うのではないかと心配していた。自分が生きるために戦う事だけに集中してほしいというのが親の願いだった。


リチャードはジョージに指示し、毒物学のセメントに関する記事を捜させることにした。さらにデリクとメレディスに緊急に面会する事を要請。そして彼はセメントに埋まった少年の病室に入った。彼の状態に驚いたのも束の間、医者が独りもいないことに頭にきた。

隣の部屋に行ってみると、その医者達が大声でもめていた。それぞれの担当医が異なる心配をしているので、議論が進んでいなかったのである。キャリーは手足、ベイリーは腹部の圧迫、スローンは三度熱傷(third-degree burns)、エリカは心臓と肺、といった具合。どこから始めるべきか、決められない状態だった。

彼らが争うべき相手は互いの医者ではない。リチャードが一喝した。911への連絡まで1時間、レスキューが救出するのに3時間を要した。あと4時間から6時間の間に手術を始めなければならない。彼らが本当に戦わなくてはならないのは、時間の方だと全員を諭した 。
Richard: We work as a team or that man dies. Do you understand?

患者の名前はアンドリュー・ラングストン(Andrew Langston)。全員が一つとなって彼の命を救うために戦う。彼に再び"freedom"は訪れるのか。


メレディスはローズと出くわした。ローズはデリクとメレディスの"legend"を気にしていた。二人の間にある歴史を知って、彼女の事を怖いと思っているらしい。さらに彼女のせいで土地を売ることに決めたのだと思い込んでいた。それほど彼女の影響力が強いと知って、なおさらメレディスを恐れるローズ。彼女は"legend"なんか存在しないと言ったのだが、その事を話すだけもローズは精一杯。過去に勝てるのは唯一未来なのだけど、彼女は大丈夫なんでしょうか。


一方家にいるアレックスとエイヴァ。一緒に映画を見ていたが、当然彼女の頭には何も入ってきていない。すると彼女は泣きながら告白した。アレックスがイジーの連絡を受けていた間、自分でトイレに行く事もままならず、その場でしてしまった。相変わらず彼は大丈夫だとキスして慰めている。


Ava&Alex



ジェレミーはベスの部屋に来た。同じサポートグループにいた女性が亡くなったと聞いて、彼女は不安になっていた。放射線治療も効果が出ず、最後には夫の顔を認識する事も出来なかった。手術が成功すれば問題ないと思う反面、やはり死ぬという可能性が脳裏をよぎる。

彼への依存度が高くなるに連れ、母親の不安も募る。彼女は部屋を替わることを希望したが、メレディスの勝手な判断によって空き部屋がないと却下。キスしたいから母親に部屋を出るようともめている最中、ジェレミーは発作を起こして意識を失った。

手術を行う前に、彼は再検査を受けることになった。今日限定でメレディスに付いたジョージがこれを行う事になった。チーフの下で忙しい彼にとっては物足りない様子である。


アンドリューのセメント撤去作業が始まった。マークは皮膚にヴィネガーを注ぎ、セメントによる火傷を軽減させる方法を取った。彼は外部からも火傷を負うと知って、また死ぬんじゃないかと不安になった。それに後悔もある。女の子にかっこつけるためにやったが結果として単なる馬鹿だと思われただけ。

Andrew: I'm like Han Solo. In "Star Wars"? He was encased in carbonite?

やっぱり彼は馬鹿なのかもしれない...


リチャードはメレディスを呼んだ。IRB(Institutional Review Board)に臨床試験のことが伝わり、次の患者で最後にするようにという旨の通達を受け取った。彼女が失った患者は11人。これ以上やると倫理的な問題が生じてくる。もし今回の試験が失敗に終われば、強制的に終了という運びになる。彼女に残されたチャンスはあと1回となった。


メレディスはワイアットのセラピーを受けた。彼女が怒っている対象は、チーフ、母親、そして自分自身だと先生は指摘。チーフが奥さんの下に戻った事、母親が死を選んだことを理解しているから、それは違うとメルは否定した。ワイアットのポイントはそこである。母親が本当に死にたいと思っていたのか。メレディスがそう思い込んでいるだけで、本当は違うのではないか。目の前にある答えをもう一度考えて見るようにとワイアットは言った。


Dr. Wyatt



メレディスはIRBの件をデリクに話した。ジェレミーの手術が先にあるため、彼はベスを退院させることにした。それではかわいそうだから、メレディスは同時に手術を行うことを提案。ただでさえ上手くいっていないのに手術を二人分やるわけだから、彼の不安も相当なものである。患者の命を棚に上げ、自分達なら出来るというエゴになっているのではないか。結局彼女に押され、ルールを曲げて同時手術を行うことにした。


