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[CSI:ニューヨーク] シーズン4第20話。NYPD!超ネタバレ!!


タクシーへの厳戒態勢が敷かれた。3万人の警官が軒並み道路に立ち、トランクの中まで調べている。それでも犯人を捕まえる事は出来ない。殺害を恐れた乗客達は、バスや地下鉄の利用に切り替えた。今までにない乗客の数であふれかえるバスや電車。マックの予測どおり、人々の怒りはやがて市長やNYPDにも向けられ始めた。

ダンとジェニファーはD&Dでローランド(Roland)という男を逮捕した。NYPDの前で彼を下ろそうと彼がドアを開けると、突き飛ばして逃走しようとした。しかしジェニファーの反撃にあってあっさりフラックが取り押さえた。そこを通りかかる1台のタクシー。後部座席から人を投げ捨てて逃げていく。ダンが後を追ったが、それは歩道を走って角を曲がり、彼方に消えて行った。

落とされた男は死んでいた。一緒に出てきた財布にはニュージャージー市警のバッジとIDが入っている。犯人はキャビーキラーなのか。

Jennifer: You think it was him, the Cabbie Killer?
Don: Well, if it was, he just upped his game. The son of a bitch killed a cop.


CSI:NY
(♪"Baba O'Riley" by The Who♪)



キャブのライセンスプレート、製造会社、モデル、年式、どれも把握できなかった。車体の凹みや傷なども走っていたため、ダンは気づかなかった。後わずかまで接近していながら、顔すらも見れなかった自分に腹を立てている。

地面にオイルが付着している事から、歩道に乗り上げた時にオイルパンに穴が開いた可能性がある。そのまま走って行ってもそう遠くまで行く事は出来ない。また、そのオイルには、蟻が大量についていた。何か特殊なものが含まれていたのだろうか。

血は鮮やかな赤色であるため、一酸化炭素中毒によるものと一致する。死後首に刻まれた傷からもキャビーキラーと同じMOだと考えられる。

警察署の前に警官を投げ捨ててきた。明らかな警察に対する挑戦。犠牲者がNJの警官である事から、合同捜査を行う事になった。向こうから来るのはもちろんクィンである。

Quinn:I'm working the case with you. The maniac's killed six people.
Mac: Let's hope this is the last one.

彼の姿を見て彼女はショックを受けていた。同じ職場で働いた経験がある。彼はホルスターも銃も所持していなかった。ステラは1つの疑問を抱いた。これだけ世間を騒がせている事件であるのにもかかわらず、彼は武器を持たずにニューヨークのタクシーに乗り込んだのだろうか。


ダニーが見つけたオイルに蟻が並んでいたのは、動物性油脂に由来するものだったからだと判明した。G-Oilと呼ばれる新しいタイプで、環境を考慮した自動車オイルである。だから、これを使用しているタクシー会社は非常に限られてくる。調べたところ、該当したのは1社のみ。

ダンとステラは令状を持って行った。相変わらずタクシー会社は警察が犯人を捕まえないために客が減ったと怒っている。壊れたオイルパンやトウイングを依頼したタクシーについて尋ねたが、情報はジルチ。死体を捨てて逃げたタクシーがG-Oilを使っていた事を教えても協力する気がないので、全車を調べるとダンは宣言した。NYPDが必死に捜査している事を見せれば、少しは納得するだろう。


Sheldon: What do we got, Montana?
Montana: Haven't heard that in a while.
Sheldon: Just slipped out, sorry.

