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[Life] シーズン1第5話。超ネタバレ。


チャーリーに電話。コンスタンスが泣きながら電話をかけて来た。急いで彼女の部屋に駆けつけると、部屋は荒れて彼女は傷を負っていた。カダヒはチャーリーがもらったような金を自分ももらえると思い込み、彼女が出来ないと断ると暴力に打って出た。

やはりチャーリーの警告は正しかった。彼女は12年の間彼を救うことに人生を捧げ、いつしか彼に心を奪われていた。しかし彼が出所して心のよりどころが無くなった彼女は、新しい顧客にチャーリーの姿を求めていた。

Constance: All those years, you were mine.
Charlie: I know.
Constance: Hold me. Please just hold.
Charlie: It's gonna be okay.


ハリウッドのホテル前。1枚、2枚と羽根が落ちて来た。少しして一人の女性が落下し、下の車に直撃。彼女は天使の羽を纏っていた。あまりの異様な姿に周囲の人々は携帯電話で写真を撮る。

Charlie: It's a dead angel.
Reese: It's a dead woman with a pair of fake wings.

羽根の留め金が見えるからと説明しても、フェイクの羽根をつけた本物の天使かもしれないと彼は言う。彼女は本能的に反応しそうになったが、いつもの調子に乗せられていると気づいて止めにした。

目撃者によれば、彼女は空から降って来た。空を見上げると、カーテンが窓から出ている部屋がある。普通に考えれば、そこから飛び降りたのだろう。チャーリーは毎度の事ながら別のことを考えていて、ボビーにある頼み事をした。


ひとまず部屋の方を調べる。支配人は彼女がチェックインした事を覚えていなかった。加えて部屋のクローゼットに服は無く、スーツケースも見当たらないしバスルームが使われた形跡もない。人がいた気配が全く感じられない。コンピュータを調べても、空室となっている。

この事件はすでにニュースで報道されていた。彼女の顔も明確に映っており、相当忙しくなりそうだ。



Life



案の定、LAPDには彼女を知っているという人が殺到した。「アレは天使じゃなくてエイリアンだ」と真顔で言うおじさん。"John"と"3:16"が入ったペアのTシャツを着た敬虔過ぎる双子。「世界の」「終わりだ」とこちらも真剣に訴えている。エンジェルというヴォーカルがギグの後にいなくなったパンクバンド。写真を見せたが当然違ってた。

今度は「天使の秘密を知りたいですか」という全く関係ないことを言う女性。列にはフッカーみたいな人もいる。今度は老夫婦。写真を見せたら、「うちのカイリー(Kylie)じゃない」と落胆。これで終わるかと思ったら、リースに「信心を無くしたでしょう」といきなり言った。無くしたものはすぐそばにあるから、いつでも取り戻せる。なぜか動揺した表情でリースはその場を去っていった。

その様子を興味深そうに見ていたチャーリー。彼の下にボビーが来た。ある男の車、仕事、アパートを調べた結果、昨日からその姿が見当たらなくなっていた。ボビーは男の知り合いリストも作成してくれていた。こちらの方はチャーリーが直接調べることになる。

ここで新たな事件が発生したので、リースと共に現場へ。ボビーとこそこそ話していたので疑われたが、ボウリングリーグを始める話だと言って誤魔化しておいた。どの道彼に興味がないから突っ込まれることもないだろう。


移動中の車でもチャーリーのエンジェル話は尽きない。別にフェイクの羽根だからといって天使で無いとも言い切れない。

Charlie: I know she wasn't an angel on a cloud with a harp angel, but... maybe she was an angel in the way we all might be angels.

我々皆が天使でありうるという考え方。リースは「自分について知らない点があるとは思うけど、少なくとも私は天使じゃない」とこれを真っ向否定した。しかし、こういう謙虚な発言もチャーリー的天使に当てはまるらしい。そう言われて余計にイラっとしたのか、彼がダッシュボードに置いた天使像を後ろに投げ捨てた。

Charlie: That was very hostile.
Reese: That was at close to hostile.