ジェレミーの手術がもうすぐ行われる。ベスは彼に会いたいと言ったが、両親は娘と一緒に過ごしたいとやんわり拒否した。実は彼と彼女はサポートグループで最後に残された二人。他の患者が次々に亡くなっている現状に、大きな恐怖感を抱いていた。


ジョージのところにレキシーが来た。クリスティーナに言われたことを全部やったのだが、彼女の姿が見えない。そこでセメント少年がいることを教えた。これを知っているインターンは彼だけで、他には一切秘密になっていたようだ。

完全に無視されている状態に不満を持った二人は、こっそり文句を言い合うことにした。俺はチーフ・インターンで力を持たされているはずなのに、検査に調べ物しかさせてもらえない!これはフェイクパワーである!

目の前に全インターンの機密書類があっても、それに触れることすら許されない程度のパワーしかない。何か理由があれば堂々と見ることが出来るはずなんだが、それすらも思いつかないと言うジョージ。対照的にじっと聞いていたレキシーは不敵な笑みを浮かべていた。フフフ。髪を下ろした方がかわいくない?

アンドリューはまだピーピー泣いている。こういう時はベイリーの出番。人間誰しも失敗はする。しかしそれは人生という全体像からすれば、ほんのちいさな出来事。これから彼が立派に成長したら、そんなこと誰も気にしなくなるのだ。それでも自分は負け犬だと言う彼に、彼女はご高説を述べた。

Bailey: Han Solo is not a loser. Han Solo got encased in carbonite, and... and that was a big mess, but that's not what he's remembered for. He's remembered as the guy who made the kessel run in less than 12 parsecs and who braved the subzero temperatures of the ice planet Hoth in order to save someone he cared about from the big, ugly wampa. He is remembered as the guy who swooped down at the last minute, blasted Darth Vader out of the sky so that Luke could use the force and... and destroy the damn "Death Star," okay? Princess Leia saved him from the carbonite and they fell in love and they saved the universe and had twin Jedi babies that went on to save the universe again.

彼女とスターウォーズという全く似つかわしくない関係に室内の全員は絶句した。彼女はSci-Fiが好きなんだそうである。意外な趣味が浮き彫りになった一幕でした。


Bailey and Star Wars



ベスは両親が部屋を出た隙に、ジェレミーのいる部屋まで行こうとしていた。もし彼がこのまま亡くなってしまえば、発作で倒れたのが彼の最後の姿になってしまう。一目だけでも会いたいと思ったのだが、彼女はデリクたちが部屋に連れ戻した。

彼女の目的は会うという事だけではなかったらしい。二人はまだヴァージンで、腫瘍がなくなったらしようと計画していた。しかしこの状況では何もしないまま別れてしまうかもしれない。そこで経験者二人に聞いてみた。

Beth: What's it like? Is it magical?
Derek: Yes.
Meredith: It can be.
Derek: With the right person.

デリク達は二人に部屋を用意した。さすがにこんなことは医師生活で初めてのこと。

Derek: We're pimps. Yentas.

ベスの両親が通りかかったが、インターンが手術前のMRI検査に連れて行ったと言って誤魔化した。


For Beth&Jeremy



アンドリューのセメントは少しずつ取り払われている。圧力がかかっていた分、解放される度に逆に腫れてしまうという問題に見舞われていた。クリスティーナが縫う前にキャリーが筋膜切開(fasciotomy)を行う。足にメスを入れると中から血があふれ出てきた。


ジェレミーは手術の準備に入る。マジカルな時間は終わり、現実と向き合わなくてはならない。二人の前には必ず死という考えが付きまとう。その不安が消える事はないが、少なくともこれまでの二人とは違う。彼らは自分達の愛を確かめあった。そして、その愛が続くものだと確信した。

Jeremy: We're not finished yet. I'm not finished loving you.
Beth: Okay, go ahead. Go ahead. Get your head chopped open. I'm right behind you.


Kiss, Beth&Jeremy



デリクはやはり不安を隠せなかった。対照的にメレディスは命を救うんだと楽観的になっている。土地を売って前に進もうとしている彼と同様に、彼女も変わろうとしているらしい。臨床試験の結果もこれまでと異なるものになるのだろうか。


ジョージは備品保管室に呼び出された。相手は誰か知らなかったらしく、入ってビックリした。

Lexie: Um, remember how I said I wasn't a thief? I think maybe I am.
George: Alexandra Caroline Grey.

