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[Life] シーズン1第6話。超ネタバレ。


チャーリーは、和解金だけでなく特別昇進もしていたので、本来受けるべき昇進試験を受けていない。というよりそもそもそのためのトレイニングも修了していなかった。だから今になってボビーやファレス(Juarez)が受けているプログラムを彼も受けることになった。今回は"Officer-Down Scenerio"。仲間の警官が撃たれた時、どのように対処するかというものだ。

その頃、リースは昼間から酒を飲んでいた。ドラッグの更生は今のところ成功しているものの、やはり何かに頼る癖は抜けていなかった。そのバーで知り合った男リック(Rick)。彼もまた彼女と同様にアル中であり、二人はすぐ側で行われるAA(Alcoholic Anonymous)の集会に参加するところだった。


Rick(Jeffrey Pierce)



チャーリー達は、警官が撃たれるまでの間、車で待機中。そこで何気なく昔話をし、自然にLAでの銃撃戦の話を持ち出した。ファレスは聞き飽きるほど聞いたと笑っているが、ボビーの顔は浮かない。38分間もとどまることなく続いた発砲の応酬。死者5人、1800万ドルの現金が消えた事件の現場にボビーはいた。

Bobby: Yeah, I was right there when it happened.



Life


AAの会合が始まった。リックは別の女性とこれに参加している。夫に見捨てられた女性の話が終わり、彼の番になった。リースはこうやって話を聞くのが苦手で、主催しているルー(Lou)によればいつも参加してはすぐに帰っているらしい。

今回も帰ろうと思ったが、彼に興味を持った彼女は話を聞いてみることにした。

Rick: I'm Rick. And I am powerless.

彼は酒を止めて1年になると言った。断酒1年を達成するのはこれが初めてではない。どうやら何度も失敗しているようだ。彼の問題は、酒を飲んだら女性に暴力を振るう事。1年前の同月、彼は女性ともめ、彼女に突き飛ばされた事に激高して事件を起こした。

会が終わって、リースはリックを待っていた。彼の方は自分が話した内容を気にすることはなく、バーの続きがやりたいと彼女を誘った。しかし、当然簡単に受けられない。皆に「断酒の手助けをして欲しい」と言ってみたり、それを聞けば「あの場ではそう言わざるを得ない」と言ってみたり。女性との事件の詳細を聞こうとしても「君にも人に言えない恥ずかしいことがあるだろう」と交わされた。それでも彼は誘ったが、彼女は断った。

Rick: Tell me your last name at least.
Reese: I'm a Friend of Bill.

(AAを考案したBill Wilsonに由来し、AAに参加する匿名の人々を"Friend of Bill"と呼ぶ。つまりここでは、彼女は名前を教えたくないということになる。)


チャーリーが署に戻ると、リースが暗い表情をしている。

Charlie: Every moment you spend wishing you were someplace else is a moment you can't get back.

刑務所の中でずっと経験してきた事なのだろうか。AAで効果を上げてきた人間も見てきたと言ってみたが、彼女の悩みはそこではない。いつもと様子が違うので何があったのか尋ねると、彼女は会で会った男がレイプしたのではないかと話した。

彼は断酒していると言っていたのに、会に参加する直前にバーに行っていた。ということは彼女もそこに行っていたのかと厳しいツッコミが来たが、問題は彼が暴力癖を持っていたこと。ただ、その女性に対して何をしたのかは具体的に話しておらず、"hurtful"という言葉を使ったのみ。

彼女が一番気になったのは、彼女のせいで暴力を振るったのだと相手に責任がある旨の発言をしたこと。酒癖が悪いと知りながら突き飛ばした彼女が悪いと言わんばかりだった。事件の詳細を話さないのも何かある。そう思って彼のライセンスプレートから前科を調べた。

リチャード・ラーソン(Richard Larson)。2002年に軽性犯罪で有罪となっていた。リースはこれは司法取引で、実際はもっと重い罪を犯したのではないかとまで考えていた。しかしチャーリーは彼の言葉による状況証拠のみであって、いきなり重罪だと考えるのはどうかと疑問を呈した。チャーリー自身もこうやって刑務所に入れられた可能性があるだけに、非常に慎重な姿勢である。



