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[Life] シーズン1第8話。超ネタバレ。


チャーリーは禅の講釈CDを聞きながらカメラを持って待機中。我々は孤独ではない。息を吐き出せば、他の誰かがそれを吸う。太陽が自分を照らせば、側にいる人間にも降り注ぐ。このように全ての物は他の全ての物につながっている。

彼もまた、つながりを見出そうとしていた。エイムズが、ひげを生やした白髪の男と口論になっている。その様子を見ながら次々とシャッターを切った。その後ろで流れる禅の言葉。

人は友人とつながっている。それは敵とのつながりと同じである。だから自分と友人の間に違いなどない。自分と敵との間にも違いなどない。なぜなら人は皆、一人ではないのだから。


リースから連絡を受けた。彼女は人が死んだ時以外に電話してくることはない。というわけで、殺人現場で合流。その家に入ってみたが、玄関ホールには一切家具が見当たらない。

Charlie: Maybe this is all the furniture.

妙な雰囲気が流れる中、キッチンに進むとそこには衝撃的な光景があった。


Dead Body


冷蔵庫のドアを開けたまま立っていて、ガスコンロ(stove)が爆発した際に下半身が吹き飛んだ。ドアが丁度盾の役割を果たし、上半身だけ残って床に落下した。爆発が事故による物なのか放火によるものなのかは分からないが、コンロ周りに充満したガスに火花が散ればグレネイド級の爆発が起きる。

ポケットの運転免許証から、名前はエドワード・ファーディング(Edward Farthing)だと判明。しかし住所はこの家のものとは異なっていた。財布を調べると同じ写真の免許証がもう1枚出て来た。そちらの方にはジョセフ・ゲイル(Joseph Gale)となっている。住所も異なっていて、これもまたこの家のものとは違う。

家の中の棚やクローゼットを調べてみたが、ほとんどの物がない。人が住んでいるような気配もしないこの家に、男は住んでいたのだろうか。それならそもそもIDなどなぜ必要になるのかとチャーリーは疑問を持った。


あれこれ考えるより行動。免許証に乗っている住所を調べる事から始めた。チャーリーとリースは二手に分かれ、それぞれの家を訪ねた。どちらの家からも女性が出てきて、同じ言葉を言った。「彼は私の夫です」と。

二人はお互いの状況を報告。

Reese: I'm with the widow.
Charlie: Funny you should say that.


Life



リースが訪れたファーディング夫人エレイナ(Elena)から話を聞く。彼女はガス爆発がCheviot Hillsで起きたと話したら、その場所を知っているようで、さらには納得したようでもある。彼とは結婚して5年。マンモス・スキー(Mammoth Ski)で出会い、二人ともDouble Black Diamond(絵はこんな感じ。上級者コース)で滑る共通点があった。というよりむしろ、スピードそのものが好きだようだ。

チャーリーの方はゲイル夫人マリッサ(Marissa)から話を聞く。彼女の方もCheviot Hillsと聞いて知っている様子。彼女もなぜか納得したような表情をする。彼との結婚生活は3年に及び、こちらはリチャード・セラ(Richard Serra: アメリカの芸術家)の回顧展で出会った。物が酸化して行く過程の説明に感動し、彼に心惹かれた。チャーリーにしたら単に錆びていくだけのことなので、その気持ちは理解できなかった。

比較すると異なる二人の話。その中で一致している事があった。彼が何の仕事をしているか知らない。政府のエージェントらしいのだが、職務上その内容を秘密にしていた。そんなだったので、死んでしまったと聞いても納得の様な諦めの様な感じだったのである。

長期間家を離れたり、真夜中に電話がかかってくる事もあった。時には感情的になっていることもあった。もちろん心配だったが全ては国のためと信じ、このような結婚生活にも耐えて来た。二人とも彼を心の底から愛していた。

彼は他の男にはない物を持っていた。それは彼女達の話をちゃんと聞くということ。彼との思い出話に涙を流す二人は、そろって遺体の回収を申し出た。一体につき二人。


Wives



チャーリーはリースと再合流。政府のエージェントなら政府のデータベースで指紋を調べられるはずだが、彼女達の話が本当だった場合、存在を立証する物は残っていないはず。ならばと彼は事件について推察した。エレイナとマリッサはお互いの存在を知り、二人で彼を殺害したのではないか。でも二人とも彼の事を愛していたようだし、殺人を犯すような人間には見えないと彼女は否定した。