殺された警官カマイダス(Chameides)の服を調べたところ、ジャケットに赤茶色の染みを見つけた。血液だと分かったのでCODISにかけてみたがヒットなし。しかもそれは霊長類(primate)のものだという結果が返ってきたため、どの動物かを調べる作業に切り替えた。


シドは首の切り傷にインクを染み込ませスキャンした。そこにマックとクィン。今回の傷はでたらめにつけられているため、今までの5人とは様相が違う。刃がついた道具が使われたと思われ、他のものより傷が深くくっきりした輪郭になっている。シカモア(プラタナス)や粘板岩、灰といった物質も検出されなかった。

コピーキャットの可能性もあるが、遺体の首の裏に傷があるという情報は公開していない。予測で行えるようなものではないだろう。おかしな点はまだある。胸の周りに7箇所もあざがついていた。サイズと形から3つに分けられる。つまり、3人によって殴打された。今まで集めた証拠からすると、キャビーキラーは単独犯であるはず。

Quin: So he didn't murder Jimmy.
Mac: No, but there are three guys out there who want us to think he did.

殺人事件に便乗する悪質な犯人達とは一体誰なのか。


死体投棄に使われたと思われるタクシーが見つかった。ジェニファーの連絡を受け、ダンとダニーが現場に来た。下に潜って見ると、オイルパンに穴が開いている。ほぼこれと見て間違いない。会社の名前はFive Brothers Cab Campany。あの会社の書類を全て押収したが、この車に関する書類は出てこなかった。会社の管轄から外した上で犯行を行ったのか。

落ちていたライセンスにはジェイムズ・カマイダス(James)の名があった。警官をしている傍ら、タクシーの運転手として働いていたようだ。2009年10月27日とあり現役でこれをやっていた事が分かる。彼は自分が運転するタクシーから死体となって捨てられた。証拠どころかさらに謎が深まった。


マックはステラを呼んで、自分の見解を示した。ジミーの事件は、警官として殺害されたのではなくタクシー運転手として殺されたのではないか。つまりNYCを恐怖に陥れているのはタクシーの運転手であるという概念から、その一人を見せしめに殺したと言うのだ。

だから警察署の前にわざわざ捨てた。ヴィジランティ(vigilante: 自分なりの正義を振りかざして復讐をする人)が現れた。仮にそうであったとしても、首の傷は機密情報だったはず。疑問が残るが、そこにジョーダンが乗り込んできた。それに関する情報がブログに載せられていた。このラボから情報が漏れたと言う彼女と市庁オフィスの人間の可能性もあると言うステラ。今になって市と警察の関係にヒビが入りつつあった。

問題はそれがリードが運営しているブログだったことである。確かに彼は現場となったビーチにいたが、彼の立っていた場所から首の傷までは見えなかったはず。ジミーの傷同様、予想や憶測で分かるような情報ではない。だとすれば、一体どうやって彼がその情報を手に入れたのか。


マックは本人に直接聞きに行った。彼は誰か分からない男からもらった情報で、ジミーをキャビーキラーだと断定してブログに掲載していた。そのためにヴィジランティに狙われ命を落とした。彼は情報ソースの確認を怠ったばかりでなく、それが原因で無実の人間を死なせてしまったことになる。

マックは血気盛んな彼を怒らせただけで情報を得ることなく戻ってきた。ステラも23歳の彼が初めての仕事で成功したいと思っているのだから、こうなる事も予測できたと少しガッカリしている。相次ぐ犠牲者に余裕を持って行動する事が出来なくなっているせいだが、今大切なのはリードから情報ソースを得る事。

Stella: Don't let your pride get in the way.


霊長類の正体が分かった。white throated monkeyと呼ばれるという希少な猿。血液サンプルは濃度が下がっていて、細胞は溶解していた。状況からして冷凍されていたという推察に行き着いた。white throated monkeyの肉は食用で、アフリカやアジアからの輸入は禁止されているが、冷凍状態にして違法に持ち込んだと思われる。

肉を食するとエボラやサル痘に感染する可能性があり、CDCによれば実際の症例もあった。リンジーは捜査から外れた情報だと思ったが、ステラはある事を思い出した。Five Brothersにいた黒人の男の手には、水痘の痕があったのだ。


ダンとステラはアーティ(Artie)を呼んだ。彼はwhite throated monkeyの肉を食べた人間が他にいると言い訳したが、犯行に使われたタクシーが管理から外れていた。彼の両拳の型をとってカマイダスのあざと比較すれば、さらに容疑が固まる事だろう。だが、彼が警察官だと聞いてアーティはすぐに白状した。