彼女はコンフィデンシャルファイルを全部持ってきてしまった。彼女にこのファイルの存在教えてしまったのが運の尽き。湧き上がる衝動を止められなかったらしく、すでに全てのファイルを読んでしまっていた。彼女はHarvardに記憶力で入ったようなもので、頭の中が沸きあがるほどすごい情報で一杯になった。

中でも衝撃的だったのが、ジョージがわずか1点差でテストに落ちたという事。あまりにショックすぎて、彼は一言も言葉が出てこなかった。


George shocked



アンドリューのための手術室の準備は整った。しかしベイリーは何かを見落としていると言って動かない。壊疽(gangrene)、コンパートメント症候群、圧迫、体液平衡、電解液。同じ言葉を繰り返した。思いついた。膀胱。もう4時間以上も彼に水を与え続けている。今すぐカテーテルを挿入しないと、彼の膀胱は爆発してしまう。


アレックスはレベッカにシャワーを浴びさせた。少しずつ回復しているのか、食欲も出てきた。心配でイジーはまた彼に電話をかけた。仕事さえカヴァーしてくれていればいいと言う彼だが、彼女はどうもレベッカの様子がおかしいと思っている。案の定、電話している先で彼女に異変が起きた。包丁を持って、血を流していた。


ジェレミーの手術は終了。今回も失敗に終わった。ベスと両親にそれが伝えられる。彼女は自分の感情をコントロール出来なくなってしまった。両親が最も恐れていたことが現実になった。デリクはやりきれなさから、冷蔵庫のボトルをゴミ箱に捨てた。11人の命から得たものを生かすことは出来なかった。


Derek in sorrow



アレックスはレベッカを病院に連れてきた。ただの事故だと彼は言ったが、イジーはそのおびただしい量の失血を見てそうではないことを悟った。アレックスはすでに正常な判断が出来ない状態にある。イジー、どうする。


手術はベスの分も予定されている。医者としては、ジェレミーから学んだ事を次に生かしたいとしか言えない。母は娘を家に連れて帰りたいと言った。しかしベス自身が手術を希望した。このまま退院しても彼女の余命は数週間。ジェレミーが残していったものを彼女は引き継ぎたかった。彼は生きるために戦っていた。彼女もそうする事を約束していた。彼女は強い心を見せたが、一時の感情に流されたりはしていないのだろうか。


キャリーはアンドリューがセメントに飛び込むきっかけとなった張本人、ローラ(Lora)と話に行った。彼女は他の3人と違って、本当は彼のことを友達だと思っていた。彼は今、想像を絶する苦しみと戦っている。彼の手を握って勇気付けて欲しいとキャリーは頼んだが、彼女は出来ないと断った。人は失敗をする生き物。しかしその中には一生消えない後悔もあることだろう。キャリーはいつか自分を呪うことになると言って、説得を諦めた。


ジョージは元あった場所にファイルをしまった。上手く再現で来ているか不安ではある。一方のレキシーは知った情報を今度は伝えたくなってきた。クリスティーナは失読症なのにメドスクールでは全てAの成績。PhDまで持っていて、8つも推薦状をもらっている。イジーは夜間大学に6年通って卒業。キャンディ・ストライパー(candy striper: 病院でヴォランティアをしている人の総称)として働き、患者からの推薦状をもらった。

アレックスの場合は酷いものである。学校の成績が悪かったのは、精巣癌だったからだとエッセイに書いていた。片方を失ったとまで記述しているが、レキシーは「経験」上、そうでないことを知っている。

Lexie: He has two mangerines, George, two pouch potatoes. He lied. He's a liar.

そしてジョージは1ポイント差で落ちた。記憶力が良すぎて忘れようにも忘れられない情報たち。


デリクはベスの手前笑っていたが、本心は違っていた。最愛の人を失った人間に手術を受けさせるように仕向けたメレディスを責めた。エゴがあったのは自分ではなく、彼女の方だと彼は言う。助かる助かると言い続けて、これまで12人の患者を死なせた。

手術しないと死んでしまう。そう聞けば誰がやらないだろうか。彼女の言葉に乗せられて手術をした結果、気づいたのは彼女の中にあるエゴだった。自分なら助けられるという根拠のない自信で、患者や家族の希望を裏切ってきた。彼はいつしかその苦しみに耐えられなくなっていた。予定通りジェレミーをもって臨床試験を終了させる。

Derek: I don't want to work with you, I don't want to see you, I don't want to talk to you. We're done.