現場に到着。今度は羽根だけでなく、女性自体もフェイクだった。マネキン。事件を知ったバカな少年二人が、しょうも無い事を思いついたらしい。チャーリーは書類送検程度にするか上役のリースに聞いた。若気の至りでくだらない事をやった、という柔和な考え方もある。

もちろん彼女にそんな冗談は通じなかった。現在は殺人事件の捜査中で、全くもって時間の無駄をさせられた。それに屋上から物を投げる事は犯罪である。ただ、彼女はそれより自分の時間を取られた事の方に完全に頭に来ていた。よって署に連行。

Reese: That was hostile.
Charlie: Maybe she isn't an angel, after all.


チャーリーはコンビニの店員にいきなり100ドル札を渡した。彼はロン(Ron)という男で、カダヒの友人である。ボビーに調べさせた男とは、やはり彼だった。彼とロンはロンポック(Lompoc)で14ヶ月間セルメイトとして過ごし、その後二人でビジネスをやっていた。女にまつわる違法稼業のようだ。チャーリーに指摘されて彼の顔色が変わった。

ところがさらにチップを渡したチャーリーに、彼の居場所は知らないと言う。とりあえず指を数本折った。冗談やノリでやっているわけではない。彼を恐怖のどん底に突き落とし、もう一度居場所を尋ねた。分からないという答に、さらに指を折る。

チャーリーの禅の教えと痛みにロンはギヴアップした。居場所は分からないが連絡を取る事は出来るらしい。礼として指の関節を元に戻してやった。これで元通り、いやこの経験をした分前より良くなっている。誰が調べているのか聞かれたら、「時期に分かると伝えておけ」と言い残し、渡した金を回収して店を出た。ロンの後ろには天使が羽根を広げた様が表紙の"dark halo"という雑誌が置かれていた。


Dark Halo


署に戻ったが行列はいまだ解消されず。なのに彼女の身元は分からないまま。チャーリーは本当に空から落ちてきたんじゃないかと言った。だから彼女が何者か分かるはずもない。

Reese: No one is no one.
Charlie: Now you sound like me.

彼の癖が移ってきたのか。彼女は慌てて撤回するように言ったが、「そんなに悪いことか?」と彼はとぼけた。すると朝からずっと並んでいるのに、他人に譲り続けている男がいる。二人はまだ彼がいるのに気づいて、こちらから話しかけに行った。

このジャスパー・ウィレン(Jasper Willen)という男。恐れているからという理由で他の人を先に行かせていた。彼は真実を知るのを恐れている。いつも悪い知らせばかりを受けるタイプの人間が世の中にはいるが、彼はそれに相当すると自認している。だからここで何かを話して真相が明らかになれば、必ず悪い出来事になるだろうと思ってためらっていた。

しかし、気づけば彼はチャーリー達によって列の先頭に誘導されていた。必然的に彼の番となり、話をしなければならない。ジャスパーは諦めて話すことにした。彼は彼女を知っているのだと言って、彼女と写った写真を見せた。彼女は彼の妻リーナ(Lena)だったのだ。


いつも仕事から帰宅すると、彼女は夕食を用意して待ってくれている。ところが昨晩は違っていて、彼女は家にいなかった。待っても彼女が帰ってくる事はなく、次に彼女を見たのはニュースだった。

彼は業務用の接着剤を製造する会社を経営していて、昨年は1400万ドルの売り上げを上げた。

Charlie: That's a lot of glue.
Jasper: Well, it's what holds us together.

これは会社のスローガンにもなっていて、なんとも接着剤の会社らしい。リーナがなぜあのホテルにいたのかは彼にも分からない。羽根だって一度も見たことがない。だからなぜ着けていたのかなんて分かる由もない。

ただ、彼には気になる男がいた。彼はジャスパーが支払いを滞らせると彼女を連れて行くと脅していた。でも彼は毎月ちゃんと支払いをしていた。その男が誰か聞いても泣くばかりで、なぜか答えようとしない。


そこで一旦リーナの話に移した。彼女と出会ったのは2年前。彼は、リチュアル(Ritual)という未婚の中年男性御用達の店があるのを聞きつけた。彼女はロシア出身で向こうでは苦労していたらしく、いつも笑わせてくれる彼の事を気に入った。その彼女と一緒にいるためには、毎月金を支払わなければならない。だが初めからそうだったわけではなかった。最初の1年は全くお金など必要なく、何の疑問も持たずに彼は彼女と結婚した。