カマイダスは他の誰ともなじまず、会社の一員として働いていなかった。他の運転手は自分達が見下されていると感じていた。殺人を計画したのはジェフ・コンテ(Jeff Conte)という男で、彼がブログの記事を見せてくれた。

そこには彼らの会社にいるジミーと言う男が犯人であると書かれていて、それはカマイダスの事だと彼らは結論付けた。彼を殺せば事件が終わり、自分達に仕事が戻ってくると考えた。彼が警察官だと知らなかったと彼は訴えたが、殺人である事には変わりはない。


クィンはリードとマックの関係を知らないため、判事に連絡して情報を提供しない場合には不服従罪に問えるよう手配した。彼がどこまでの情報を有しているか分からないが、今頼れる手がかりは彼のみ。仕方なくマックは1時間だけ時間の猶予をもらい、自分で再び説得する事にした。彼にメッセージを残し、家に行く事を告げた。

彼のアパートに入ると廊下にカバンが置かれていた。部屋の錠には鍵が差さったまま。マックは再び電話をかけたが、彼の携帯電話を持っているのはタクシーを運転する男。彼は電池を抜き取り、連絡手段が断たれた。事情を知らないマックはかけなおしてくるようメッセージを残して引き上げた。


そのリードはトランクの中に閉じ込められていた。男はそのまま通りに出てバス待ちしている女性に声をかける。3人の子供に飯を食わせるために乗って欲しい。次に来るバスも満員になるだろう。さらに行き先はUpper East Sideだと予想も当てた。中々来ないバスに痺れを切らした彼女はタクシーに乗り込んだ。

しかし彼女が子供の年齢を尋ねると、彼は子供など居ないと答えた。異変に気づいた頃には時すでに遅し。後部座席のドアはロックされた。リードと女性を乗せてタクシーは別の場所に移動した。しばらくするとタクシーは止まり、トランクが開く。彼の隣に女性の死体が置かれる。彼もまた犠牲になってしまうのか。


マックはラボに戻りステラに状況を伝えた。彼の両親も昨日から連絡が取れておらず、家出の様な類ではない。無実の警官を殺された事に対する復讐ではないかと彼女は考えた。そこにリンジー。携帯電話の信号を追跡できず、電話会社に連絡しても不可能だと分かった。

すると彼のブログが更新された。今現在記事が投稿されているので、リンジーはVBでGUIインターフェイスを作成し、IPアドレスを追跡する作業に取り掛かった。記事は自分がこの事件に巻き込まれるのを予期していなかった事、目の前にその犯人がいる事、そして彼のメッセージを伝えるように求められた事が書かれている。二人は気づいた。リードのソースはキャビーキラー本人であり、彼が犯人に捕らえられてしまった。


犯人は殺した女性の首にまたメッセージを彫っていた。その様子を見せてキャビーキラーの素性を伝えさせるというのが、リードを捕まえた意図だった。

Cabbile Killer: The newly dead who have coins to pay for the ride must be taken across the river, or they'll wander the banks for a hundred years.

コインを払って川を渡るか、一生川岸をさまよい続けるか。彼の言葉の真意は分からない。だからリードはブログの続きを書くのに苦悩していた。その様子を見ていらだつキャビーキラー。世間は自分を狂っていると思っている。キャビーキラーと呼んで殺人鬼扱いしているが、本人はそういうつもりでやっているのではないと言いたいらしい。

焦りを募らせるリードは、自分を殺すつもりなのか尋ねた。帰って来たのは、またも不可解な言葉。

Cabbie Killer: Only those who have the golden branch can cross the river while still alive and return to this world.