キャリーはアンドリューにローラを見つけられなかったと嘘をついた。何かを食べに行ったと余計な事を言ったために、すぐに嘘がばれてしまった。一度はキス寸前まで行きながら、彼は怖気づいて出来なかった経験がある。挙げ句にこの有様で完全に嫌われたと、さらに落ち込んだ。キャリーにとってはそこまで考える価値のない女でも、彼にとっては人生だと言えるほど彼女は大切な存在らしい。彼女とのキスこそ人生の全て。


カテーテルの挿入は終了。カルシウム、D50、インシュリンを準備し、クラッシュカートも用意した。腹部のセメントが最後の作業。そこに含まれる毒性物質が心臓に達すると、発作を引き起こす可能性がある。その場合、心停止し呼吸も止まるが、心臓を再鼓動させチューブによる呼吸で対処する。

Bailey: Just, if you see the warm, welcoming light, do not go into it.

マーク達がセメントを取り除いた。程なく彼は意識を失った。すぐにカートに彼を移し、心マッサージを始めた。チューブを挿入して気道は確保できたが、彼は無事に手術を受けられるのか。


メレディスはワイアットの言葉の意味を考えていた。母が死にたくなかったのではないか、とはどういうことなのか。彼女が自殺を図った時、娘になんと言ったのか。ワイアット先生は改めて聞いた。

Meredith: "Be an extraordinary woman, Meredith," is what she said.

メレディスはその言葉どおり、外科医になった。彼女はすでに答えを出せるところまで来ている。後は諦めずに最後までやりきること。その先に彼女が納得する答えが待っている。

Dr. Wyatt: I promise you, when you do, you're gonna be glad.


Dr. Wyatt 2



ジョージはレキシーに対する態度を変えた。彼女がファイルを盗み見たからではなく、1ポイント差で落ちた事をわざわざ口にしたからだ。今更何も変わらないし、ただ悔しいという思いが残るだけ。1年間、ずっと辛い思いをしているのは全てその1ポイントのせいだと考えてしまう。

George: You didn't do me a favor. Don't kid yourself.


レベッカの担当医になったイジーは、入院して精神科医に見てもらうことを勧めた。自分が見ているから大丈夫だと言うアレックスは、一日中病院に来ないでつきっきりの生活をしているだけである。そうしなければならないのは明らかに専門家の助けがいるからだが、彼はまたイジーに怒鳴って何もするなと言った。もはや先生が必要なのは二人ともなのかもしれない。


キャリーは休憩中。なのに座っていないのでマークが話に来た。彼はその理由を知っている。彼女はエリカが気になって仕方がない。これほどまでに酷い状態の患者を手術しているのに、彼女を見るとどうしても朝のプレイを思い出してしまう。段々冗談ではなくなってきた。キャリーはそれほどエリカのことが気になってきているようだ。

Mark: It's okay. I wish I was all someone thought about.


McSteamy!



レキシーは埋め合わせをすべく、ジョージについて知ったもう一つの事柄を話した。彼がもらった推薦状は全部で14。クリスティーナが8で、メレディスが4。イジーが10だったのに彼だけ14もあった。他の人の推薦状の中身は、頭が切れるとかよく働くとか、ありきたりな誉め言葉ばかり。

それに比べてジョージのものは、彼は素晴らしく親切で細かいところにまで気を配ってくれることや、どれくらい一生懸命働いたか、諦めないで頑張っていたかなどが詳細に記されていた。それを読んだレキシーは、自分が理想とする医師像がそこにあったと感じた。

彼は1ポイントの差で他の人と違う立場になった。しかし本当に他の人と違うところは、ポイントでも立場でもなく、他の誰にもない医師としての優秀さなのだと彼女は言った。

Lexie: So don't you dare let one point hold you back.


Lexie cherrs him up



イジーは困ってベイリーのところに来た。状況を説明したが、彼女は答をくれない。指導医として簡単に指示を出すのではなく、自分で考えさせる事にした。患者とその恋人に対してどう向き合うか。これは今までベイリーが散々教えてきたことである。彼女もまたワイアットと同じことを言った。解決する術はすでに自分の手にある。あとはそれを実行するのみ。

Bailey: Each one teach one.


デリクは自分の部屋で散々荒れた挙げ句、ORに運ばれるベスを見て自分の無力さに泣いていた。それを見ていたローズもまた、心を痛めていた。

Derek: I'm never good enough. No matter what I say or what I do.

最初からこうなると分かっていたから、やりたくなかった。自分がダメな医者だと思い知らされてしまう。彼はメレディスの期待を裏切った。裏切り続けた。しかしそれは違うとローズ。

Rose: When you say, "fail her," you mean "fail them." The patients.

