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[Private Practice] シーズン1第6話。In Which Pete Doesn't Know About 超ネタバレ。


ネイオミは、大学以来というデートに出かけることになった。アディソンとドレス選び中である。セクスィだけどスラティじゃない。知的に見えるけど、だるい感じじゃない。この微妙な感じがなかなか出せない。そうこうしてたら相手が迎えにやって来た。どんな紳士かしらとアディソンがドアを開けたらピートだった。サムの家で彼やクーパーと飲みながらポーカーしてるってんで、お誘いに来たのだ。ほろ酔いの彼を見てアディソンはノーと答えた。「オレに気があったじゃない」と言ってみたら、「もうそんなんじゃないわ」とドアを閉めて追い返された。ドアの外で声がする。

Pete: You're attracted to me right now.

準備万端でネイオミが降りてきた。

Naomi: What'd you do with my date?
Addison: That wasn't your date. It was my date. My unsuitable, flirty, drunk. Oh-so-attractive date.

次の日、オフィスでオンナ会議。ネイオミはあまりのブランクの長さから、仕事の話しか出来なかったらしい。彼女の仕事の話といえば、子宮、精子、卵子といった単語がズラッと並んだりする。そりゃうまくいかんわな。彼女が相手の男性から子供を摘出しようと勘違いされるところまで、話を続けていたんだそうな。ヴァイオレットも先週デートしたのだが、向こうがずっと相談するだけで一晩が終わってしまった。それを聞いたアディソン。そんなヒドイ相手すらもいない状況にポツンと取り残された気分だ。

男性陣も加わって、今日の患者についてのミーティング。ネイオミは、アンジー・パジェット(Angie Padgett)と夫のレイ(Ray)。二人は不妊治療を受けていて、問題は彼の方にあるらしい。クーパーは、サムの患者であるマリリン・サリヴァン(Marilyn Sullivan)の娘テス(Tess)。転んで腕を怪我したとのことであるが、「また」やったらしい。サムは一緒にやってくるマリリンのケア。彼女はM.S.(multiple sclerosis:多発性硬化症)を患っている。ピートは特に患者がいないので、手を貸して欲しい人を手伝う事にする。私も空いてるわよ!とアディソンが言ったら、ネイオミが速攻でうちに来いというので、決定。本人はピートに言ったつもりだったが、誰も気づくわけない。

さて、一人目。テスの腕は紫色に腫れあがっている。バスから降りて、歩いて家まで帰る途中に縁石につまづいたのが原因らしい。歩きながら本を読むクセが彼女にはあるようだ。サムは自分の患者である母親のマリリンを連れて部屋の外に出た。二人きりになったクーパーは、テスにこのあざは誰かに掴まれて出来たものではないかと尋ねた。あくまで歩きながらの読書が原因だと言うが、彼は学校、あるいは家庭で何かがあると見ているようだ。

ネイオミとアディソンは、アンジーの検査結果に問題がなかったことを伝えた。レイの方に何かあるかもしれないので、今後の検査によってそれを明らかにしていく。とりあえず、彼の精子を調べる事にした。

順調に仕事が進んでいく中、シャーロットが乗り込んできた。サムに緊急の用事があって、病院から走ってやってきた。息も絶え絶えにやって来た要件とは、失語症の原因を調べてほしいという事だった。彼女は自分がいないと病院が成り立たないというので、睡眠を削って働いていたのだが、その睡眠不足が原因でこうなってしまったようだ。状況を説明するにも、途中で言葉が浮かばなくなってしまう。検査をしてみたが、どこも異常はない。そこでサムに相談に来たのだ。彼は睡眠導入剤を勧めるが、彼女はピルの類は飲みたくないと言う。効かないから、というのが理由らしいが本当のところは別にあるらしい。ピートならなんとかできるかもしれない。