彼は訳も分からぬまま、記事を続けた。見知らぬ女性が殺され、目の前で首に文字が彫られていることを綴った。


シェルダンとダニーはバックパックに付着していた白い粉を調べていた。パックの一番上の部分にあったことやマックが取り上げた時にこぼれ落ちた事から、彼が誘拐される時に上に降りかかったと推測した。


ブログが更新された。リードはその女性をクレアと名づけた。名前がないまま書かれることは本意ではないだろうし、キラーの意志を伝える意味で彼女は死ぬべきではなかったと続けた。

これを見たマック達は、このメッセージが彼へのものだと受け取った。そこにクィンが来たので、リードは亡くなったクレアが養子に出した自分の息子だと明かした。そしてダニーからの情報。バックパックの中には犯人との会話の様子が録音されたレコーダが入っていた。


リードはあの時情報をくれると言う人間に会いに行くためにタクシーに乗ったが、話しているうちに運転手がその男だと気づいた。彼は秘密を隠しておく事が出来ず、犯人についての記事を書いているリードに話すことにしたのだと考えた。

彼が言うには、犯人は死んだ人々は刑を宣告され、首に彫り物をしたと言っていた。それは犯人のメッセージであり、人々にそれを理解して欲しいと考えている。これほどまでに詳しい情報を持っているのは、この男が犯人と面識があるからだとリードは詰め寄った。

そこで出てきた名前がジミーで、Five Brothersで働く男だと教えてもらった。録音はここで終了。リードは、これらの情報を元にブログに記事を投稿した。これらから分かる事は、これが犯人によるテストだということ。カマイダスが死んだことにより、リードのブログの信憑性が格段に上がった。

彼のブログを見る人間は、その内容を信じる事になる。次は運営者である彼を捕まえ、自分のメッセージを伝えさせる。きっとそれを読む人間は信じてくれるはず。手段としては理解できるが、どうしてジミーが狙われたのかという疑問は残る。


マックはリンジーが調べているネットワーク室に移動。ブログはストリーミングではないため、IPアドレスから位置を特定する時間はEnterキーを押す一瞬だけ。やむなく彼が送ってくる記事に情報がないか探す事にした。

"Her eyes are vacant. There's so much she'll never get to see: the glaciers, a falling comet. Guess I won't either. I always wanted to go back to Australia where I was born. I left so young."

リードは当然ながらシカゴの出身。その彼が自分が産まれたオーストラリアに戻りたいと思っていたという文章を書いた。引っかかる点であるものの、詳細は分からない。発信元はMidtownのWest Side地区であるところまで突き止めたが、まだ情報が足りない。

今度はシェルダンのいる部屋へ。彼はバックパックの白い粉を分析した。Saccharomyces cerevisiae。酵母であることからベイカリーか醸造会社あたりが考えられる。これでもまだ漠然としすぎて特定するには至らない。


マックの焦りは頂点に達した。それはリードを事件に関わらせた自分への後悔に変わりつつあった。さらに投稿された記事。

"He likes killing passively. Claire's the passive one now. To think – just hours ago, she was having breakfast, like any normal day. I wonder what she had: Corn flaked? French toast?"

本来ならCorn flakesとなるはずがflakedとなっている。1つ隣のキーを打ち間違えたのか、それともメッセージなのか。マックは先ほど得た酵母と結びつけた。1つ前に送られてきた記事から単語を抽出。

GlacierとCometはホップの種類。Australiaは麦芽のタイプ。そしてflaked cornは添加物。最初に思いついたとおり、ビールの会社が連想される。そこでMidtownのWest Sideにあるビールの醸造所を検索する。


該当するのはDoohan's Brewery。West Side HighwayとEvergreenに所在し、半年前に衛生局によって閉鎖されていた。マック達は現場でダン・ジェニファー組と合流。店の前にはタクシーが停められていた。

銃を構えて全員で中に突入。薄暗く使われなくなった工場。そこにタープを持った男が現れた。マック達がNYPDと聞き、タンクを倒して逃走。上に逃げた彼を追い詰めたかに思えたが、丁度通りかかったトラックに飛び降りてそのまま逃げた。フラックはすぐに応援部隊を要請し、要あらば道路の封鎖も許可した。航空部隊へも連絡。

一方のリードは首を切られていた。脈はあるが意識はない。マックはステラに代わって傷口を押さえ、彼に呼びかける。

Mac: Hang in there, Reed. Don't die on me.