彼女も患者も患者の家族も、関わった人の数だけ期待を裏切ってしまった。


Derek fails Rose



アンドリューの右肺動脈に大きな血栓が見つかった。そのために心拍が急降下。塞栓除去手術を行うため、エリカを呼び戻すことになった。しかしクリスティーナは時間がないので、自分が開胸手術をやると申し出た。過去にバークとやった経験がある。ちょっと迷ったが彼女の真剣な眼差しを見て、リチャードは彼女にやらせることにした。

Richard: Yang. I'm right here if you need me.


ベスの手術が始まる。デリクはローズの言葉に気持ちを入れ替え、ORに入って来た。彼は改めてこの手術をやる必要はないと自分の恐怖心を彼女に吐露した。怖いのはお互い同じ。やるからには彼女を全力で救わなければならない。


エリカがORに戻ってきた。クリスティーナのやり方をいきなり批判。自分が取って代わると言ったが、彼女も任された意地がある。エリカはチーフの判断を仰ぎ、彼はクリスティーナに継続される決定を下した。ショック。


ORを出たリチャードは掲示板を見た。デリクに2件の臨床試験が入っていることに初めて気づいた。ローズはメレディスがチーフに話したと言っていたので大丈夫だと思っていたが、実際は話していなかったらしい。デリクにもチーフに話すと約束して彼の了承を取っていた彼女。やはりエゴでこれをやっているのだろうか。

肝心の手術は今のところ成功している。今までにないくらい患者の容態は安定していた。それでも後どれくらいこれが続くか不安が消えないデリク。メレディスを退出させ、自分で今後の経過を見ることにした。


リチャードはエリカに話しに行った。彼女は不満げにしているが、自分の指導した医師が一人で手術を成功させた事を祝うべきだと言った。レジデントは元来クリスティーナの様にやる気に満ちあふれているもの。それを打ち砕いてばかりでは指導医としては失格である。

Richard: You need to be a better teacher.

一人の優秀な医師が生まれても、彼女の評価が変わることはない。更なる評価を受けることもあるはず。リチャードの言葉に無言で彼女は去っていったが、その横には当のクリスティーナがいた。

Richard: Don't make me regret backing you up.
Cristina: No, sir. Absolutely not, sir. Thank you, sir.
Richard: Puppies.


イジーは精神科医を呼び、レベッカの診断をさせることにした。担当医としてやるべきことをやらなければならない。もし許可なく連れ帰ったら警察に通報するとアレックスに立ち向かう。ここでようやく彼の言動の真意が明かされた。

彼は以前、同じ状況に陥った母親の看病をした経験がある。一時的なこの状態を世話して抜け出す事が出来れば、また元に戻れる。ご飯も風呂も着替えも自分がやって、ずっと彼女を看ておけば問題はない。

母親の時は自分が子供だったからうまくできなかった。医者になって立派な大人になった今なら、違った結果が出るのではないかと彼は思っていた。彼の本当の気持ちを知ったイジーは、それ以上何も言うなと彼を制止した。


Alex's heart



メレディスが帰宅すると、その事件が起きた状態のままになっていた。キッチンの床には血だまり、テーブルには血の付いた包丁がある。彼女は無心に血を拭き取った。まるであの時を思い出しているかのように。


Mer in the kicthen



ジョージは手術で疲れているであろうリチャードの代わりに、アンドリューの様子を一晩看ていた。そこに来たリチャードに経緯を報告。ヴァイタルは安定、最初の24時間で16リットルの水を摂取したため、1時間当たり125ccに変更。尿は37cc/時で出ていて問題なし。午前3時と5時に不安症が出たため、いずれもダイフェンハイドロミン(diphenhydramine)を投与した。


リチャードは適切な処置を行ったと彼の仕事振りを誉めて部屋を出ようとした。そこでジョージがこんな仕事じゃ物足りないと不満をこぼした。カレヴともメレディスともヤンとも違う自分。執刀医に向いた性格ではないのかもしれない。試験も落ちた。でも自分は本当は優秀な医師だと信じている。

George: I'm excellent at my job. And I did fail my test, but I deserve a second chance.
Richard: Okay.
George: Ok ?
Richard: Okay, you can retake the test.

彼の真剣な訴えは通じた。ジョージ、再テスト決定!