アディソンは誰かと付き合いたいと思っているのだが、もっと将来、例えば子供とか、そういうことを考えられる人がいいのだと言う。とはいえ、ネイオミやヴァイオレットのように、実際に誰かと会ってみて、探してみないことには始まらない。ジッとしてても向こうからやってくるわけではないのだから。そんな話をしているとアンジーが一人でやってきた。なんでも、レイの検査結果いかんに関わらず、不妊で子供ができないという事にしてほしいというのだ。


Private Practice



聞けば彼女が妊娠しなかったのは当然である。ピルを飲み続けていた上に、子宮頸管キャップ(cervical cap)まで付けていたからだ。彼は大家族の出身で子供が大好きなのと対照的に、彼女は子供が欲しくなかった。彼の事が好きで結婚したわけだが、イコール子供を作りたいというわけではないらしい。かといって医者が嘘をつくわけにもいかないし、真実を話すしかないのだが、彼女は怯えたように拒否する。そこへ夫が作業を終えてやってきた。アンジーはいつもと変わらず、笑顔で家に帰って子作りしましょうと言って部屋を出た。

Addison: Can I just say... whoa?
Naomi: Right.

ピートはツボ押しのようなものを試している(ピップエレキバンみたいの)。彼曰く、不眠症というのは、睡眠状況によって起こるのではなく、生活の仕方によって引き起こされるらしい。治療を受けるシャーロットは、西洋医学一辺倒の信者なので、こういったやり方に相当違和感を感じている。電気を消し、音楽をかけて、リラックスするように言って、ピートは彼女を一人きりにした。

クーパーのところへヴァイオレットが来た。彼女に、テスの事を相談する。彼女がここに来る前に行った病院で撮ったレントゲン写真を見ていると、彼女の上腕は螺旋骨折している事が分かる。あのあざと合わせると、誰かが強く腕を掴みひねったと考えられる。さらにこちらに転院する際にもらった過去の診察記録を見ても、このような事が何回も起きている。もちろん、記録上は、転落による負傷となっているのだが、そんなに何度も起こるのは明らかにおかしい。彼女は母のマリリンと二人暮らしであるから、虐待ならマリリンである。しかし彼女は、テスだけでなくみんなに好かれている。考えづらいことではあるが、だからといって可能性がないわけではない。そうと分かった以上、クーパーは児童保護サーヴィスに連絡しなければならなくなった。

しばらくして、ピートはシャーロットの様子を見に来た。結局効果は見られず、彼女はずっと起きたままだった。一応、CDと瞑想セットを渡し、夜もこれを試してみることにする。本人は全く乗り気ではないけれど。

クーパーは連絡する前にサムに相談に来た。彼は微塵もその可能性を疑ってない。毎回あざと傷を付けてやって来るのに何か理由があるのは間違いないのだ。クーパーが学校に問い合わせてみたが、それらしき問題は起きていない。それでもサムは否定するが、彼女がやっていないという明確な理由もない。彼女は病気を患っており、車椅子から解放されて2年。ただそれだけでは信用できないとクーパー。もしテスが次に怪我してきたら、一体どうすればいいというのか。サムとの話し合いは物別れに終わった。彼は次の日、早朝に出勤し、資料とにらめっこしていた。結局どうすることもできず、電話をかけてみたが、果たして。

アンジーがまたやって来た。ネットでアディソンが遺伝子の方でもスペシャリストだと知り、相談に来たのだと言う。しかし、レイに真実は話していない。一体何をしに来たのか。それは彼女がハンチントン病(Huntington's disease)に侵されているかどうかということだった。これは脳細胞が変性する病気で、それによって体の自由が利かなくなったり、脳の萎縮、ひいては話せなくなったり、食べることもままならなくなる。この病気は遺伝子の異常により疾患し、子供にも受け継がれることがある。彼女の祖母、母親と同じ病気を発症した。時期が経てばアンジーに発症する可能性は50%の確率である。そして、その遺伝子を受け継いでいることが分かれば、確率は100%。歳を重ねるにつれ、ゆっくりと体は蝕まれていく。