ここまで話すと家に帰りたいと動揺した声で言って、席を立ち上がった。明らかに様子がおかしい。チャーリーが結婚した時に何があったのか聞くと、ドアが閉まっているかと不安げに二人に聞き返す。リースが「警察署だから」と答えると、今度は「ドアがロックされているか」と怒鳴った。自分で感情がコントロールできないようだ。

チャーリーが質問を繰り返すと、ようやく落ち着いて話し始めた。ジャスパー達がパーティから帰ると、男は二人の家のキッチンに座って待っていた。リーナは彼に無理矢理鍵とアラームコードを渡させられていた。

その男曰く、ジャスパーは二人で過ごした時間について男に借りがあり、もし彼女と一緒にいたかったら毎月支払う必要がある。払わなければ彼女を連れ去り、彼女に罰を与えるのだと言った。彼は彼女を犬の様に飼い、殴ったりしていた。

彼が毎月払っていたのはなんと1万ドル。なのに彼女は殺された。男の名前はローマン(Roman)。ラストネームは分からない。


この件をデイヴィスに報告。ローマンというのはロシアではありふれた名前で、検索しても絞りきれない。一方、リーナというのは偽名と見て間違いない。ちなみに、このように入国して男と会い、結婚後に金を要求する詐欺を手伝うロシア人女性を"Natasha"と呼ぶそうである。

向こうも長い時間をかけてやっているから、追いかける方にも忍耐力がいる。デイヴィスの口調から彼らのやり方に尊敬さえしているかのようだとリースが言ったら、「自分達もそうなるわよ」と彼女は微笑んだ。

彼女と別れ、車に乗り込んだリースとチャーリー。再びダッシュボードには天使の像が置かれていた。彼女が取ろうとしても全く外れない。さすが業務用。社長はあんなだが製品はしっかりしている。

Charlie: Industrial glue. It's what holds us together.

二人のパートナーシップもピッタリだ...多分。


結局、被害者はエンジェルなどではなかった。それどころか売春婦だった。でも別に売春婦だから天使でない理由も無い。現にペリカンベイにはエンジェルという名の売春婦がいた。もっとも、男専門の刑務所だから正確には婦ではない。チャーリーは実際に試したわけではないが、おいしいキャロットケーキを作ってくれる「彼女」だったそうだ。

車はパーティ会場に到着。チャーリーが様子を見に先に中に入ることになった。ところが10分で釣られてくると言ったきり全く戻って来る気配が無いので、リースは自分も中に入ることにした。でも彼はしっかり美女に釣られていた。

彼女は「LAの若い男には興味がないの」とか商売っ気たっぷりの言葉をかけている。上手くいっているかに見えたが、チャーリーが最近金を手にしたことや使い道に困っている事、警官である事も近くで見ているリースも同様である事も全部知っていた。


なので話にはすぐ応じてくれた。しかし、リーナは最近見かけていないし、ローマンについても知らないと言う。こういう時はチャーリーの出番。彼女の目を見ながら、リーナが死んだ時悲しかった事、そしてリースが聞いているローマンが誰か知っているのだろうと話した。

彼女はジャスパー同様、その男を相当恐れている。彼はロシアの刑務所で生まれたらしく、地獄を何度も見てきたような人間。このナターシャビジネスに関わる他の誰とも異なると彼女は語る。それは彼には恐怖心がないからだ。

肝心の居場所はどこか。それについては、彼の事を探している人間がいると知れば、向こうからやってくる。こちらから追いかけていっても彼の足取りを掴む事は不可能。だがこちらにも他の誰とも違う刑事が一人いる。


チャーリーはコンスタンスの家を訪れた。彼女はカダヒの件で警察には連絡していなかった。もう終わった事だからと言いながら、彼女は部屋の荷物を箱に詰めている。聞けば明日からニューヨークに引っ越すことになっていた。所属しているファームが向こうで大きな裁判を抱えていて、それに参加するためしばらくの間ニューヨークで暮らす。

理由はもっともらしいが、結局チャーリーと距離を置きたいというのが本音だった。夫といても心そこにあらず、チャーリーと一緒になる事も出来ない中途半端な状態。彼はせめて出発の手伝いでもしようかと言っても、夫がじきに来るからと断られた。すでに彼女の中に彼の居場所は無くなっていた。


