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[CSI:マイアミ] シーズン6第9話。超ネタバレ。


キャリーが店を出て、自分の車に戻る。窓を開けると横付けする車の窓が開いた。「エンジンを切れ!」という男の手には、銃が握られている。彼女は従うフリをしてカバンから銃を取り出した。

Calleigh: Police officer! Put the gun down now!

彼女が男の銃を振り落とすと、車はバックして逃走。急いで落ちた銃を拾い上げると、車が彼女を目がけて戻ってきた。彼女は銃を構えドライバー達に発砲。すんでのところで横っ飛びして逃げた。ドライバーを失った車は道路脇の店に突っ込んだ。キャリーが急いで店を調べると、車の外で女性が一人死んでいた。車の中ではドライバーが死亡。残りの一人は逃げていた。彼女は急いで警察に連絡。

車の所有者はマーク・ダウド(Mark Dowd)。アレックスの検死が終わり次第、ドライバーとの照合が行われる。逃走している人間をK9が追っているが、依然行方が分からない。先の女性はこの店に来ていた客だった。店長が彼女を待たせて、奥に在庫を調べに行っている間に車が突入。そのまま轢かれて亡くなった。店長からの目撃情報は得られず、当のキャリーも犯人の姿をはっきり見ていない。

Frank: Staring down the barrel of a gun mind plays tricks.
Horatio: Well, we've got a few of our own.


CSI:Miami
(♪"Won't Get Fooled Again" by The Who♪)



現場をホレイショ、ライアン、そしてエリックで調べる。被害者の女性のIDカードが落ちていた。ヴァレリー・ゲイナー(Valerie Gaynor)。中学校の先生だと分かる。バックシートには溢れんばかりのキャンディが散乱していた。ドアの内側には、血痕が付いている。現在逃走中の人間のものかもしれない。

キャリーは一人呆然としていた。休日にご飯を食べに来ただけ。彼女の脳裏にあるのは、店に居合わせてしまったヴァレリーだった。ただ一つ問題となりそうなことがある。彼女はミモザ(カクテル)を2杯飲んでいたということ。それが今回の事件とは無関係だという彼女の主張だが、この男はラボの人間に対する信用というものが全くない。

リック。最初に警察官が現場を調べた時、彼女はH.B.D.(Had Been Drinking)だった。ブレスアナライザーで測ってみると0.04(0.08でアウトだと思うけど、フロリダ州法による)。しかし、アルコールは1時間に0.5オンス(15グラムくらい)ずつ分解されていく。時間を考えても違反量の可能性は否めない。彼女が犯人の特徴を覚えていないというリックの指摘だが、彼女に向けられた銃はスミス&ウェッソン459だったとはっきり認識出来ている。いきなり銃を突きつけられて正常な判断をしろという方が無理がある。死者が二人出ている上に、担当するのがこの男ではどうにもならない。Administrative Tactical Reviewの下に置かれる事になった。さらにはこのケースへ関与しない事、次の通知まで一切のフィールドワークを禁止される処分となった。もはや彼女にはどうする事もできない。だが、彼女には信頼すべき仲間がいる。

ナターリア。ホレイショが見つけた血液を調べている。彼女は今回の事件で逆に、職務外での銃所持の許可を申請する気になったらしい。警察とは言え、物騒な世の中から身を守ってくれるのが銃だというもの哀しい気はする。ピピっとCODISのデータとマッチ。ピート・モートン(Pete Morton)。3つの暴力事件で起訴されている。相当危険な人物が乗っていたことは間違いない。

ホレイショが尋問。ピートは無理やり車に乗せられていたと言うが、彼が所有する銃はスミス&ウェッソン。彼の話では、彼女が警察だと名乗ったというのは聞こえなかった。なぜなら、彼らが通りを走っていると目の前に大きなトラックが通り過ぎていたので、Uターンしたら彼女がこちらに向けて銃を発砲したからだ。彼の言っている事が本当か、これからの調べで判っていくだろう。

Horatio: And I'm just getting started.

リックは、ホレイショに彼女の処分について通達。3つの事件を起こしている男の証言を信じてまで、何をしようというのか。そしてこの男が最も恐れているのは、彼女のキャリアよりも訴えられることらしい。

Horatio: So this is about the money.
Rick: They're going to say she escalated this and she took the law into her own hands.
Horatio: But we are going to prove she didn't.

アレックスのいるモルグにキャリーがやって来た。彼女はフィールドワークは禁止されている。

Alexx: Calleigh, honey, they said you couldn't work the field. Does this look like the field to you, baby?