Reporter from The Stickler


デイヴィスは報道陣を迎え、OPEN HOUSE(LAPDのプロジェクト名のよう)による犯罪の減少を発表。ところが市民新聞"The Stickler"の代表という女性が、それは数字だけの話だと会見を中断した。いくら犯罪が減っているとは言え、自分がそれを実感できなければ意味がない。彼女の家に週2・3回、ゴミを放り込む人間がいる。彼女曰く、誰かが彼女を狙っていて、家から追い出そうとしている。

デイヴィスは犬じゃないかと言ってあしらおうとしたが、コーンを食べているから違うのだと彼女は大きな声を出す。仕方なくチャーリーが割って入り、勝手に今週中に調査する事を約束してしまった。


リースはリックにまだこだわっていた。彼はこれからまた事件を起こしそうになっているから、AAで発表する事で止めてもらおうとしているのではないか。それなら自分の手で未然に防ぎたい。昨秋からオープンケースとなっている事件はない。2006年の秋頃にあった911への通報を調べると、それはそれで約1万件に及ぶ。途方もない数だが彼女は1つずつ会話の記録を調べ、その中にレイプされたと報告したナンシー(Nancy)という女性を見つけた。

リースはその時の録音ファイルと共にチャーリーに見せた。ナンシーはその中で、自分をレイプした人間がリック・ラーソンだとはっきり2回言っている。だが結局彼女はこれを撤回し、彼は逮捕されなかった。その彼がまた飲酒を始めたとなれば、彼女のような犠牲者が再び出るのではないかとリースは言うのだった。

Reese: I can't find Nancy, but I can find Larson.



Book


テッドがチャーリーのドライクリーニングを取りに行った帰り際、本屋のガラスケースに自分が逮捕された時に撮られたマグショットが表紙の本が置かれているのを発見した。著者はウィンストン・チェインバーズ(Winston Chambers)で、タイトルは"Earley Warning"。彼のラストネームのEarleyとearlyをかけたものだ。そのテッドのことは"White Collar Trash"と書いている。

慌てて店に入ってこれを購入。クレジットカードを使おうと思ったが、IDを見せろと言うので現金にした(アメリカは写真無しのカード単体ではほとんど使わせてくれない)。店員のメンバーカードや他のオススメ本話も全部無視。何が書かれているのかを一刻も早く知るため、速攻で店を出た。


リースは再びAAに参加。リックの姿もある。一人の男が話し終え、次に話す人を探していると彼もここに来ていた。

Charlie: Hi. I'm Charlie, and I'm powerless.

刑務所への嫌悪感や、所長への怒り。自分をひどい目に合わせる看守。彼は自らの体験をありのままに話し、同じく刑務所での生活を経験した参加者達に語った。地に落ちたと思いきや、その底が壊れてさらなる深みに落ちていく感覚。そしていつしか自分を見失ってしまう。

そんな彼が行き着いたのは、現実をありのままに受け止めること。自分に出来る事を精一杯やっているのだと、自分に言い聞かせる。取ってつけたセリフではないだけに、急な参加でも多くの賛同を得られた。

彼がここに来た理由は、一人で突っ走ろうとする彼女を止めるため。会が終わり、リックと二人きりで話そうとする彼女に、3人でコーヒーを飲むことを提案した。これをリックの方が二人で話すことがあるからと断り、彼女もそれに乗った。この男が調べているような人間だったとしたら、彼女の身に危険が及ぶ。だがチャーリーの忠告も聞かず、自分の面倒くらい見られると彼について行ってしまった。


二人でカフェに入ると、リースは昨日の件について尋ねた。彼を怒らせるような女性の行動とはなんだったのか。しかしそうなるのは酒を飲んでいる時だけだと笑い、また話をはぐらかした。

酒を飲んでAAに参加していた二人。リックは自分が話す唯一の真実は、自分が嘘つきであることだと笑いながら語る。同じように嘘をつきながら会に参加した彼女に、正直に何が話せるかと逆に問うた。