彼女は検査を受けたことがなかった。自分自身の人生を生き、結婚するなど考えていなかったのだが、レイと出会った。デートだけのはずが、恋に落ちた。好きになればなるほど、彼に話せなくなってしまった。それ以上に自分自身も真実を知るのが怖かった。だけど、彼の子供を産むとなれば話は別である。彼女が病気であるなら、生まれてくる子供に遺伝する確率は50%。そして、母親となる彼女は確実に早く死んでしまう。それを知っていて、産むなんて出来ない。

その一方で、彼の子供が欲しいという願いは高まるばかり。ついには名前まで考え出した。彼女だって子供が欲しい。孫も欲しい。彼と一緒にずっと生きていたい。そう考えていると、真実を知りたくなってきた。もしかしたら、遺伝子は受け継いでいなくて、病気にならないかもしれない。本当は知らない方がいい真実かもしれない。彼女が病気でない可能性も50%ある。全てを知るために、彼女はやって来た。

Angie: I want the test. I want to know. I want to live.

給湯室に戻ってきた二人はシャーロットを見てビックリした。また揉め事かと思ったが、事情を聞いて納得した。ただ、勝手に人の物を食べ、期限切れだと捨ててまわっていたことには、みなさんご立腹。ネイオミは、今後のことを考え、ヴァイオレットにも見てもらうことにした。アディソンは、アンジーは素敵な男性と素敵な結婚をし、子供まで欲しいなんて夢みたいと言い出した。ヴァイオレットは、子供嫌いなのでそうは思っていないらしい。唯一子持ちのネイオミも、始めは子供が好きじゃなかったけど、マヤが産まれてからは夢というほどではないが、それに近いような気持ちになったと話した。

アディソンは子供が欲しいがそうできるか分からないわけで、ヴァイオレットが欲しくないという気持ちが理解できないらしい。挙句にシャーロットにまで異論を唱えられた。本人は、女性が一人でも十分満足できると言うのだが、母性本能を持った女性が子供を欲しがらないというのが、心底本当かは謎である。ネイオミのように、持ってみて分かる喜びも隠されているかもしれないのだから。話していたら、アンジーの検査準備が完了。

と同時に、マリリンが怒鳴り込んできた。足の悪い彼女は、倒れそうになる度に娘の腕を掴んでいたと、初めて真実を語った。なぜ言わなかったかといえば、クーパーのように邪推する人間がいるからだと言う。しかし、医者としては危険を感じれば、連絡する義務もある。親子でサムに訴えかけるが、娘の腕に何度も怪我を負わせ、骨折までさせている状況で、マリリンが本当に娘を愛していると言えるのだろうか。

アンジーは子供の名前を考えながら、希望を持って検査を受けていた。「女の子ならマーガレット。マギーとかメグって呼んであげるの。男の子ならヘンリーがいいわね。」と言っているが、陽性であった時のことも考えておかなくてはならない。レイには必ず話すようにと約束するアディソン。彼女も名前を1つ考えていた。マーク。というのは嘘で、カーソン。これなら男でも女でも大丈夫な名前だ。

ネイオミがデートしたと知ったサムはあまり機嫌がよくない。デルに八つ当たりしている。可哀想に思った彼女がことさら彼をかばうので、サムは面白くない。ネイオミは彼はまだ子供だし、特別真剣になる理由もないと言うのだが、サムはそう思っていない。二人の関係が微妙に縮まっているようで、なんだか心穏やかでないのだ。

ピートは今日もシャーロットの治療をしていた。あの頑固女と格闘している様が、アディソンにとって相当楽しいらしい。ついでにあの夜なぜ自分を誘いに来たのか聞いてみた。それはアディソンが結婚相手を探しているから。ピートはもう結婚するつもりもないし、夫探しに疲れたらいつでもおいでということだった。

Pete: If you want more –
Addison: I should look elsewhere.