ヴァレリーの傷は、上顎骨(上あごの骨)と首の上部にしかない。下半身は一切骨折していない。となれば、車の突入と彼女の死には一切の関連が無いという事になる。つまり、車が入ってくるよりも前に彼女はあの場所で倒れていたと考えられる。キャリーに光が見えてきた。

Calleigh: I know I should feel relieved, but still, something killed this woman.
Alexx: Someone.

顔に殴られたような真っ赤なあざがある。打撃によって呼吸困難になった可能性が高い。こういった状態にする頭部の損傷と言えば、環椎後頭骨(後頭部と首の接合部の骨、だと思う)の脱臼。簡単に言えば、首の内部の部分がへし折られたと言う事である。彼女は何者かに殴打され首の骨を折られて、殺害された。凶器は分からないが、左の頬に縦じまの型が付いている。さらに鎖骨の部分にも血ではない付着物がある。これもアレックスがすでに鑑識に送信済み。彼女はすでにキャリーを救うために、そして犯人を捕まえるためにここまでしてくれていた。

エリックが現場の写真を撮っていると、ライアンがアレックスの情報を持ってきた。それを聞いたエリックだが、凶器となるものは特に見つけられなかったらしい。セキュリティカメラの映像に何かあるかもしれないが、いずれにせよ証拠となるものが少なすぎる。破壊されたもの全部を持ち帰って調べる事にした。

ホレイショはオーナーに話を聞く。設置していたカメラは作動していなかった。単なる脅かしのため。明らかに効果はなかったようだ。ヴァレリーはこの日最初の客だった。事件が起きた時、店内には彼女を除けば彼しかいなかった。彼が彼女に頼まれて店の奥に靴を取りに行く寸前までは生きていた。倉庫に入っていたのは数分。彼女を最後に目撃したこの男は、果たして事件と関係があるのだろうか。

Shop Owner: I was just trying to run my business.
Horatio: Join the club.

リックはキャリーを呼び出した。なんでも店のレシートによると彼女が飲んだのは6杯。彼女は友達と飲んでいたのだが、本件について友人を巻き込みたくないと言うのがキャリーの考えである。しかし、この男は訴訟による賠償金を異様に恐れている。要するに自分のキャリアが大事で、他の事はどうでもいいと言う事だ。いずれにしても、真犯人が捕まり、事件の真相が明らかになるまでの辛抱である。

当然ながら、彼女の友人というのはジェイク。彼女と待ち合わせしている間に彼が注文していたものだった。ただ、二人の関係がまだ続いていると分かれば、状況はより複雑になってしまう。それに、彼は友人と出くわしたのでおごってやったと言うが、彼女は父親がアルコホリックであることから、そういった嘘には慣れている様だ。彼はデートの前に4杯ものカクテルを飲んでいる。二人の関係の雲行きも怪しくなってきた。

Calleigh: I just don't know that you're the on-duty cop who needs to be working this case.

ナターリアは、アレックスが発見した茶色の物質について分析を済ませていた。硫セレン化カドミウム、酸化亜鉛、二酸化マンガン。これらはオレンジ、白、そして茶色の顔料で、絵を描くときに使われるものである。ヴァレリーの手にはそれらしきものが付着していなかったので、別の人間に付けられたと考えるのが妥当だ。彼女が働いていたのは中学校。今度は、そちらの線から当たることにする。

ホレイショは美術室に来ていた。ケプリング(Keppling)という教師から話を聞く。彼女が行っていた店には行った事がないと言う。代理でクラスを持った事があるくらいで、交際していたわけでもない。しかし、絵の具の事が判明していると話したら、すぐに口を割った。彼女は今朝、イライラした様子で彼のところへやって来た。それでリラックスさせようとして、肩のマッサージをした。二人はこっそりこうやって会っている仲だった。彼女がなぜそんなに気が立っていたのか、理由までは知らないとの事である。そう話していると、外から悲鳴が聞こえる。ベス(Beth)という生徒が倒れている。薬があるかもしれないので彼女のバックパックを調べると、出てきたのはヘロイン。薬ではなくヤクの過剰摂取で倒れたのだ。

ライアンがヴァレリーの机を調べてみると、1つだけ開かない引き出しがある。置いてある鍵で開けてみると、ヤクの袋がズラリ。うち1つは空になっている。鼻から吸うのに使われていたと思われる道具もあった。中身はチーズ(cheese)と呼ばれる最近流行のヤクで、ヘロインと風邪薬を混ぜ合わせたものらしい。他にはバンプス(bumps)という2ドル程度の安価ながら、非常に危険なもの。一緒に入っていたノートには、彼女が取引したディーラーの名前や場所、その量まで詳細に書かれている。さらに、1週間前に侵入罪で捕まったことを表す刑事告訴の書類がある。被害者は、チャーリー・シェリダン(Charlie Sheridan)。