ローマンの正体が割れた。本名、ローマン・ネヴィコフ(Nevikov)。彼は直接リチュアルを所有しているのではなくて、彼が所有している会社が所有している会社が所有するという三重構造になっている。LAPDは何年も彼を追っていて、その罪はDVDの盗難、IDの個人情報の盗難、ガソリン詐欺など多岐に渡る。

他にもドッグファイティングなどの殺し合いをする物が好きで、ジャスパーが言っていたように人間にもそのような扱いをしている。しかしあの店の女の言葉どおり、1つも立件出来ないでいた。LAにおけるリーナの死によって、彼の尻尾を捕まえる事が出来るか。


LAPDはリチュアルを包囲した。しかしローマンが中に入った確証は無く、待機状態が続く。そこにリムジンが到着した。本人が建物に入ったかに見えたが、同時に来たSUVの中にいるとの報告も入る。中に突入するか、車を追跡するか。チャーリー達は突入を選択し、自らも中に入った。

店はもぬけの殻。奥に進んで行っても人っ子一人いない。厨房を潜り抜けると一番奥に一人の男が座っていた。警察チームの姿を見るなり、両手を突き出してあっさり逮捕に応じた。


ローマンはインターポールにも追われていて、ロシアで5件の殺人を犯した容疑をかけられていた。彼が国を出た頃には、すでに他人の手によって基地は閉鎖されていた。そんな彼がどうやってアメリカ国内に入ることが出来たのか。

Charlie: We started out looking for an angel. And now we're staring at the devil.

チャーリーとリースで彼を尋問。どうやら彼は裏の情報網も持っている。チャーリーが12年の服役の後に出所して金を手にしたことだけでなく、リースが潜入捜査の最中にドラッグ中毒になってジャンキーの恋人まで作った事やその後リハビリ生活を送っていた事も知っていた。ドラッグを摂取した時に陥る喉の神経過敏を詳細に語る辺り、こっちの方のビジネスも展開しているのかもしれない。

チャーリーはこういったリースに対する攻撃は絶対に許さない。机を思い切り叩いて、「話す時は俺の眼を見ろ」と睨みつけた。ナターシャについて聞くと、金を運んでくる女を殺すのはビジネスに反する行為だから理由がないと答えた。ほどなくして弁護士が来たのでここで終了。自分に対して証言する人間はいないし、有罪を立証する証拠はないと終始自信に満ち溢れていた。

Charlie: It was a pleasure meeting you.
Roman: And you, Detective. What if it was one of them who set you up?


これで事件の捜査は振り出しに戻る。今一度、リーナが飛び降りたホテルの部屋に戻る事になった。移動の車中、チャーリーはドラッグの話を持ち出された時、ローマンを撃ち殺したいと思ったか尋ねた。イエス。自分がそうする姿を思い浮かべたかの質問にもイエスと答えた。

チャーリーは自分も同じだった事を明かし、その時信心を失ったのはドラッグの話にではなく、彼自身に対する心が原因だと言った。しかし彼女は、信心はとうの昔に失っていて、いつ失ったのかもそもそも持っていたのかも分からないと答えた。


誰も予約していない部屋が利用された。中に入るには鍵を盗むか、どこかでそれを買うしかない。そこで清掃員のスタン(Stan)を呼んで話を聞く。彼はいずれも窃盗で3社をクビになっていた過去がある。だが彼は何も盗んでいないと否定した。それは当たり前。ここに物が無かったのだから、中の物を盗めるはずも無い。でも彼は盗みを働いた。まるで禅問答だから、チャーリーも嬉しそうだ。

Charlie: If it doesn't exist... then how can it be something? Ha! I hate that. Don't you hate that? It's a brain fart, right?