確かにそうだと彼も分かっている。だけど漢字で戦争を意味する文字は、「屋根の下に女二人」という図から出来た。その真理が今も変わらないなら、二人して彼を殺した可能性も消す事は出来ない。

(※ 多分、そんな漢字はありません。私の推測ですが、チャーリーは「安」という字を知っていて、意味も平安だと分かっている。それを踏まえた上で、女を二人に増やして争いの意味に転じた。という彼特有のジョークだと思います。)


リース達はデイヴィスを連れて再び現場検証。二人の奥さんにはいずれもアリバイがあって、マリッサはギャラリー、エレイナはインドア・ロッククライミングのクラスにいた。お互いが顔見知りだった、あるいは存在を知っていたことを示す記録は残っていない。この家の周辺住民に二人の写真を見せたが、見覚えがある人は一人もいなかった。


デイヴィスはこんな何もない家に誰が住むのかと疑問を持った。しかし家具がない家に住んでいる男は他にもいる。チャーリーは家に帰ってテッドにそれとなく話した。二人の女性と結婚していると想像してみてほしい。そしてそれぞれの奥さんに嘘をついているとしたら。

テッドはあまり何も感じていなかった。一人の女性と結婚したって男は嘘をつく。それは決まって別の女についてであり、彼が結婚していた時は嘘の繰り返しだった。でも今回は正反対。彼女の裏で何かをするというよりは、二人と一緒にいようとするために嘘をついていた。

Charlie: Maybe we should get some furniture in here.


コンロの調査結果が戻って来た。パイロットライトに工作が施された放火だった。二人の妻の通話記録を調べても、連絡を取っていた様子はない。とデイヴィスに報告していると、フロア中の電話が一斉に鳴り出した。LAPD署内の駐車場で警官が倒れているという報告が入った。

全員の反応が尋常ではない。チャーリー達が現場に駆けつけ、皆が覗きこんでいる車の中を見ると、そこにはこめかみを撃たれたエイムズの姿があった。事件の真相を解き明かす鍵となる人物が殺害された。チャーリーが朝見た男と関係があるのだろうか。


この事件で最初に疑われたのはチャーリーだった。デイヴィスとずっと一緒にいたが、別の人間を使って殺害した可能性もある。「私が関係していると思ってますか」というチャーリーの問いに、「あなたが担当の事件だったら、自分自身を容疑者に入れるのか」とデイヴィスは聞いた。「リストのトップに入れるでしょう」

この件について職務を解かれることはない。だがIADから人が派遣されて、あれこれ聞かれるのは覚悟しなければならない。チャーリーはそうなる事を全て予期していたから、全く動じる様子はない。そんな彼にデイヴィスは、この事件は彼女が個人的に担当すると告げるのだった。


席に戻ったチャーリーに対する皆の視線は冷たい。しかし12年間の日々を思えば、特に気にする事もない。リースには「新しいパートナーを要請したかったら今がその時だよ」と言った。別にという感じで、彼女の方は今更彼を疑ったりしてないようだ。Half-Manの指紋にヒットが出た。政府のデータベースに登録されていたらしく、本名をルドルフ・ファーディンゲイル(Rudolph Farthingale)と言う。死に様同様、名前も半分になっていた。

彼は本当に政府機関で働いていて、スパイではないがIRS(Internal Revenue Service: 国税庁)の人間だった。となれば、必然的に税務官を殺したいと思う人間が犯人像として浮かび上がってくる。


チャーリーとリースはIRSの彼のオフィスに来た。彼はここで12年間働いていた。私生活について語ることもなく、至って普通の人間だった。女性をまともに見られないほどシャイな性格で、同僚も彼に奥さんがいるなんて想像だにしていなかった。

Female Coleaue: He didn't have a wife, did he?
Charlie: No, he didn't have a wife.