FDNYが到着。マックも一緒に病院まで行った。


この工場には彼が住んでいた形跡はなく、一連の作業を行うために利用しただけだった。キャブも置いていった彼はどこに向かっていくのか。

現場にはジョーダンが来た。5分後に記者会見を控え、死者が7人に増えた上に犯人が逃げてしまった現況を市民にどう説明したらいいのか、ステラの意見を求めに来た。真実を告げる事を勧めたが、このままでは市や警察への風当たりはますます強くなるだろう。

市長はすでに、FBIの科学捜査チームを事件に当たらせることを決定していた。このまま犯人が捕まらなければ、FBIに捜査権が移ることになる。彼女は忠告して去っていった。


メッサー&モンローは回収したタクシーを調べていた。どのボタンから一酸化炭素が出るのか実験してみると、ラジオのプリセットボタンだというところまで分かった。密閉された後部座席に出てくる白い煙を見て、改めてショックを受けた。

Danny: Innocent people died right in the back of this cab.


ホークス&ボナセーラ組。リードの首を切ったナイフに付いた指紋はシステムにあった。ダニーがカマイダスのキャブからグルー・フューミングで得た遺留指紋とマッチ。これで一応、カマイダスとキャビーキラーにつながりがあることは分かったが、彼がニューヨークでタクシーに乗った理由が分からない。

その答えをダニーが持って来た。キラーのフロントフェンダーの傷と移されたペイントが、ジミーのキャブのものと一致した。つまり、この2台は衝突事故を起こした。想定されるストーリィ。

後ろからジミーの車に追突したキラーは、彼に文句を言いに行った。しかし、警察に報告される事を恐れた彼は、リードのブログを利用して彼を犯人に仕立て上げる事を思いついた。なので、彼が狙われた理由についてはたまたま彼の前を走っていたからだということになる。


リードは目を覚ました。これだけの恐怖を体験して、ようやく二人の垣根は取り払われた。まだ話す事が出来ない彼は、筆談で状況を伝える。West Villageのアパートの部屋の外で誘拐され、トランクに入れられた。車は通りを10分ほど走行し、ハイウェイに乗ってさらに25分程度走った。

その後、砂利の上を走る音がした。建物の中に入り、トランクに女性の死体が入れられた。その時、トランクの隙間から窓越しにFendiの看板が見えた。その場所にいたのが約30分で、水が流れる音がずっとしていた。シャワーを浴びていたと考えられる。だとすれば、そこは犯人が住んでいる場所。

さらにそこで匂ったのは、キャンディコーン。クィンによればジャージーのFort Leeに工場がある。ただ、場所からするとWest Villageとは距離がありすぎてそこまで戻ったとは思えない。考えられるのはWashington Heightsから東に吹く風。それとFendiの看板、砂利を元に位置を探る。


リンジーは一酸化炭素をキャブ内にいれるためのホースを調べた。綿で織られた耐久性のあるもので、消防ホースである事が分かった。ビルやどこかで売買されているものを手に入れた可能性もあるが、それは繰り返し利用されて伸びきってしまっていた。店なら新品を売るし、ビルにしても常に使える状態のものを置くため、別の推測を立てる。

そこで浮かんだのがビールの工場同様、使われなくなった消防署。Fendiの看板が見えるPineview&181 St.にNYPDチームはやって来た。突入すると彼は聖書を持ってそこに立っていた。銃を向けられ、指示通りひざまずく。

Cabbie Killer: I am Charon... the son of Erebus and Nyx.
Don: Yeah?
Cabbie Killer: Well, even the Gods can't help you now. Don't you see? I had to. All human beings that are doomed lose the right to be redeemed.
Mac: They must be put to death. Leviticus, 27:29.