対象はもちろんパスキーである。鍵について話すか殺人について話すか、どちらか選ばせようとすると彼は焦って白状した。彼の友人のオリヴァー(Oliver)という男に売り払った。どうせ人が泊まっていないし、別にいいだろうと思ってやったらしい。


二人は彼が働くショップに来た。タトゥだけでなく、車やバイクの絵も扱っている。店員曰く、"Metal & Flesh"なんだそうだ。オリヴァーはその中でデザイン担当。

Tattoo


このタトゥ、彼女が乗っているDucatiと同じ物で、"Metal&Flesh"を地で行く人だった。彼女がチャーリーにタトゥを入れたいか聞くので、彼はすでにあると答えた。地味な見た目からかちょっと驚かれたがブレインに刻まれたタトゥだとは知る由もない。

オリヴァーはここ数日、出勤していない。その彼の椅子からはリチュアルの玄関が良く見える。だが話を聞こうにも本人がいないので、彼の住所を教えてもらってそこに行く事にした。


彼の玄関のブザーを鳴らしたが反応はない。

Charlie: I have a pass key.

タックルしてドアをぶち破った。中には目を見張るほどの天使にまつわる品があった。彫刻や置物、ガラス細工に羽根もある。そして奥の真っ白な寝室には1枚の写真が掛けられていた。

Angel/Lena


Reese: That's her, right?
Charlie: That's Lena.


オリヴァーは芸術学校の卒業生だと判明。リーナが殺害されたホテル近くで彼の車は発見された。事件以降、彼の携帯電話も固定電話も使われた様子はない。郵便は玄関に山積みのまま。クレジットカードにも請求はなし。スターバックスのカードにすら使用歴はない。もはや存在していないかのようである。

Reese: No one is nowhere.
Charlie: Now you're sounding like me again.

写真からして、彼女は天使の羽根をつけてポーズを取っている。オリヴァーが写真を撮るために、わざわざそうしたのだと考えられる。そのような事を話せる間柄の人間に事情を聞く。


思い当たるのは、リチュアルでチャーリーの相手をしていたジュリア(Julia)。彼女を署の取調室に呼んで、目の前にあの写真を置いた。チャーリー達はそのまま部屋を出て、別室のモニタで彼女の様子を監視する。

待てど待てど、彼女に変化はない。姿勢一つ変えず、ジッと写真を見ている。彼女に心はないのか。そう思われた矢先、涙を流し始めた。ここで彼女から話を聞き始める。

予想通り、リーナは写真のために羽根を着けた。相手ももちろんオリヴァー。彼女はジャスパーと結婚してローマンのために働いていたが、本当に愛していたのは自分を天使だと言ってくれたオリヴァーだった。高価なドレスを着て、ワインの注文をする生活。本当は23歳らしく、一人の若い女性として生きたかった。ささやかで普通の願いをかなえてくれるのが彼だった。

そう語るジュリア自身もまだ22歳。しかし苦労を重ねた彼女達は、生きるための労働を繰り返す日々で、その若さをすでに失っていた。だからオリヴァーと出会ったリーナは、ジャスパーやローマンから逃げるつもりだった。それをローマンが知れば、例え金になる人間でも殺すとジュリアは言う。これを見せしめにして、他のナターシャ達が逃げないようにするためである。

ではそれに加わったもう一人、オリヴァーはどうなるのか。こちらはローマンの所有物を盗んだ罪にかけられ、死より恐ろしい結末が待っている。そしてこれを話したジュリアにも彼の魔の手が迫っている。


リース達は再びジャスパーを呼んだ。彼が刑事達に大声を出して叫んだ場面。一体どんな恐怖からこうなってしまったのか。犬の話、檻の話を持ち出すと、彼はまた震えだした。それでもローマンへの恐怖からか、何も話そうとしない。チャーリーは、リーナが愛した男が同じ目に会おうとしていることを明かした。

ジャスパーがその仕打ちを受けた時、目隠しをされていたので場所は分からない。ガソリンのような臭いがしたことだけは覚えている。今まで罪に問えなかったガソリン詐欺との関連も浮上。彼らが犯行に及んでいると思われる場所にLAPDチームは向かった。


大量のガソリンが保管された倉庫。奥からは無数の犬の鳴き声がする。そこには沢山の犬が檻の中で飼われていた。その中の1つに男の姿がある。彼は血まみれで精神状態も悲惨なものだが、話をする事は出来る。

リーナを窓から投げ捨てたのはローマンだった。名前も残さず盗んだキーで入ったホテルの部屋なら安全だと思っていた。しかし、彼はオリヴァー達を見つけた。

Charlie: Roman found you.