彼の家にライアンが行く。チャーリーの弟ローガン(Logan)はヴァレリーの生徒で、彼女が亡くなり授業が無いためずっと家にいた。両親がバハマの方に行っているので、チャーリーは今朝授業に出た後、家に戻り弟の面倒を見ていた。彼自身は、5年前に彼女の生徒だったのだが、その時の彼女は何か気持ち悪い感じで、いつも鼻をぐずっていたと言う。だが、何も知らないはずはない。彼は1年前、マリファナ所持で逮捕されていた。彼の友人の物で警察が間違って認識していたと言うが、彼女がこの家に侵入したのには理由があるはずだ。

Ryan: Well, I guarantee you this, Charlie... this time we're gonna get it right.

ライアンがヴァレリーのジャーナルを読んでいたが、特に気になる点はない。それよりも彼女が本当に中学生にヤクを頼んでいたのかということだ。ディーラー達は通常、取引場所などを暗号で表す。ジャーナルにはっきりと克明に記されている。使ったお金や、その提供主など見ればすぐに足が付くような情報ばかりだ。ナターリアはそれを聞いて、足を洗うために証拠作りでもしているのではないかと言う。彼女が分析したのは机にあった道具。それらはチーズのような麻薬を作るためのものだと確認できた。ただその中にアントラニル酸メチルが含まれていた。ブドウに含まれるこの成分は天然のエステルで、炭酸飲料やガム、飴の香味料として使われる。つまり先に発見されたあのキャンディは、ブドウ風味の麻薬だったというわけだ。子供向けのドラッグという恐ろしいものを一体誰が作ったのか。

ピート。当然あの車の持ち主である彼が疑われる事になる。ヴァレリーの事を知らないというが、彼女はジャーナルにしっかりと記している。そしてそれが知られれば、ピートの身が危ないということを本人は知っていたはずだ。彼は知らぬ存ぜぬを貫き通すつもりだが、今回はCSI自体の命運もかかっている。

Horatio: There is a 13-year-old girl in the hospital that is probably going to die. I hope you're ready to live with that.

ナターリアはエリックを呼び出し、もう一度車を調べる事にした。探さなければならない物は、殺害に使われた凶器である。床のカーペットをめくってみると、サスペンションが壊れているのが見える。車体をリフトアップし、シャーシの下側からその部分を見ると店の展示商品と思われるダンベルが突き刺さっていた。車が突っ込んだ時にタイヤが跳ね上げた影響によるものだろう。ダンベルは重量可変式で、ネジ同様、表面が縞のようになっている。アレックスの出した結論と一致する。あとは、指紋を調べるのみ。

エリックはライアンと共にショップオーナーのアンドレイ(Andre)から聴取。店の物であるから彼の指紋が出てきてもおかしくはないが、だからといって彼の無実を証明するものでもない。そこでレジ(cash register)を調べてみた。現金が山のように入っているが、ヴァレリーは一切買い物をしていない。加えて、アンドレイ本人が客は彼女だけだったと言っている。それは嘘だった。本当はもう一人男の客がいて、11足もの靴を買っていった。ドラッグについて聞いてみると、一切違法になるような事はしていないと言う。しかし、ヴァレリーのジャーナルには、トレーニンググッズについて何度か記されていた。
 
エリックはキャリーに現場の店の前へ来てもらった。彼は近くの木の幹に埋まった弾丸を発見していた。45ミリ口径のものであることから、キャリーが撃ったものだ。彼女の撃った全弾がピートの車に命中したわけではなかった。彼の話では、車はトラックがある方向から引き返して彼女の方に向かってきた。弾丸が外れたのならば、後ろに大きく壁のようにそびえるトレイラーに命中していてもいいはずだ。だが、結果は「トラックの後ろにあるはずの木」に当たっている。これでピートの証言が嘘だと証明できた。逃走経路があるにも関わらず戻ってきたのなら、彼がキャリーを殺しに来た事は容易に推察できる。彼女の発砲は正当なものである。

これを調べあげたのはエリックではなかった。この場にいることが出来ないが、ジェイクが陰で助けてくれたのだった。彼から連絡を受けてエリックが彼の代わりに、これらの事をやった。

Calleigh: Jake asked you to do this?
Eric: Guess he's a stand-up guy, after all.

残るはヴァレリーを殺した人間だけである。チャーリーとの関連性は証明できないし、アンドレイが凶器を使ったという証拠までは挙げられていない。第3者の可能性すら出てくる中、ナターリアが店から持ち帰った瓦礫を調べてみても特に有用なものは得られていない。そこに1つ小さな何かが落ちている。拾い上げて調べてみると、タイタック(tie tack)だ。

"S.M. Prep, faculty."