リースはソーシャルドリンカー(social drinker: 人付き合いの時だけ酒を飲む人)であり、コケインをやり、ボーイフレンドに捨てられ、仕事を失ったことを明かした。そんな人生を終わりにするために会に参加しているのだと話したが、彼はそれだけではないと言った。さらに、こうやって他の人と違うんだというところを見せているだけで、他の女性と変わらないと言い残して勝手に店を出て行った。


彼の方をいくら攻めてみても手がかりとなるものが出てこない。そうなるとナンシーを見つけて証言してもらうより他にないのだが、彼女の情報も全く見つからなかった。死亡記事もないし、行方不明者リストにもない。事件当時の身元不明者の殺人事件があったわけでもない。

レイプされた後、彼女は引っ越したらしいが行き先のアドレスが残されていなかった。ナンシーはまだ22歳。そこでチャーリーが思いついた方法は、今までの彼から想像できないものだった。MySpaceのようなネットコミュニティに何か公開しているのではないか。


慣れない手つきでIMを送ってみた。フルーツ大好きの彼のスクリーンネームは"MANGOMAN"。"HAPPYGIRL923"にナンシーを見なかったか尋ねた。"R U Cute?"という返答。どうやら女を求めているようだが、チャーリーは気づかずもう1回同じ質問をした。だが返ってきたのはこれ。

"PMJI. BUT IMHO, NRN, OM"


IDIOTS


意味が分からず必死に"Internet for iDiOTS"を開いたものの、調べ終わる前に相手はいなくなっていた。そこにデイヴィスが来てサラッと意味を教えてくれた。

Davis: "Pardon my joining in, "but in my humble opinion, "no response necessary, old man."

(本来はこうなのかもしれないけど、joiningではなくjumpingの方が今の使われ方に合っている)

結局情報を手に入れることは出来なかった。分かったのはナンシーのスクリーンネームはもう使われていない事だけ。しかしチャーリーの「人にGPSがついてないなんてなぁ」という嘆きで事情は一変。人にはないがコンピュータにはついているとリース。ナンシーが自分のパソコンを使ってさえいれば、請求書の宛先まで探る事が可能ではないか。


そこから判明した家に二人は来た。彼女は母親の旧姓を使い、隠匿生活を送っていた。単に過去を忘れて新たな生活を送るためだとしているが、ラーソンが他の人間を襲う可能性があるから証言してくれと頼んでも怯えるように拒否をする。

仕事をしているからと言う理由も、家にいて母親の本を書いているだけ。つまり、外には出歩かず、人目につかないようにしている。チャーリーはこの状況を聞いて「ラーソンが罪を犯したのに、あなたの方が刑務所に行ったみたいだ」と評した。

そんな生活から逃れて自由になるには、真犯人を刑務所に送るより他ない。それでも彼を恐れる彼女は証言を拒否した。だからこそ彼を逮捕できればその不安も解消されるのだが、彼女は自らラーソンが死ぬのを待つ選択をした。


チャーリーは例の女性の家を張り込むことになった。今回のパートナーはデイヴィス。メディアの前で勝手に約束してしまったものだから、彼女には前にも増して煙たがられている。張り込みなのに食べることすら許可してもらえないくらいだ。それならばと時間つぶしに話をする事を提案した。全く乗り気ではない彼女の態度を逆手に取り、自分がルーキーだった頃によく話していた話題と称して彼女にも銃撃事件を持ち出した。

死んだ5人は全て犯人側。警官はただの一人も撃たれなかった。その最中に1800万ドルが奪われたのだから、第6の人間の仕業だと考えられる。ただし、それが警官の中の一人でないという保証はない。デイヴィスは何かの秘密を詮索するのは、退屈な人間の時間の過ごし方だと言って相手にしなかった。

その秘密が警察内部の事なら話が違うとチャーリーは何食わぬ顔して言ったら、彼女はハロウィンの話に摩り替えた。どうして人の家に行ってキャンディをもらおうとするのか。ハロウィンの恒例行事をやった事がない彼女は、同じ言葉を二度繰り返した。それに対するチャーリーの答も二度繰り返した。

Charlie: I think it's supposed to be fun.