ベスの両親は彼女を見て不安になっていた。彼女はまだ目を覚ましていない。体が回復するまで時間がかかる事もあるが、それがいつになるかメレディスにも答えることは出来ない。すでに死んでいて、このまま目を覚まさない可能性もある。


ローラは結局気になってキャリーのところに来た。実際彼の事が好きだが、友人の目があるからそんな事も言い出せない。正直になるのが一番だとキャリーは一応教えておいた。アンドリューの方も状況は悪いものの、生きてはいるという必要最低限の情報だけ与えた。


アレックスがレベッカの夫に電話したところ、彼はベイビーを引き取って彼女を置いて出て行ったと知った。境界性人格障害があることも夫は知っていた。顔が変わって以来、彼女はずっとその病気を抱えていたのだろう。そしてその手術にアレックスも立ち会っていた。

成功したと喜んでいたのは医師達だけで、実際は違っていたと分かった。明日には精神病棟に移送してもらうとアレックスは決断。今は精神が安定しているのか、彼女は自分の気持ちを語った。

彼女もこれを乗り越えようとしていた。アレックスのために何とかしたいと思っていた。人を中々信じられない彼が信じられる人になろうとした。本当の自分とアレックスが好きになったエイヴァの間で彼女は揺れていたのかもしれない。二人ともやれるところまで何とかやった。ただ、結果が思うようにならなかっただけ。

Rebecca: I'm sorry.
Alex: It's okay. You tried.


Ava tried... for him



リチャードはメレディスを呼び止めた。許可なしにやったことを尋ねると、彼女はなぜか偉そうな態度で彼に答えた。

Meredtih: So?

彼女はリチャードが去ってから母が自殺を図った事実を知っているか聞いた。知らないと言う彼に、怒りをぶちまけるメレディス。しかし彼女はすぐにあることに気づいた。

我に返って先生の部屋に行った。母は優秀な外科医だった。その彼女が手首を切った。本当に死ぬつもりなら時間のかかる手首より、頚動脈を切っていたはず。メレディスはやっとたどり着いた。彼女は死のうとしていなかったのだ。

リチャードに戻ってきて欲しいとエリスは思っていたのだ。しかし彼女はその思いを彼に伝えなかった。それがどうして手首を切るという行為にまで至ったのかは分からない。ここまでを聞いていたワイアットは、ようやく彼女にヒントを与えた。

Dr. Wyatt: It means that you are a gifted, talented, extraordinary surgeon, exactly like your mother, but the difference is, you get to learn from her mistakes.

彼女は確かに母の様な外科医になった。ただし、"extraordinary"の意味は違って受けとめてしまっていた。あの言葉は手術のことを言っていたのではないとメレディスは気づいた。


アンドリューはベイリーの約束どおり目を覚ました。さらにもう1つ、小さな失敗より人生における大切なもの。ローラを連れてきていた。彼女は彼の頭をなで、彼にキスした。人生でずっと待ち続けた瞬間。命を懸けた彼の想いは報われた。


Kiss, Lola&Andrew



レキシーがエレベータに乗ると、アレックスは一人で考え込んでいた。玉が1個しかない事を知ってるわよ、と言う彼女の冗談も耳に入ってこなかった。彼女の呼びかけにもすぐに気づかないほど、彼は思いつめている。


メレディスは2日前と今日のCT画像を見比べた。キャリパーで測ってみると腫瘍が小さくなっている。彼女はこの事をローズの口からデリクに伝えるように言ったが、彼女はメレディスがやるべきだと言った。彼は彼女から直接聞きたいと思っているはず。自分が恐れをなしている相手とは言え、そこは公私の線引きをしているローズだった。

Rose: Congratulations on your major medical breakthrough. It's the stuff of legends.


Rose, congrats to Mer



メレディスは喜び勇んで服を着替え、クリスティーナにデリクの居場所を聞いた。知らない。ペイジャを返そうかという彼女の話も聞かぬまま、部屋を飛び出していった。入れ替わるようにレキシーが来た。クリスティーナは彼女にバナナを取らせ、かがり縫いのやり方を教えることにした。人から教えられ認められた彼女は、教える立場の気持ちを理解したようだ。


デリクがベスのカルテを確認しに来ると、両親は泣いていた。彼女は目を覚ました。彼の問いかけに笑って手を差し出した。彼は早速ゴミ箱からボトルを回収してメレディスを探しに行った。相変わらず淡々とクリスティーナの指導は続いている。


ベイリーはイジーの様子を見に来た。思い切って行動したが、また勇み足に終わってしまって落ち込んでいた。

Bailey: Okay, um. th...uh, these are for you.