と彫られている。考えられる教師はこの男しかいない。

ケプリングにホレイショが話を聞く。ネクタイを外すようにいうと、残りの部分が崩れ落ちた。どこかで落としたというが、それはヴァレリーが亡くなった店の中。彼は一度も行っていない、はずである。ピートの容疑はすでに固まっている。おそらく、彼に聞けばドラッグを生徒達に売っていた人間が誰であるかすぐに分かるだろう。それを聞いて彼の表情が一変した。

彼はピートからヘロインを買い、自分で子供向けにフレイバーを付けていた。何人かの生徒にそれを売らせ、報酬としてスニーカーを渡していた。まとめて靴を購入し、中にヤクを入れる。ディーラーの子供はそれだけを売り、残ったスニーカーを受け取る。ヴァレリーが気づくまでは完璧な方法だった。彼女は生徒達がヤクを取り出しているのがK-Lineで売られている靴である事を知り、直接アンドレイのところへ行った。そこにちょうど次の入荷のためにケプリングが来ていた。そこで初めて、彼こそが生徒にドラッグを売っている張本人だと知った。警察に連絡しに行くといった彼女を、近くにあったダンベルで殴って殺した。そこを偶然通りかかったのがキャリー。一瞬中を覗かれ、アンドレイやピート達が目撃されたのだと勘違いした。そして、目撃者を脅かすために冒頭の事件が起きたということだった。

Horatio: Valerie Gaynor knew what you were doing, tried to stop you and
lost her life for it. And now, Dave, you get to spend the rest of your life behind bars. Take him.

ピートも言い逃れできない。単に目撃者を脅かすつもりが、その相手が警官だったと分かった。慌てた相棒のマークが車をUターンさせ轢き殺そうとした。反撃したキャリーの弾を受けてマークは死んだが、ピートだけは生き残った。それをいい事に虚偽の証言をした。その結果、彼は単なる脅迫罪ではなく、殺人罪に問われる事になる。キャリーはとんでもない男達のせいで、あやうく職を追われるところだった。連行される彼の姿を見ても、こみ上げる彼女の怒りは収まらなかった。

ベスは目を覚ました。だが、ホレイショにはやらなくてはならない仕事がある。彼女がどこからドラッグを手に入れたのか。ローガン・シェリダン。チャールズの弟だった。彼はただ靴が欲しかった。

Horatio: Logan, Mr. Keppling had no right to put you in this position.
Logan: You arrested him?
Horatio: Uh, we did.
Logan: Is beth okay?
Horatio: She will be... she will be. I'm gonna need the names of the other dealers. Okay?
Logan: What about me?
Horatio: Logan, there are going to be consequences. But we'll get through it. Okay?

[END]

[感想]

いやー、緊張感がありました。リックが地団駄踏むところを見たかったなぁ。ホントに訴訟起こされる事を考えるんだったら、彼女の行動が正当だと証明するのが先決だと思うんだけど。ジェイクのさりげない助けを聞いて、キャリーがウルウルしてたのが印象的でした。

場面としては、ライアンがホレイショにスラスラとドラッグの説明をしているのが笑った。どこでそんな最新情報を手に入れたんだ。チーズの詳しい説明は、英語wikiをご覧下さい。名前は色から、かな。使われている風邪薬はTylenolです。私と相性がいいみたいでいつもこれを使っているんですが、用法どおり飲むとフワっとした脱力感を感じる時があります。ちょっとキツいのかな。一瞬で風邪が治るんですけど。bumpsっていうのは、基本的にコカインの吸引・摂取を指すみたいですが、ここではちょっと違っていました。

CSIが事件に巻き込まれるのは好きじゃないけど、こうやって改めて結束の深さというか、仲間意識の高さというのが確認できていいですね。エリックは本当にキャリーの事をもうなんとも思ってないのかなぁ。

それではまた次回。

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Director: Joe Chappelle
Writer: Marc Dube, John Haynes

Star:
Eva La Rue as Natalia Boa Vista
Rex Linn as Frank Tripp
Jonathan Togo as Ryan Wolfe
Emily Procter as Calleigh Duquesne
David Caruso as Horatio Caine
Khandi Alexander as Alexx Woods
Adam Rodriguez as Eric "Delko" Delektorsky

Johnny Whitworth as Jake Berkley
David Lee Smith as Rick Stetler

Guest Star:
Malik Whitworth as Andre Harding Charles
Tanya Clarke as Valerie Gaynor
Jim True-Frost as Dave Keppling
Matt McTighe as Pete Merton
Jeff Leaf as Mark Boyd
Sasha Pieterse as Beth Buckley
Jake Abel as Charlie Sheriden
Cole Petersen as Logan Sheriden

©MMVII, CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.
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