一方のリースはラーソンの見張り。車で待機していると、目の前を銃を持ったナンシーが通り過ぎる。こちらも銃を構え、捨てるように言ったが彼女は応じる素振りを見せない。証言するよりその存在そのものを消してしまおうと意を決した彼女は、彼に自分の事や自分にした事を覚えているかと震える声で言った。しかし最後の引き金を引くことが出来ず、彼は隙を見て逃げ出した。銃を下ろしたのを見てリースはナンシーを逮捕した。

ラーソンが死ぬまで待つことは出来ない。チャーリーの言葉に触発されてとんでもない行動に出てしまったナンシー。もちろん彼が言ったのは証言することであって、あの男を殺すことではない。それでも彼女にはそうする理由があった。

彼の話し方、何でも知っているかのような素振り。彼女は自分に似ていると言った。昔アル中だったから彼女も同じように酒を飲んでいるのが分かる。それだけではなく、もし証言したら殺すとも言っていた。彼と直接対峙した今、彼が彼女を狙ってくるのは間違いない。

リースは告訴を勧めたが、ナンシーにはそこまでの勇気が湧いてこなかった。あの日をもって自分は死んだ。少なくとも彼女はそう思っていた。しかし、実際に刑務所に入った状況から這い上がったチャーリーはそれを否定した。

彼女は死んだのではない。むしろ事件を立派に生き抜いた。彼女が今そこにいるのが何よりの証拠。事件が起きる前、こんな悲惨な状況を耐え抜くことが出来ると考えたことがあるか。

世界には本当の暴力といったものが存在する。多くの人間はその犠牲になることはないが、彼女はそれを体験した。ほとんどの人間が体験することすらないその暴力に相対しても、生き抜くだけの力が自分に備わっていると考えたことがあるだろうか。

Charlie: That's your secret, Nancy. Larson doesn't know it. Larson doesn't know how strong you are. Prison doesn't know how strong he made you.

彼は思わず"prison"と口走っていた。檻の中にいるような隠匿生活も、彼女の意志の固さ無しにはなされることはない。その強さでラーソンを追い込むことが出来るのか。


テッドは家に戻って早速本をチェック。いくつかやっていない事が含まれているが、真実も結構多い。ショックを受けるほど核心に迫ったものであるようだ。


リースはラーソンに電話したが回線が切られている。チャーリーも彼の会社に電話してみたが、重要な会議があるにもかかわらず出社していなかった。昨年、再び酒を飲むようになった時は、無断で1ヶ月も無断欠勤した。だから今回もいつ出てくるか分からない。

と情報を短期間で、しかも電話で手に入れた彼に彼女はちょっと不信感を持った。でも彼の居場所は分からずじまいで、彼女はやむなくAAのミーティングで聞くことにした。嗅ぎまわっている事が分かれば危険でもあるのだが、チャーリーの同行したいという申し出も断って一人で聞きに行ってしまった。


AAは匿名の参加者から成っているため、ルーは彼女の行動に難色を示した。レイプ事件の可能性がある事を示唆しても、リックはちゃんとやっていると言うだけで、彼の居場所を教えようとしない。もし彼が潔白なら自分でそれを証明すればいいと詰め寄ったら、少しだけ情報をくれた。彼がスポンサーとなっているメンバーがいる。

その名前までは教えてくれなかったが、今日の会合に参加していた中に彼が一緒にいた女性がいる。リースはピンと来て彼女に話を聞くことにした。

彼女も今日は彼の事を見かけていなかった。彼女は嬉しそうに如何に彼と通じ合っているか話してくれた。ナンシーが言うように相手を見透かすことに長けているらしい。彼女はこの後に彼と会う予定があるらしく、場所はMelroseにあるHunkというバー付の店だった。