彼女はクリニックの鍵を渡した。というより、クリニックそのものを彼女に引き渡す事にした。ベイリーが見ようとしていたもの。アンドリューにも語った人生の大局。それを考えた時、手術やチーフレジデントである自分を大切にし、同時に家族を愛している自分に気づいた。それと同じレベルにクリニックはない事も分かった。

このまま全ての事をやることは出来ない。だから何かを手放す事にした。イジーには全ての事を教えた。多くの失敗を見てきた。辛い経験をさせてきた。そしてようやく自分がこのクリニックを任せたいと思える医師になった。

Bailey: You have grown into a fine doctor, Izzie Stevens.
Izzie: Thank you.
Bailey: The Denny Duquette Memorial Clinic is in your hands. You make me proud.

デニーの名前を冠したこのクリニックは、彼が愛したイジー・スティーヴンスが預かる事になった。


Bailey hands over the key



メレディスがデリクの家まで探しに来たら、そこにはリチャードだけがいた。彼は改めて自分について話した。例え彼女の中で悪役だったとしても、悪い人間ではない事だけは分かって欲しい。


マークとキャリー。彼は彼女を行かせる事にした。彼女が求めているのは自分ではないと悟った彼の決断は早い。

Mark: I'm growing. Go. Get outta here.

男マーク、カッコよすぎる。


Mark let her go



キャリーはエリカをバーに誘った。しかし車の鍵がないとカバンの中を探すのに忙しい。そこで改めて、彼女に呼びかけた。伝えたいことはこれだけ。彼女はエリカにキスした。


Kiss, Erika & Callie



リチャードはアデルの家に来た。自分が変わらない男だということを、自らをさらけ出す事で証明する。病院のため、レジデントのため、患者のため、一生懸命やって来た良い人間。20年前にたった一度の過ちを犯した。アデルがそれを許せないことは十分分かっている。それでも自分は悪い人間ではない事を認めて欲しい。自分は夫であり、妻を愛し、彼女の元に帰りたいと思っている。

Richard: Now I am not asking you to come home. I'm telling you. I am your husband, and I want to come home to my wife.

彼女はずっとこの言葉を待っていた。彼女の方からキスをした。


Kiss, Richard & Adele



ジョージはレキシーが待つアパートに帰ってきた。結果的に彼女のおかげで再試験を受ける運びになった。

George: Lexie, I know I was mad before, but thank you, thank you, thank you.

彼は興奮のあまり彼女にキスした。お酒でお祝い。彼女はそのキスにホッとした、という感情以上のものが沸き起こったようだ。


Kiss, George & Lexie



アレックスは部屋で一人泣いていた。イジーは彼を慰めに来た。彼は彼女にキスした。そこには何もない、ただ震えるだけの男がいた。

Alex: Please. Just this once. Just for this one night, please.


Kiss, Alex & Izzie



マークはエリカがkiss backをしているのを見て、笑って去っていった。想いを伝え合ったキス。わだかまりが解けたキス。喜びのキス。悲しみを振り払うためのキス。そして仕事を終えて息子に与えるキス。

Bailey: Hey, we goin' home. Oh, home to daddy.


Kiss, Bailey & Tuck



メレディスとデリクはすれ違い続けて、ようやく彼が彼女を見つけた。家を建てる予定の土地にロウソクで書いた部屋の見取り図。


Mer/Der House


Meredith: I've been waiting and waiting for you, and I did this stupid, embarrassing, humiliating, corny thing, and I was just gonna tell you that this over here is our kitchen and this is our living room, and over there, that's the room where our kids could play. I had this whole thing about "I was gonna build us a house," but I don't build houses because I'm a surgeon. And now I'm here feeling like a lame-ass loser. I got all whole and healed, and you don't show up. And now it's all ruined because you took so long to come home. And I couldn't even find that bottle of champagne.

心の傷は癒えた。全ての疑問が解けた。自分をネガティヴで命をかえりみない人間にしてた考えから解き放たれた。Freedom。そして見えてきたのはデリクとの未来予想図だった。彼女にとってのBig Pictureは、彼と住む家だった。

デリクはシャンパンのボトルを見せた。

Derek: This is the kitchen? Living room? Little small. I think the view is much better from here. And that's the room where the kids are gonna play? Where's our bedroom?

彼女にはまだ1つ足りないものがあった。彼を信じたいという気持ち。それを確認するためのものが欲しかった。

Meredith: I'm still mad at you, and I don't know if I trust you. I want to trust you, but I don't know if I do. So I'm just gonna try. I'm gonna try and trust you because I believe that we can be extraordinary together rather than ordinary apart and I wanna be.