首に刻まれた犯人による宣告"L2729"は聖書のレビ記第27章29節だった。死刑を宣告されたものは、いかなることがあっても死刑に処される。


彼は孤独で妄想を抱いていた。"Come home with ME!"、"Trust ME!"、"I'll Take Care of YOU."、"You're SAFE with ME."というメッセージと共にある被害者達の顔を見る度に、その笑顔の裏に隠された人間の本性を見ていた。

嘘をつくことは罪を犯す事。そして罪人は死に行く運命にあり、購いを必要としていた。罪を購う方法は1つ、死によってのみ。死んだ人間はステュクスの河を渡る。そこに待っているのは暗黒の神エレボスと夜の神ニュクスの間に生まれたカロン。1オロボスの銀貨を受け取り死者の魂を河の向こうへ渡すフェリーマン。払えない者は100年の間、川岸で待つ義務を課す。

現代のカロンはタクシーを船代わりに橋渡しを行った。世界の大都市ニューヨークをパニックに陥れたのは、たった一人の男の妄想だった。彼は逮捕され、一生刑務所を出る事はない。ニューヨークは再び平穏な生活を取り戻すだろう。

Mac (V.O.): New York can begin to heal. We all can begin to heal.

事件は解決した。マックはリードを迎え、帰りのタクシーに乗り込んだ。

[END]

[感想]

あー面白かった。CSI:NYはその特殊性が面白いといつも書いてますが、今回はストーリーラインとかキャラクタの演出が良かった。特にマック、ステラ、クィン、ジョーダンと言う全然違う立場の人が事件に対してどう関わるかという点において、特徴がはっきり出ていた。

キャビーキラー事件について、本当のヴィジランティはこの男だったという結末。人は人が作った法律を破らない限り罰せられる事はない。神に背く行為をしたとしても、聖書にあるように罰を受ける人間はいない。絶対的な信仰があるのか、このギャップが妄想を生んで自ら手を下した。神に背く人間を罰すれば、人間によって裁かれるというあたりの彼の苦しみがあった。

だったら、リードを使って殺された人間がいかに罪深い人間であったかを訴えた方が良かったんじゃないかと思った。殺人を犯さない限り死に値しないという考えがあるので、どこまでいっても理解されないだろうけども。ただ、その彼がブログを通じて発信した情報によって殺人を起こさせた。人は罪を犯す生き物だとでも言いたげで、屈折した事件の理解を複雑にした感じがした。

私はエイシイストですけど、聖書は持ってます。たまに読んでみると、自分の嫌な点や足りない面が見えていい勉強になります。罪ってなんだろう。不倫やら嘘やら悪口みたいなのはどう購うべきなんだろう。作りたくない子供が出来たからという観点での中絶も、国が法律として許可すれば罪ではない。って議論もあったけど、よく分かんないですよね。罪悪感はあるけど罪じゃない、みたいな。

次回でフィナーレ。ここで終わりかと思ったんだけど、もう一本あります。

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Writer: Barbie Kligman, John Dove
Director: Christine Moore

Star: Carmine Giovinazzo as Danny Messer
Gary Sinise as Detective Mack "Mac" Taylor
Melina Kanakaredes as Detective Stella Bonasera
Eddie Cahill as Detective Donald "Don" Flack, Jr.
Hill Harper as Dr. Sheldon Hawkes
Anna Belknap as Lindsay Monroe

Robert Joy as Dr. Sid Hammerback
Jessalyn Gilsig as Jordan Gates
A.J. Buckley as Adam Ross
Emmanuelle Vaugier as Det. Jennifer Angell

Guest Star:
Kyle Gallner as Reed Garrett
Sammi Rotibi as Arthur Bodie
Kristen Dalton as Quinn Shelby
Jessica Makinson as Mary Ann D'Amico
Lucas Ford as Jeff Conte
Ryan Locke as Cabbie Killer

Music:
"Meet Your Master (The Faint Remix)" by Nine Inch Nails

©MMVII, CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.
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