アレレ。そこへシャーロットの声がした。やっぱり失敗。呼んでるから早く行っておいで、と送り出すアディソンの表情は、答とは全く別の優しい笑顔だった。

クーパーはサムと共に児童保護サーヴィスに呼び出されていた。翌日に判事の下で聴聞会が行われる。これによって家庭環境が危険であると認定されれば、テスは施設の保護下に入る。一人の取り残される病気の母親の方については、関与しない。この施設は子供のみを扱うものだからである。テスが真実を言っているかどうかの判断は、判事にゆだねられる事になった。

アンジーはヴァイオレットのところへ連れられてきた。彼女は検査結果を受け取りに来たのだが、この状況を見て察知した。彼女は病気の遺伝子を持っていた。これから自分におきる症状。そして残された時間。検査を受けたことを後悔していた。ヴァイオレットは残って二人きりで話をしようと言うが、彼女にはもうその余裕はなかった。レイについても、やるべきことは解っているとだけ残して去っていってしまった。

ピートはシャーロットの精神に問題があると考え、ヴァイオレットに助けを求めに来た。相当嫌がっているが、OWGの性質上、誰かの治療法でダメなら別の誰かがやるべきである。彼は紹介状を書いて、シャーロットを...押し付けた。

ヴァイオレットが、シャーロットの寝相について聞いてみたが、分からないと言う。横に寝ている人間なら知っているだろうというのだが、そんなことがあったのはもう何年も前。セックス自体はしているが、「一緒に寝る」ということをしてくれないらしい。ちょっと気に障ったのかシャーロットがヴァイオレットの子供嫌いについて触れだした。あまりに気が強いため、自分のそういった部分をさらけ出す事にも抵抗があるようだ。話が脱線したので仕切り直し。

今度はレイが一人でやって来た。やはり、彼女は彼を置いて家を出て行ったらしい。もちろん事実を話さないままである。彼はここで何が起きたのか、真実を教えてくれと言うのだ。

ヴァイオレットは診断結果を持って、ピートの下へ。シャーロットは自分に近寄る人間を遠ざけようとしてしまっている。睡眠は、自分に安らぎが訪れ、心身ともに静まった状態になった時に誘発される。ところがシャーロットのような人間の場合、自分でどうやってそうしていいか分からないし、教えられたこともないので、やりようがないのだ。そこで治療法としては、

Violet: Nurture her, Pete. Be kind.

だそうである。薬を使わない専門家ピート、大いなる挑戦である。ハッハッハ。

彼女を赤ちゃん用のベッドに寝かせて、彼女の顔にマッサージをした。終始笑顔に努める彼だが、彼女はやっぱりイライラしてしまう。彼は自分じゃなくて、側にいて感情が乱れないようなそんな人を探した方がいいと言うが、そんな人がいたら結婚すると言い出した。どうやら彼女の問題も底が深い。彼女がこうなってしまったのは、母親のせいだった。酒に溺れていた彼女からは、愛情を受けなかった。小さな頃から、安らかな眠りを与えてもらえなかったのだ。やっと本当の事を聞いたピートは、もう一度挑戦しようと言った。彼なら何か変えてくれるかもしれない。

サムはクーパーに対して怒りを隠せない。だが、デルは気づいていたことがあった。テスは外が猛暑の時も絶対に長袖を着ている。それに人の目を見て話すことが出来ない。母親が同伴でない時は、早くに来てゆっくりし、家に帰るのもしぶったりする。クーパーもこのことを知っていた。知らなかったのはサムだけだった。頼りないと思っていたデルだったが、単なる受付役ではない。きちんと患者の様子をその目で確かめていたのだ。

ピートの努力の甲斐あって、彼女はよく眠っていた。いびきをかき、一晩ベッドの上でぐっすり寝ている様は、安らかそのものである。みんながその寝顔を拝みに来た。

Addison: Mm, like a sleeping tiger.
Pete: Don't wake the tiger.