Derek Kisses Meredith


デリクはメレディスにキスした。彼には行かなければならないところがある。これからの二人の関係を築くために、ローズと話をしなければならない。

Derek: In order to kiss you the way I want to kiss you, in order to do more than kiss you, I need to speak to Rose. I want my conscience clear so that I can do more than kiss you. Stay here. Don't move. Wait for me.

大きなすれ違いを経て、その一歩を踏み出せるところまでたどり着いた。

[END]

[感想]

例によって情景を崩したくないため、原語のまま残しておきました。訳を考えたりしたんですが、キレイな画と全然合わないので止めました^^;

すきっとしたー、のか?ローズとの決着までを描いて欲しかったんだけど、それは来シーズンに持ち越しってことなのかな。ともかくこれで結婚に向かってちょっとずつ進んでいきそうです。

話としてはエイヴァの自殺がメレディスの記憶を呼び覚ますきっかけになったというのが、面白かった。うまいこと描くもんだ。おおーって一人で妙に納得してしまった。

個人別では、ベイリーがイジーに鍵を渡すところが良かった。じわ~んと来て感動。彼女がクリニックを担当し、ジョージも試験をパスして、メレディスも功績を認められて、クリスティーナも執刀医として成長した。立派になったなぁって、なんだか歴史を感じます。アレックスは壊れてしまったけど、どうなってしまうんでしょうか。

長い文章を書いて疲れたのでこれくらいで。また秋に新シーズンが始まります。一番盛り上がったところで終わったので、皆さん楽しい想いで待っていられるんじゃないでしょうか。

それではまた~♪

[追記]

GAのブログGrey MatterをShondaが更新しています。ファンの方は要チェックです。

さらに"412"で紹介したAsk Grey's Anatomyの回答ビデオが公開されています。ShondaとBetsyが直々に登場して答えてくれていますよ!

[追記2]

一応、最後のシーンのセリフの解説だけ。

最初のメレディスのセリフ: 待ってる間、「自分で家を建てるんだ!」って気持ちになってたけど、医者の彼女に当然そんなことを出来るはずもなく、結局出来たのはロウソクで家の形を作る事だけ。そのギャップに自分を"lame-ass loser"と感じたわけです。気持ちが落ち着いたら今度はデリクが帰ってこないし、シャンパンも見つからないわで頭が沸騰していた、ってことです。"our kids"というのもポイントですね。

次のデリクは飛ばして2つ目のメレディス: ローズのところに走った彼にまだ怒っている彼女は、自分が彼を信じることが出来るか不安。自分としてはそうしたいって思っているものの、これから自分の気持ちがどうなるかなんて自分にも分からない。でも、ワイアット先生のセラピーを受けてエリスの言葉"extraordinary"の意味を理解した彼女は、「バラバラだと普通の二人も、一緒なら特別な二人になれる」って信じられるようになった。Shondaも書いてましたが、あの言葉は"extraordinary love"を育める人になりなさいという意味です。母親は外科医としては特別な存在だったものの、女性としては満足な愛を男性にも娘にも与えられなかったという後悔があったからなのかもしれません。

そして最後のデリク: 彼はまだローズと別れた訳ではなくて、まだ心のどこかに引っかかるものがある状態。なので、自分が心から彼女を愛してるということを表す"the way I want to kiss"なキスは出来ないわけです。キス以上のことをするにも自分の心をきちんと整理してから、という彼の真剣な想いが伝えられました。

という感じでしょうか。感情的な部分に関しては色んな解釈があるので、見ている人があれこれ付け足して考える方がいいと思います。表現方法より受け取り方に楽しみがありますし、解説だけにとどめておきます。

これからのキーワードは、"extraordinary"です。この二人がそういう関係になっていく過程が、今後描かれていきます。

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Writer: Shonda Rhimes
Director: Rob Corn

Star:
Ellen Pompeo as Meredith Grey
Patrick Dempsey as Derek Shepherd
Eric Dane as Mark Sloan
Sandra Oh as Cristina Yang
Chandra Wilson as Miranda Bailey
Brooke Smith as Erica Hahn
Chyler Leigh as Lexie Grey
Sara Ramirez as Calliope "Callie" Torres
James Pickens Jr. as Richard Webber
T.R. Knight as George O
Katherine Heigl as Isobel "Izzie" Stevens
Justin Chambers as Alex Karev

Elizabeth Reaser as Ava/Rebecca

Guest Star:
Jurnee Smollett as Beth
John Cothran as Beth's father
James Immekus as Andrew
Kathryn Meisle as Beth's mother
Marshall Allman as Jeremy
Jana Kramer as Lola
Loretta Devine as Adele Webber

The episode title refers to a song by George Michael.

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