ファーディンゲイルのキュービクルは家と同様、物が少なく非常に几帳面に整理されている。彼はいつもこの状態にしていて、写真や個人の所有物を置いたりしなかった。彼のここでの仕事は脱税者の発見。記録を調べて誰が脱税しているのかを見つけ、別のエージェントが実際にこれを追跡する。つまり、彼はこの席を離れて仕事をするようなことはない。


Mug


それでもリースは彼が発見した脱税者のリストを要求した。その中の誰かが彼を殺した可能性があるからだが、彼を殺すどころか彼の素性を知ることすら不可能だとIRSの人間は言う。ファーディンゲイルにはIDナンバーが与えられており、報告書にはその番号のみが載せられているからである。

Charlie: Just a number.



Smiley


パソコンにこんな物を貼って同じようにニコニコしていたら、一人の男がチャーリーに呼びかけた。早速IADから人が来たのかと思いきや、組合代表の人だった。ジョン・ギャリティ(John Garrity)。デイヴィスと話をする予定になっていたのだが、その前に彼にも会って自己紹介しておこうと思ったらしい。

IADが来た際はジョンも同席する事になり、必要なら弁護士も付けることが出来る。しかしチャーリーの弁護士と言えばコンスタンス一人で、彼女はニューヨークにいるためジョンと二人で応じることにした。

John: Listen. Off the record, some guy puts me away for 12 years, I'd take him out too. But I think I'd wanna do it myself.

ウィンクして去っていった。信じてくれているのか良く分からない男だ。チャーリーはすぐにコンスタンスに電話した。エイムズは彼女が近づくなと言っていた男。彼が死んだので連絡して欲しいと笑顔でメッセージを残した。


車での移動中、チャーリーはリースに自分が事件に関わっているか知りたいかと尋ねた。本当に興味がないのかそっけなくノーと答え、ジョンの話を聞かせても「オフレコって言ってるんだし無視してもいいんじゃないか」と言った。「刑務所になんか戻りたくない」という彼の言葉には、「気持ちは分かるわよ」と言ってはくれた。

本題に入る。ルドルフ・ファーディンゲイル。1973年、オハイオ州のShaker Heights生まれ。高校・大学とBが並ぶ生徒で、公務員試験も83%の得点率。前科はなく、速度違反、駐車違反の類もなし。脱税処理課には95年から務めている。あまりにも平凡で何の特徴もない男。なのに奥さんは二人いて、最後はコンロを爆破されて死亡した。


ルドルフの家にはエレイナとマリッサが呼ばれていた。"Gale""Farthing"というお互いの名前を出しても全く気づく様子はない。ショックを軽減するため、「お二人のご主人は、昨日この場所で殺害されました。でもここにいたのは一人なんです」という回りくどい説明をして感づいてもらおうとした。

最初は良く分かっていないようだったが、少しして二人とも状況がおかしい事に気づいた。夫は突然1-2週間街を出ることがあったか。真夜中に妙な電話がかかってくる事があったか。自分の居場所が分からない時や、自分が誰か分からなくなる事があったか。お互いに確かめるように尋ねた。

彼はスパイではなく、ただの詐欺師だった。騙されていた事に気づいた二人は、すっかりパニックになってしまった。彼の本名やIRSで働いている事を知らされると、エレイナは家にある彼の物を全部ぶっ壊すと言って帰っていった。マリッサの方は言葉にすることさえ出来ず、黙って家を出て行った。


ルドルフはマリッサに「法に従わない人間を探している」と言っていた。他方でエレイナには「法に従わっていないわけではない人間を探している」と言っていた。なんだかどこかの誰かみたいだとリース。チャーリーは気づかないフリをして、「彼は相当スパイになりたかったのかも」と話を逸らした。

彼はスパイの真似事をしている最中に誰かに狙われる事になったのか。それとも、そこかしこに秘密が見えてしまうようなタイプの人間だったのか。未だ謎は多い。


デイヴィスはリースを部屋に呼んだ。彼女とチャーリーをパートナーにしたのは、こうなってしまう前に職務から解く為だった。このような事件が起きれば彼の為にも署の為にもならない。エイムズがいなくなった今となっては、彼が刑務所に戻る理由はない。失う物がなくなったと語るデイヴィスは、彼の無実を信じていないようだった。

そのチャーリーは、自室の関係図にエイムズ死亡の写真を加えた。今朝、自分が見張っている前で、彼は一人の男と会っていた。その直後に殺害されたのならば、まずはその男の正体を調べる必要がある。

部屋を出ると下にはコンスタンスが来ていた。相変わらず玄関のドアが開きっぱなしで、彼女は中で待っていた。でも彼女の忠告を素直に聞く素振りは全くない。

Charlie: Well, some doors I lock, and some I don't.