オリヴァーにとってのリーナは本当にエンジェルだった。二人を見つけたローマンに、彼女は面と向かって逃げると宣言した。それを笑った彼に唾を吐きかけた。彼女はそこまで本気だったのだが、彼は彼女を窓から放り投げた。残されたオリヴァーは、犬のごとく檻の中に入れられた。

彼が彼女を失った絶望と、自らが受けた屈辱は恐怖を凌駕した。リースの要請に応じ、リーナ殺害の証言を行うことを力強く了承した。まもなくしてローマンはLAPDに連行された。


ところが、チャーリーとリースが準備を整え、取調室に入った時には彼の姿はなかった。デイヴィスの部屋に行くと、ホームランド・セキュリティからバドナー(Bodner)というスペシャル・エージェントが来ていた。どう見ても嫌な予感がする。

ローマンはDHSが身柄を拘束したため、LAPDが起訴することは出来ない。ロシア・メキシコ・アメリカ間で取引されるドラッグや兵器の情報を持っているため、一人の女性の殺害程度では引き渡せないと言うわけだ。

こういう力関係で物を言うのは、リースの最も嫌うところである。デイヴィスの制止も聞かずに、彼女は反論した。横にいたチャーリーはその間、一言も発せず。結局デイヴィスが仲裁し、バドナーを行かせた。

Charlie: "You can't hold on to him. You reach out for Roman, but he isn't there."

なぜか彼は笑いながらこう言って部屋を出た。


チャーリーは禅の教えを学んだだけであって、菩薩になったわけではない。カダヒの居場所を捕らえるやいなや、彼を引っつかんでトイレに投げ込んだ。銃を置き、自らの手で足で制裁を加える。金欲しさにコンスタンスに暴力を振るった彼を立ち上がれないほど殴った。店長が警察を呼んだが、自分がその警察だと名乗って睨みつけた。

署に戻ったチャーリーは、捜していた男は見つけられなかったとボビーに報告。席に着いて電話を取ると、相手はローマンだった。15年前に起きた銀行での銃撃戦についてボビーに聞いてみろと言う。彼が金のことも全て知っているのだと一方的に話して、ローマンは電話を切った。


15年前の事件。その記事は、チャーリーが作った関係図の中にも貼られている。5人が死に、1800万ドルの金が消えたBank of Los Angelesでの銃撃事件。チャーリーはその記事からボブに一本の線を加えた。天使の街ロス・アンジェルスで何が起きたというのか。


Angel


[END]

[感想]

なんだか因縁が残りそうな終わり方でしたが、ローマンが登場するのはこの1回のみです。初めてしっくり来ない感じで、今までの雰囲気からすると釈然としないけど、まだ5話目ということでこういう展開もあるって事でしょうね。

でも"Fallen Woman"ってタイトルは、どうして"Fallen Angel"にしなかったんだろう。チャーリーが置いた像を含め、端々に天使が出て来たのにタイトルだけは違ってた。ちょっと疑問。

ボブはトムの事件と直接関わってこないものの、お金の流れの方に入って来た。そのつながりはまだ全然見えないけど、謎がいい意味で深まって楽しくなった。

また次回。
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Writer: Rand Ravich
Director: Tony Wharmby

Star:
Damian Lewis as Charlie Crews
Sarah Shahi as Dani Reese
Brooke Langton as Constance
Robin Weigert as Lt. Davis
Adam Arkin as Ted Early
Brent Sexton as Bobby Starks

Guest Star:
Steven M. Porter as Jasper
Jessica Pare as Julia
Garret Dillahunt as Roman Novikov
Jennifer Lee Wiggins as Bethany
Holly Weber as Natasha's Girl
James Harvey Ward as Devil Boy
Jai Thangkeaw as Dirty Girl Angel
Michael Symonds as '3:16' Twin
Chris Symonds as 'John' Twin
Adam Pilver as Hotel Manager
Rodney Rowland as Neil Cudahy
Dave Stann as Skater Punk
Chris J. Nelson as Devil Boy 1
Natalina Maggio as Lena
Shashawnee Hall as SP Agent Bodner
Jillian Difusco as Hooters Girl 2007
Michael David Cheng as Denny's Manager
James Moses Black as Swat leader

Music:
"Land of Jail" by Gram Rabbit
"Haiku Ten" by Sigmatropic feat. Cat Power
"In The Sun" by Donna De Lory

© NBC Universal, Inc.
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