チャーリーは今日もデイヴィスと張り込み。話す内容と言えば、当然L.A. shoot-outである。警官が沢山いるからそれに応じた数だけの話のヴァージョンがある。公式版以外の話はないと言う彼女に、ボビーのものは違っていると話した。通りの前に警察の大群が押し寄せ、けたたましい音が鳴り響いた。

ところが彼女はどうしてボビーがその話を知っているのかと疑問を投げかけた。それは彼が事件の現場にいたからに他ならないが、事実は違っていた。あの日一日は、制服を着た警官は銀行前に一人としていなかった。銃弾が1100発撃たれた事実は正しいが、それは1ブロック離れた場所で訓練していたSWATによるもの。だから警官のボビーがそれを見るはずはないし、銃声がしたのに一般市民も警官も撃たれなかった理由はそこにある。

ボビーが話を変えてしまったのか。彼がもし制服を来ていたのだとしたら、銀行を中心とした4ブロックを封鎖するためのバリケードをやっていた可能性しかないとのことである。話をしていると家の庭に人影が入っていくのが見えた。


Bud


すぐさまそこに行ってライトを照らすと、そこにいたのは彼女のカメラマンを務めていた男だった。彼女が彼を犬の様に命令するのに腹を立て、庭で糞をしてやったという単なる内輪もめ。ここでチャーリーに連絡が入った。ラーソンが待っているバーでリースと落ち合い、その場で逮捕。

Charlie: You're under arrest for the rape of Nancy Wiscinski.


彼の言い分は、ナンシーは捨てられた後にもしつこく彼に電話をかけ、仕方なく彼女に家に行って要求どおりセックスをした。つまり和姦だと言う。どちらにせよセックスをしたことは認めたことになる。どちらの確証もないが、声を大きくしたり証言台でこの事を話せばいいと笑ったりする様は、有罪の様にも見える。ともかくチャーリー達では決めかねるので、判事に判断をゆだねる事にした。

LAPDにはナンシーも来ていて、手錠をかけられ連行されるラーソンの様子を見ている。彼女の望みどおりになった。気分がいいと言う彼女は、リースやチャーリーに礼を述べた。

テッドは駐車場でウィンストンを待ち伏せしていた。彼の姿を見ると、バットを持って彼の車に向かった。二人は元々パートナーで、ウィンストンもインサイダー取引をやっていた。だが捕まって服役したのはテッドだけ。挙げ句には昔のパートナーに暴露本を書かれ、奴はさらなる金を手にした。

テッドは怒りを押し殺すようにしながら、彼の首にバットを突きつけた。

Ted: You know, I learned something in prison, Winston. And I forgive you.

理由もなく許すと言われたことに、かえって恐怖感を覚えたウィンストンだった。


Winston


チャーリーが署内のPCで"The Stickler"のサイトを見ながらニヤニヤしていると、デイヴィスがリースはどこかと尋ねに来た。数時間前にラーソンが保釈されたのだが、彼女はすでに帰宅してしまっている。一刻も早く連絡しなければならないが、彼女の部屋にはすでに銃を構えたラーソンが侵入していた。

男は完全に酔っ払っている。暴力的ではなく殺人的と言っても過言ではないだろう。冷蔵庫にあったヴォッカを取り出し、銃を向けながらグラスに入れてそれを勧めた。しかし彼女は刑事。こんな状況でも全く動揺することなく、出された酒を飲み干した。

ラーソンは酒と銃で興奮状態。彼女は2杯目を飲む際に、こっそりポケットの携帯電話からチャーリーにかけたが気づかれなかった。一方のチャーリーは着信に気づき、デイヴィスはすぐに彼女の家にディスパッチを派遣するよう指示した。流れてくる会話から彼女が彼の手に落ちている事が分かる。二人も自ら出動した。


チャーリーが現場に着いた頃には、すでにディスパッチが配備されていた。狙撃部隊がラインを探しているが、未だにクリーンな場所が見つけられない。中のリースは会話を聞いているであろう彼らのために時間稼ぎをする。飲み干すように言われたボトルを飲むのにジャケットを脱いだりしてゆっくり動作を行う。

Reese: I can do what you want, but I just need for you to give me a moment. You understand?