彼女はチャーリーのメッセージを聞く前からエイムズが死んだことを知っていた。先週DAが彼女に仕事のオファーを出した経緯があって、オフィスから直接聞いていた。彼は彼女しか信用できる弁護士がいないので今回も雇うつもりだったが、彼女はその仕事をすでに請けていた。

というのもファームから割り当てられる高額の仕事はいずれも有罪になるものばかりで、カダヒの様な事件もあいまって今回の仕事を紹介してくれた。彼女が電話ではなくここに戻ってきたのは、その仕事が明日から始まるからである。夫は向こうに残したままだが、今はその状況の方がいいと判断してのことだった。

だから次にチャーリーと会う時は、公式のビジネスの場になる。そうなる前に、もう一度彼女は彼に警告した。判事は彼をエイムズ事件の犯人であって欲しいと思っている。もっと自分に気をつけるべきである。ドアのロックをするようにと残して彼女は去っていった。

奥で聞いていたテッドは気をつけろとはどういう意味かと尋ねた。エイムズが死ぬ一週間も前にDAはチャーリーの弁護士を引き抜いた。彼を窮地に追い込むために誰かが動いているのか。チャーリーは頭を抱えた。


IADから人が派遣され、最初の聴聞が始まった。チャーリーは予定通りジョンと二人で応対する。最初の質問は、エイムズに対する感情。「他の人達に対する物と同じです。人は誰も一人ではありません。息を吐けば誰かがそれを吸います」と禅の講釈そのままに答えたら、冗談かと聞かれた。そこで「笑いは最高の薬です。ってReader's Digestに書いてありました。ペリカン・ベイで購読してたんですよ」と付け加えた。ジョンは苦笑い。

次の質問。バーでエイムズと口論しているのを目撃されていることについて。彼の死とつながりがあるのかと聞かれた。もちろん今回も「自分を照らす光は、隣人にも降り注ぎます」と禅の教えを採用した。意味が分かってないようなので、「このように全ての物は他の全てとつながっています」と続きの言葉を付け足した。

万事この調子だから、終わってエージェントとデイヴィスは大口論。裏の事情に気づいているだけにまともに答えても意味がないし、彼の答も自分の言葉ではないものの的確な引用である。席に戻ってもリースは特にどうだったか聞かず、ファーディンゲイル事件の続きについて話した。

誰かが彼を殺すためにコンロに工作した。その犯人を捕まえるためにどうしたらいいか。チャーリーはファーディンゲイル自身が何を考えていたのかを考えるのはどうかと言った。誰も彼の事を知らないのにどうするんだと言う彼女に対し、二つに分かれた彼を元に戻すのだと妙案を出した。


チャーリーとリースはそれぞれの夫人の家に行った。電話で連絡を取り合いながら、家の中にある共通点を探る。これが分離した彼を1つにするという意味だった。音楽は、モダン・ジャズとクラシック・ロック。テレビは、スポーツと見ない。卵。パンツ。ベッドのどちらで寝るか。

いずれも見事に分かれたが、ライトスリーパー(light sleeper: あまり眠れない人)だという共通点が見つかった。眠れない時は椅子に座って瞑想しているかのようにジッと何かを見ていた。そこで二人はそれぞれの家の椅子に実際に座ってみる。そこから見える物。暖炉。奥さんとの写真。ボートの模型。おとりに使うカモ。釣竿。そのどれも双方の家にあったが、エレイナの家には野球帽が5つ飾られていたのに対し、マリッサの家にはワインボトルが5本置かれていた。

これらを持ち帰ってデイヴィスと3人で考える。数だけは一致しているものの、関連性があるのかは全く不明。ただ、スパイになりきったファーディンゲイルが眠れない時に見る物と考えて間違いない。デイヴィスは馬鹿げていると思っていたが、ワインの製造年を見て何かに気づいた。1993年、1997年、1999年、2002年、2004年。