この日はテスの聴聞会である。クーパーは一人で部屋を出て行った。複雑な表情で取り残されたサムは、ヴァイオレットに、「彼はあなたを必要としているわ」と一緒に行くように促した。

アンジーが電話にやっと出て、オフィスに来た。彼女は空港に向かう途中だったが、レイの話を聞いて戻ってきたのだ。アディソンもネイオミも、彼にはまだ話していないが、このままというわけにもいかないだろう。アンジーの考えは、こうやって自分が出て行ったことにして、彼が自分の事を嫌いになって、他の誰かと幸せになって欲しい。だけど彼は彼女といてこそ幸せなのだとアディソン。アンジーは死ぬのが怖いと言うが、その事実から逃げていても何も変わらない。死ぬ事を考えるより、今この生きている瞬間、この人生が与えてくれるものを手にするべきなのだ。死ぬと決まったから、生きる理由がないということにはならない。子供とレイと家族と共に幸せになる権利は、彼女にはある。アディソンは、家に戻ってレイに話し、彼がどういった決断をするのか、その真実も知るべきだと言うのだった。

緊張しているクーパーに、ヴァイオレットは新しいネクタイを買ってきていた。彼が待ち合い場所に行くと、テスがやって来た。本来は彼女と話し合うべきではないが、向こうが不安になって彼が何を話すか聞いた。彼が袖を捲くってくれるなら話をすると言うと、彼女は少し殴られたと認めた。その後にマリリンが謝ってきたので問題ないと言うのだが、それは病気の母の姿を見て可哀想に感じているからだと言う。それに対しクーパーは、誰もが痛みを感じながら生きているのだと答えた。

昼の12時を過ぎてようやくシャーロットが目を覚ました。これにはさすがに自分でも驚いたようだったが、どうしてもピートのお陰だと認められない。これは彼女の性格の問題だろう。昨日言っていた事に対してもばつが悪そうにしている。彼が差し出す家庭用トニックも受け取らず、そそくさと帰る支度をしに行った。

緊張がほぐれないまま、聴聞会が始まった。そこへサムもやって来る。彼女を1年見てきたクーパーは、彼女のここ1年の状況について答えた。裂傷が2回。殺傷と打撲傷が複数回。そして今回の骨折。意図的に行われた以外の可能性について、否定した。証言はこれで終了だったが、1つだけ言いたい事があると話を始めた。

「私は、テスの事を少しの間ですが知っています。彼女は素晴らしい子供で、何より強い。人に泣いているところを見せたりしないし、私なんて彼女が泣くのかどうかすら分からないくらいです。ですが、それは彼女の強さとは関係ないと思うんです。子供が味わってはいけない事があります。傷つけられたり、殴られたり。特に自分を愛し守ってくれる人によって、そんな目に遭わされることがあってはなりません。テス、我慢する必要はないんだよ。我慢する事なんてできるもんじゃないんだ。だって、自分から感情を抑え込むなんて、子供のすることじゃないんだから。」

マリリンは自分が悪者扱いされていると思い、サムに撤回を求めた。しかし、母親である彼女が自分の娘にこんな接し方しか出来ないのであれば、了承する事はできない。彼女は間違いを犯しただけだと言うが、その代償はあまりにも大きすぎた。

サムは一人、悲しみにくれるクーパーのところへ話をしに行った。苦渋の決断に、クーパーもサムも心で泣いていた。

Cooper: That kid. All she wants is her mom.
Sam: I didn't want to see it. And I should have. I should've.

アンジーはレイを連れて、アディソンとネイオミがいる部屋を訪れた。二人は全てを悟った上で、子供をもうけることを決めた。残りの人生を子供と一緒に過ごしたい。これが彼女の希望だった。レイも現実を受け止めていた。彼女は死んでしまう。だけど今すぐではない。今のこの時間を大切にしたい。問題はある。それは子供にも遺伝子が受け継がれてしまう可能性があるということ。それでもいい。だってその遺伝子を持った人間が生まれて来なかったら、レイはアンジーと出会うことはなかったのだ。

Angie: A person gets to have her whole life?
Addison: A person gets to have her whole life.