チャーリーはこれが自分たちに向けたメッセージだと考えた。ボビー達と共に突入の態勢を整える。ラーソンは銃を持たないと女性に向かえないような弱い男である。リースはそれを見抜いていて、人生の深淵を知ったような男に何も知らないと諭すように言った。

玄関のドアに立ったチャーリーは、ボビーにもう一度Bank of LAで起きた事件について話してくれと言った。銃弾の嵐。血の海。消えた1800万ドル。あの時自分はあの場所にいた。その声は中のリックの耳にも入って来た。何が起きているのかと立ち上がった隙に、リースは持っていたボトルで彼の頭を殴りつけた。と同時に突入。リースも銃を奪って構えた。

ボビーは"Code 4"(これ以上の応援は無用、を表すポリスコード)をコールし、ぶっ倒れたラーソンを逮捕。チャーリーはフラフラになりながら銃を構えている彼女の無事を確認した。そして倒れたラーソンに人生の底を体験した男が語る。

Charlie: Hi. My name is Charlie.
Bobby: Say "Hi, Charlie".
Charlie: Hate is a prison. But you know what, Rick? Prison is a prison too.


家を出るリースにチャーリーは腕を貸してやった。やはり彼女の言葉は彼へのメッセージだった。

Reese: All I needed was a moment. That's, uh – that's Zen. Isn't it, Crews? Isn't it?


彼女をパラメディックに引き渡すと、ボビーが真相を話し始めた。銃撃事件があった日、彼はバリケードにいた。突然の彼の告白。しかし、今日は止めにしようとチャーリーは言った。

Charlie: Not tonight. Don't worry, Bobby. Tonight you were right in the middle of it.

家にかえって今日も関係図を眺めた。やはりボビーは嘘をついていた。未だ語られない銃撃戦の真相。そしてシーボルト家の殺害事件との関連はあるのか。


リースは後日、あらためてAAに参加した。

Reese: I'm Dani. And, uh... I'm powerless.


[END]

[感想]

ここでボビーとの信頼関係が崩れた。バリケードにいたというのも本当か分からない話で、金を持ち去った彼は銀行の中にいたのかもしれない。デイヴィスが嘘をついていないにしても、未発表の情報が沢山ありそうでまだまだ謎は多い。

チャーリーがなんでSticklerの話に関わろうとしたのかや、リースの「これは禅?」と聞いた意味があまり分からなかった。まあ後者は私が禅そのものについてほとんど知らないからだろうけど。という辺りについては、公式ページの

ZEN GUIDE

ってのに載っています。でも分かったような分からなかったような感じでした。禅って教わるものではないので、実際に座禅でも組めば何か見えてくるのかも。

それにしてもゲストを含め、個性的な人が出るドラマですね。Jeffrey Pierceですか。"The Nine"とか"Criminal Minds"にも最近は出てました。この夏に始まった同じくNBCドラマの"Fear Itself"にも出演してましたよね。

また次回。
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Writer: Marjorie David
Director: John Dahl

Star:
Damian Lewis as Charlie Crews
Sarah Shahi as Dani Reese
Adam Arkin as Ted Early
Robin Weigert as Lt. Davis
Brent Sexton as Bobby Starks

Guest Star:
Doug McKeon as Lou
Visa May as Detective as as Siriwan Phuaphukham
Jeffrey Pierce as Richard 'Rick' Larson
Deborah Ann Woll as Nancy
Dale Dickey as The Stickler
Benjamín Benítez as Tito Juarez
Rob Brownstein as Winston
William Ngo as AA Member
Kent Faulcon as Computer Lab Tech
James Moses Black as Swat leader
Harry Karp as Bud the Cameraman
James Howell as Fryman

Music:
"Buena" by Morphine
"Going, Going, Gone" by Stars ft. Emily Haines
"Get Lucky" by New Young Pony Club
"Go" by Sparklehorse ft. The Flaming Lips

© NBC Universal, Inc.
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