Bakersfield post office、Lancaster police station、Modesto courthouse、Stockton hall of records、そしてVisalia city hall。いずれもその年に爆破された。チャーリーが刑務所にいた頃に起きた事件で、犯人は反政府を掲げ自らを"Free State"と名乗ってこれらの事件を起こした。その後はなりを潜め、逮捕される事はなかった。

ここで考えられるセオリーは1つ。FBIが捕まえる事が出来なかった男の行方をファーディンゲイルが突き止めた。それを知った犯人が建物同様、コンロを爆破して殺害したのではないか。


例のマグカップを持っていたIRSの女性にデータを調べてもらう。爆破が起きた5つの年。いずれの年にもファーディンゲイルは脱税者の報告を行っていなかった。そこでチャーリーは、相反する二人の夫人の言葉を思い出した。法を遵守していない人間と法律違反していない人間を追いかけている。脱税者が前者なら、後者は普通に税金を払っている人間になる。

では彼が税金を払っている人間を追跡した記録はないか。彼女には訳が分からなかったが、ともかく調べてもらった。該当なし。車を借りたり、必要な用具を手に入れるためにはお金を手に入れる必要がある。それをクレジットカードで使えるようにするにはその名の通りクレジット(信用)が必要で、ある年に使いたければ前年に納税していなければならない。

なので5つの年の前年、つまり'92, '96, '98, '01, '03年で再度検索。1件のマッチ。レナード・スラッツ(Leonard Slatz)。彼は年数を置いて納税する人間だった。数年支払わなかった後でまとめて税を払い、また数年し払わなくなってから一度に税を払う。これだと脱税者ではなく、ファーディンゲイルが言っているように"He was not not paying."(税を払わない状態を続ける人ではない)な人になる。だから脱税者リストにも載っていなかった。

どうやってこんな情報を彼が手に入れたのか。不規則納税をしている人間を調べるか、納税者データベースに属しない何かを使うかくらい。相当な時間がかかる仕事だ。スラッツのデータを調べると、彼は去年納税していた。それは今年も爆破を起こす予定がある事を意味する。


彼の住所は私書箱のもののみで、それも郵便局に聞けば2日前に空になったとのことだった。男はRVに乗って現れ、口座のお金も全部引き出していったらしい。いよいよ事件の真相に迫ってきたが、ここでコンスタンスからチャーリーに連絡。切迫した様子ですぐに自宅に戻るように何度も言う。異変を感じた彼は例のターボ車を飛ばして帰宅。

Charlie: Hey! It's kind of like a party, except, this is my house, and I don't remember sending out the invites.

IADによる家宅捜査がすでに行われていた。テッドは彼らの本気ぶりに何も出来ず、神妙にしている。チャーリーはほとんど家具など持っていないので出てくるものもないのだが、あの関係図を記した部屋だけは絶対に知られてはいけない。

警察は鍵のかかった部屋に気づいた。鍵の場所を聞かれた彼は、「鍵を中に残したままだから鍵を取るために鍵が要る。パズルだね」と誤魔化した。すぐに破壊するよう指令が下る。IADはしたり顔で喜び勇んで中に入ったが、空っぽの棚や家具が並んでいるだけ。あの場所にあったのは真っ白の壁だった。焦っていたチャーリーの顔は驚きに変わる。

警察は諦めて帰って行った。いくら玄関のドアを開けているとは言え、こんな事を出来るのは当然ながらテッドしかいない。エロ雑誌を探していたら、コンスタンスから電話がかかってきて警察の捜査が入ると教えてくれた。かかっていた鍵は刑務所で学んだ技で開けた。あの場所に隠しているとは知らなかったが、刑務所で暮らす人間がどういうところに物を隠すかもペリカン・ベイで学んだ。妙な腐れ縁で雇った彼がチャーリーを救う事になったわけである。


チャーリーはファーディング・ゲイル双方から集めた資料を壁に貼り、関係図を作った。彼の頭の中では、「二人の人間が存在し、フリーステイトによってその二人共が殺された」という筋書きになっている。リースはあくまでファーディンゲイル一人が存在している考えなのだが、彼は二人に分かれていたところにヒントがあると考えていた。

どちらも同じ物のを必要とし、ヒーローになろうとした。スラッツを探し出し、本性はIRSエージェントだった。全てのレシートを残していたのも同じ。分かれた二人が取った同じ行動にフリーステイト発見への手がかりが隠されているのではないか。

Reese: So you find a place where Farthing and Gale both went.
Charlie: "You are what you receipt."