彼女が自分の人生を生ききるという事は、彼とそして彼との子供と残りの人生を懸命に生きる事だと気づいた。

アディソンは聞いてみた。もし、自分がアンジーのように、残された人生が少ないと分かったらどうするか。ヴァイオレットは、今と同じような生活を送るだけ。今の人生に満足しているからだろう。ネイオミは、マヤと飛行機に乗ってきれいな景色を見に行きたいと言った。アディソンは、分からない、とだけ答えた。自分の人生に満足なのか、何が足りないのか、まだそれも分かっていないのかもしれない。

サムは、デルの背中をポンと叩いた。何も言わなかったが、少しは彼の事を見直したようだ。ヴァイオレットは、クーパーの様子を見に来た。彼のお陰で、テスは自分のことを気にかけ、守ってくれる大人もいるということを知った。だけどもっと早くに気づいてあげられたかもしれない。今回の一件で、彼女はやっぱり子供は欲しくないという思いを強くしたようだった。しかし、クーパーは、もし誰かと出会い、恋に落ちて、子供が欲しいと言われても、それでも子供が欲しくないのかと聞いた。言葉に詰まった彼女。口では言っていても、本当のところは誰にも分からない。それに人生や物事には流れや成り行きもある。それら全てを否定して生きることはできないのだ。

ネイオミも、デルの活躍を誉めた。彼が一生懸命頑張っていると言うが、それは彼女という見本がいるから。患者への接し方。ケアの仕方。そして、彼女の夢がここにはある。

Dell: Your dream is what started it in the first place.
Naomi: And Sam's.
Dell: And Sam's. But I do it for you.

彼の思いはどこまで届いているのだろうか。

アディソンは、ピートのところへ来た。いきなり彼にキスをした。それを見たサム。ただのキスだと言い訳しようとするピート。アディソンは少し違う。

Addison: I don't want fun, and a person should get what she wants.
Pete: What does that mean?

彼女の思いと彼の思いは、まだまだ違っているようだ。

Sam: You're in it now, man.

この男だけは、恋模様の蚊帳の外にいる。

[END]

[感想]

レイのセリフがよかったなぁ。ジーンときたよ。ドラマの話だし、現実はもっと過酷なんだとは思うんですが、こうであって欲しいっていうライターの願いみたいのがあるんだな。きっと。

このシリーズは、女性がずっとライターを務めているので、女性の視点でずっと描かれているんですよね。本家のGrey's Anatomyも手がけるShonda Rhimesは、37歳の女性ですから、このドラマの主人公達とちょうど同じ年代。他のライターの方はどうか分かりませんが、きっと同じくらいじゃないのかな。彼女達の年代の人たちが経験してきた思いとか、考えとか理想とかそういうのが詰まっていて楽しいです。本家よりこっちの方が幅広いそうに受けそうな気もしますけど、どうなんでしょう。

今週はデルくんが男らしくてカッコよかった。ズバッと物を言って、ネイオミがハッとする感じ。意外にこちらの方が早くくっつくんじゃないかなー、とか思いながらまた来週。

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Director: David Solomon
Writer: Jenna Bans

Star:
Chris Lowell as William "Dell" Cooper
Kadee Strickland as Dr. Charlotte King
Amy Brenneman as Dr. Violet Turner
Paul Adelstein as Dr. Cooper Freedman
Timothy Daly as Dr. Peter Finch
Kate Walsh as Dr. Addison Montgomery
Audra McDonald as Dr. Naomi Bennett
Taye Diggs as Dr. Sam Bennett

Guest Star:
Corey Reynolds as Ray Padgett
Kimberly Elise as Angie Padgett
Valerie Mahaffey as Marilyn Sullivan
Holliston Coleman as Tess Sullivan

Music:
"Turn My TV On" by Van Hunt
"Lord, How Long?" by Tom McRae
"All We Are" by Matt Nathanson

Thanks to TV.com

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