この「二人」が共通して行っていた場所が"Dandy's Fast Foods"。頭がいいファーディングと健康オタクのゲイルがこの店にご飯を食べに行ったとは思えない。ならば他に目的があるはず。

Charlie: Well, we have one thing Farthingale didn't have when he went after Slatz.
Reese: Yeah, what's that?
Charlie: Farthingale's death.



Dandy's


二人が店に入るなり、店主は刑事だと気づいた。政府の人間に見つかりそうになるたびに姿を消していたので、スラッツを探している事も知っていた。彼は2日前に出て行き、家賃や共益費を支払わないばかりか店の金を全部持っていった。ただ、箱をいくつか残していったらしく、そちらの方を調べる事にした。

何もない倉庫を見ていたら、その男が急に逃げ出した。他人のフリをしていた店主こそがスラッツ本人だったのだ。リースは逃げた男を追いかけた。チャーリーは中にあるガスタンクに気づき、大声で彼女に止まるよう呼びかけた。スラッツが仕掛けたピアノ線に引っかかる直前で停止。あわや大爆発が起きるところだったが、間一髪セーフだった。

線をそっと乗り越え、追跡開始。先回りしていた警察車両がRV車の前を封鎖し、下りてきたところに銃を構えて無事身柄を確保。ルドルフ・ファーディンゲイル殺害の容疑で逮捕した。

Charlie: He was one of us, Leonard. We don't like it when you kill one of us.

彼は仲間を殺されるのが嫌いなのである。警察に所属してなかろうが、引退していようが関係ない。

事件は解決したがリースには疑問が1つだけ残されていた。ファーディンゲイルが二人になって生きようとしていたのは理解できるとしても、どうして奥さんまで二人必要だったのか。「二人とも一人でいたくなかったんだと思うよ」とチャーリー。


LPAD署内ではエイムズの葬儀を控え、皆制服・制帽に身を包んでいた。チャーリーは状況を考慮し、もちろん欠席する。すると男が一人行って来た。白髪にひげを生やしたあの男。彼はリースに近づき、彼女に声をかけた。

Reese: Crews, this is my father.

彼こそが事件当時SWATチームのリーダー、ジャック・リースだった。意外な形で彼に近づけることになり、彼が去った後に思わずニヤリとした。


エイムズの葬儀が盛大に行われている頃、チャーリーはマリッサ、エレイナと共にファーディンゲイルの墓地に来た。全ての物は他の全てとつながっている。自分も友人も敵もみんなどこかでつながっている。チャーリー、ダニ、エイムズ、ボビー、ジャック。彼らをつなぐ物とは一体何なのだろうか。

[END]

[感想]

これはスラッツに追跡されないように二人に分割したってことなのかな。でも結局殺されたのは、ファーディンゲイルとして生きているあの場所だったのがなんとも不毛な感じがする。話としては面白かったけど。

そしてここで大物登場。10何年前の時点ですでにSWATチームのリーダーだったってことは、結構なお偉いさんになってるんでしょうね。なにせ潜入捜査でヤク中になった娘を復帰させられるくらいだし。

でも個人的にはなんかテッドが気になる。どうも裏がありそうで、チャーリーの金の管理だけで収まりそうなキャラじゃなさそう。あの部屋の事も本当は知っていたのかもしれないなんて思う。

また次回。
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Writer: Rand Ravich
Director: Peter Markle

Star:
Brooke Langton as Constance Griffiths
Robin Weigert as Lt. Davis
Sarah Shahi as Dani Reese
Adam Arkin as Ted Early
Damian Lewis as Charlie Crews

Guest Star:
Lorin McCraley as Leonard Slatz
Diana Parks as Elena
Phyllis Lyons as Judith Raitt
Victor Rivers as Jack Reese
Judith Moreland as Ms. Watkins
Lori Rom as Marissa Gale
Michael Harney as Garrity

Music:
"One" by Aimee Mann
"All I Need" by Radiohead

© NBC Universal, Inc.
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